敵にシコを贈る 千葉マリーンズPart115

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164代打名無し
 中日山本昌投手(38)が19日、来季も巨人の前に立ちはだかり続けることを宣言した。
この日名古屋市内の球団事務所で交渉し、2000万円増、プロ20年目で自己最高年俸を
塗り替える1億9000万円で契約を更改した。巨人戦通算30勝を誇る現役最強の巨人キ
ラーは「攻略の抜け道を見つけました」と来季の巨人退治に自信を見せた。

 決して大きなことを言わない山本昌の言葉だけに真実味があった。今オフに小久保、ロ
ーズを補強した巨人はそれほどの脅威ではなかった。むしろ小久保が加入することで「天
敵」が1人消えてくれたのだ。「江藤には結構やられていましたから」。今季3勝(1敗)
、防御率1・91の巨人キラーが唯一、苦手意識を持っていたのが江藤だった。

 さらに小久保、ローズの情報収集も進んでいる。オフのテレビ番組の収録現場でパ・リー
グの投手から生の情報を入手。スコアラー情報とともに活用する予定だ。「1回やってみな
いと分からないですが、着々と情報は集まっています」。来季、高木守道氏(現野球評論家)
と並ぶ球団タイ記録の21年目のシーズンを迎える大ベテランは、不敵に笑った