>>30 江本氏の労組嫌いはプロ野球界でも発揮されている。
2000年11月、プロ野球選手会が翌年からの試合数増に労働強化であると反対し、
その上で古田敦也会長は「増加分をセ・パ両リーグの交流試合にする」と
いう妥協案を提示。ところがこれを聞いた渡邉恒雄氏が
「ストをやるなら時期を決めないとフェアじゃない。ポンとやられたら
徹夜で切符を買ったファンは一揆を起こすぞ。古田君なんか殺されちゃうん
じゃないか。古田君と若い弁護士2人がプロ野球界をひっかき回している」
と脅迫。
これを見て渡邉氏の援護射撃を買って出たのが江本孟紀氏。
「経営者は権利主張ばかりの古田を解雇する覚悟も必要だ」(『週刊宝石』2000年12月28日号)
と選手会を攻撃し、そして。
私が言う〈大ナタ〉とは、人一倍恵まれているにもかかわらず自分の
権利ばかり主張するような選手は切り捨てる。つまり解雇する。解雇する
理由を世間に理路整然と説明してね。
(中略)
ついでに言うと、古田をはじめ選手会の幹部連中は、「オレがいないと
チームが困るだろう」という思い上がりできている。
こうした思い上がった選手はチームのためにも、球界のためにもならないし、
仮に古田や、小宮山がいなくても、ヤクルトや横浜の順位は変わりませんから。
小宮山の名を挙げているのは彼が当時選手会副会長だったからです。
讀賣が大金で選手を引き抜いたり制度を勝手に変えるのは露骨に擁護する癖に、
選手の側から自己主張するとあろう事か「白色テロ(by:玉木正之)」の
後押しをして古田・小宮山氏の社会的に抹殺を図るとは!
単なる讀賣ゴマすり野郎と思っていましたが、そういう前歴があったのですね。
勉強になりました。