球場で実際に起きた事件

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334代打名無し
2000年8月27日の日曜日。
ナゴヤ球場で行われたウエスタンリーグ・中日VSサーパスの第18回戦。
この日マジックナンバーを2としていた中日は、この試合でサーパスを下した
上で米子球場で阪神が広島に破れれば中日の優勝が決まるという、まさに天下分け目
の一戦となった。

ところが1回表のサーパスの攻撃中、球場のチケット売り場が騒然となった。
そう、予想を遥かに上回る7000人以上もの来場者が来たために、チケットが
売り切れてしまったのである。この時点で客席には1000人程度しか集らず、
席がまだかなりガラガラだったにも関わらず多くの人が入場できないという理不尽な
状況が出来上がってしまったのだ。

当然、ナゴヤ球場の関係者は慌てふためいた。
席がかなりガラガラだというのは球場の外からでも充分に把握できる。お陰で

「こんなに席が余ってるのに何で入場できないんや!?」
「申し訳ありません、チケットが売り切れてしまったので・・・」
「一体どないなっとんのや!?チケット完売ってどういう事や!?ああ!?」
「申し訳ありません!!」
「あんだとコラ・・・。」
「本当にすいませんでした!!」
「てめえ、なめとったらあかんぞ!!ぶっ殺したるから表出ろや!!」」

といった凄まじい騒ぎになってしまい、警察官まで駆けつけるという異常な事態に
なってしまった。
結局子供用チケット2枚でおとな1枚分とする事でどうにか事なきを得た・・・かに
思われたがその子供用チケットさえも途中で売り切れてしまい、まだまだ席には充分な
余裕があったのに、結局2000人近くが入場できず。それでまたしても騒ぎになって
しまった。