>>100 イチローが秀才型の究極、という意見には同感。
彼は、「秀才の努力は天から与えられた才能を上回る」というのを
最も明確に表しているタイプだと思います。
オイラは「天才」と「それ以外」を、「産まれてから本人が積み上げて
きたもの以外のプラス」があるかないか、という考え方をしますが、
イチローの場合、彼の見せるプレイとは総て彼自身の理想像に対する
思考錯誤と弛まぬ努力の結果の結晶であり、それ以外の要素をあまり
感じません。
「天才」、というのは、その人が積み上げてきた努力とか思考とか、
本人の意志で身に付けたもの以外の「何だかよく判らないもの」が
働いているんじゃないかと思わせるタイプだと思うんですよね。
新庄には確かにそういう「何だかよく判らないもの」の匂いを強烈に
感じます。それに振り回されてるんじゃないかと心配なくらいに。
その「何だかよく判らないもの」と最も上手く付き合い、制御出来たのが
長嶋茂雄だったんじゃないかな、と思います。