替え歌で野球を語ろう ・２曲目

とどまる事を知らない　野次の中で
いくつもの移りゆくスタメンを　眺めていた
幼すぎて消えた　帰らぬ夢の面影を
すれ違う関本に　重ねたりして

無邪気に人を　裏切れる程
檜風呂を欲しがっていた
分かり合えた友と　愛した公でさえも

償う事さえ出来ずに今日も打席に立ち
夢中で振り抜けるけれども　まだ明日は見えず
勝利も敗北もないまま　孤独なレースは続いてく

仙は悲しいくらい　意固地になる生き物
試される三番は　公開処刑

今より前に進むためには
４タコを避けて通れない
そんな風にしてバットは　今日も回り続けてる

果てしない闇の向こうに　手を伸ばそう
誰かの為に揉んでみても Tomorrow never knows
心のまま五年契約　誰も知る事のない明日へ

帳尻だけじゃ生きられない
バントを選んだ時もある
再び貯金は増えるだろう
この長い旅路のどこかで

果てしない闇の向こうに　手を伸ばそう
上がることない打率なら　いっそ引き連れて
少しぐらいはみだしたっていいさ　胸を掴もう
誰かの為に揉んでみたって Tomorrow never knows
心のまま五年契約　誰も知る事のない明日へ