1 :
代打名無し :
02/04/26 09:47 ID:2ooA/OH0
2 :
一ファン :02/04/26 09:48 ID:wfQFgd2p
待ってましたぁ!
3 :
代打名無し :02/04/26 09:53 ID:3mYULfjp
岩村は犯罪者と同じ。 今後の展開如何によっては法的手段も用意してあります。
4 :
代打名無し :02/04/26 09:54 ID:2ooA/OH0
【第六回読売巨人軍プログラム進行状況 前スレ現在】 *死者(死因は保存サイトにあります) 槙原寛己(17)、大場豊千(63)、江藤智(33)、柏田貴史(49)、村田真一(9) 村田善則(12)、元木大介(2)、條辺剛(57)、アルモンテ(61)、西山一宇(26) 阿部慎之助(10)、岡島秀樹(28)、三浦貴(39)、河本育之(27)、メイ(42)、マルティネス(48) 木村龍治(41)、福井敬治(53)、吉永幸一郎(23)、川中基嗣(0)、小田幸平(46) 小野仁(13)、進藤実(64)、高橋尚成(36)、永池恭男(32)、内薗直樹(45)、後藤孝志(00) 仁志敏久(8)、田畑一也(22)、南真一郎(50)、鄭ミン台(51)、鄭ミン哲(30) 工藤公康(47)、高野忍(66)、野村空生(95)、玉峰伸典(旧60)、佐々木明義(54) 宮崎一彰(88)、安原政俊(94)、谷浩弥(38)、斉藤宜之(37)、趙成ミン(21) 上原浩治(19)、真木将樹(31)、河原純一(15)、佐藤宏志(40)、李景一(69) 山下浩宜(65)、上野裕平(29)、小野剛(59)、川本大輔(92)、加藤健(56) 酒井純也(97)、根市寛貴(43)、十川孝富(52)、三沢興一(旧31)、 水野雄仁(71) 山田真介(58)、吉村将生(93)、鈴木尚広(68)、原俊介(62)、平松一宏(25) 桑田真澄(18)、堀田一郎(44)、清水隆行(35)、田中健太郎(91)、高橋由伸(24) *生存者(「&」は協力関係です) 入来祐作(20) 川相昌弘(6)&二岡智宏(7)&松井秀喜(55) 清原和博(5) 残り5人 ※斎藤雅樹(11)はコーチ昇格テスト合格につき退場。
5 :
代打名無し :02/04/26 10:06 ID:sUNweHjt
/) 、2)Y⌒ ⌒フ + ッ-i'´ ⌒フ (´ ,.-゙ー-、 ろ、 * シ彡ノ"ミVv ) * ノノノノ"ヽヽヽミ シ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ,l')∩ ∩ |)|ヾ ミ < つまんねー☆ ,○)、 ▽ ノjl| YY゙ \_____ {_∃ `l____/⌒'i|  ̄ Yl"゙⌒lY | + ,ト|__/ハ i、 ,iニiニiニユ ゙h,,) ノtYTYヾ\ /''フ''''ー<"ヽ、 /__ノ \ノヽ、 (__) ゞ__)
6 :
代打名無し :02/04/26 14:21 ID:p8bl3sZj
復活第1作目を期待して待ってます。
7 :
代打名無し :02/04/26 14:57 ID:q5b1YsqO
【不幸のレス】 このレスを見た人間は七日以内に死にます。 ※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。 それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
9 :
代打名無し :02/04/26 20:39 ID:eVWCkM1t
全スレ757さんに期待
前スレで興ざめなこと書いてしまい申し訳ありませんでした。 ただ、>ジャイアンツ愛編の職人様からお許しもいただきましたので 一応書き込ませてください。(ありがとうございます>ジャイアンツ愛編の職人様) ちょっと量がすごいので今回は藤田さん危機一髪!編まで。
11 :
ジャイアンツ愛・1(リライト) :02/04/26 23:01 ID:DvkizPn0
ご機嫌の長嶋の笑顔に心中で憤りつつ、原は吉村とともに部屋から出た。 この島が本格的な雨季に入るのはまだ先だが、廊下を歩いていてもアンダーシャツがべっとりと纏わりついて くるような不快感がある。司令部の中は空調がきいていて快適に保たれているはずなのに。 スタッフルームに入ってからも、二人は暫く無言だった。無機質なモニターに表示されていた生存者の名と、 生存者の動向に夢中な長嶋の横でモニター以上に無機質な表情で控えている斎藤の姿は、 確かに二人を打ちのめしていたのだ。 「もうあの人に頼むしかない」 小さい声で、しかし唐突に原が口を開いた。が、吉村はさして驚きもしなかった。 吉村には“あの人”が誰であるか察しはついていたし、自分もこのクソゲームの惨状を見るにつけ、 原と同じことを考えないでもなかったのだ。しかし。 「原さん、でもあの人の心臓はもう・・・」 「ほとんどニトロを離せない状態、か・・・」 原は思い出す。自身は伝説的な大エースでありながらも酷使によって短命だった人のことを。 それが定められた運命だったと言ってしまえばそれまでだが、原が東海大4年の時のドラフトで、彼を引き当てて くれたのもあの人だった。 穏やかな物腰の球界の紳士。実はとんでもない短期な性格のあの人は、一方で頑固で、しかし他人を納得せしめる 信念の持ち主でもあった。 89年の日本シリーズ、どん底の不振にあえぐ原を信じて使い続けたのもあの人だ。 そしておそらくあの人の最大の殊勲は、斎藤を開花させたことだ。あの人がやったことは、単に斎藤をサイド スローに転向させたことだけではなかった。“ノミの心臓”と揶揄され、その罵声にうなだれて見るも哀れに ベンチに戻る斎藤に「お前は臆病なんじゃない。優しく、そして慎重なんだ」とあの人が声をかけた。 その一言で、斎藤は弱気の虫を克服する術を得ただけでなく、球史に残るエースとなった。 逆に言えば、そのたった一言を、あの人が現れるまで誰も斎藤にかけてやることができなかったということなのだが。 いずれにせよ、斎藤にとって唯一無二の存在であるあの人なら、斎藤を救ってくれるかもしれない。そして巨人を・・・。 老いたりといえど、もはや頼れるのはあの人しかいないのだ。 「だが吉村。川上さん、王さん、金田さんが亡くなった今、長嶋に対抗できるのはあの人だけだ」
吉村は考えた。――確かにあの人なら何とかしてくれるかもしれない。 巨人では1、2を争う大物OBだ。何より、プログラムには否定的だった。監督就任中には一度もプログラムを起こしていない。 そして・・・、 巨人の闇の事情の核心をついた所を知っている、数少ない一人だろう―― 「・・・わかりました」 「頼むぞ。連絡がついたら、すぐ出発する」 その時。ドアをノックする音が聞こえた。 吉村が油断なく銃を取る。 「・・誰だ」 「原さん、俺です、駒田です。岡崎も一緒です」 怪訝そうな顔をする原に、吉村が先回りをして答える。 「俺が呼びました」 「そうか・・・入れ」 頭をひょいと低くしてドアを開けた駒田に続いて、頬を高潮させた岡崎が入ってくる。その表情は美人の妻と 可愛い子どもに恵まれた、気のいい焼肉屋の店主のものではなかった。 原と駒田は同期で、岡崎はその前年、巨人に入団した。岡崎を指名したのは長嶋だったが、レギュラーを 張っていた時の監督は藤田だった事もあり、彼もまた、藤田に心酔していたのだ。 それだけではない。 「俺は長嶋には借りがあるんです。」 「・・・そうか。駒田は、」 そこまで言って、原は言葉を飲み込んだ。 駒田はFA権を行使して巨人から移籍した、唯一の選手だった。曰く、“他球団に移る不安よりも、巨人に残る 不安のほうが大きい”。その言葉が予言であったかのように、長嶋という男は異常とも言えるほどに他球団の主砲 (それも申し合わせたように皆ファーストだ)を狩り続けた。 「・・・だが、オチさんには悪気は、なかった・・・。」 「・・・ええ、わかってます。」 駒田は原に、らしくなく静かに応えた。原もまた長嶋の飽くなき狩猟の犠牲者であったことを、駒田はよくわかっていた。 「監督、」 吉村はごく自然に原を“監督”と呼んだ。 「藤田さんに連絡がつきました。・・・自宅にはいないそうです。案の定長嶋が刺客を送りこんだらしい・・、 幸い、なにも・・。スミスとホワイトがボディーガードについています」 刺客と聞いてひやりとしたが、ボディガードの名を聞いて原はほっと胸をなでおろした。 ――レジー・スミスか。クロマティとは、そりが合わなかったな・・・。 藤田の無事を確認し、原はぐっと歯を食いしばり、そして吉村、駒田、岡崎の顔を見わたして、言った。 「よし、発とう」
その老人からは悲壮感が漂っていた。 都内にある邸宅のある一室で、その老人は静かにソファに座っていた。 二人の男が老人に銃を向けている。が、銃口に些かも動じることなく、老人は諭すように言った。 「角、新浦、話せばわかる・・・。」 「問答無用!大巨人軍を裏切る極悪人め!死ね!」 ―――老人は瞑目し、死を覚悟した。 ダーン、ダーン 銃声が2発鳴った。・・・だが、体のどこにも衝撃はなく、相変わらず自分は生きている。 ゆっくり目を開けると、今まで銃を向けていた二人が倒れており、その向こうに異国の男たちがいた。 「Are you all right? Boss!」 「・・・カントク、・・・ゴブサタ、デシタ・・・。」 老人に向かって、異国の男が英語と、たどたどしい片言の日本語で声をかける。 「スミス、ホワイト!」 自分の危機に駆けつけてくれたかつての部下との突然の再会。意外さと懐かしさから老人は思わず 椅子から立ち上がった。 ホワイトはにやりと笑って親指を立てて余裕をみせたが、スミスは冷静だった。たった今自分たちが撃った 二人の男に歩み寄り、うつ伏せに倒れている体を、つま先でごろんと転がす。新浦―――新浦寿夫は後頭部を 撃ち抜かれ、即死状態だった。が、もう一人は。 「!、Boss, すみ、イキテル」 自分の声に老人が慌ててこちらへ近づいてきたので、スミスはさっと、もう一人―――角三男が手にしていた銃を蹴飛ばした。 そのスミスを押しのけて、老人―――元巨人軍監督・藤田元司はかがみ込み、惜しむように角を見つめた。 「監督・・・ふじ、た、さん・・・」 「角、何でお前が・・・」 「・・・おれはあなたには怨みはありませんでした。いや、感謝してました・・。俺を球界を代表する ストッパーにしてくれた・・・。ただ、」 「ただ?」 「伊東の絆は絶対なんです・・・。江川のような奴もいますが・・・。」 それだけを言い残すと角は、舌を噛み切って息絶えた。 うなだれる藤田の頭上から、ホワイトの声が下りた。 「Boss, it is dangerous here. We have to escape.」 「エスケープ?逃げるというのか?どこに?ホェア?」 「・・・ところざわデス・・・。」 「所沢?」 「ハーイ。ひろおかサン、マッテル。ハヤク」 ―――広岡か・・・。 「・・わかった。」 残された遺体を気にかけている暇はなかった。形ばかり手を合わせ、ホワイトとスミスに急かされて、 取るものも取りあえず藤田は彼らが手配していた車に乗り込んだ。
「伊東か・・・。」 思いのほか静かな車中で、藤田はふとつぶやいた。 自分がはじめて監督になったのは81年の事だった。 当時の巨人は、長嶋が伊東で鍛えた選手が中心のチームだった。 「は〜い、みなさ〜ん、これから伊東キャンプに参加した者たちで、伊東会を結成しま〜す。は〜い。全員参加で〜す。 裏切った者は自分はもちろん、家族の命もないですよ〜」 長嶋がこういって結成されたらしい。 ――あの自分の可愛い選手たちは、ほぼ、伊東会のメンバーだ。松本も、西本も、山倉も、そしてあの中畑さえも・・・。 「原ぐらいか・・・。」 そういえば原はどうしてるのだろう。長嶋のそばで、戦々恐々としていないか。 またプログラムが発動されたと聞いた。 前回のプログラムは88年。自分が監督に復帰する1年前のことだ。 生き残ったのは川相。藤田は積極的に選手との対話を持つ指揮官であり、またその在任中にプログラム発動の経歴が 一切なかったせいだろう。藤田は川相から幾度も相談を受けた。 「栄村が・・・、栄村の姿が・・、いつまでも頭に焼き付いてはなれないんです・・・。」 頭を抱え、激しく首を振る川相に、「忘れろ」とは言えなかった。表層的には平和な世の中に、仲間との 殺し合いを経験した川相を鼓舞する為には、お前に最後に与えられたポジションでベストを尽くせと、 それだけしか言えなかった。川相を励ますかのように、藤田は川相を積極的にレギュラーに起用し、 川相もまた藤田の励ましと、慰めと、未来への期待に応えて見事に開花した。 その川相が、今回のプログラムにも参加してるという。 どんな気持ちで、またあの地獄に戻っていったのだろう・・。 ――川相を助けたい。助けてやりたい。 スモークの懸かった窓から、外のようすを見ることはできない。が、藤田は外に目をやりながら、 そう思った。 所沢のとあるホテルに着いた。ロビーには広岡と伊原が待っていた。 「藤田さん、無事でなによりだ」 「広岡、助かったぞ」 挨拶もそこそこに、広岡、伊原、藤田、ホワイト、スミスの五人はエレベーターに乗り込んだ。 軽い振動を伝え、上に向かう・・・と思われたエレベーターは、下に向かって動き始めた。 顔を強張らせる藤田に、伊原が説明する。 「もう一度、移動していただきます。面倒ですが、敵を巻く為です」 どうやら織り込み済みのことらしく、ホワイトもスミスも慌てているようすはない。彼らも、藤田に 頷いてみせた。 「品川に移動する。そろそろあっちも片をつけようとしてるんじゃないのかな。我々は取りあえず 品川の堤さんの宿にかくまってもらうことにする」 伊原の後を取って、広岡が更に淡々と付け加えた。 「品川プリンスホテル、か。木の葉を隠すにはまず森と、そういうわけか」 「そう、森」 地下3階、駐車場とおぼしき真っ暗なフロアに着き、そこから鬱蒼とした杉林が迫る裏口から一行は脱出した。 「藤田さん、あんたはまだ、死んじゃあいけない」 静まりかえった車中、広岡の厳かな声が妙に響いた。 「・・・どういうことだ?」 「これから、原が会いにくるそうだ。」 まさか、と藤田は思った。このプログラムを管理する側に廻っている原が、プログラムとは一線を画している 自分に会いに来ることなどできるのか。それに・・・。 「広岡、奴には気づかれてはいないのか?」 「大丈夫だ。奴は、今は眠っている。目を覚ますのには、まだ時間がある。」 これだけは確認しておかなくてはならないことだった。まだあいつが目覚めずにいるのなら良し。 しかし、自分に勤まるだろうか。若い頃ならともかく、心臓に爆弾を抱えた今の自分に・・・。
15 :
代打名無し :02/04/26 23:10 ID:DvkizPn0
肝心なことを忘れていました。
>>1 さん、乙です。
すごい僭越なことを書きながらも自分で腹くくらないと、と思ってスレ立て挑戦したんですけど
スレ立てすぎが出てしまってだめだったんです。
前にスレ立てしたのは去年の秋頃だったんですが・・・。
16 :
代打名無し :02/04/26 23:24 ID:kXHIKLoJ
待ってました!1さん、お疲れさまです。 ジャイアンツ愛編、見事にリライトされてますね。 各職人さん達の続編も待っております。
17 :
代打名無し :02/04/27 00:27 ID:cBGi5Noh
やったー、復活!1さんグッジョブ! ジャイアンツ愛編のリライトも素晴らしい。 職人さん達のような文才に恵まれない自分は保守ageぐらいしかお役にたてませんが また毎日このスレはチェックさせていただきます。
18 :
代打名無し :02/04/27 09:59 ID:LkQQqlRY
私もスレ立てようとしたのですが、はじかれてしまいました。 1さんどうもありがとうございます。 職人さん、期待してます。怒涛のクライマックスに向けて。
19 :
代打名無し :02/04/27 21:41 ID:J5tDTd6X
位置が怖すぎるのであげよう
20 :
代打名無し :02/04/28 19:23 ID:U1ldcsGg
age
21 :
代打名無し :02/04/29 00:18 ID:DVISW/NJ
22 :
代打名無し :02/04/29 00:28 ID:BnVnzXnC
『俺が清原を説得してみる』、落合はそう言った。それを蔑ろにできるわけもなく、 松井にはただ成り行きを見守ることしかできない時間が過ぎてゆく。 よくない雲行きだった。清原の口からは、こんな言葉が出たのだ。 「――だいたい、一人で来るいうのも怪しいもんや。 案外、近くにいるんやないのか?」 マシンガンの銃口を落合に据えたまま、清原が一歩前へ出た途端だった。 「みなさんこんばんは、小川光明です――」 定時放送が島に響いた。落合や清原にすれば話の腰を折られた格好だが、 拡声器の向こうの小川にそこまでの配慮を求めるのは当然ながら無理だろう。 ごく淡々と仕事を果たした小川光明はいつも通りに死者やら禁止エリアやらの 情報をもたらしてくれた。もののついでに斎藤雅樹の退場も。 「……あと5人か」 死にも死んだりだな、と落合が低く呻いた。それを受けて、 「あんたは俺がそのうち何人を殺したか……知らんのでしょう?」 俯いた清原の顔が、泣き笑いのような形に歪んだ。だがそれは本当に一瞬のことで、 落合へ向き直ったときにはもう清原は無表情を取り戻していた。 平板な、冷え冷えとした清原の面で、ただその瞳だけが異様な精気を孕んで燃えていた。 「生き残るのは俺や――もう、決めた」 地の底から響くような声が決裂を、あるいは訣別を宣告し、銃火が連続して閃いた。 血煙が上がって、松井の眼前で落合の体が跳ね上がりそして地面に叩きつけられる様が スローモーションのように見えた。 「オチさんっ……!!」 松井は思わず叫び、身を隠していた藪から立ち上がっていた。 わかっていたはずではなかったか。説得なぞ通じる相手ではない、 あれはもう、松井たちの知っている清原和博ではないということくらい。 なぜ自分は、落合にそれを伝えなかったのだろう。できなかったはずはないのに―― 「松井ッ!」 声が聞こえると同時に引き倒された。頭の上を銃弾の列が通過する。あのままなら 当たり前に松井の体を抜ける軌道だった。 「川相さん……」 「黙れ! 位置を知られる」 言いかけた礼をぴしゃりと遮られ、松井が絶句する間に 清原とは別の方向から単発の銃声が聞こえ、二人を追うと思われた火線が途切れた。 入来だ。入来がベレッタで応戦している。 さすがにそれであっさり倒れてくれる清原でもなく、 撃ち返すマシンガンの銃声がすぐに戻ってきた。 だがとにかく入来は、この事態にも松井よりははるかに冷静に対処していると見えた。 ある程度は想定なり覚悟なりしていたのかもしれない。むしろそれが当たり前だ。 ただ――入来の射撃はあまりにも正確すぎる、松井は一瞬そう思ってしまった。 もっとも清原相手では殺すつもりで撃たなければ牽制の用すらなさないに違いない。 要するに入来の対処は非常に適切だ。だが松井はその適切さにこそ違和感を覚えていた。 あれではまるで――このくそ下らないゲームに乗ったようにしか見えない。 そう考えかけた矢先、「松井」と低い声で川相に呼ばれた。 容赦なくやれるな、そう訊かれたときの声に似ていた。 川相の手が、なにか硬いものを松井に押し付けてよこした。MP5だ。 ことここに至って、ようやく松井はあの問いの意味するところが解った気がした。 ――やれるのか、俺は? 松井は自身にその問いを向けた。 『戦うのはやめてください!』 『みんな戦いたくなんかないですよね?』 三浦と岡島の言葉が耳に甦った。あの二人はチームメイトを信じようとして、 しかしその二人を清原は情け容赦なく屠ったのだ。 それを思い返し、松井は己れの腹の底を炙る熱を知覚した。 やれる……いや、やる! そう答えを出して松井はMP5を清原に向けて構えた。
23 :
代打名無し :02/04/29 01:09 ID:YZhg8Fgz
うおおおおお!!待ってました!!
24 :
代打名無し :02/04/29 02:34 ID:N66YgUYW
age
25 :
代打名無し :02/04/29 09:59 ID:B3nUGPG/
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! 入来が何気に不穏なのも(・∀・)イイ!!
26 :
代打名無し :02/04/29 16:33 ID:1SyCYtP8
期待age!!
27 :
代打名無し :02/04/29 22:48 ID:O9w9cQ6u
保守age
28 :
代打名無し :02/04/30 14:56 ID:hvRlPst2
捕手
29 :
代打名無し :02/04/30 18:03 ID:zv6Z4i9M
期待あげ
30 :
代打名無し :02/04/30 21:05 ID:B4+RNomd
ageage
31 :
age職人 ◆grRbWfD. :02/05/01 05:07 ID:Pdda6Wo4
age
32 :
age職人 ◆grRbWfD. :02/05/01 05:08 ID:Pdda6Wo4
落合が・・・・。 ジャイアンツ愛、上手い。。。
33 :
age職人 ◆grRbWfD. :02/05/01 15:21 ID:w5Gep9/m
age
34 :
代打名無し :02/05/01 21:03 ID:/s/Y31J7
age
35 :
age職人 ◆grRbWfD. :02/05/01 22:15 ID:0CiNrC8e
age
36 :
age職人 ◆BI2EKkq. :02/05/02 02:18 ID:J7ymPmW5
age 漏れに頼らず、保守してくれよ。。。
37 :
age職人 ◆BI2EKkq. :02/05/02 04:02 ID:6XK0nszK
あげ
38 :
代打名無し :02/05/02 06:23 ID:yS6gw8JE
age
39 :
代打名無し :02/05/02 22:07 ID:BFPJ1nFr
40 :
代打名無し :02/05/03 00:27 ID:ko7//rpB
age
41 :
代打名無し :02/05/03 00:31 ID:cM8UIglw
>>36 あげることしか、脳がない馬鹿が粋がるな!
42 :
代打名無し :02/05/03 03:00 ID:nxsNy6l/
ageなくても保守はできるんですよ。
43 :
代打名無し :02/05/03 05:59 ID:VbM7z3Cc
age
44 :
代打名無し :02/05/04 00:09 ID:pKumlrcd
保守
45 :
代打名無し :02/05/04 00:23 ID:X8uqKAgT
ひょっとして保守とかageとかで1000を目指すスレって ここですか?
46 :
代打名無し :02/05/04 00:23 ID:wE9HF0kg
うむ
47 :
代打名無し :02/05/04 02:22 ID:Gm28mulI
age
48 :
代打名無し :02/05/04 05:52 ID:dgJBI15k
保守
49 :
代打名無し :02/05/04 22:04 ID:ZXY7KE0p
阿部
50 :
代打名無し :02/05/05 19:52 ID:ak8sUG/1
位置が危険地帯なためage
51 :
代打名無し :02/05/05 20:46 ID:9+rBgocK
原作見た後これ読むと、笑い死にしそうなくらい面白いよ。
52 :
代打名無し :02/05/06 02:43 ID:YzXwz96Q
松井が撃つより先に、清原はざっと茂みを分けて松井の視界から隠れた。とはいえ逃げたわけでは 無論ない。清原は自身を狙った弾丸の来た方へ前進したのだ。 一対四の状況を一対一×四へと持ってゆくつもりであるのに違いなかった。 清原は相手が誰だろうが構わず撃てるがこちらはそうはいかない、清原とてそれは先刻承知だろう。 撃ってきたことで居場所の知れた入来を各個撃破の最初の対象に ――入来だと認識しているかはともかく――定めたのだ。 近接戦闘に持ち込まれてしまっては当事者以外は手が出せなくなる、 仲間を助けるために撃った弾丸が仲間を撃ち殺すのでは冗談にもならない。 なんとしてもそこまで距離を詰められる前に清原の足を止める必要があった。 思いは同じなのだろう、松井の先を行く川相が撃ち始めた。多少狙いが甘くとも、牽制になれば意義はある。 しかし清原に対してはなんの効果も及ぼさなかった。止まるどころか脇目も振らない。 至近へ降る鉛弾の雨に気付かないわけもまさかないし、当たればどうなるかなどなお判らないわけがない。 それを清原は敢えて無視している。 考えてみれば清原にとっては数に勝る敵を皆殺しにしなければ勝ちのない、端から分の悪い賭けなのだ。 多少の危険などは度外視して効率を追及したほうが結果が良いと判断したのだろう。 どうやら――殺すよりほかこの男を止める手立てはないと比喩抜きでそういうことらしい。 改めて松井はMP5を握る手に力をこめた。草葉の向こうに清原の後ろ姿がちらつく。 背中からということにちらりと罪悪感が掠めたがそんな場合ではないとすぐに思い直した。 フルオートにしたMP5の引き金を絞る。 反動は思いのほか傷に響いた。連射の途中からは銃を支えきれずによそへ向いてしまう。 左腕はさっぱり役に立たないうえにそこで生じる痛みは非常に邪魔だ。 しかしそんな泣き言を言っていられる場合かどうかくらいは松井もわかっていた。 狙いを絞りきれないならばらけても当たるようなやりようをするよりほかないだろう。 近すぎない範囲でできるだけ距離を詰めて、どこかしらには当てる。 それしかなさそうだった。 清原はそれでも松井や川相の射撃で少しは速度を落としたのか、さきほどよりも背中が近い。 近づきすぎかと一瞬ためらい、しかし相手はあの清原だ、こちらも多少のリスクは背負わねばとそれを打ち消す。 「――松井!」 入来の声で名が呼ばれたのとその一歩を踏み出したのが同時だった。 待っていたように清原が振り返る。燃える眼が松井を射た。
53 :
代打名無し :02/05/06 09:00 ID:sLu4/9At
新作age! 俺、原作よりこっちのほうが好きだ。 職人さんたち頑張って下さい。
54 :
代打名無し :02/05/06 16:20 ID:NX6wlf71
新作待ってました! 松井どうなるんだ。続きが気になる!
55 :
代打名無し :02/05/06 19:31 ID:E6q01sI5
あげ
56 :
代打名無し :02/05/07 03:01 ID:LfHobPmC
続きが早く読みたい 首を長くしてお待ちしております
57 :
代打名無し :02/05/07 10:25 ID:GPZ0p2Ow
ageage
58 :
代打名無し :02/05/07 21:45 ID:H5dsS5Pd
すごい事になりそうage
59 :
元・落合ライター :02/05/08 02:59 ID:baKz7l1x
お見事!
60 :
代打名無し :02/05/08 11:13 ID:sLe3utXz
ageage
61 :
代打名無し :02/05/09 00:17 ID:so9KcRCI
あげてみたりとか
62 :
代打名無し :02/05/09 21:15 ID:CyG9xkkg
age
63 :
代打名無し :02/05/10 03:30 ID:ZgjVpVyc
age
64 :
代打名無し :02/05/10 18:20 ID:naH6CyAO
age
65 :
代打名無し :02/05/10 22:05 ID:NIMEWivW
age
66 :
代打名無し :02/05/11 01:21 ID:U6TyARu1
age
67 :
代打名無し :02/05/11 01:27 ID:4LH14TVx
68 :
代打名無し :02/05/11 15:07 ID:JDydOZ56
kitaiage
69 :
代打名無し :02/05/11 20:33 ID:DdNUmmgy
age
70 :
代打名無し :02/05/12 01:29 ID:0r4MRab4
age
71 :
代打名無し :02/05/12 14:44 ID:vMmAOeIX
age
72 :
代打名無し :02/05/13 07:55 ID:o8/BX/HJ
age
73 :
代打名無し :02/05/13 21:19 ID:kpm+xbWP
age
74 :
代打名無し :02/05/14 11:05 ID:u9Iep6Nu
あげ
75 :
代打名無し :02/05/14 21:57 ID:YJue/0lF
age
76 :
代打名無し :02/05/14 21:58 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
(__/(__/ (__/(__/ (___)._) / |
わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
77 :
代打名無し :02/05/14 21:59 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
(__/(__/ (__/(__/ (___)._) / |
わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
78 :
代打名無し :02/05/14 21:59 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
79 :
代打名無し :02/05/14 21:59 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
80 :
代打名無し :02/05/14 21:59 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
81 :
代打名無し :02/05/14 22:00 ID:8EFOt4I2
はげ
82 :
代打名無し :02/05/14 22:00 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
83 :
代打名無し :02/05/14 22:01 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
84 :
代打名無し :02/05/14 22:01 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
85 :
代打名無し :02/05/14 22:01 ID:2vKyObAS
1.糞スレはぁ〜♪ 2.立てんなってぇ♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>1 U) ≡≡三三ニ○
>>1 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.言っただろがぁ〜♪ 4.ヴォゲがー!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>1 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
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わかったらさっさと
>>1 は削除依頼してこいやゴルァ!!
86 :
代打名無し :02/05/15 19:16 ID:KWzGq479
87 :
代打名無し :02/05/15 19:30 ID:YMMwHTnM
かなり前のことだけど テリーとデーブのやつはわらた
88 :
代打名無し :02/05/16 00:12 ID:Qb8vrnMW
age
89 :
代打名無し :02/05/16 03:35 ID:Rq/Bz7d7
職員、いねー
90 :
Mr・T :02/05/16 17:01 ID:ZPVbZSaD
>>76 〜
>>85 1.おまえはぁ〜♪ 2.あの世に♪
〜oノハヽo〜 @ノハ@. 〜oノハヽo @ノハ@
_(. ^▽^) (^▽^ ) (. ^▽^) (^▽^ )
= ○, ) (
>>85 U) ≡≡三三ニ○
>>85 U)
= (__/"(__) トテテテ (_)(_) (__/(__) (_)(_)
3.逝って〜♪ 4.ちょーだい!!
ヽ l //
〜oノハヽo @ノハ@ 〜oノハヽ ○ ―― ★ ―――
( ^▽)○:;:;)▽^ ) (ノノ ^) ノ|l // | ヽ
( 彡 /
>>85 つ) ( 彡l|ll/ / | ヽ
(__/(__/ (__/(__/ (___)._) / |
91 :
代打名無し :02/05/16 22:07 ID:A5HzIV7i
(;´A`)「僕、死んじゃったんですね」
92 :
代打名無し :02/05/16 23:38 ID:qUcvlrVY
最近ちょっと停滞しすぎかな…
93 :
代打名無し :02/05/17 04:24 ID:OBO54L0R
ageるべきっ!
94 :
代打名無し :02/05/17 16:34 ID:FAWiydtS
勝手なお願いだが、出来れば5月中に最後まで・・・
20日にプライベートでひとつ大仕事が終わるんでなんとか頑張ってみます……
96 :
代打名無し :02/05/18 01:16 ID:ig27tgsH
age
97 :
代打名無し :02/05/18 01:35 ID:a1ZJzTUW
98 :
名無し見習い :02/05/18 02:07 ID:uJUCdmX2
殆ど反射的に、松井はMP5の引き金に掛けていた人差し指に、全身全霊の力を込めた。 銃弾が発射される衝撃と合い重なるように、松井の左肩に激痛が雷となって迸る。 MP5からシャワーのように放射される鉛弾の群れが、清原の背中へと一斉に衝突していく。 理不尽な殺し合いゲームで非情なる死を遂げていったチームメイトの怨念と松井の怒りが乗り移ったように、次から次へと。 「死ね、殺人鬼野郎!」MP5の喧しい掃射音に勝る松井の雄叫びが、周囲を矢のように劈いた。
99 :
代打名無し :02/05/18 08:35 ID:hE7kXZhO
おぉぉ・・・カコイイ そういえば、ゲームのほうどうなったんでしょう?
100 :
代打名無し :02/05/18 13:58 ID:9ayF+hXR
職人さんガンバレ。 ゲーム復活きぼーん。
101 :
代打名無し :02/05/18 21:45 ID:Wmr8Rq89
102 :
94 :02/05/19 01:39 ID:D6GtK4fc
103 :
代打名無し :02/05/19 21:07 ID:uE8kGVwK
age
104 :
−愉悦− :02/05/19 22:51 ID:rJ6/KZhh
MP5の奏でるその轟音に、長嶋はとっさに耳を覆った。そして、そのままモニターを凝視する。 ついに、この時が来たのだ。松井と清原の対決の時が。 掃射音が止んだのを確認し、長嶋はゆっくりと耳を覆った手を下ろした。 −決着が付いたのだろうか? もしそうなら、程なくモニターの光点の数が減少する。そうでなければ− 長嶋の思考はそこで中断した。スピーカーが拾ってくる音が、いや、声が聞こえる。 「なるほど」 スピーカーから流れてくるそれを聞き、長嶋は事態を把握した。 「まだまだスウィートですねぇ」 そう言って、長嶋は笑みを浮かべた。
105 :
−圧倒− :02/05/19 22:53 ID:rJ6/KZhh
松井は呆然としていた。狙いは正確だった−はずだ。 「−死ね、か。その言葉、そっくり返すわ」 清原は何事もなかったかのように言い捨てた。 清原が無傷と言う事よりも、その語感のあまりの冷ややかさにぞっとし、松井は反射的にMP5の引き金を引いた。 しかし。手応えは無かった。音もしなかった。つまりは− 「弾切れやな。松井、サヨナラや」 清原はゆっくりと、マシンガンの銃口を上げた。何の感情も浮かべない目が、松井を見つめていた。 あいつは俺を殺そうとしているんだ、と松井は夢のような感覚で思った。 あいつは撃とうとしている。俺を殺そうとしている−。 指先の痛みか痺れかもうわからない感覚が全身に広がっていった。俺は、ここで− 「松井っ!」 叱咤するような力強いその声に松井は弾かれるように飛びずさった。 清原の銃が火を噴いたのは、ほぼ同時だった。
早く続きが読みたい…
いよいよラストスパートって感じですね
108 :
代打名無し :02/05/20 20:37 ID:IJHHojbj
あげ
うぅ、気になるっ!
110 :
代打名無し :02/05/21 11:09 ID:qQhW57zw
なんで――なんであの人まだ立ってるんだ!? 二岡は恐慌を来しかけていた。 松井の撃った弾丸は、確かに清原の胴へ吸い込まれたはずだ。一つ残らずではないにしても、かなりの割合で。 普通に考えたら背骨から内蔵から二目と見られないようなことになっているはずなのだが、 しかし清原は死なないどころか傷を負ったようにすら見えない。 清原といえば肉体改造、しかし肉体改造というのはもしかしていわゆるバッタの外骨格を着込んだとか そういうことだったのだろうか? それは馬鹿馬鹿しすぎるにしても、他に考えようも―― 脈絡を失いかけた二岡の思考を、幾つかのイメージがよぎった。 いつ見たかもわからないような映画や漫画やテレビドラマ、動物ドキュメントなどの雑多な映像は しかし、共通の内容をはっきりと示唆していた。 確実かつ迅速に息の根を止めるつもりなら首から上を狙え。 手足や胴ではまだ動かないとも限らない、現実に清原は倒れないではないか。 無傷ではないのかもしれないが、止まらないなら致命傷を負わせても勝ちは決まらない。 ――四人が四人とも殺される、既に命取りの傷を負った清原に。そして誰もいなくなった。 背筋を這い登り手足を縛る悪寒を、二岡は唇を噛みしめ振り払った。
だから、首から上へ――これを。 右手に握っていたブローニング・ハイパワーを持ち上げ、左手を添えた。 確かな重さを両手で感じる。イングラムやMP5と比べてしまえばずいぶん華奢だが、 それでも人を殺すのに足りないということはないはずだった。 何十メートル単位しか離れていない人間の頭蓋骨を砕き、脳を潰すくらいは十分可能だ。 ――首から上を。 もう一度、今度は噛み砕く調子で呟き、手にある銃を強く意識した。波立っていた精神が鎮まる。 根拠もなければ撃ったことすらないのに、外れる気はしなかった。 「なあ松井。俺とお前と、どっちが巨人の四番が似合うと思う?」 清原は撃たずに話し続けていた。二岡たちには手が出せないとでも思っているのだろうか。 いや、違う。この男は、松井との勝ち負けをはっきりさせるためだけにここにいるのだ。 ――キヨさん、 人差し指を引き金にかけ、照準を定める。あとは引き金をひくばかりだった。 本物の四番は、四番には、前や後ろに他の打順を打つバッターがいるんだ。 ひとりぼっちじゃ野球なんかできっこないんです、絶対に。 だから、四番は――あなたじゃない。 二岡は引き金にかけた指へ力を込めた。
おぉーぅ、盛り上がってまいりました! 作者様、続き待ってます!
とうとうキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! キヨはどうなるんだ?続き待ってます!
115 :
代打名無し :02/05/22 21:54 ID:/r2hzGjO
sege
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
118 :
代打名無し :02/05/23 20:36 ID:vGJG0HDm
期待あげ
119 :
代打名無し :02/05/24 00:56 ID:8TKZUoWf
age
120 :
代打名無し :02/05/24 17:26 ID:JDjzJtBh
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!age
121 :
代打名無し :02/05/24 20:20 ID:t/ajLYdc
阿部慎之介おまえ野球センス無し ツラもセンス無し 親もセンス無し 台湾野球が合ってるぜ
122 :
代打名無し :02/05/25 04:14 ID:m8FNJ38Z
>>121 (・。。・#)<ぼくの名前は 慎 之 助 ! 間違えるな!!
続きがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!アベ
あげ
早く続きが読みたい
125 :
代打名無し :02/05/26 19:10 ID:ATg2BRBs
あげ
126 :
代打名無し :02/05/27 00:29 ID:oNeguNm6
↑
清原のばら撒いた弾丸はどれもあたりの草だの木だのを痛めつけたばかりで、松井には届かなかった。 こんな状況で傷を増やさずに済んだのはほとんど奇跡だった。ただ――それがいつまで続くか。 逃げ回ったところで勝てるわけがない、だが反撃するには弾丸が要る。 補充の隙をよりにもよって清原が与えてくれようはずもない。 どうやれば勝てる? 答えはどう考えたところで出そうにもなかったので考えることは放棄し、勘だけで松井は動いていた。 手にしていたMP5、弾丸の切れたそれを清原めがけて力一杯投げつけたのだ。 さすがの清原も、顔を庇って腕を上げる。そこへ松井は体ごとぶつかった。 よろめきこそしたものの、清原は倒れなかった。 組み付きながら、松井は清原の体を探っていた。イングラム一丁でここまで生き残ってきたとも思えない。 他にもすぐ使える状態の武器を持っていると見て間違いない。 こっちに弾丸がないのなら、あるものを使わせてもらえばいのだ。 伸びてきた清原の手が松井の左腕を掴んだ。ぐいと引かれて、思わず上げた悲鳴は噛み殺しきれない。 どうにも踏ん張りがきかずにそのまま引き倒された。押さえ込まれるのにも、抵抗らしい抵抗はできなかった。 「なあ松井。俺とお前と、どっちが巨人の四番が似合うと思う?」 呼吸ひとつ乱さずに、清原はそんな問いを口にした。 瞳には憑かれたような光がある。清原に対してばかりでなく、松井は悪寒を感じていた。 『巨人の四番』、もしかしてそれが、この人をここまで変えてしまったものの名前か。 「……ま、ええ。そろそろ終いにしようや」 冷え切った声がそう告げた。同時になにか硬いものが首筋に押し当てられる。 なにかどころではない、銃口に決まっている。状況のひっくり返しようがない。このままならもう、終わる。 俺は死ぬ。殺される―― 「あいつに勝ち逃げされて、この上お前にまで負けるわけにも――」 ぱん、と乾いた音が響き、清原の声は唐突に途切れた。首にかかる重みが一瞬増し、背を擦って消える。 ――なんだ……? 右腕だけで上体を起こすと、すぐ隣に倒れている清原の姿が見えた。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!! ああ、番長もついに・・・
☆.。.:*・゜★.。.:*・゜☆.。.:*・゜★.。.:*・゜☆.。.:*・゜`★.。.:*・゜☆.。.:*・゜`★.。.:* キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!! ☆。.:*:・’゜★゜’・:*:.。☆。.:*:・’゜★゜’・:*:.。☆。.:*:・’゜★゜’・:*:.。☆。.:*:・’゜
130 :
代打名無し :02/05/27 20:46 ID:4EudjyFR
遂に
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いよいよ大詰め…楽しみだな
133 :
代打名無し :02/05/28 17:28 ID:Db9tZhKQ
135 :
代打名無し :02/05/29 12:31 ID:lHLQTIcV
期待あげ
もういいぽ。。。もうダメポ。。。。
138 :
代打名無し :02/05/30 19:28 ID:UkeI9NCl
age
139 :
代打名無し :02/05/30 20:48 ID:OWHq1gJ1
続き楽しみにしてるよ。 職人様あと少しガンガレー!
140 :
代打名無し :02/05/31 13:46 ID:QD7vA48e
あげ
読売のバトロワゲームのHPがないのですが、誰か知りませんか??
143 :
代打名無し :02/05/31 17:45 ID:8H8Kxkid
ゲームはある日から消えてしまいました・・・。 今でもやりたいです・・・
144 :
139 :02/05/31 17:49 ID:8H8Kxkid
>141 自演してどうする。職人様に失礼なので言っておく。 お前、シツコイ。興味無いなら来るんじゃねぇーよ
あげとく
146 :
代打名無し :02/06/01 23:41 ID:9wK9quI7
age
あげます
age
149 :
:02/06/02 21:50 ID:bY9J16tP
だから(5月下旬〜)さんざん言ってるだろ〜 巨人はサッカが始まるとだめだって・・・ 昨日も、ヤクルト戦の負けた後も(河原が打たれたとき、等)書いた。 6月16試合全敗するじゃないの〜 まじで・・・ 20時過ぎてから毎日のようになんだよ。 昨日、今日の悪夢は20時過ぎてからだし、おとといも勝ったものの、 金本の同点弾、その後のノーアウト3塁での味方無得点・・・ 今日ノーヒットだった松井もサッカおただったことが判明(前日の報知から)。 元木・仁志といい、ひどい。 そういえば岡島もサッカおただな。 もう駄目だ・・・ 落ちるところまで落ちろ! Bでも借金でも、構わないや。 その代わり、7月2日から頑張ってくれい。
152 :
代打名無し :02/06/03 18:48 ID:iRVPW0BW
このスレ消えそうだが・・・最後に上げてみる。
153 :
代打名無し :02/06/03 19:13 ID:jSlBKrZ9
ゲームがやりたい・・・。 誰か作ってくれる人いねえ?
ってか、続きが読みたい・・・
155 :
代打名無し :02/06/04 16:38 ID:bNPHMWD+
age
褐色の斑に染まった清原のユニホームに、鮮やかな朱で模様が描き加えられていた。 うつ伏せに倒れたその後頭部から一握りの皮が剥ぎ取られ、骨も砕けて穴が開いている。 銃弾が貫通しているのは間違いなく、顔などは二目と見られぬようなことになっているのだろう。 そのようにして清原が死んでいることと、自分がそれを見ている――生きていることがにわかには 信じられずに、松井はただ清原をまじまじと見つめた。 「松井さん……!」 茂みをかき分け転び出てきたのは二岡だ。清原も目に入らない様子で松井のそばへ膝をつく。 「松井さん、大丈夫ですか」 二岡に問われて、どうにか頷く。立ち上がろうとすると、二岡が手を貸してくれた。 その右手はまだブローニング・ハイパワーを握ったまま、そして銃身にはまだ熱が残っている。 してみると――、松井は清原のほうへ目をやった。清原を撃ったのは二岡か。 もちろん非難できた筋合いではない、命を救われたのだからむしろ感謝をするべきなのだ。 けれど――二岡が、生きている選手のうちではただひとり誰も殺していなかった二岡が その手を汚すことになったのには理屈抜きでひどく抵抗を感じたのだ。 松井が次の言葉を見つけるより先、川相が隣へ立った。 「無事か、松井」 松井が頷くと川相も頷きを返し、次いで足元の清原の死体へ視線を落とした。 「――防弾チョッキだったんだな」 川相の呟きで、松井にもやっと合点が行った。それが清原の倒れなかった理由だったのだ。 さしもの防弾チョッキ様も、頭まではそのあらたかなる霊験の及ぶところではなく、 二岡は首尾よく清原を打ち倒し得たというわけだ。
「……ていうか、入来さんは……?」 周囲を見回しながら二岡が言って、それでやっと松井は入来の姿が見当たらないことに気がついた。 「入来さん……?」 寄ってくる様子はなく、松井の呼んだ名にも応えがあるでもなかった。 「入来さん、入来さぁん!」 二岡が声を張り上げたが返事はやはりない。 「……探しにいかないと」 言った松井に、川相は首を振って見せた。 「それじゃ動き回るのはしんどいだろうが。二岡、お前も松井についててやれ。探してくるから」 わかりました、と頷いた二岡の手が松井の肩を軽く押さえる。待っているべきだと無言で伝えてきた 二岡に、松井も従わざるを得なかった。川相はそれを見、しかる後に首を巡らした。 「ここ……じゃあんまりだな、そうだ、先刻の小屋まで戻って、そこでおとなしくしてろ」 松井と二岡が首肯するのを確認して、川相は二人に背を向ける。 ああ、と川相は踏み出しかけた足を止め、松井と二岡を振り返った。 「――最悪の事態は考えておけよ」 最悪の事態。川相の言ったその言葉に背筋が冷えた。 露骨な言い方をすれば、入来が敵に回っているなら躊躇するなとそういうことだ。 西山だの阿部だの清原だのに襲われて、この上なお入来が襲ってくることまで想定しなくてはならないのか。 しかし、いまさら死ぬわけにいかないのも事実だった。入来も含めてここまで来て誰かが欠けるというのも 我慢がならない気もしたが――避けられない流血なら少ないに越したことはない。 「川相さん、気をつけてください」 だから、松井が言えるのはそれだけだった。 あとは二岡と二人、遠ざかる背中を見送ることしか松井にはできなかった。
158 :
代打名無し :02/06/05 00:08 ID:NjyTUoDf
きたぁああああああぁ!
159 :
代打名無し :02/06/05 00:12 ID:tZAu+XeQ
久しぶりに見たけど、おもろいね。 あとは蝸牛のごとき更新速度が気になるだけ。
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!! ついに清原が!!それで入来はどーなるんだ?ハァハァ 職人さん、ありがとう!!ラストに向かってがんがって下さい!
キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! ていうか、入来!!馬鹿なことはやめろーーー!! あー、続きが気になる。職人さん、がんがれ。
職人さんありがとー。 早めの更新お待ちしとります。
163 :
代打名無し :02/06/05 21:07 ID:gvZ2irsZ
あげ
いよいよ大詰めだな…
165 :
代打名無し :02/06/06 22:11 ID:8O1LRLxy
途中で落合が入って(それはそれでおもしろいんだけど) 大幅にストーリーを変更しなきゃならなかったわけだから 職人さんはほとんど自作。 これ、スバラシイ!!
166 :
:02/06/07 00:10 ID:nX1cxWc5
167 :
代打名無し :02/06/07 19:54 ID:XbEOUDqI
168 :
代打 :02/06/07 20:00 ID:PTjgSzI2
しかし何だな ふだんは愛国心はけしからんだの ジャーナリズムは反権力だの アンチ巨人だのといっている久米が 髪をそめたりサッカーの衣装をきたりして 愛国心を煽りまくっているのは 何なんだろう。 巨人より、より大きな権威に媚びるのはなぜ? なんでアンチワールドカップじゃないの? これだからサヨはわからんな。
鬱陶しいから、サゲで遊べ。 それにしても、著作権という言葉しらないのか、 ここの寒疣住民は。
170 :
代打名無し :02/06/08 18:13 ID:FrhnQn3/
べつに商業目的じゃなきゃいいんじゃない? つか同人誌みたいなもん・・・(死) 逝って来ます。
171 :
代打名無し :02/06/09 17:19 ID:0F4sPt9E
まだまだあげ
172 :
Mr・T :02/06/09 22:33 ID:6/14JbKN
ここまでくればあげる!
保守sage
保守
救済age
長嶋茂雄は上機嫌だった。 理由はわかっている、松井と清原の直接対決という、おそらくはこの男がこのプログラムの中で もっとも見たいと願っていたであろう局面が実現し、なおかつ望んだ結果が出たからだった。 どんなに歪んだ形であれ、長嶋が松井に抱いている期待は並々ならぬもの。 松井を四番にするべく素材の段階で巨人へ引き入れたのは他の誰でもないこの男だ。 原はモニターを見直した。 松井に二岡、入来、そして川相。怪我の程度までは本部からは直接確認できないが 少なくとも命があるという意味では全員無事だ。 その事実に原は胸を撫で下ろし、そして胸を撫で下ろしたことに居心地の悪さを感じた。 清原なら死んでもいいというのと変わらないことに思えたのだ。 この期に及んでそんな綺麗ごとを口にできた立場ではないことは百も承知だったが、 それでも原としてはそう感じずにはおれなかった。 ――こんなだから、俺は。 原は横目で長嶋を盗み見た。だから、長嶋にとって原はどこまでも”四番になりきらない男”だったのに 違いない。代打一茂などという扱いは、四番に対するそれでは決してなかったのだ。
「そろそろですよー、原君」 抑えきれぬ興奮を滲ませた長嶋の声に、原はあわててモニターに目を戻した。 なるほど川相と入来を示す二つの光点の距離はもはやないに等しい。 『探したぞ、入来』 『……川相さん……』 盗聴マイクの拾った音が、長嶋と原のもとへ届く。音源の数がプログラムの開始当初と比べれば 段違いに少ないのもあって多少の雑音は混じるものの声の調子までも聞き取れる。 『あの二人はどうしたんです』 入来の声は硬い。川相は答えを返さなかった。 『……同じこと考えてたってわけですか』 『そのようだな』 短い沈黙を挟んで入来が問い、川相が頷く。原は会話の意味を取りかねたが長嶋は違ったらしい。 あのとめどなく喋る男が、ものも言わずにきらきらした目で耳を澄ましている。再び沈黙が戻ってきた。 ――まさか、 長嶋の瞳にある光は原に事態を教えたのだが、原としては認めたくない状況だった。 川相も入来も―― 原が現実を噛み砕くのを待たず、轟音が響いた。ほとんど同時に起きたその音が銃声だと、 それだけは原にもわかった。わからざるを得なかった。 「あ、あ……」 どこまでもいまさらなのだが、それでもまだ、信じたくない。なにかの間違いであってくれと 祈る思いの原を嘲笑うようにたっぷりと間を取って、モニター上から光点が一つ姿を消した。 本部に三度静寂が訪れた。
>>176-177 そんな〜。・゚・(ノД`)・゚・。
4人一緒に、という訳には行きませんでしたか・・・
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! もう大詰めだね・・・。
久々に、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 6月中に終わるかな?
捕手阿部
183 :
代打名無し :02/06/11 23:19 ID:rIbTWFuF
感想はsageでやってくれ
どうなるんだ…? ラストスパート(?)職人さん頑張って下さい。
186 :
代打名無し :02/06/13 01:27 ID:zPqFseJf
age
みんなで大エースの上原応援しよ☆ みんなのミラクルパワーを上原さまに集めよう! 日本で最強のピッチャー^^ 僕も上層部のファンとしてベテランの ジョウベ・前田とかよりも 若手の上原とかヒサノリに頑張って欲しいYO♪
保守
187 お前見たいのがいるから巨人が馬鹿にされるんだよ!
190 :
代打名無し :02/06/14 23:21 ID:3eow8UJM
agerunoda!
191 :
代打名無し :02/06/15 12:32 ID:awMB0s0T
age
192 :
Mr・T :02/06/15 15:06 ID:uoH78C9p
ageっつうことでよろしく。
193 :
代打名無し :02/06/16 00:22 ID:JSNAOVIA
ageた
194 :
代打名無し :02/06/16 23:41 ID:Y6gfRmKL
救済age
職人さん方・・・今何処に?
松井と二岡は顔を見合わせ、そのことでそれが自分だけの空耳ではなかったと知った。 少し遠いが、間違いなく銃声だ。 「川相さん……」 二岡がぽつりと呟いた。もちろん先刻の銃声に川相が関わっていないわけもない。 だがここからでは結果がわかるはずがないのも確かだった。 空々しい希望的観測を口にする気にもなれず、さりとて悪いほうへ考えるのにも抵抗があって 結局松井は言うべき言葉を見つけられなかった。二岡もそれ以上はなにも言わない。 『最悪の事態は考えておけよ』、川相はそう言い置いていったのだが、 考えておけと言われても、川相に万一のことがあればなんの考えようもないのだ。 どうやって老人どもの裏をかくのか、術を知っているのは川相だけなのだから。 考えるとしたら二岡と二人きりになった場合どうするかくらいだ。時間切れなら心中だ。 あるいは一方が死ねば他方が生き残る、だから死んでくれと迫るのか、はたまた生かすために死んでやるのか。――いや。 松井は小さく首を振った。 もし本当に入来がやる気になっていて、これからここへ来るのなら、こんな気持ちで勝てるとも思えない。 その先を思案するだけ無駄だろう。 そのとき不意に、がたん、と音を立てて扉が揺れた。松井と二岡が立ち上がったところで、鍵のかからない それが開け放たれた。 「川相さん……!」 松井と二岡は同時にその名を叫んでいた。 「――待たせたみたいだな」 声が硬い。沈みかけた陽の朱を背負った川相の表情はまったく読み取れなかった。 松井は妙な居心地の悪さを感じ、しかしそれを打ち消したくてもう一度目の前の仲間の名を口にした。 「川相さん――?」 川相は無言で右腕を水平に持ち上げた。その手に、夕日を鈍く跳ね返す小さな鉄の塊が握られている。 吹き込んだ生温い風が、硝煙の臭いを松井の鼻へ届けた。 「これで、終わりだよ」 抑揚に乏しい声が松井と二岡にそう告げた。
続きがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 挟まったらスマソ(一応待ってみますた)
198 :
代打名無し :02/06/18 16:38 ID:QrS+286g
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! 川相が来たということは入来は・・・!?
199 :
代打名無し :02/06/18 16:42 ID:et43jQ8I
このスレって中日のB・Rとどっちが先に出来たの?
200 :
ひとりまつり :02/06/18 17:22 ID:WzpWO3EX
200 記念にage?
>>201 かぷ版は保存サイトでヒソーリ続いてます。
204 :
202 :02/06/18 20:58 ID:ZaD2RoVq
205 :
ひとりまつり :02/06/18 22:40 ID:QyT4Kz38
誰か横浜ベイスタバージョン書いてホッシーナ
206 :
◆xYQkNOZE :02/06/18 23:42 ID:XUfdfwig
207 :
202 :02/06/18 23:48 ID:ZaD2RoVq
208 :
203 :02/06/19 20:33 ID:EmC6yhbo
>>204 サンクス!
どこの球団バトロワも、職人さんすごいですね・・・
そういえば阪神のって無かったんですか? それなりに人気球団なのに。 でも阪神の選手ってみんな地味と言うか 桐山や光子役が思いつかないなあ みんな中途半端に「良い奴」そう。
210 :
代打名無し :02/06/20 01:50 ID:BcqRIPfs
age
>>209 阪神バトロワは2年ぐらい前にいやだスレというネタスレでやった。
阪神の過去ログ倉庫いっていやだスレ8を見るがよろし。
ただし、ここのようなシリアスな雰囲気は皆無。
212 :
代打名無し :
02/06/20 23:02 ID:9XoZv2ci age