今年の阪神はやらかす！３４　

明治神宮野球場　１回戦
阪神　０００００００１１＝２
ヤク　０００００００００＝０
勝　井川　　２勝
負　本間　　１敗
Ｓ　バルデス３Ｓ

赤星 5.0 二試合連続無安打だが、足だけは相変わらず
今岡 7.0 試合の流れを決定づけた８回の二塁打
片岡 6.0 四死球ふたつ、焦らずきっちり見分けて
アリ 5.5 おぜん立てを受けて、４番の仕事きっちり
ホワ 6.0 選球眼が本当に良く、際どい球を見送り四球ふたつ
濱中 5.5 一安打のみだが、内容はそう悪くない
矢野 9.0 本当に振れているし、リードも抜群の冴え
沖原 7.5 ９回の犠打きっちり決め、ダメ押しの一点に絡む
井川 9.0 躍動感溢れる投球、８回無失点１１奪三振と完璧

セリーグ１・２のサウスポーエースが競演した最高のゲーム。
若きエースが投じる一球一球に一喜一憂し、歓声と溜息が交錯する。
これぞプロ野球。迫力十分の投げ合いは、終わりなく続くかに思えた。
しかし、意外にも決着はあっけない。
先に藤井が球数を理由にマウンドを降りた。
形の上でも「投げ勝った」エースのチームが勝つのは、必然であろう。

（補足）
９回の代打八木はリスクがある采配のように思えた。
エースを降ろし、点が取れなければ流れが戻る可能性があったからだ。
しかし、結果は山本の信じられないようなボーク。
ヤクルトがミスで失った１点は、１点以上に重い重い得点。試合は完全に決まった。