----ここで井端登場----
――さっきまでTV観てましたよ。
井端:いいでしょ、このネクタイ。
――荒木さんがそのネクタイ見てずっと笑ってましたよ。
何か意味が?…小指をあげましたね。堂々と言ってしまっていいんですか?
井端:はい。
――携帯に女性の名前は1人も入っていないって言ってたじゃないですか。
井端:入ってないっすよ。
――蔵本さん、この3年間早かったですか?長かったですか?
蔵本:3年間はとりあえず自分の中でも、石の上にでもないですけども、3年は頑張って
努力しようって決めてたので、その最後に1軍に上がることが出来てよかったです。
――荒木さん6年間どうでしたか?
荒木:長かったですね。(昨シーズンで光が見えた?)毎試合出て、それから
そうゆうことが言えると思います。
――井端さん、荒木さんの活躍どうですか?
井端:首位打者かって思いましたね。バットに何か付けてるのかなって。
振りゃヒットでしたから。
――チーム内盗塁王の座も脅かしてましたしね。
井端:低いレベルで。
――去年、初めて1軍に呼ばれた時の気持ちはどうでしたか?
蔵本:正直言って嬉しかったです。(呼ばれるという予感は?)全く。突然でした。
――去年の成績はご自分では?
蔵本:満足してないですけど、スタートラインに立った感じはしたので、
これからが勝負だなとは今思っています。
荒木:よくできたなと、思うだけです。
――井端さんの3年目より荒木さんの去年のがよかったって言ってたんですけど。
井端:来年は多分3割打ってくれると思います。140試合フル出場で。
上行くんだったら140試合フルイニングですね。交代しないですね。
――蔵本さん、HR(10/5黒田から)打ったときの気持ちは?
蔵本:嬉しかったです。HR打つバッターではないんですけども、打てない選手でも
打てるんだぞってゆう。みせれたかな。よく分かんないです。
――荒木さんもプロ初HR(6/1メイから)感想は?
荒木:意外と飛んだな、と。(東京Dだけに?)はい。(東京Dって飛ぶんですか?)
分からないですよね?飛ぶって言われます。
――スタメンだと気持ちが違ってくるんじゃ?
荒木:前に比べれば、全然気持ちに余裕があります。
蔵本:気分いいです。
――井端さん、やっぱりスタメンだと精神的な余裕が違うんですか?
井端:最初は自分もなかったですけど、1ヶ月過ぎたぐらいから
出るの当たり前だと思っていってましたけどね。
――荒木井端の1、2番とずっと言われましたが、どうですか?
荒木:まだ井端さんとコンビと言われる程の技量がないので、もうちょっと頑張って
そうやって胸張って言えるように頑張りたいと思います。
――井端さん、荒木さんと1,2番コンビと言われますが、ライバル意識は?
井端:て言うより、荒木が出て貰えれば、自分の仕事も増えますし、その分…
お金の方にも繋がってくると思うんで。出て貰わなきゃ困ります。
出て貰わなければ自分の仕事もなくなると思うんで、自分も打つだけで
終わっちゃうんで。出てもらえる人であれば。出てもらえる人がいいですね。
――荒木さん、井端さんに言いたいことは?走ったときに空振りして欲しいとか。
井端:大分助けたと思いますよ。
荒木:そうですそうです。
井端:走ってスタートが悪くてファール打った時も。
荒木:ありますあります。
――蔵本さん、来年はある程度プロでできる自信が芽生えてきたと思うんですが。
蔵本:いえまだスタートラインに立ったばっかりなんで。
――でもキャンプは1軍スタートだなってゆうのがあるんじゃないですか?
蔵本:初体験で。まだホントわかんないです。
――荒木さん、今迄とキャンプの向かい方が違ってくると思うんですけど。
荒木:そうですね。肩痛めてたんで、その辺で練習も続けてきたから、体も動きますし、
気持ち的にも、頑張ろうって気持ちは毎年思ってるのより強いです。
(肩の具合は?)もう治りました。
――W杯行くはずだった荒木さんですが、アテネは行きたいって言ってましたね?
荒木:はい。
井端:それは譲れないっすね。
――やっぱり日本代表、日の丸を胸にプレーするってのは気持ちが違いますか?
井端:そうですね。次、W杯今年あると思うんで、それがキューバなので、
それは譲っても全然構わないですけど。オリンピックだけは自分が出ます。
順番どおりでいいんじゃないですか。
――より速く走る為のアドバイスを。
荒木:蔵本さんお願いします。
蔵本:なわ跳びなんていいんじゃないですか?毎日飛んでれば。
――休みの日は何してますか?
蔵本:子供と遊んでます。公園で遊んだり、買い物へ行って走り回ったり、
∞に遊んでます。
井端:自分は1歳半の子供と遊んでます。
蔵本・荒木:隠し子隠し子。
荒木:僕は特に何をするってことはないですけど、寝てることが多いですかね。
それか井端さんと遊んでます。
――選手名鑑によると趣味カラオケとなってますが。
荒木:あれはちょっと可笑しいですね。あれに書いてあるの言った事ないこと
いっぱい書いてあるんで。言っていいのか判らないですけど。
――蔵本選手は、趣味ラジコン・ファミコンとありますが。
蔵本:大学の時、スーパーが休みの日に駐車場がだだっ広く空くので、
そこでこうラジコン独りで。(独りで?)独りで。独りで。
――なんで3回も「独り」でって言うんですか?
蔵本:やってくれる友達がいなかったから。
――山崎さんとか山本昌さんがいるじゃないですか。
蔵本:大学の時…。もう今は子供と遊ぶのが楽しくて。
――プロになってなかったら何してますか?
蔵本:そんなことは答えられないです。人生一度きりしかないので。
あらゆる選択肢を乗り越えてきた、この枝分かれの最終地点がプロだったので。
お兄ちゃんが野球やってなかったらやってないですし、サッカーやってたら
Jリーガーになってるか分かんないですけど。考えられないです。
荒木:僕も考えたことないです。
(子供の頃なりたいものはなかった?)そうですね。特にありません。
----井端はここまで----