カープ　１５年後放送「プロジェクトＸ」

カープファンのためだけの１５年後に放送されたらうれしい「プロジェクトＸ」（２回目）（全五回）

（９:１５ 　エー−−クスッ！！！　画面に広島ドーム球場が映し出される。）

[ナレーション]
１９９０年代初頭、日本プロ野球界に相次いで生まれた２つの制度があった。
逆指名制度、ＦＡ制度・・・だった。
どちらも財力のある数球団のみに有利に働く制度だった。
この２つの不平等な制度が生まれて以降、苦しみ続けたチームがあった。
広島東洋カープ・・・だった。

この物語は、そんな逆境の中広島カープを常勝軍団へと変貌させていった男たちの、逆転のストーリーである。

(プロジェクト　エークスッ！！！）

（♪風の中のす〜ばる〜　砂の中のぎ〜んが〜　♪）（数々の言葉が映し出される）
　
　逆指名制度　　　ＦＡ制度　　　他球団への選手流失　　　チームの危機　　　優勝を願うファン

　苦悩する球団フロント　　　　勝ちたい　　　立ち上がった一匹狼　　　チームを救え　

　野球への思い　　　壮絶な優勝争い　　　　選手が　　　ファンが　　　フロントが　

　優勝に賭ける思いに　　一つになった

　「広島カープ　復活へのスライディング」

　　

2get

2げっとーーーーー♪

「連敗止めろ　負けは見飽きた
　〜千葉ロッテマリーンズ　連敗地獄からの脱出〜」
（ナレーション　田口トモロヲ）
1998年、18連敗という屈辱的なプロ野球の連敗記録を打ち立てた球団があった。千葉ロッテマリーンズ。
誰が投げても打たれた。打っても打っても打ち返された。
投手が頑張っても、打線が沈黙した。
焦る選手達、苦悩する指揮官。喜ぶ相手チームに嫉妬の視線しか向けられないもどかしさ。
口汚い野次、球場に蔓延する溜息。それでも諦めず応援し続けてくれるスタンドのファン達。
男達は試合に臨み続けた。ただ一つ「勝利」の二文字のために。
これは、屈辱にまみれながらも連敗脱出のため闘い抜いた、男達の物語である。
（地上の星）
♪風の中のすばる　砂の中銀河
「神も見放したチーム」
♪みんな何処へ行った　見送られることもなく
「日に日に増える黒星の山」
♪草原のヴィーナス　街角のペガサス
「指揮官への罵声」「近藤辞めろ」
♪みんな何処へ行った　見送られることもなく
「俺達の誇り　千葉マリーンズ」
♪地上にある星を誰も覚えていない
「9回二死、プリアムへの一球」
♪人は空ばかり見てる
「マウンドに踞る黒木」
♪つばめよ高い空から教えてよ　地上の星を
♪つばめよ地上の星は今　何処にあるのだろう
クボジュン「今夜のプロジェクトＸ　挑戦者達は不屈の闘志で連敗阻止のため闘った
　　　　　　千葉ロッテマリーンズ選手達のプロジェクトＸです。」


当時監督だった近藤昭仁さん。退団する際「今度監督をやるときはもっと強いチームの監督がしたい」名言を残した。
「ヘッドライト　テールライト」
♪語り継ぐ人もなく
あの日、プリアムに同点２ランを打たれた黒木は小宮山にこう言われた。
♪吹きすさぶ風の中
「まだ試合は続いたいたじゃないか。あきらめちゃいかん。」
♪紛れ散らばる星の名は
黒木はエースとは何か、教えられた。
♪忘れられても
そして２００２年　開幕戦のマウンドに黒木は立つ
♪ヘッドライト　テールライト　旅はまだ終わらない
♪ヘッドライト　テールライト　旅はまだ終わらない

まじレスで悪いが、去年放送されたヤツ(･∀･)ｲｲ!

[本編]
１９９１年のリーグ優勝以降、広島東洋カープは優勝から遠ざかっていた。
優勝をめざす地方球団に大きく立ちはだかるものが・・・あった。
逆指名制度、ＦＡ制度だった。
大学、社会人の有望選手のほとんどは、財力のあるチームに入団していった。
カープは地元出身の選手にさえ・・・断られた。数億という金が動いた・・・。噂になった。
その青年は少年時代、カープファン・・・だった。
「こんなことが許されるんかいの〜！」ファンはがっかりした。
チームの柱、４番打者がＦＡでチームを去った。
「マンネリ化したもんですから・・・」そう言って去って・・・いった。
「正直に理由言いんさいて〜」ファンは悲しかった。
その両選手は、同じ金に力を持つ人気球団の選手と・・・なった。
その球団には、すでにカープからＦＡ移籍していた選手がいた。その選手もまた、カープファンが愛した主力投手・・・だった。
各球団に力の差が・・・生まれ始めた・・・。

そのうちカープは、ドラフトにおいて高校生にすら断られ始めた。
高校生ならば、強行指名もできた。しかし・・・しなかった。
ファンは言った。
「強行指名せぇ〜よ〜。」特にネット上の掲示板では熱く議論された。
しかし、オーナーは言った。
「うちが嫌という選手は獲らなくていい。純粋に野球が好きな選手を集めてくれ。」
スカウト達は、力強く・・・頷いた。
カープの辛く長い戦いが・・・始まった。

（この１０年間の苦闘が９：４０頃まで流れる・・・）

「もう一度マウンドに立ちたい
　〜中山裕章　空白を超えて〜」

♪風の中のすばる　砂の中銀河
「甲子園での最強軍団との戦い」
♪みんな何処へ行った　見送られることもなく
「ドラフト1位で大洋へ」
♪草原のヴィーナス　街角のペガサス
「年間70試合登板」「オールスター戦2勝」
♪みんな何処へ行った　見送られることもなく
「高校の大先輩のもとで活躍」
♪地上にある星を誰も覚えていない
「悪夢のような事件」「婚約破棄」
♪人は空ばかり見てる
「すべてを失ったが　復帰を信じて」
♪つばめよ高い空から教えてよ　地上の星を
「ファンの復帰署名運動」「星野の一言」
♪つばめよ地上の星は今　何処にあるのだろう
クボジュン「今夜のプロジェクトＸ　挑戦者達はもう一度マウンドに立ちたい、
そんな夢を実現した男のプロジェクトＸです。」

２００２年、カープは激しい優勝争いを繰り広げていた・・・。
優勝の行方は、最終戦に・・・・・・・もちこまれた。
相手は、ＦＡ制度でより巨大化したチーム・・・だった。過去２人のカープ主力選手がＦＡ移籍したチームでもあった。
カープは同点で迎えた９回表、二死満塁のピンチを背負っていた。
「洒落にならんのんじゃけ〜」広島市民球場を埋め尽くしたファンは、手に汗を握った。
マウンドには、小山田保裕が立っていた。この年、抑えとして５０セ−ブをあげていた新ストッパーだった・・・。
大学では無名の選手だったが、スカウトがその才能を・・・見逃さなかった。

サイドから投げだされた白球は、元カープの４番打者によって弾き飛ばされた。
レフト前に向かって、ライナーで飛んでいった・・・。
そのボールに飛びつこうとする・・・男がいた。
カープのショート、東出輝裕だった。
数年前のドラフト１位選手だった。数人の高校生に断られた上の、繰上げの１位選手でもあった・・・。
入団以来、エラーばかり・・・だった。
ネット上では一部のファンの間で、セカンドコンバート案が頻繁に交わされても・・・いた。
しかしこの年、エラーは一桁台に減っていた。
前年のオフに、この年ホームラン王争いを繰り広げるまでに成長した新井貴浩と交わされた、ある賭けのせいだった。
エラーが多いほうが丸坊主・・・。
子供じみていた・・・。しかし、東出は本気だった。
丸坊主になれば、高校球児に間違われるのは・・・目に見えていた。
必死・・・だった。
精一杯伸ばした左手のグラブの先に・・・白球は吸い込まれていった。
小さな体が、ピンチを・・・・・・・・・・・救った。

その裏、二死満塁、カープはサヨナラのチャンスを迎えていた。
次のバッターに、優勝の二文字が・・・かかっていた。
打順はピッチャーのところだった。
「俺にいかせてください！」
そう申し出た男が・・・いた。
前田智徳だった。
ケガに悩まされ続けた、天才バッター・・・だった。
この年、ケガからの完全復活を遂げていた。首位打者は決定していた。
しかし数日前のゲーム中、古傷を少し傷めていた。監督は大事をとって、出場させなかった。
内野ゴロでも走るな。条件付きでの代打となった。
前田はこの１年、「チームへの恩返し」この言葉を胸に満身創痍の中、出場し続けた。
優勝のためだったら・・・なんでもするつもりだった。
ケガをして以来、思うように動かない自分の体にいらだち続けた。
声援を送るファンに、怒鳴り返したこともあった。
しかし長年苦しみ続けた男は、精神的に大きく成長していた。
我が道を行く一匹狼だった男は、いつしかチームの勝利を優先する男に・・・なっていた。
前田は大きく深呼吸しながら、左バッターボックスに入っていった。
ケガと戦った数年間が、走馬灯のように頭の中を駆け巡った。
甘く入った初球を、思い切り叩いた。
センターに抜けようかという強烈なゴロだった。
ショートが・・・飛びついた。
数年前、カープ入りを断った地元出身選手だった。
厚い選手層に・・・苦しんでいた。
気付くと、前田は全力疾走していた。
足が壊れてもいい、そう思いながら・・・走っていた。
かつて平凡なセカンドゴロを打ち、数歩でベンチの方へ向かったことのある男・・・だった。
矢のような球が、ファーストに送られた。
前田は、ヘッドスライディングでファーストベースに飛び込んだ。
球場にいる誰もが、テレビの前の誰もが、息を飲んで一塁審判の動きに目をやった。
審判は大きく・・・・・・・両手を広げた・・・。


この年、広島東洋カープは日本一になった。
カープを愛する皆が・・・泣いた。
日本一に輝いた選手達の中で、カープを逆指名して入団した選手は数えるほどだった。
ほとんどが、プロ野球という世界を逆指名した選手達・・・だった。
野球を愛した男達・・・だった。

その年のシーズン終了後、日本一に大きく貢献した新井貴浩は・・・丸坊主になった。
意外に・・・似合っていた。
この男もまた、ただ野球が好きな無名の選手・・・だった。

ファンが少ない。

正直、タイトルを見て
赤字→身売り寸前→樽募金再び
かと思った。。

[エンディング]
（♪か〜た〜りつぐ〜　ひ〜と〜もなく〜　♪）

日本一に輝いた２００２年以降、広島東洋カープは常勝軍団と・・・なった。
その後何度目かの連続日本一となった年の暮れ、カープの新人選手入団発表が行われた。
数人の未来の若鯉達が、緊張した面持ちで座っていた。
その中に、まだあどけない顔をした一人の少年がいた。
「炎のストッパー」と呼ばれた、津田恒美の一人息子・・・大毅だった。
父、恒美はかつてカープの守護神として活躍したが、若くしてこの世を・・・去った。
その笑顔が皆に愛されていた。
少年は・・・言った。
「カープのユニフォームに憧れていた。父を超えるストッパーになりたい。」
傍らで聴いていた大野豊監督の目が・・・潤んでいた。
大毅の背中に大きく輝く背番号があった。
そこには「１４」の数字が刻まれていた。
父、恒美がつけていた番号・・・・・だった。
　　　　　　

>>9　二死満塁でショートがとったらセカンドにトスするんじゃないか？

あと「・・・・」が多いけどプロジェクトｘのナレーションはそんな感じじゃないだろ

正直このスレたてた奴イタイ。でもちょっと泣けた。

とりあえず貼っておこう。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/X02.swf

sage

>>13
確かに。フルカウントならまだしも初球って書いてあるしな。
あと、状況的に前進守備だと思われ

>>17
二死満塁だから前進守備するバカはいない。
体勢的に二塁へ投げれなかったんじゃないの（ｗ

一塁走者、俊足福地。
そして、セカンドが入るの遅れた。
ありえない・・・。

こんなスレ立てる奴がいるんだあ。
おれは広島出身でどこファンでもないが広島ファンにはならん。

漏れ,中日ファソだけど，
古葉さんが監督になったばかりのころだが，
鯉が財政危機に瀕して，監督や選手が募金箱もって，
金を集めていたのを見て，鯉の悪口だけは
言うまいと，心に誓ったよ．

＞子供じみていた・・・。しかし、東出は本気だった。
＞丸坊主になれば、高校球児に間違われるのは・・・目に見えていた。
笑った。
面白いねこの部分は。

他球団ﾌｧｿだけど・・・
津田jr.を出すのは反則（涙

http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/X02.swf

>>19　遅れるわけないんだからネ！

大野監督はやめとけ。非常になれんとチームはまとめられん

>>２５
やはり、１８さんの「体勢的に二塁へ投げれなかった」でお願いします・・・。
>>２６
去年の若松監督のように、選手が「この人を胴上げしてあげたい」と思う監督として
いいんじゃないかと・・・。

阪神バージョンも作ってほしい。もちろん最後にヒットを打つのは引退決まった広沢。
その前にファインプレーをするのは最悪と呼ばれた男今岡。

　　

>>27
「プロジェクトＸ」を広島ネタ系の過去ログ倉庫に収録してもいいっすか・・・m(_ _)m
文章の変更はもちろん作者さんが納得した形の上で収録するようにしますので。
このスレか避難所のメルアドまで返事をいただけますでしょか。
よろしくお願いします。

＞＞３１
文章は変更した方がいいみたいですね（笑）。
ここのシステムはよく知らないのですが、避難所のメルアドってどこにあるのでしょう？
教えて頂ければ、メールします。

避難所のＵＲＬは、ここの一番上に。
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/base/1012926954/6

メルアドは避難所の一番下にありますよ（ｗ

34

小耳にはさんだのだが、最近pro-Xって嘘とか演出過剰が多すぎって評判悪いらしい・・・

project-age

クボジュン復活きぼん

大毅がカープ入団するまで優勝はとっておこうか。

史実の方がフィクションよりもよっぽど面白いと思うんだけどネ。
こう言った妄想スレは叩かれるんじゃないか不安。

＞８　５０セーブというのが凄い

＞50セーブ
というかｲﾀｲ

＞プロジェクトＸ作者さま

スンマセン…パソが調子が悪くてWIN98を再インスツールした時に
手違いで作者さまから送ってもらったメールが消えてしまいました（泣
申し訳ありませんが、もう一度修正した作品を送ってもらえますでしょか…。
ごめんなさいm(_ _)m

新しいプロＸ見たぞ！！！！！！！
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/base/1014125119/

44

46

47

カープ日本一
　↓
常勝軍団
　↓
年俸大幅うｐ
　↓
球団ごと省略されました

反転石は童貞

......

50

からあげ

age

53

54

55

おもろい

RCCラジオ　カープ初優勝〜あの感動の瞬間をふたたび〜
３月２３日（土）　１８：００〜２２:００　生放送
パーソナリティ：上野隆紘アナウンサー

昭和５０年１０月１５日はカープが球団創立２６年目にして悲願の初優勝を決めた日です。
その感動の試合のラジオ実況を今回、２７年ぶりに完全再放送します。
パーソナリティーはその試合を実況していた上野隆紘アナウンサー。
また、山本浩二現カープ監督や大下氏、三村氏、外木場氏、衣笠氏、水谷氏、
金城氏、道原氏ら当時のＶ１メンバーらのメッセージや思い出話などもご紹介します。
この他当時の監督・古葉氏も番組に生でゲスト出演の予定！
また番組中にリスナーの皆さんから、カープ初優勝時の思い出話や今年のカープ
への激励のメッセージなどをＦＡＸ・メールで募集し、番組内でご紹介します。

http://www.rcc.co.jp/release/2002/0311.htm

58

>>57
あげ

60