ちょっと(・∀・)イイ!話 @野球板

このエントリーをはてなブックマークに追加
1987年9月2日のこと。ウィリアムズポート・ビルズというマイナーチームがあって、
そこに、デーブ・ブレスナハンという選手がいた。
で、その日の球場は“ポテトナイト”っていう、イベントの日で、観客にじゃがいもが配られたですね。
戦況は、1対1。何回かは忘れちゃったけど、ツーアウト3塁って時に、守りについていたブレスナハンが、
ポケットに入れていたじゃがいもを冗談で、サードに投げたんですね。
すると、ランナーは、じゃがいもがヒューと上を通って行ったから
「あ、牽制暴投だぁっ!」と思って、ホームに走った。
でも、ボールはピッチャーが持ってたから、ホームに投げて、タッチアウトになっちゃったわけですよ。
その、じゃがいもを投げた行為に対して、“あまりにもゲームをバカにしている”という理由で、
チームから50ドルの罰金を言い渡されたブレスナハン。
それも、冗談だろって言うんで、ポテト50個で支払った。
そいつがまた怒りをかって、彼はクビ!
でも、それで終わらないのがアメリカですよ。
「彼がかわいそうだ」っていう投書がいっぱいあって、今じゃ、9月2日は“ブレスナハン・デイ”っていう
メモリアル・デイになってるんですよねぇ、その球場では。
その日は、ひとり1ドルとじゃがいも一個で入れるとか。

で、彼が引退する時、こう言ったんですって。
 「ルー・ゲーリックは2000試合以上に出て、3割4分以上の仕事をして、『僕は幸せだ』と言った。
 でも、打率が1割5分にも満たないのに、殿堂入りした僕は、ゲーリックより、幸せだ。」
もちろん、殿堂とは言っても、クーパースタウンにある“野球殿堂”じゃありません。
ちなみに、ブレスナハンの背番号59番は、そのチームでは永久欠番で、彼は名誉市民にもなってる
そうです。
55代打名無し:01/12/07 15:50 ID:UylFQJQN
ブレスナハンが
ポテトをサードに
投げたから
9月2日は
ポテト記念日。

ブレスナハンって、どこを守ってたの?
それが分かんないと面白くないな、この話。