952 :
代打名無し:02/01/10 15:17 ID:P7ozoK7G
ひろおかは ぼうやとよんだ きみやすを
954 :
ぷ〜:02/01/10 23:20 ID:hhCOZVt9
あう。
955 :
代打@阪神時代の関川:02/01/11 00:23 ID:L74Jz/qI
次どこの監督やるの?ヒロオカさん。大阪(近鉄)あたり?
956 :
代打名無し:02/01/12 23:03 ID:H5u7PQib
956.
957.
958.
959.
960.
961.
962.
963.
964.
965.
966.
967.
968.
969.
970.
971.
972.
973.
開幕戦なんて130分の1だっ!
(ベテラン選手の話題から実況アナがふいに)
アナ「ところで広岡さんは何歳で現役を退かれましたか?」
広岡「34歳です」
アナ「ほー、意外に早かったんですね」
広岡「ええ、お蔭様で(妙に強調して)、早く辞めさせていただきました(笑)」
川上「・・・・(無言)」
川上「巨人の一塁は、私と王クンだけで40年です(自慢気に)」
広岡「(すかさず)その陰で何人の選手が泣いた事か」
川上「(意味不明の笑)」
十余年前の TV 中継、一・二塁間のライナーを
ダイビングキャッチで好捕した篠塚(巨)のプレーに...
アナ : (ここぞとばかり) 『篠塚!! 大ファインプレー〜!!
すっっっっばらしいプレーでしたネ!! 広岡さん!!』
広岡 : 『セカンドだったら当たり前のプレーですネ』
アナ : 『......』
石田えり「あなたってドライね(はぁと)」
広岡達朗「辛くてドライ(棒読み)」
『いいえ。一般論です。』
第一次長嶋時代の広岡(日テレ解説時代)
アナ「この投手交代はなんなんでしょうね、広岡さん」
広岡「(ぶっきらぼうに)知りませんよ。こっちが聞きたい」
アナ「・・・」(以後、しばらく会話なし)
最近のCSでの解説。
アナ「一塁ベースコーチの杉村さんは広岡さんが監督の頃に入団したんでしたよねぇ〜」
広岡「(鼻で笑う)何でこんなのドラフト一位で取ったかと思いましたよ。」
アナ「………」
>>31さんのと同じような状況が、去年か今年にあった。
アナ「(長嶋監督の)この投手交代はなんなんでしょうね、広岡さん」
広岡「・・・・・・勘です。」
.
>>23のアナは吉田愼一郎ではないか?
広岡、吉田の実況中継またみたいな。
「いやあ、今のは凄いプレーでしたね!!」
「プロとして当然のプレーですよ!」
「・・・・・・」
広岡さんは「日本のよふけ」で、メジャーに挑戦する新庄について聞かれたとき、
「彼は良い選手」だと言い、
日本人選手がメジャーに挑戦する事については、
「FAの権利があって行きたいんなら行けば良い。それで成功する者もいて
失敗する者もいて、いろんな経験をした人達が日本に帰ってくる
のがプロ野球にとってプラスなんです」
「私は、森に『西武監督になるなら、もう1年待て』と助言してやったんだ。
優勝しても“広岡の遺産のおかげで勝てた”なんて言われたらつまらないから。
それをあいつは“足を引っ張っている”と誤解し、私の悪口をあちこちに
言って回るようになった」と広岡氏。
昔週間文春の阿川の対談に出たとき、「自分の孫は
野球の天才だ」ってジジ馬鹿ぶりを発揮してたのが
微笑ましくて良かった。
広岡いわく「メジャーはマイナーを勝ち抜いて上がってきた
完成された選手ばかり。しかし日本は未成熟な選手を育てながら
使って行かねばならない」とのこと。
でも広岡が石毛の守備を見て、
「お前の守備は下手糞なんだよ。一見、華麗に見えてもフットワークの基礎がなっていない。」
アメリカ滞在中の六月十日朝、日本から緊急な報告が届いた。それによ
るとバレンタイン監督が江藤と尾花両コーチに対して、二人が自分を信任
していない、と批判したのだという。さらに江藤コーチに対してチームを辞めろと
発言したらしい。
私は一瞬、自分の耳を疑った。何があったかはわからないが、ゼネラル・
マネージャーが雇ったコーチに対して監督が解任を命じるということは、
明かに職権乱用、越権行為である。
こうしてバレンタイン監督とコーチ陣との間に、感情的な対立が生まれた。
(中略)
もちろんチーム内の不協和音を解決するのも、GMである私の仕事である。
ファームのヘッドコーチだった江尻を引き上げ、監督とコーチの間のパイプ役
にしたのも、実はこうした事情が下地にあったからだ。
その日は、理由は忘れたが関係者に?ジャイアンツの帽子が配られた
らしいんだけど、アナウンサーに
「なかなか似合いますね、広岡さん」
と言われて、広岡は、
「私の孫が野球やってるから孫にかぶらせよう」
自分の著書に「川上さんを殺したいと思った」
日本シリーズにはがっかりした。前日先発で起用した投手を連投させる
ようなチームに 勝ち目はない。短期決戦とはいえ、いかにも日本的な選
手起用だった。 連投の投手の力は、 当然前日より落ちる。よくはならな
いのだ。しかも勝てなかったのだから、一度勝負の場 から撤退させて力
を整備してから再び登板させるのが勝負の鉄則。今季、巨人の投手起
用 にも見られたことだが、なりふりかまわず戦力を投入する旧態依然と
した野球から早く脱却 してもらいたい。
メジャーではあり得ないことだ。なぜなら、契約の仕組みが違うから。た
だ投手として 契約するのではなく、投手なら先発、あるいは中継ぎ、抑え
といった具合に契約を交わす のが一般的。もちろん、これはフロントと現
場が十分に話し合い、選手の力量を計りながら それぞれの持ち場にふ
さわしいかを判断する。 以前、ラソーダから「現場は先発、抑え として契
約したい投手を挙げ、フロントと十分話し合って決断を下す」と聞いたこと
がある。
つまり、両者の意思統一がされているということだ。もちろん選手側も、「
オレは先発で 戦える自信がある。」と強烈なアピールをする。 この契約
だと、監督は先発契約の投手を 中継ぎで起用することはできない。だか
ら、前日先発した投手が次の日に中継ぎで登板する ことはない。裏返せ
ば、選手自身も重い責任を持たされる。先発契約の投手が序盤でたたき
のめされてしずしずと降板するようなぶざまなまねはできない。だから、
責任投球回を必死に 投げようとする。
これは投手に限ったことではない。野手だって二塁手として、あるいは遊
撃手として契約を 結ぶ。チーム内での競争に敗れた選手は出場の機会
が奪われるのは当たり前。「監督にほされた」 とか「起用法に納得できな
い」という言い訳はしない。責任の所在が明確になる契約といえる。
先発が打ち込まれて負けたのなら、その投手の責任である。そうした契
約を監督、フロントが ともに認めているのだから、シーズンのチーム成
績が悪ければ双方の責任は免れない。個々の 選手は、目標を常に高く
置かなくてはならないし、フロントはそうした契約を結ぶことでチーム 全
体のバランス、戦力の慎重な分析に迫られる。トレード、FAという補強に
も真剣にならざる を得ない。
今の日本のプロ野球は、小局だけに目をやって、大局を見ていない。チ
ームの全体像を把握 して戦力を整えようとしないから、首をかしげたくな
るような投手起用が日常茶飯事のように 起こるのだ。これはフロントだけ
ではなく選手にも責任がある。「オレを先発で使え」と 自信を持って契約
更改に臨む選手がいるだろうか。雇う側も雇われる側も意志のない契約
に 甘えているだけだ。
日本シリーズの中継を見ていて、救われたのは野茂の一言だった。さ
さいなことを大げさに 持ち上げ、やたらとお世辞を並べるくだらない解説
者たちが近鉄の得点シーンで野茂にこう 振った。「これで投手も多少楽
に投げられるのでは」。野茂は答えた。「別に。自分自身が 一生懸命投
げるだけ。先発投手の仕事はそれだけですよ」と。これがメジャーの発想
だ。 自分に課せられた責任を果たすことが選手の使命と分かっているか
ら言える。レベルの低い 評論家のうんざりするような美辞麗句にはない
透明感のある言葉に胸がすく思いだった。
一軍に上がったばかりの新庄が
サードを守っていた。(故障したオマリーの代役だったと思う)
その守備を見て「内野手の動きじゃないですねー」
「彼を監督にする話は以前,あったんです.王監督から再び藤田監督にする直前です.
当時,代表補佐だった湯浅君に交渉させたことがある.ところが広岡さんは,ワン
ちゃんが監督のままで,コーチもそのままで,来年は十分優勝できる.だから私は
監督になる必要はないと断ったんだよ」
「大リーグでは先発、中継ぎ、抑えと役割が完全に決まっており、前日登板
した先発投手を翌日の試合で連投させるなど絶対にありえない。」
452 名前:広岡派 投稿日:01/11/07 10:49 ID:ha4aRP5N
俺も、スポーツは女子と談志に分けてプレイすべきだと思う。
一緒にシテいいスポーツは、セクースだけ。
娘さんには野球を辞めさせたんじゃなくて、「野球をしてよいとは言ったが、芸能
活動をしていいとは言わなかった」
「根本さんも死ぬ間際には良い人になるだろうから
その時に西武解任の真相を聞かせて欲しい」
今もミスターXを「大誤算ですよ、稲尾が投げた方がいいですよ」だって。
「あの程度の実力しかない投手を何故投げさせるのか」
「選手は何故竹内と小林に対して怒りをみせないのか」
「プライドはあるのか」
「大学野球も落ちぶれたものだ」
広岡発言『ファーストが下手糞だと、やりにくいな』
515 名前: 投稿日:01/11/09 20:24 ID:n3oMd5s3
>>514 まぁ、人のせいにするのは良くないが、実際そういう部分もあるのかもね。
川上は打撃は神様だが、守備は仏様のように動かないからなぁ・・・。
広岡を兼任で守備コーチにした川上が、
守備態形について広岡に相談したら、瞬く間に答えが返ってきた。
「よし、じゃあそれを練習でやってみよう!」って川上が言ったら、
「理論がわからないで練習したって無駄ですよ」と冷ややかに広岡。
水谷は広岡がコーチのときから「オマエは足腰がよくてバネが
あるからパワーアップすればレギュラー取れる」
「広岡監督からかけられた唯一の褒め言葉」。
ある時守備練習で辻がバックトスをしたところ、
それを見ていた広岡監督はポツリとこう言ったそうです。
「おー、誰にでも一つは取り柄があるもんだな」
辻が西武をクビになった時も、当時ロッテにいた広岡GMは、
「うちに来てみないか」
野茂がプロデビューしてあのフォームがさんざん叩かれていたとき
広岡がサンデースポーツでライトペンで書きかきしながら
「重心が安定している。筋力が必要なので誰にでも出来るフォームではないが
合理的で、意外に負担のかからないフォームだ」
広岡さんは、
阪神の和田の事を
「どうして辞めちゃうんですかね〜」
適当に呑みに言ったりチャランポランに練習したりしてる選手に
「短い選手生活をそんなんで終える事になったら勿体ないじゃないか!」
先週の「広岡達郎のスポーツアイランド」は野球W杯の話だったんだけど、
アマチュアの目標を無くさない為に五輪やW杯などの国際大会にはプロは出すべきではない.
勝敗を度外視してアマのみのチームで出るべきだって言ってたね〜
何か時代に逆行してる気はするけどその意見も一理あるよな、と思って聞いてたら
「でも,五輪出場権はなんとしても取らなけりゃならんから
五輪予選だけはプロに出てもらって権利取りしてもらうべきだ」
「でも五輪本番はは勝敗度外視してアマのみで編成するべきだ」
広岡は巨人の高橋尚も全然買ってなかったからね。
広岡がかかわっていたシドニーの予選のときの
全日本の選考にも漏れた奴が
プロで通用するわけない
686 名前: 投稿日:01/11/19 16:48 ID:ntLbggXE
>>684 広岡とは大いなる矛盾の塊であります。
「野茂がメジャーで通用するはずがない」
「さすがは野茂だ」
「五輪にはアマのみで出場すべきだ」
「でも予選はプロを出すべきだ」
巨人退団の際、川上について尋ねられて
『あのひとのことを憎いとは思わない。だが嫌いだ。』
マスターズリーグのことは、
「昔の名前でやれるほど甘くはないから、よく練習をしてくるようにと
通達したのに」とおかんむりらしい。(OBクラブ会長としてコメント)
解説してるときオフレコで、(マウンドに駆け寄る中年太りのコーチ
を見て)「あれが野球をやってた者の身体かね・・・」
広さん『佐々木はプロスポーツマンとして失格。全くお話にならない。』
親分『だらしがねえよな、佐々木も。一発殴りとばしてやりゃあいいんだよ。』
『阪神投手陣は右左のバランスがいいし、人気球団だから素質のある選手が集まっている』
「これしか無いっ!」
「星野が自分の意志に反して中日の監督を辞めたのなら阪神の監督を引き受けても
構わないが、情熱を失い、疲れを感じて辞めたのならば引き受けるべきではない。
阪神という球団は、そんな生半端な気持ちで再生できるような代物ではない。」
ちょっと古い(’99.5月)けど、こんなのがあった。
http://www.sankei.co.jp/reon/yakyu/1998/html/0518ht_shingeki.html 指導者による変化証明
広岡達朗氏に聞く
今季の阪神がなぜ強いのか、快進撃を続ける理由と今後のゆくえについ
て、日本プロ野球OBクラブ会長の広岡達朗氏(六七)に聞いた。
◇ ◇ ◇
いまの阪神は、同じ野球でもトップによって変化することの証明といって
いい。野村監督の野球論とか野球哲学に阪神の選手が共鳴し、勝つた
めに何をするかということを一人ひとりが考えるようになったことが戦力に
影響している。
野球が『心・技・体』のスポーツと考えるなら、野村阪神は心を磨くことに
よって成功率の高い結果を出している。ただし、技術をともなっているか
といえば、疑問だ。技術とは訓練の積み重ねであり、それが伸びていくに
はもっと時間がかかるはず。
そのことは野村監督が最も分かっていることだろう。首位に2・5ゲーム
差の現在も『最下位脱出』が目標であることには変わりがないのではな
いか。
いまの勢いはいずれ失速し、選手も息切れを感じてくるだろう。多少は監
督のさい配によって落とすゲームを減らすことはできても、終盤で優勝
戦線に残っている可能性は薄い。
開幕前、私は中日と巨人、それに横浜を優勝候補に挙げた。ただし、巨
人は斎藤や桑田らベテランの活躍があってこそという条件付きだった。
横浜もうまく波に乗れなければ優勝はないと思った。総合力で見ても、戦
力のそろった中日は一歩抜けている。今後も中日がペナントレースの中
心にいることは間違いない。
「ユニフォームで大きくなったのだから、野球で恩返しをする」星野の取っ
て 付けたような阪神監督就任の口実に正直「うぬぼれたのか」と言いたく
なった。
中日一筋で闘ってきた男だが、星野という今の存在感は名古屋という土
壌に育てられた。一度も他球団で飯を食った事がない。未知の世界で生
きた経験が無い事が問題なのだ。阪神へ行く以上は成功してほしいと思
っている1人だが、ここの所の星野の言動を目にしていると心配でならな
い。
酸性化してしまった阪神というチームをどのように中和させて肥えた土地
にするか。再建は半端な気持ちでは出来ない。請われて外部から飛び
込む監督はなおさらだ。
星野は熱血漢。これは認める。ただ、確固たる野球の理論は私には見え
てこない。 持ち合わせているのなら1人で乗り込んでいく勇気を見せて
ほしかった。
再建屋になるためには情熱と根気がいる。「星野は怖いぞ」というイメー
ジだけでは 選手はついてこない。中日ではこの手法で成功したが、それ
は生え抜きだった からだ。「俺のチームだ」という意識が選手を牽引する
力になった。阪神ではそうはいかない。「今度の監督は何を教えてくれる
のか」選手たちはまずそれを期待する。野村は理論だけで失敗した。理
論を裏付けるのは事実だからだ。まして「気合」とか「闘志」だけでは理論
すら見えてこない。
阪急の監督だった西本さんはトスバッティングに命を懸けた人だった。来
る日も来る日もグラウンドで選手にトスを上げ続けた。優勝という結果が
出るまでに5年も費やした。グラウンドで評論家や新聞記者相手に話をし
ている暇は無い。それが再建屋。選手を納得させるには監督も汗を流さ
なくてはいけないのだ。星野はまず監督として何を売り物にするか。中日
時代とはまったく違う姿勢を出していかないと、いつまでたっても阪神の
土壌は酸性のままだ。
それにしても今のプロ野球界を象徴するかのような監督就任劇だった。
いかに人材がいないか。どのチームも監督という器を育てられない。私
は阪神の次期監督は岡田でいいと思っていた。だが生え抜きなのに入
閣すらさせない。そろそろチャンスをあたえてやってもいい時期のはずな
のに外部からの招聘。これでは芽を摘む事になる。要するに後継の人材
が育たないのだ。
これはフロントの責任。優れた人材を獲得し育て上げ、そして指導者、監
督としてチームを任せる。それが伝統となって次から次へと優れた後継
者が現れる。強いチーム作りの方程式だ。残念だが阪神を含めほとんど
のフロントが長期的な目を持ち合わせていない。だから、こんな首を傾げ
たくなるような就任劇が繰り返される。
星野、星野と新聞は書きたて、テレビも芸能ニュースのように扱う。星野
自身も大いにしゃべっている。何か、浮わついた物を感じてならない。何
故マスコミはもっとプロ野球界が露呈している醜態に厳しい視線を投げ
かけないのか。大勢のファンに支えられている日本のプロ野球の将来を
危惧するような指摘が出来ないのか。現象面だけを追いかけ、本質を見
抜こうとしない姿勢が歯がゆくてならない。
阪神球団は今の星野に一体何を期待しているのだろう。野村ですら勝て
なかった戦力で同じ要求をするのか。そうでなければ新しい戦力を獲得
して星野に与えるのか。それもせずに彼に頼るのは野村時代と一緒。阪
神の体質は変わらないし、進歩も無い。
(プロ野球評論家)
広さんは、やっぱ『育成』だよと言ってた。
しかし、重大発言が一つ。
んー書き込もうかどうしようか…いいか。
『ジャイアンツには、元木という素晴らしい選手がいる』
何年か前、元木が足を痛めていたとき、試合中に痛そうに足を
引きずりながら、守っていた(らしい)ら、広岡さんが、
「こんなことしていたらいけない。痛そうにしてるのを見せられたら周りが
気を使ってしまう。こんなこと(痛そうな態度)をするんだったら、出ないほ
うがマシですよ」
「松井にメジャーのユニフォーム?似合わない、似合わない」
例年、秋風が吹いてペナント・レースの帰趨がはっきりするころになると
、各球団首脳の口から様々な発言が出始める。来季を見据えた願望を
含めての建設的な意見も、中にはある。しかしその多くは、相も変わらず
自らを棚に上げた責任逃れと責任転嫁、ひどいものになると優勝を逸し
た現場指揮者に対する罵詈雑言に終始する。
一九五〇年に日本のプロ野球が2リーグ制となってから、五十年近い
年月が経過した。こうした後ろ向きの言葉を聞くたびに私は、もうそろそろ
、前轍を踏まず、新しい時代に向かって日本プロ野球界が新しく生まれ
変わる時期に来ていることを切実に感じる。
読売巨人軍を石持て追われて以来、私のなかには恩讐を超えた日本
のプロ野球界に対する考えが深くしっかりと根を下ろした。この構想の中
心になるのが、本書でも繰り返し述べてきたように、人を「育てる」というこ
とである。これは、無限の能力を秘めた人間の可能性を信じること。そし
てどんな人間でも自分の中に潜んでいる力を、必ず表現することができ
るのだという強い信念に基づいている。
日本の野球をこれまでの不完全なものから脱却させ、より健全で活性
化したものにするためには、この「育てる」ということが不可欠だ。ところ
がいまだ根強い巨人信奉と間違いだらけの「巨人野球」、そしてそれを取
り巻く現在の環境は、私のこうした選手育成の考え方とは真っ向から対
立する存在になっている。球界の変革と一言で言っても、それほど簡単
にできるものではない。もちろん利益追求の娯楽産業として発達してきた
米大リーグと、しょせん球団が親会社の宣伝媒体的な役割しか持たない
日本プロ野球とでは、そのスタートも理念も全く異なっている。だがむしろ
、いくら赤字が出ても無駄な出費を繰り返し、魅力あるゲームを提供する
努力を怠っているようなこの国の球団とそのシステムにこそ、多くの問題
点がある。なぜなら毎年のように計上される数十億円もの球団経営の赤
字は、最終的に親会社が補填し、結局そのツケはファン(消費者)に回さ
れているからである。さらに野球に対する専門的な知識や姿勢、理念が
欠如したコミッショナーや球団フロントの弊害もまた、球団や球界、ファン
に有形無形の多大な損失を与えている。
本書は、こうした球界の弊害を指摘し、それを克服するための提言と、
さらに人(選手)を「育てる」方法論を書き記したものである。僭越ながら
本書が、これからの日本プロ野球界を変革していく上での「教科書」とし
て、球界関係者のみならず、日本の野球を愛する一人でも多くの人々に
読み継がれていくことを、私は願ってやまない。
広岡達朗・「成功への羅針盤」−あとがき−
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。