この選手から野球を取ったら・・・

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787青波会&猛虎会/長谷川・佐々木のマフィア講座
<青波会・本部事務所>
   応接室に座っている佐々木・長谷川・田口・野村空
田口 「二人からマフィアの話とか聞けたらと思ったんだけど。イチロートシンジョウハサンコウニナラナイカラネ」
佐々木「ま〜1年目の奴に言う事は只一つ。キャラ作れ!」ビールを片手に御機嫌の佐々木
長谷川「俺みたいにベタなアメリカンジョークとばせれば必要ないけどね」自著をさり気なく横に置く長谷川
佐々木「『お前誰だっけ?』とか言われて遠征のバス置き去りにされたくないだろ?」激しく頷く野村空

佐々木「チキンハートキャラ作る為にソリアーノに狙撃されたり大変だよ。イチローキタカラメダツコトシナイトネ」合掌してみせる佐々木
長谷川「藤井見習って何かあるたび号泣するのとかどう?」
野村空「俺の身長でやたら泣いてたらウザがられるんじゃ。田口の顔で号泣も怖いし」
佐々木「チビと目玉以上の外見のインパクトがいるな。メガネ、アフロ・・」身を乗り出す田口と野村空
長谷川「おーっと!これから先は別料金ね」講座申込書を手に2人を遮る長谷川
田口 「何かドライだな。やっていけるのか不安・・・考え直すなら今かも」田口の迷いに気付き乱入する石毛
石毛 「今の聞いたぞ!田口思い直せよお!ズザー」手にアミダクジ、ジャージ姿で滑り込む石毛
田口 「申込書を!」慌ててサインする田口。若松にアドバイスを貰うべく沖縄を目指す野村空
木田 「・・・キャラに振り回されるなよ」遠くから苦みばしった顔で見守る木田

<二丁目・石井貴の店「ZERO」>
   次々とプリンを平らげていく松坂と前川。固唾を飲んで見守る猛牛会一同 
東尾 「可哀想だが食の怪物には勝てんよ。ってことで大輔に全額!」いつの間にか賭場を開いている東尾
   丼を逆さにし皿にプリンを盛り付けていく前川
岩本 「おお〜っとさすがプリンにこだわりが!この作戦は意味があるのかないのか?ナイトオモウンヤケドネ」
前川 「プリンがらみで負ける訳にはいかへん!」れんげをスプーンに替え、かき込む前川
松井 「前川君追い上げたね〜!どっちが勝ってもおかしくないよ!」沸き上がる猛牛会

   前川の追い上げに気付き、かき混ぜたプリンを飲む戦法に変える松坂
ノリ 「はやっ!松坂にとってプリンは飲み物なんか?」物凄い勢いで飲み干していく松坂に驚く猛牛会一同
松坂 「おわり!」最後の丼を空にし、れんげを叩き付ける松坂
前川 「負けた・・・」がっくりと膝をつく前川
松坂 「その服でダメージ受けてた割には頑張ったんじゃない?」余裕の笑みの松坂

石井貴「防衛戦を制した大ちゃんにはチャンピオンベルトと賞品ね!」ベルトとでかい箱を渡す石井貴
松坂 「賞金ないの?」いつの間にかいなくなっている東尾。渋々箱を開ける松坂
岩本 「ノリ提供の『kalimero』の春の新作でーす!ノリ、ナニタクランドルンヤロ?コワイワ」顔から血の気が引く松坂
松坂 「いや、これは遠慮・・イキナリイキギレトメマイガ」あまりの事に言葉が出て来ない松坂
ノリ 「遠慮はナシ!高知で着るのにちょうどいいやろ?店長のおすすめや」笑顔でステージに上がるノリ
前川 「いい気味や!どんだけ身体にこたえるか思い知ればエエ・・何や?ミシミシって」異変に気付く前川
石井貴「デブ3人は無理!降リテー!」石井貴の超音波の叫びも空しく限界を超え真っ二つに割れるステージ

<猛虎会・本部事務所>
   正座で1001のお言葉を拝聴する組員一同
1001「もう隠していることはないな?あぁ?」たまたま近くにいたので蹴りを入れられる浜中
浜中 「もうこれで全部です!隠し事はございません!!」瞳孔開きっぱなしで答える浜中
1001「まぁ、お前等の評価は高知での働きを見てからだな。
    俺もちょっと他人行儀だったかもしれん。今からは遠慮せんぞ!はは」誰も笑えない組員
今岡 「ちょっとは遠慮して欲しいモナ!」1001のパンチで彼方へ消える今岡
1001「若鷹会と若獅子会も高知に向かうはずだ。言いたい事はわかるな?」上機嫌で部屋を出ていく1001
桧山 「何処ともかちあいませんように!」祈る組員一同
田淵 「高知といえばアイスクリンか〜」おはぎを食べられたショックから立ち直れない福原の横で煎餅を頬ばる田淵