この選手から野球を取ったら・・・

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772猛虎会&猛牛会/脂肪遊戯
<猛虎会・本部事務所>
  部屋にばらばらと倒れている組員に驚く1001と田淵
1001「何があったんだ?今岡、まぶたがピクピクしてるぞ」突っ伏す今岡の頭に挨拶代わりに1パンチの1001
今岡 「大変モナ!ハゲとラジコンを操る男が奇襲かけてきたモナ!」頭をさすりながら起き上がる今岡
田淵 「ハゲとラジコン・・憲伸と山本昌か!ひどいぞ一竜会!」怒る田淵
1001「憲伸と山本昌なら今一緒に飯食って来ただろ?タノムヨコウチャン。ところで俺の粘土は?」粘土を探す1001

田淵 「うわ〜!すげえな1000ちゃん!あんた天才だよ!」変わり果てた粘土を大絶賛の田淵
1001「これも一竜会がやったのか?桧山」田淵をよんだことを本気で後悔し始めた1001
桧山 「え〜と。野口が故郷の星を思い出してやったようです。イマオカノシナリオツカエネエ」棒読みの桧山
田淵 「そうかあ〜野口もやるなあ。しかし腹へったよ。何か食べ物ない?」倒れている井川に聞く田淵
井川 「知らないっぺ!今岡さんに聞いてくれっぺ!」2時間ドラマの気の弱い共犯者そのものの井川

1001「ふ〜ん。他に何か見た奴は?」ぶんぶんと首を振る組員一同
片岡 「組長、実は」真実を言いかける片岡に後ろから蹴りを入れる川尻
川尻 「こうなったら一竜会に報復ですよ!ソコデカツヤクシタオレハアメリカヘ」頷きながらも目が泳いでいる組員一同
田淵 「それイイ!俺がミスター猛虎会だった時のVTRでも見て勉強・・ドラマが入れられてる!」驚く田淵
今岡 「それも一竜会の仕業モナ!アチャーオモイキリレンドライレタモナ」ただ笑顔で頷くしかない組員一同

1001「福原、おはぎあげるから部屋の電気消してくれないか」腕組みをして考え中から一転、笑顔の1001
福原 「まじっすか?何かクリスマスみたいでいいっすねえ」大喜びでスイッチを消す福原。発光する粘土に驚く一同
1001「粘土は蛍光塗料を練りこんでいたから光るのは当然として、
    お前、えらく輝いとるなあ〜今岡!」まぶしい今岡に近付く1001
今岡 「才能が輝いてるモナ?」1001のパンチで流れ星のように飛んでいく今岡
井川 「これは違うっぺ!」光る手のひらを隠す井川。組員全員がうっすら光るのを確認する1001
1001「・・・・泣かす!」暗闇にこだまする断末魔を背におはぎを食べる田淵

<二丁目・石井貴の店「ZERO」>
  マグナム筒井の芸に喝采を送る猛牛会一同
松井 「すごいよ!前川君も見たら?」拍手をしながら前川に話し掛ける松井
前川 「ゼイゼイ・・・チョット・・・休ませてもらうわ・・ゼイゼイ」肩で息をしている前川
高橋由「端からは楽しそうに見えたんだけど必死だったんだね」同情する高橋由

岩本 「門倉といい、今からの笑いは身体を使う方へ向かうんか?恐ろしい新人が出てきたで」戦慄の岩本
佐伯 「ホンマ、うかうか出来んわ。姉貴もいい新人見つけたな。流石や」笑顔の佐伯
石井貴「ま、まあネ〜。イヤダチョットリョウシンガ」ちょっとだけ後ろめたい石井貴
高橋尚「いつか潰す!オレノゲイフウトリヤガッテ」大受けの筒井を舞台脇から嫉妬の眼差しで見つめる高橋尚

岩本 「お待ちかね、フードファイト!!怪物・松坂くんに挑戦する人は〜?」ぐるぐる回るスポットライト
石井貴「何と、走って店に一番乗りしてくれた前川クン!」スポットライトに照らされる前川
松井 「そうか!その為にあんなに走ってたのか〜」大喜びの松井、気の毒そうな高橋由
前川 「アカン、今回は勘弁・・・」立ち上がり、辞退しようとする前川
松坂 「アレアレ?デブ恒例のダイエット中っすか?」れんげを手にせせら笑う舞台上の松坂
前川 「何や、誰かに踏まれたんか?横に伸びて見えるんやけど」いつの間にか舞台に上がっている前川
高橋由「床、堪えきれるかな」こころなしか沈んで見える舞台の床を心配する高橋由。れんげを手に取る前川
岩本 「プリン対決、はじめ!」一斉に丼に向かう前川と松坂