この選手から野球を取ったら・・・

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312燕会・お手柄平本&井川ポツーリ
<燕会・事務所>
平本「な、なんか、おかしいんだな」PCの前で驚く平本
岩村「ま〜た使い方分からなくなったんか?・・・別にフツーじゃねえか」呆れる岩村
平本「お、おかしいんだな」譲らない平本
飯田「どうした?わからんことあったらいってみ?」組員が集まってくる
古田「どら、俺がみてみるわ」PCを操作してみる古田。次々と画面を変えてみてみる

古田「あかん。中に入られて色々いじられとるわ」立ち上がる古田
飯田「じゃ、データも全部?」え〜っと組員一同から声が上がる
古田「いつからかわからんけど、やられとるわ。
   すぐばれるやろうけどこのPCはダミーで残しておこ」
土橋「うちはセキュリティ−にはかなり力いれたんだが」残念そうな土橋
古田「この分だと、他の組全部入られとるな」
飯田「一体どこの組が?それとも違う組織か何か?」
古田「目星はついとるんやけどな」
飯田「とにかく平本、お前偉いぞ!よく気付いた」拍手の燕組員一同
平本「え、えらいのかな」頭をかく平本
岩村「そんなことより、出入りないんすか?で・い・り!」聞いてない組員一同

<インターネットカフェ・Tiger Garden>
  店内奥の個室PCの前の井川と桧山
井川「やっぱ燕はもう使えないっぺ。気付いたみたいっぺ」PCの隣のモニタでゲームをしている井川
桧山「まあ、予想の範囲だからええよ」PCの認証画面をみる桧山
井川「そのかわり、他は入り放題っぺ」PCを見ながらもゲームを軽くクリアする井川
桧山「片岡の分の資金をどうにかできへんかな?」一応マウスをいじってみる桧山
井川「一番緩いとこなら片岡の古巣っぺ。ごっそりいけるっぺよ」またまたクリアする井川
桧山「ばれたらえらい目にあうけど、組長が喜びそうな話やなあ」笑う桧山
  物凄い早さでクリアする画面をじっと見ている井川。ちょっとひいてる桧山

<ジャビット商事・営業フロア>
 独りで残業をしている高橋由。「とんぼ」の着信音が鳴ると、飛びつくように携帯に出る
元木「キヨさんから連絡だ。日曜、PM5時、新宿だ。東口で指示を待て」
高橋「わかった」
元木「『わかりました』やろ?キヨさんの伝言やで。気いつけや」
高橋「・・・わかりました」携帯を切り、そのまま壁に投げ付ける高橋由