【IH】電気炊飯器総合スレッド 15合目【圧力】

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897名無しさん@お腹いっぱい。
圧力鍋の圧力と炊飯器の圧力を一緒にする考え方に問題があるとは思わないだろうか?
圧力鍋のように2気圧を超える圧力をかけると、
沸点が120度を越して澱粉がアルファ化し、炊き上がりの米の色が悪くなってしまう。
客商売で見た目が悪い米を出すわけには行かないから、当然圧力鍋は使わない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211068382?fr=rcmd_chie_detail

一方圧力IHの炊飯ジャーの圧力はせいぜい象印の1.4気圧が上限、
これだと110℃程度までしか沸点が上がらず、
アルファ化を防ぎつつ、非圧力機より高温での炊飯が可能となる。
また圧力調節により対流を引き起こし、米を攪拌する機能(サンヨーのおどり炊き)などは
http://familytime.disney.co.jp/ideas/JPATSP070801.html の
「固まっている米をしゃもじで静かにかき混ぜて、米が対流しやすくしてやります。
米一粒一粒に均等に熱と圧力を加える工夫です。」を再現するための創意工夫と言えるだろう。

個人的見解だが、圧力炊飯器は単純に圧力を上げて調理時間を短縮する事よりも、
炊飯に最適な圧力に調整する機能を持った炊飯器であると考える。
この機能がない機種はその分、工夫をしなければ沸点という物理限界面で、
羽釜や圧力炊飯器より不利であると思われる。