【安全】 IHvsガス!問題点だけを語れ 5 【環境】

このエントリーをはてなブックマークに追加
419名無しさん@お腹いっぱい。
http://allabout.co.jp/house/kitchen/nlbn/NL000071/vl_99.htm

■ 今週のコラム:暮らしの手帖!どうしちゃったの?[黒田秀雄]

新しくなった暮らしの手帖2号が書店に並んでいる。
ぱらぱらッとページをめくって、余りの過激な記事に唖然とした。
タイトルは「IHクッキングヒーターのもうひとつの姿」とある。

結論からいうと、暮らしの手帖はこの調理器具は、不完全な商品のためすすめないとしている。

愕然とするのは、過熱して赤熱したフライパンに油を注いだら、発火したという。
炎が立ちのぼった、消防庁が見たらびっくりするような写真が、大きくページをさいて掲載されている。
そして、炒め物やステーキが美味しくないと結論づけ、高い鍋を買わないとこの調理器具は使えない、だからすすめないとある。

ちょっと待ってくださいよ!!

確かにこの記事は、ガス会社の担当者が見たら飛びあがるほど嬉しい記事だけれど、
本当にこんな書き方で、出版社の公正さは守られているんだろうか?

ガスでも電気でも、どんな調理器具でもカラ焼きして真っ赤になったフライパンに油を注げば、一気に燃え上がってしまう事は当然のことではないですか?

そしてブラインドテストでもなく、できあがったモヤシ炒めやステーキが、まずいのうまいのっていうのは、客観的な評価から程遠いと思われます。

このように、取り上げてみると個々のテスト項目が、余りにも主観を前提とした消費者をあおる記事になっている事にとても危惧を感じてしまいます。

長文になってしまいますが、昨年発行された暮らしの手帖別冊「台所」では、
私の書いた何十枚もの長文の原稿を、すべて“暮らしの手帖言葉”に書き直し、
巻頭で、一言
“今回はキッチンスペシャリストの黒田さんからいろいろお聞きしました”
だけで済まされた、最近の暮らしの手帖社の編集態度と合せて、今回の記事も、その書き方にも大きな疑問を感じざるを得ません。

お断りしておきますが、過去のガイド記事をご覧になってもお分かりな通り、私は、IHクッキングヒーターの推進論者でもなんでもありません。