1 :
あるケミストさん:
2 :
あるケミストさん:2012/08/07(火) 07:17:46.64
1乙。
違法薬物の合成に関する質問にはお答えしないか、嘘を教えます。
違法薬物といえば、学内メールで麻薬指定が増えたって知らせが来たな
うちは材料物性よりだから全然関係ないが、
全合成だと「あ!俺が作った中間体じゃん!」みたいなこともあるんだろうかw
「そういや単離してる時なんかおかしくなってたわー」とか
フェニる酢酸は買えないけど、クロライドを潰して・・・ゲフンゲフン
わりとどうでもいい
6 :
あるケミストさん:2012/08/07(火) 23:15:48.23
ラボで有機合成実験やってると、違法薬物なんて本当にどうでもよくなる。
(わざわざ作ってみたいとは思わない、という意味)
便利な原料が手に入らない事に気づいて、頭くる程度。
だな。毒劇物だろうが指定薬物だろうがゴロゴロ転がってるし、トルエンだシンナーだに至っては腐るほどある
いかにもやばそうな部分構造持った基質だって日常茶飯事
そういや自分も化学系目指したのプラスチック爆弾かっけーってのが最初だったな
今じゃ全然興味ないけど・・ 逆になんでなくなったんだろw
化学やってて爆発したら事故だろ
まともにやってりゃ避けるべきものという感覚が身について当然
水の廃液にポリマーらしきものが生成して処理に追われる事件が起きました。
水の廃液中で酸と塩基が反応してポリマーが出来るとか言っていた人がいたのですが、ありうる話ですか?
ちなみにアセトニトリルと水が混じったものもそこに捨てていたようです。
酸と塩基が反応したというよりも、水が一時的に酸性、あるいは塩基性になってビニル系等の有機溶媒が混入して重合が起こった可能性の方が高いかと思われるのですが、どう思いますか?
あまり知識がないので教えてくださるとありがたいです。
NMPと無機塩をクエンチ後に取り除きたいのですが、良い方法ありませんかね?
12 :
あるケミストさん:2012/08/11(土) 23:26:01.49
酢エチで分液振れ。
何回もDMFとDMSOで出てきてる話題だけど
酢エチ/ヘキサンとかエーテルに溶かして
水で何回か洗え。目的物の水溶性が高い場合ロスするが。
>>10 ビニル基モノマーがきちんと重合するにはラジカル発生源が必要だし、酸素があれば止まる。濃度が薄ければ濁るだけだし、水を大量に入れたら固化する。サンプルが取れるならアセトンやDMSOあたりで溶けるか試してみて。
酸塩基反応が何を指すのかわからないが、ポリマーではなくてゲル生成が問題なのかな?
15 :
あるケミストさん:2012/08/16(木) 13:14:16.80
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. | \ ∠イ ,イイ| ,`-' | 頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。
| l^,人| ` `-' ゝ | さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
| ` -'\ ー' 人 一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
| /(l __/ ヽ、 良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
| (:::::`‐-、__ |::::`、 ヒニニヽ、 あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
| / `‐-、::::::::::`‐-、::::\ /,ニニ、\ それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら?
| |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、 ヒニ二、 \
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16 :
あるケミストさん:2012/08/16(木) 15:39:57.34
ポリエチレングリコールの重合反応ってアニオン重合であってる?
反応機構kwsk知りたい。
17 :
あるケミストさん:2012/08/16(木) 16:47:26.24
マルチは死ね
18 :
あるケミストさん:2012/08/17(金) 18:21:45.15
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| /(l __/ ヽ、 良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
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うまく行かないとき一回やるか見切るかどうやって判断しますか
とりあえずもう一回やる。というか素反応なら結果がよくても悪くても日を変えて最低でも2回は仕込む
21 :
あるケミストさん:2012/08/24(金) 07:47:41.89
>>19 もちろん反応の重要度にもよる。
まず、何で行かないか考える。副生物や試薬分解物を見たり、場合によってはin situでNMRを
取って考える。モデルや文献のトレースとかもやってみる。反応を重水で潰してみるとかも
やってみる。
「とりあえずもう一回やる」というので、うまくいった試しはない。
仮にうまく行っても、再現性がないので使い物にならん。
案外、反応温度だけでどうにかなる場合もある
副生成物があまりなく、少しは目的の反応が行ってそうなら、
その時の条件より温度を高くしたものを仕込んでみる
それでそこそこ収率が得られる目処がついたら、溶媒や触媒を考える
まぁ、反応屋的な発想かもしれん
痕跡量の生成物も得られずなら、そもそも根本的に何かがおかしい可能性大なので、
>>21の要領で考え直す
先輩のトレースが4回連続上手く行かなくて5回目でなんとかいったとき
俺に再現性は取れないと思った
でもそこからはちゃんと再現よく上手く出来るようになったんだよなぁ
なんなんだろうな
楽観視するなら「仕込むのが上手になった」というところだが・・・
その4回目と5回目以降で、使った試薬の「鮮度」が違うとかいうのは無いかい
やっぱり、開栓したてと時間が経過したものでは、反応性が変わってしまう場合もある
酸素、水分に弱い試薬や反応系なら特にそうなりやすい
反応温度-30℃にしたいのですが何か良い冷媒ないでしょうか?
ライアイス-アセトンが良さそうなのですがドライアイスが用意できず
アセトンに液窒入れたら当然の如くアセトンも反応溶媒のDMFも固まってしまいました
凝固点がDMFより高い有機溶媒に液窒でいけるものなのでしょうか・・・?
アセチレンの末端水素はなぜグリニャール試薬と反応しないのですか?
28 :
あるケミストさん:2012/09/01(土) 03:49:36.24
>>27 反応しますよ。
末端アルキンにアルキルGrignard試薬を作用させると、末端の水素が引き抜かれて
アルキニルGrignard試薬ができます。
>>25 どうして-30度で反応したいのか言ってみるといいよ。どんな基質を反応させたいのか。
そもそもそんな低温は必要無いかもしれないし。
ドライアイスアセトンは普通に-78までいくよ
-30は微妙だな
定番は塩と氷で-20、ドライアイスアセニトで-41、ドライアイスアセトンで-78あたりだが
細かい温度維持したければ恒温槽使うしかない
塩氷とか氷メタで-20をキープするのは至難の業
だいたい-15〜-10になっちゃう
四塩炭ドライアイス適量で-20はキープできる
だけどドライアイス過剰だとたちまち固まって-30ぐらいまで下がる
上手い具合にドライアイス調節できれば四塩炭が-30を一番実現できると思う
ドライアイスが入手できないって話なんじゃないのか・・・
凝固点が-30℃くらいならいいんじゃないの
36 :
あるケミストさん:2012/09/03(月) 07:18:50.22
塩カル-氷で冷やしておきながら、時々液チをかけて温度を保つ。
液ちすぐ下がってしまう
ドライアイす 入手できないってどんだけ田舎だ?
ドライアイスが調達できまい状況を思案してしまった。
39 :
あるケミストさん:2012/09/05(水) 07:31:04.43
普通は死体のあるところには、必ずドライアイスはあるけどな。
ただ、沖縄では本島以外にドライアイスは入手できないらしい。
ボンベさえあれば作れるけどな。
41 :
あるケミストさん:2012/09/05(水) 20:54:05.99
炭酸ガスをバッグに噴出して作る簡易タイプでは、気温が30℃以上になるとほとんど
作れない。
じゃあ冷蔵庫で作ればいい
そもそも断熱膨張してるからそのうち冷えるよ。気温なんて関係無い
43 :
あるケミストさん:2012/09/05(水) 22:23:50.75
44 :
38:2012/09/07(金) 07:59:59.75
>>39 離島で有機合成って、日本でありますかね?
45 :
あるケミストさん:2012/09/07(金) 10:07:09.28
天然物の物取りをやってる研究室だったら、そういうシチュエーションもある。
ま、合成じゃないが。
46 :
あるケミストさん:2012/09/09(日) 02:15:14.98
似たような構造を持つ化合物の
旋光度を測定して
比較をしたいのですが、用いる溶媒は
統一したほうがいいのでしょうか?
測定溶媒により数値の変化はありますか?
つまららない質問で恐縮なのですが。
47 :
あるケミストさん:2012/09/09(日) 02:18:32.26
いくつかの化合物の
旋光度を測定して
比較をしたいのですが、用いる溶媒は
統一したほうがいいのでしょうか?
測定溶媒により数値の変化はありますか?
つまららない質問で恐縮なのですが。
対象の化合物にもよるが、影響が出ることもあるだろうな。溶媒によって立体配座が変わるモノもあるから。
そもそも化合物毎の値を比較をしたいんだったらパラメーター(溶媒、温度、セル長etc)は極力変えちゃ駄目。
変えるんだったらちゃんとした理由が必要。溶解性の問題とか。
49 :
あるケミストさん:2012/09/09(日) 03:12:47.28
48>>
常識でしたか。
そうです、溶解性の問題です。
DMFに溶かすと回収するのが面倒、ということで質問した次第です。
ありがとうございます。
50 :
あるケミストさん:2012/09/09(日) 08:15:33.05
旋光度は測定環境の変化に敏感で、溶媒を変えると符号が変わることも珍しくない。
また似たような化合物を測定してある一定の規則が発見されたとしても、
未知の化合物でその傾向が保たれる保証は全くない。
そういう実験をやりたいのであれば、光源を水銀ランプに変えて紫外で旋光度を
測定すべし。そうすれば少しは信頼のおけるデータが得られる。
理由は自分で考えましょう。
旋光度は測定温度が一度違うだけでも全然違う事もあるからな。
旋光度で大事なのは符号であって値はそこまで重要じゃないよね
それなのにぴったり当てろとかキチガイだろ
そういうこと言ってるから合成屋の報告する数字は役に立たんとか言われるんだよ
符号ってそんな簡単に変わってしまうものなのか・・・
そんな簡単に変わってしまうのだったらデータとして必要ないですよね?
つまり!?
57 :
あるケミストさん:2012/09/09(日) 18:10:39.09
>>54 もちろん、普通に条件を合わせていればそんなに簡単に変わらない。
だけど、溶媒に対してはめちゃくちゃ敏感だから気をつけるべし。
符号はともかく値自体は結構ずれちゃうよねえ。
旋光度をスゲー適当に測定して論文にしてるラボを知っている
値が合わないときは文献値の方を疑ってもいいかもしれない
さすがにモノ取りのラボじゃないだろ?
>>59 では無いけど同じ大学にいるモノ取りラボもそうだったな
62 :
あるケミストさん:2012/09/10(月) 00:30:53.46
どうして感度の悪いその領域で測るのが慣習になったの?
64 :
あるケミストさん:2012/09/10(月) 07:11:42.63
安価で精度のいい単色線がナトリウムD線であった、という歴史的事情による。
一度データを取り始めたら、条件を統一する必要があった。
他の線源にしてナトリウムとベース補正して指標作れば済んだのに、ということはせんこうどっていい加減なん?
66 :
あるケミストさん:2012/09/10(月) 11:03:33.55
>>65 >ベース補正して指標作れば済んだのに、
ここが意味不明。
感度が低いってことは、旋光度のD線付近での波長依存性も大きい。
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69 :
あるケミストさん:2012/09/18(火) 22:18:03.89
天然物討論会、クソ学会化がみるみる進行中!
談話会メンバーの老人会は早く引退しろ。
薗頭カップリングでTMSAをつけて炭酸カリウムでシリル機を外そうとしているのですが、フッ素がついてるせいかうまくいきません。なにかいいほうほうないですか?
71 :
あるケミストさん:2012/09/23(日) 04:15:18.74
今年の天然物討論会の最大の成果は、暑さのせいで背広やネクタイの着用率が激減したことだ。
海外の学会みたいに、カジュアルな服装で参加するのが当たり前になってほしい。
生物系や物理系ではとっくの昔にそうなっているのに・・・
72 :
あるケミストさん:2012/09/23(日) 23:20:47.38
トリフルオロアセチル化したアミノ基を
加熱塩基下で加水分解しながら脱保護しました。
目的物は得られるのですが、きれいに進行しません。
州立をあげるためにはどうしたらよいですか?
73 :
あるケミストさん:2012/09/23(日) 23:23:37.62
その情報だけでわかったらエスパーだ
バイプロで出来るものがそこ以外の官能基に悪さしてるなら条件そのものか保護基から変えるしかない
75 :
あるケミストさん:2012/09/24(月) 07:09:27.59
Tfaなんて保護基はやめるべきだ、としか言いようがない。
>>72 アルコールでエステル作りつつ外すんだよ。塩基の強さに気を付けな、強けりゃいいってもんじゃない。
>>73-76 遅くなりました。
回答ありがとうございます。
条件は炭酸カリウム、DMFと水です。
>>76 塩基下でアルコール中で行うって事ですか?
ちなみに原料も目的物もアルコールには溶けません。
>>77 現時点の収率は?
温度下げたらいいじゃない!
>>78 単離収率は6割ぐらいです!
現在は50=~60度でやってますが、
温度を下げると反応の進行が遅くなるような気がします。
80 :
あるケミストさん:2012/09/25(火) 07:15:59.29
DMFがイカンな。
自分だったらジオキサンを試してみる。
塩基性アルコール条件だったら、多少熱かければ溶けるだろ。
81 :
あるケミストさん:2012/09/27(木) 09:41:46.29
研究室にいると体がかゆくなってアレルギー症状みたいなのがでるのですがこれはどうすればいいですか?
有機溶媒が原因ってこともありますか?
82 :
あるケミストさん:2012/09/27(木) 10:19:16.54
>>81 研究室で誰かが揮発性のヤバ目の試薬を使っていないか、まず確認すべきだ。
有名なのはDCC。その他、ハロゲン系化合物・芳香族アルデヒド・含窒素複素環などを疑う。
だけど残念だが、化学だったら理論系や物性系への転向を勧める。
金属銅(Cuの0価)のひょうめんを活性化したいんですが、塩酸しょりとかでいい?
I2/acetoneで処理するときれいになる。
細かい手順は本見ないと覚えてないが、
銅粉にアセトンを入れてI2を適量放り込んでしばらく攪拌。
ある程度すると明らかに見た目がかわるのでろ過して
塩酸で洗ってアセトンで洗って減圧乾燥みたいな感じだったと思うけど
自信がない。
>>84 ありがとうございます
研究室にあるpurification の本になかったので、教えてくださって助かります
I2って酸化しそうですけど不思議ですね
>>84 これっとどういう仕組みなんでしょう。
I2がCuの表面の酸化物を還元してるってことかしら?
87 :
あるケミストさん:2012/09/29(土) 08:37:01.67
どっちかというとI2は酸化剤だからなあ。
一旦アセトンと反応して、酸化銅を還元しているのかもね。
勉強になったよ。
グリニヤでもやるよね
修論どうするかなぁ
皆さん試薬庫の管理は何でやってます?
うちは未だノートなんだけど。
使い勝手のよいシステム有れば導入したい。
凶授が作ったソフトで管理してる。
分子式で検索すると場所がでてkる
試薬庫からの持ち出し管理はノートが一番楽だな。うちの大学の管理システムには部屋までしか登録できないし
excelでやってるよ
和名英名、危険物分類、cas、棚
試薬本体には購入日か開封日を記入
96 :
あるケミストさん:2012/10/10(水) 16:16:42.54
>>95 このシステムの導入にいくらぐらいかかりました?
KUCRS
98 :
あるケミストさん:2012/10/11(木) 22:40:27.95
クロロギ酸ベンジルによって対象化合物に取り付けたベンジルオキシカルボニル基について、
ウィキペディアでは
>ヒドリド還元に対しても一般に安定であるが、水素化アルミニウムリチウムと加熱するなどの強い条件下ではメチル基にまで還元される。
と説明していますが、
代わりにクロロ酢酸ベンジルを使用した場合(何基と呼ぶのか分かりません)、
水素化アルミニウムによって、エチル基になるのでしょうか?
この場合、メチル基になる副反応(副生物)はゼロでしょうか?
>>96 ごめんなさい わからないです
結構な額だと聞いてます
>>98 アミノ基にかけるとすると
クロロギ酸ベンジルによって取り付けたベンジルオキシカルボニル基(Cbz基)はカーボネートです
クロロ酢酸ベンジルを使う場合はカーボネートにはなりません 構造を考えてみましょう
反応はおそらく進行しませんが、頑張ればアミド化かアルキル化の成績体が得られます。
アミド化したものをLiAlH4で還元すればエチル基になるかもしれませn
100 :
98:2012/10/12(金) 18:34:15.73
>>99 ありがとうございます。
クロロ酢酸ベンジルはアミノ基にはくっつかないんですね。
カーボネート(炭酸塩)でなければ、これは無理ということですね。
>頑張ればアミド化かアルキル化の成績体が得られます。
たとえばブロモ酢酸ベンジルや、ヨード酢酸ベンジルを用いた場合、
アミド化しやすくなったりとかはあるでしょうか?
Cbzはカルバメートだろ。
>>100はもう一度有機化学の教科書読みなおしてくるべき。
何がしたいかわからんが、電子引っ張ったほうがアミド化しやすいだろ
>>100 BrやIでやったらどう考えても
α位で置換反応が起きて
アルキル化がいくよ。
アミンをエチル化したいんじゃないのか?
大人しくイミンの還元が吉だと思うが。
つーかなんでベンジルエステルから離れないんだよw
と思って読みなおしてみたけど、もしかしてアミドじゃなくてアルキル化したいのか?
α-アミノ酸つくって還元するとアミノアルコールになるな。
〜がしたいという質問なのか
〜をしたらどうなるのか知りたいというパターンなのかよくわからんな。
相手は何も知らないということを念頭において話す癖をつけるんだ
ハロゲン使う反応では、チオ硫酸ナトリウム水溶液を使ってwashするのが定石ですか?
それとも念のためって感じでしょうか。
Br2とかI2とか残ったままその後のワークアップやりたくないなあ。
危ないし臭いし汚染するし。ちゃんと潰せるなら潰したほうがいい。
あと塩基を入れられるなら入れたほうがいい。チオ硫は酸性のままやると臭い。
110 :
あるケミストさん:2012/10/22(月) 11:29:33.85
チオ硫酸ナトリウムは二価の硫黄が何かとめんどいので、嫌い。
亜硫酸水素ナトリウムの方が自分は好きだ。
111 :
あるケミストさん:2012/10/22(月) 17:53:56.02
俺も重亜硫曹を使うな。
>>112 なんか必殺技みたいでカッコイイな重亜硫曹
I2はチオ硫でもさくっといけるけど、Br2の処理なら亜硫酸Naがオススメ。
115 :
あるケミストさん:2012/10/22(月) 22:32:15.91
過酸化物の処理にも亜硫酸水素ナトリウムは手堅く潰してくれる。
116 :
あるケミストさん:2012/10/22(月) 22:34:32.79
ちょうど今I2でハロゲン化して亜硫酸Naで処理してたら分液の段階で漏斗破裂したわ。
ガス抜きが不充分だった。もっと撹拌して放置すべきだったね。みんなも気を付けて。
ファーストチョイスは亜硫酸ナトリウムという方が多いんですね。
参考にします!
118 :
あるケミストさん:2012/10/23(火) 07:18:36.55
pHに注意しないと亜硫酸ガスを発生するから、それには十分注意すること。
特にハロゲンの処理では酸性に偏りやすいので、注意だ。
NaCN使ってんのに酸性にしやがった馬鹿なら居たな
話ぶったぎってスマソ
p-TsOHって水和物でしか売ってないですかね
無水のやつが見当たらない…
>>121 anhydrideじゃなくてanhydrous?
市販では見たことないな
CSAでも使ってろ
学生実験でシクロヘキサノンの酸化によるアジピン酸の合成を行ったのですが
とても収率が低かったです
もちろん自分が実験がへたくそだからという理由も考えられますが
同じ様な経験がある方に知恵をお借りしたいです
簡単な流れとして
シクロヘキサノンの過マンガン酸カリウムによる酸化 ここで45〜50度に保つ
過マンガン酸の除去、減圧蒸留による濃縮
塩酸を加え、一日放置して結晶をろ過して取り出す
です
あまり参考にはならないと思いますが、同じ経験をした方がいればご教授ください
よろしくお願いします
教科書読め
Scifinderで検索していて、欲しい原料が売ってる!と喜んだがAuroraのみでがっかりすることない?
うちは、共同研究先に作ってもらうから心配してないよ。
大学の有機合成系の研究室は月にいくら出費してるの?
うちめちゃ使う(週10万前後)から准教が文句言うわ
口では「必要なものは買ってね」っていうけど本音は「使い過ぎだカス」って思ってると思う。
ヒントが欲しいので書き込みます
claisen-schmidt反応を用いてベンザルアセトンを合成したかったのですが、
結晶が析出せず、液体のままでした。
実験操作は次のとおりで、NaOH入りの水・EtOH混合溶媒にアセトン(過剰)を入れ、
ベンズアルデヒドを加えて、計1時間攪拌を行ったのち、クロロホルムで抽出し、
溶媒の水を硫酸ナトリウムで取り除き、吸引ろ過し、上澄みをエバポレーターで減圧濃縮をしました。
NMRを見たところ、EtOHやアセトンと思わしきシグナルが観測されているのは気になるところですが、
8ppmより低磁場にシグナルが無いことから反応は進んでいると判断しました。
悩んでいるのはベンザルアセトンの結晶が析出せず、液体であった理由です。
液体であった理由、もしくは、収率が大幅に減る原因について何かアドバイスをもらえればと思います。
NMRで溶媒残ってるなら結晶析出しにくい
貧溶媒加えたりしなかったの?
(買ったやつだけど)ベンザルアセトンちょっと触った感じ
ぎりぎり固まるくらいの結晶性なので
溶け易いハロゲン系溶媒がちょっと残ってたり
純度がちょっと悪かったりすると固まらなさそう。
132 :
あるケミストさん:2012/11/04(日) 08:37:20.41
マニュアルどおりにやればマニュアル通りにできると思っているゆとり世代が
研究室にもついにやってきたか。
NMR取ったら、テメーのその足らねえ頭で考えるんだよ。アホか。
133 :
129:2012/11/04(日) 12:40:49.72
色々とご指摘ありがとうございます。
操作については書いたこと以上のことはしていないので、落ち度ですね。
確かに知識不足ですので、研究室配属まで大分時間があるので努力すべきですね、反省します。
実験構成は決めれそうなので、本当にありがとうございます。
マニュアル以上のことは基本的にしなくてもいいよ
マニュアル通りにやって駄目ならそのマニュアルに欠陥があるだけだから
うまくいかないという実験結果でいいよ
たいていは実験者の腕で片付けられるけどね
135 :
あるケミストさん:2012/11/05(月) 07:08:07.48
>>134 「うまくいかないという実験結果」を出すだけでよかったら、それでもいいんじゃね?
融点が40℃付近の物質は夏場だと完全に液体になることが多い
今の時期は微妙だが、生成物が半溶の状態じゃねーの?
不純物のせいってのが最もありそうだけど
TBAF=ティーバフ
DMAP=ディーマップ
これって学会で言ってもいいの?
>>137 その辺なら学会でも聞いた覚えがある
正式名称は長いし4文字だからTHF見たいにアルファベットそのまま読むのもおかしいし
>>137 ティービーエーエフなら構わないが、ディーエムエーピーはDMACと紛らわしいから基本デイマップ
>>136 不純物のせいだよ。
文献値の融点-21℃の物質が5℃で凍ることもあった。
TBSを訳さずに言われても逆に分かりにくい
略さず
の間違いね
卒研生でTBSをtributylsilylだと勘違いしてるのがいたな
うおおおTPAP酸化の収率が全然上がらねぇ!
TLCで綺麗に行ってるのにシリカで触媒のぞいたらNMR綺麗だが収率20%くらいになっちまった。
あれか?TPAP10 mol% NMO3 eqなのがいけないのか?
どこに吸着されてんだよ。シリカぶちまけて回収してもいないし!マジック!
ぼこぼこになって原点落ちしてんじゃね
確かに原点に触媒と混じったスポットはあるが、こいつなのか・・・?
もっかいメタノールで溶出させてみるか。あうあうあー
あとは試してないSO3ピリジンでもやるしかないな
147 :
あるケミストさん:2012/11/13(火) 11:14:56.39
SwernとDMPではどうだったのか、まずそれを先に言え。
Swern→バイプロが目的物の少し上に生成。crudeで持って行きたいので却下
DMP→酸性を抑えるために加えた重曹のせいか濾過でのロスが目立ったので却下。ピリジンは試していない
149 :
147(マジレスモードに突入):2012/11/13(火) 15:15:08.65
分液振れないほど不安定or高極性なんか?
IBXオヌヌメ
TPAPの触媒高いよね…
高井オレフィン化反応で抽出液濃縮したら5員環ケタール外れたンゴww
クエンチでチオ硫酸NaとかNa2SO3とかぶち込んでたのに外れたンゴww
もうアセチルのピークを見るのはやだお……
153 :
あるケミストさん:2012/11/15(木) 16:53:11.82
CrCl2がそもそもルイス酸性が高いだろ。何で抽出して処理しないの?
1行目に抽出て書いてるやん。
私の予想では濃縮時にごっそり出てくるあまったCHI3とかヨウ素由来の何かが犯人じゃないかと思ってたんだが今回も半分外れた。
文献読むと普通に濃縮、精製してるが、彼らはあの黄色い固体はどうやってのぞいてるんだろう。
毎回Hex100で流してのぞいてるがこれが普通なのだろうか。
Ph3P=CHOMe使ったWittig反応上手くいってる人居ますか?
イリドをtBuOKで調製するとdeep redになるってどの文献にも書いてあるんですが、
やってみたら入れてすぐにオレンジ〜黄色になったものの、結局無色になりました
何が原因なんだろうか、溶媒のTHFは要脱気だったりするんですかね?
BHTがあると色変わることあるよ
まあ反応には影響ないと思われるから気にせずやってみたら?
157 :
あるケミストさん:2012/11/18(日) 07:59:09.91
Ph3P=CH2も「血のように赤い」って聞いてたのに、普通に黄色だったな。
ちゃんと反応は行ったけど。
>> 144
酸化しすぎてカルボン酸になってんじゃね?
分液で水層に行ってるかもよ。
不安定だと思ってー80度保存してたサンプルが実は50度超音波15分でもほとんど壊れてなかった件
あるある
大抵は精製不十分で微量に残留した不純物が悪さしてる
アルデヒドがTLCで分かれないぞおおお
中でもベンズアルデヒドが顕著
アセタール状になってるんじゃね?アルコールで処理か展開してみたら?
ph調整すれば?
アセタールは弱酸性にすれば大概上がる
仕事納めしましたか
年中無休です
シフト制で24h営業中
三が日実験休むようじゃ、とてもいい研究はできまいよ、君〜
メリハリも重要だぞ
休みまで来て頑張るのも評価するが
学会直前に止まりこむ必要がないように日ごろから実験しないと
170 :
あるケミストさん:2012/12/30(日) 20:54:41.72
>>167 それはもう時代遅れだ。
有機化学至上主義で、みんな一斉にオナニー研究に陥ったM山研系研究室の惨状をみよ。
普通の生活をしてはじめて、社会のニーズってわかるんだよ。教員が正月に研究を強制するような
研究室からは何も生まれない。
>>170 言いたいことはわかるが、わざわざテルを引き合いに出すなw
>>171 何で?
M山は日本の有機化学を10年進めたけど、20年遅らせた元凶だw
よ〜し、カラム初めするで
174 :
あるケミストさん:2013/01/06(日) 17:29:43.36
無水酢酸とピリジンで水酸基をアセチル保護するとき、水が微量でも存在したらうまくいかないもの?
水が微量にあったとしても、それに対する無水酢酸の量がかなり多ければ反応は進むような気が・・・
今の季節は加熱しないと反応の進行がかなり遅いんですかね?
普通はそこまで気にしないでもいくよ。
単に反応性悪いだけじゃないの。
アシル化はよくわからないけど、水があったほうが反応速度が早い。
まったく気にする必要なし。
アセチル化がうまくいかないときは、温度や濃度の条件を変えるよりも試薬を変えたほうが良い。
アセチルイミダゾールにしたり、ケテン条件にしたほうが効果的。
無水酢酸1.5eq.(水酸基に対して)、トリエチルアミン1.6eq.、DMAP 0.2eq.
溶媒はアセトニトリル(基質重量に対して20〜30倍)で試してみ。
塩基に弱いならトリエチルアミンの替わりにピリジン、コリジンなどを。
最初は0度で始めて1時間ごとにTLCチェック。
反応が進まないようなら室温、40度、60度と加熱。
>>161 展開溶媒にメタノールを少量入れてみ。
ヘミアセタールを形成して分離が変わるかもしれん。
ベンズアルデヒドならトルエンを用いた展開系(2成分、或いは3成分)にすると
分離するような気もする。
179 :
あるケミストさん:2013/01/06(日) 19:51:56.05
>10年進めたけど、20年遅らせた元凶だ
wwwwwwwwwwww
180 :
172:2013/01/06(日) 19:59:22.42
ピリジン無水酢酸1:1v/vに溶かして一晩ほっとけばよろし。
大量だったら、トルエンで希釈。濃縮すれば自動的に共沸する。
>>179 ふふふ、実感したぁ?
>>180 糖化学でよく使う条件だね。
トラップを充分にしておかないと、微量の無水酢酸がラインに混入し、分解して
酢酸になって配管を腐食させるから注意すべし。
182 :
あるケミストさん:2013/01/06(日) 21:37:38.08
レスありがたいです。
アセチル保護の前段階の反応で、原料とメトキシアミン塩酸塩を反応させて溶媒とばして、
未精製のまま無水酢酸いれてる
塩基の量を増やしたり強くしたりすると良さそうですね!
メトキシアミンでオキシムをかけていると思うが、爆発性があるのではないかな。
濃縮して次の反応をかけることは推奨できない。
面倒でも抽出してから、アセチル化すべきだ。
Weinrebアミド化かもね。
何にせよ手抜きをしないで精製して試すのが最優先。
会社にもいるんだよ。
精製せず反応かけて、この基質は反応しないって報告する人。
そういうダメ研究者にならないように気を付けてね。
185 :
あるケミストさん:2013/01/06(日) 23:25:47.00
爆発のほうは大丈夫のようです
精製が困難であったため、保護して精製を容易にする目的もあったのですが
アセチル化の前に精製できような条件をもう一度検討しようと思います
.爆発性が大丈夫ってのは熱量分析なりしての話?
感覚と経験だけってのは怖いよ。
今まで大丈夫だったのは
ちょっとした違いで爆発するなんてことがある。
だな。大丈夫だと過信して迂闊にスケール上げた時が特に危ない
酸かメトキシアミンが残ってるかもしれない条件なら、そりゃ止まる可能性あるよな。
水で軽く洗浄するだけで改善しそうだ。
189 :
あるケミストさん:2013/01/07(月) 01:31:43.03
残念なことに目的物も水に溶解してしまうんですよ
使用したアミンは熱分析試験やMSDSで固体でも爆発の面では危険性なしとされていたので。
しかし、怖いので気休めに室温でOKのところを低温で取り扱ってます
確かにヒドロキシルアミンは恐ろしいですね。反応中なにが起こるかわからないので気を付けなければ…
昨年末くらいからACSのHPの仕様変更で
IE8じゃブラウザが落ちるようになってしまった。
javascript切ったら見れるけど、グラフィカルアブストラクトが表示されねえ。
IE以外のブラウザ使ったら見れるけど…
IEなんてクソブラウザ使うほうが悪いだろ。
192 :
あるケミストさん:2013/01/12(土) 09:43:19.37
DNS法で、なんでジニトロサリチル酸使うの?
アルデヒド酸化するだけならほかの酸化剤でもいいじゃん
なんかジニトロサリチル酸じゃなきゃダメな理由ってあんの?
ないよ
194 :
あるケミストさん:2013/01/13(日) 22:25:23.40
じゃあなんでジニトロサリチル酸なんだべ
何を定量してるんだか考えろ低能
うるせーハゲ
>>172 上手いこと言うな。
たしかに最近、中国人が必死に名前を売るように論文を出しているのを見ると、
日本の有機化学が取り残されている感じがする。
ああいう論文の出し方に自分はすごく批判的なんだが、M山の小奇麗な有機化学には
あのアグレッシブさはない。特に弟子たちは、そういう連中ばっかりだ。
M山は日本の有機化学をお家芸と呼ばれる程に完成度を高くしたが、同時に多様性を奪ってしまった。
東大農のMりと名古屋のNりともども、早く消えてほしい。
198 :
あるケミストさん:2013/02/08(金) 12:30:03.57
Organic Lettersの中華論文を見ていると、全合成研究がいやになる。
全合成なんて普通は絶対に追試なんかしないから、実験データは本当なのか疑いたくなるし。
別に中国製じゃなくても全合成の収率なんかイカサマだろ.
しかも,それでたいした問題にならないということの意味…
ここに全合成屋の駄目さが濃縮されている.
収率なんて飾りだ
少量でもいいから合成できればいいんだよ
経路がみつかりゃあいいんじゃね
できるかできないかが大事な分野だろ
202 :
あるケミストさん:2013/02/09(土) 04:35:24.38
初めまして。はじめて質問しますm()m
エポキシを開環させるときに、グリニャール試薬を使ってる論文で、
触媒として、塩化銅、ヨウ化銅を用いてる時が結構あって、その時、
1、2付加の方がメジャーでできているんですがこれはなんでなんでしょうか。
ふつうはソフトな金属銅なので1、4付加が優先的に起こる気がするんですが・・・
どなたかお願いいたします。
203 :
あるケミストさん:2013/02/09(土) 08:35:17.20
全合成の収率がイカサマであるからこそ、中国人に食い物にされていると
解釈すべきだと思う。
モノができていてスペクトルが提出できさえすれば、途中の過程は盛り放題。
全合成なんて日本がやるべき化学では、もはやない、と言うべきだろうよ。
有機合成の勉強のためのオススメの参考書を教えてください
今はマクマリーとウォーレン
ウォーレンとブルースの原書をもってます
205 :
あるケミストさん:2013/02/09(土) 09:09:26.30
>>204 お前みたいに教科書をあれこれつまみ食いするのが、一番ダメなタイプ。
ウォーレンを正誤表をつくるつもりで死ぬほど読んでから、また来い。
>>205 マクマリーとウォーレンとウォーレン原書大学指定の教科書で必要で
はブルース原書は高校時代に読んでいた本なのでつまみぐいしてるわけではないです
今はウォーレンを読んでます
すみません打ち間違いおおいです
目的物がきれいに単離できない
正しい収率出せない死にたい
卒論、修論に載せるためのHRMSや元素分析が合わない!精製しなおさなきゃ!でみんな大騒ぎになるのもこの時期
元素分析はともかく、HRMSは問題外だろ
HRMSは合わないんじゃなくて当てるものだしなw
本来はあたるものなはずなんだがなw
213 :
10人に一人はカルトか外国人:2013/02/10(日) 08:16:03.38
★マインドコントロールの手法★
・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない
誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法
↑マスコミや、在日カルトのネット工作員がやっていること
TVなどが、偏った思想や考え方に染まった人間をよく使ったり、左翼を装った人間にキチガイなフリをさせるのは、視聴者に、自分と違う考え方をする人間が世の中には大勢いるんだなと思わせる効果がある。
....
>>206 それらは教科書だろ?参考書が欲しいのか?同じようなの買ってもしょうがない。
MarchとかCareyとかのAdvance系にしなさい。もちろん英語版
215 :
あるケミストさん:2013/03/11(月) 14:15:30.55
今時、有機合成なんかよくやるよ。
今合成なんかやっても、3年後には中華論文の山に埋もれて探すのも一苦労だよ。
反応開発もリガンド探索に明日はない。
なんだScifinderすら使えないのか
使えるが?
すごいねー
>>178 アルデヒドが展開溶媒でヘミアセタール形成した場合ってヘミアセタールとしてのスポットになるもん?
Rfは結構低くなるのかな
>>189 メトキシアミンって爆発性あんの?
フリーのヒドロキシルアミンがやばくて塩酸塩は大丈夫とかだったような気もするんだが気がするだけだけど
ところでこういうアミンの塩酸塩(アミノ酸のとか)ってメタノールに溶かしてエバポしてればHCl飛んでくれる?
>>219 アミンの塩酸塩はそのくらいじゃ外れないよ。
年会会場で会おうw
先日卒業した先輩がGPCのシリンジ針破壊して、黙って卒業した
それに気付かず使用して、貴重なサンプル殆どロストした
糞があああああああああああああああああああああああああああああああああ
224 :
あるケミストさん:2013/03/31(日) 00:02:50.32
MeI吸ったシリンジの後処理って特別なにか必要?
226 :
あるケミストさん:2013/03/31(日) 23:11:37.45
ありがとう
228 :
あるケミストさん:2013/04/01(月) 15:52:29.66
マジで学会やシンポジウムにオフィスカジュアルぐらいの服装で参加する人が
増えてくれることを祈っている。
ジャケットにノーネクタイぐらいの常識的な範囲で。
このスレを目にした人がそういう服装をして、参加者の10%ぐらいがそうなれば
一気に雰囲気は変化すると思う。最終的に全員がそうなることは望んでいないのだから。
>>228 大賛成だが、教授クラスが率先してやってくれない限り広まらないだろうな
ハワイですら律儀にスーツ着てるのが日韓中の教員レベル
U住先生はアロハでいるだろうなw
魚Zセンセは貴重な例外だろww
学生がやりだすのは無理だからなぁ
もう学会主催側がスーツ禁止とでもいいださないと無理よ
薬学会初めて行ったけど広かったな
233 :
あるケミストさん:2013/04/03(水) 21:47:50.10
春の年会は学芸会だから、学会デビューする学生がスーツ着るのは仕方ない。
だけど、秋のシンポジウムは実質的な議論をするんだから服装ぐらいはもっと自由にしたい。
このスレの人が行く学会ってだいたい同じ?
就活終わった先輩どものやる気のなさ
邪魔だから来るなよw
アミノピリジンとナフタル酸無水物を酢酸亜鉛存在下反応させイミド化しているのですが収率が芳しくありません。
参考にしている論文には収率が書かれていないため、反応が悪いのか、腕が悪いのか判断がつきません。
同じような反応をしたことのある方がいらっしゃればコツなどをお聞きしたいです。
またイミド化はこっちのほうがいいという反応があれば教えて頂きたいです。
237 :
あるケミストさん:2013/06/20(木) 00:21:32.58
>>236 まず、返事を待たないでマルチするのは2chのルール違反であるということを指摘しておく。
「収率が良くない」じゃわからない。まず第一段のアミド化は行っているのかね?
文献では温度はどうなっているのかな。
酢酸亜鉛(ルイス触媒)ではイミド化まで一気に進行しそうもないが、本当に信頼の置ける文献かね?
基本的に腕が悪いせいで反応が進行しないことはない。ただ、頭が悪いと反応がいかない理由はわからない。
>>237 >返事を待たないでマルチするのは2chのルール違反
申し訳有りませんでした。以後注意いたします。
>まず第一段のアミド化は行っているのか
目的物が40%ほどの収率で得られていますので、一段回目のアミド化は進行しています。
>本当に信頼の置ける文献か
参考文献はJOCです。
温度を書き忘れておりました。
反応はピリジンrefluxです。
240 :
237:2013/06/20(木) 00:51:49.05
TLCはどうだったかね?中間体のアミドカルボン酸が残っているのかね?
それとも、ナフタル酸無水物やアミノピリジンが残っているのかね?
溶媒と温度は?酢酸亜鉛を入れるタイミングは?
自分だったら、無触媒でアミンと酸無水物を反応させて確実にアミドカルボン酸を作っておいてから、
適当な脱水剤または酸触媒(多分熱が必要)で処理してイミドに収束させる。
>>240 TLCは5分でナフタル酸無水物とアミノピリジンが消失し、新たなスポットが一つ現れました。
しかし重ねて展開した結果、このスポットはターゲットではありませんでした。
反応を24時間行なってもターゲットのスポットは現れず、このスポットも消失しませんでした。
溶媒は蒸溜したピリジンを使用し、140度で加熱しrefluxしていました。
酢酸亜鉛などの全ての試薬は、最初からフラスコ内に入れています。
242 :
237:2013/06/20(木) 01:15:13.58
TLCで新しく出現するのはカルボン酸特有のテーリングしたスポットであるはずです。
モノが40%取れているという割には、そのスポットは確認していないのですか?
またピリジンがあると、TLCの確認を妨害しているはずです。まさかと思いますが、ピリジンのスポットを
誤認しているということはありませんか?
悪いが今日は寝ます。気が向いたら、明日相手にしてあげます。
>>242 >ピリジンのスポットを誤認しているということはありませんか?
自分は馬鹿ですので、その可能性はあるかもしれません。もう一度確認しなおします。
ご回答ありがとうございました。
上から目線すぎワロタ
相手にしてあげますwwwww
内容を読んでなるほどと思ったので俺は許してあげます
246 :
237:2013/06/20(木) 09:28:17.34
>>246 いえいえ滅相もないwwww目上の方なんでしょうしwwwww
文句なんてとんでもない、御高説を是非ともお聞かせ願いたいですね^^
>>247 237氏のアドバイスは至極まっとうなものだよ。
「御高説」とか茶化すお前こそ、何様?
まあまあ皆さん実験に戻りましょう
実験できない奴が実験に戻ったところでどうにもならん
複雑な反応に耐えうる反応系を、あえて合成終盤で用いる利点
改良可能性を高くできる
>>251 そういうクソ合成経路を立てるPIの下で仕事をする学生はかわいそうだ。
強い還元剤と弱い還元剤ってなんなんですか? (><;
255 :
あるケミストさん:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN
>>236 試薬汚かったりすると収率悪くなるから
収率良くしたいときは試薬きれいにして蒸留した溶媒使うな
とりあえず試薬のTLCとるか溶媒蒸留してみたら?
試薬って案外汚いし
256 :
あるケミストさん:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN
トリメチルアルミにルイス酸としての性質しか期待していないとすれば、
BF3とか塩化アルミで代替可能のような気もするが、そうでないのには
なんか理由があるんだろう。
参照している論文の実験の部だけではなく、本文も読んで考えるんだな。
一般的には余計な条件を検討するよりも、既知反応をきちんとやる方が
時間も費用もかからないし安全だとは言える。
257 :
あるケミストさん:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN
すまん誤爆
>>256 ありがとうございます。
トリメチルアルミは1977年あたりに出た論文らしいのですが、アミド化の黄金処方として
今でも使われている反応ですので、簡単には置きかえられない何かがあるのだろうと
推測してます。つい最近でも金属触媒でエステル・アミド交換反応の論文がJACSに
載るようですし。
アルミを辞めたい理由は、スケールアップすることと、4年生に任せることになるため。
助教は4年生の練習にと思っているようですが、やはり火の出る試薬は1Lを超える
スケールでさせたくありません。
(この人、以前にt-BuLiで別の後輩が火を出した時、全ての責任を博士課程の学生に
押し付けた実績あり)
とりあえず大嶋先生のNaOMeでの反応など、簡単そうなのを試そうと思っています。
260 :
あるケミストさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN
会社員5年目なのですが。
化学系大学卒という理由だけで、有機合成する課を一人で立ち上げるという
無茶すぎる指令が出てしまいました。
(今までは食材の成分分析とかしてました)
ひとまず文献に書いてある反応をやってみるも回収率が悪く、
反応系のどこの条件を検討すればいいかもさっぱりわかりません。。
有機合成の腕をあげないと話にならないのですが、
何を学べばいいでしょうか。
オススメ教科書とか、大学行き直さないとダメとか、
教えてください。。。
有機合成やってたわけじゃないのに
ひとりで有機合成立ち上げるの?無理じゃね?
事故起こす前にがんばって上説得して
経験者入れるか諦めたほうがいい。
座学でどうにかなる問題じゃない。
無茶過ぎる…
実験スキルやノウハウや条件検討の勘所なんかは教科書読んでどうにかなるもんじゃないからなぁ
263 :
あるケミストさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN
うう。。ですよね、ありがとうございます。
あくまで分析の一環なんで全合成とかは求められてないんですが。
今上司に電話したんですが、
経験者採用はできないけど、君がどっか有機合成の研究室で修行するのはお金出せるよ、
と言われてしまい逃げられませんでした。
その感じだと上司は有機合成わかってない人なんだよね?
とりあえず多分あなたや上司が考えてる
10倍は無茶なことだと思うので、
関係のある会社でも、大学の先生でもなんでも、
有機合成わかってる人に上司含めて
一度アドバイスもらって見た方がいい。
100%ストップかけられる。
>>263 全て自分だけで始めるのは無茶と言うのは同意だけども、
修行するのに金出してもらえるのであればやる価値はあるんでない?
正直なところ、そのポジションはおいしい。
修行って具体的にどのくらいやらせてもらえるかにもよるな。
数ヶ月練習してきて、さああとは全部自分でやれ、とかだったら止めといたほうが…
> 「どっか有機合成の研究室で修行するのはお金出せるよ」
がっちり研究して社会人D取ってこいレベルならラボとしても受け入れ歓迎だけど、数か月間だけ来て帰られるなら大迷惑だな
最低でも1年
268 :
あるケミストさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN
上司も有機合成知らない人です。というか化学実験全般あまり詳しくないです。
不安ばかりでしたが、このポジションはおいしいとも言えるんですね。
修行期間やドクター取得についてはある程度は私の希望も通ると思います。
がっちりコースでも最低1年なのですね。
週1出社は外せないので、思い切って2年希望してみます。
皆さんのお話で前向きに考えられるようになってきました。
ありがとうございました。
269 :
あるケミストさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN
上司も有機合成知らない人です。というか化学実験全般あまり詳しくないです。
不安ばかりでしたが、このポジションはおいしいとも言えるんですね。
修行期間やドクター取得についてはある程度は私の希望も通ると思います。
がっちりコースでも最低1年なのですね。
週1出社は外せないので、思い切って2年希望してみます。
皆さんのお話で前向きに考えられるようになってきました。
ありがとうございました。
俺を雇え
ではここに職務経歴を書いてください。
修士までで有機合成系の実務経験がないなら、D取るのは短縮の2年どころか正規の3年でも無理じゃね?
>>269 金出して退官教授をコンサルに雇えよ。分からんことは全部質問。お前は考えるだけ無駄。手足動かすことに5年も集中してから考えろ。
>>274 3つめ以外は持ってるけど、ある程度実験操作に慣れてきて数回ヒヤリハットを体験したくらいの卒研生やM1に読ませるのがちょうどいい感じで、実験を知らないのが読んでも理解できないんじゃないか?
>>260 「医師免許があるというだけで研修医以来手術をやったことの無い人に
あなたは自分の脳外科手術や心臓手術を任せられると胸を張って言えますか」と言ってやれ
277 :
あるケミストさん:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN
268です。
今日、恐れ多くも受け入れ先の先生に会ってきました。。
化学実験を知らないのは上司で、私は一応毎日実験はするのですが。。
基本検討するのは精製抽出ばかりなので、有機合成は学生レベルです。
(有機合成は学部と修士でやりましたが、当然忘れてます)
私が学ぶのみならず、先生や生徒さんたちと良い関係を築けたら
今回のことは成功かと思っています。
ていうか、今日の先生がコンサルになってくれたら最高です。
会社が本気でこの課を立ち上げる気があるならそうして欲しい。。
274さん
ありがとうございます。
3,4冊目を持っていません。
早速明日丸善にいってきます。
280 :
あるケミストさん:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN
はじめまして
ArgのBoc化を考えているのですが、グアニジンのためか、上手く行きません。
一般的なNaOH/dioxane/水で24h以上かけても、原料のArgはなくなっているようですが、Bocが3つはいったものが出来ません。
アドバイスをお願いします。DMAPとか使うと、カルボン酸も保護されてしまうのでしょうか?
281 :
あるケミストさん:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN
>>280 悪りーこた言わね、保護体を買え。
そしてよく合成目的を考えて、側鎖グアニジンの保護基を考慮した上で
Bocでいいかどうか、よく考えな。
できればペプチドの専門家に聞いたほうがいい。中途半端な合成屋だと
ペプチド合成ナメてるから間違ったアドバイスも多いが。
282 :
あるケミストさん:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN
>>281 そうですよね。保護体を買えばいいのですが、一つ炭素鎖が長い化合物のモデル実験として保護基を入れてみたかったのです。
合成方法を変えたほうがいいのかもしれません。
アドバイスありがとうございます。
カラムでフラクション分取してTLCで確認している時に、あるところから急に
Rf値が下がる(スポットが下がる)のですが、考えられる理由は何でしょうか?
目的物の少し下に副生成物が出るのですが、これに引っ張られているということでいいんでしょうか
>>284 分離前は溶媒や下の成分に押し流されてるんでしょ
分離させたあとのが本来のRf値
>>285 遅くなってすみません
回答有難うございました
グリニャール反応(EtMgBr)の際に、塩化セリウムを添加することでヒドリド還元やエノール化を抑えることが知られていますが、
塩化セリウムの代わりになるものはないでしょうか?
FeCl2などのルイス酸の添加でも、良いのでしょうか?
アドバイスを頂けたら、嬉しいです。よろしくお願いします。
グリニャール反応(EtMgBr)の際に、塩化セリウムを添加することでヒドリド還元やエノール化を抑えることが知られていますが、
塩化セリウムの代わりになるものはないでしょうか?
FeCl2などのルイス酸の添加でも、良いのでしょうか?
アドバイスを頂けたら、嬉しいです。よろしくお願いします。
>>288 塩化セリウムを添加するとなぜヒドリド還元やエノール化を抑えることができるのかを考えれば、どういうものが代わりになり得るかもわかるはず
わからないから聞いているんですが・・・^^;
わからないなら調べろ
本を読め、論文を読め
駄目と思っても、やってみるとたまに反応行ったりすることもあるから、とりあえず、調べながら、反応だけは仕掛けたらいいよ。
たいしてコストやらは変わらんが
最近はLaCl3 LiCl添加なんてのはある。
溶液も売ってるし、無水塩化セリウム使うよりは
操作はやりやすいんじゃね?
ルイス酸としてBF3のエチルエーテル錯体を使いたいのですが、減圧蒸留は必須なのでしょうか?
先日届いたものなので、開封した瞬間に白煙が出るほど活性はあります。
普通の試薬瓶に入ってたので(密封されてくると思った)、取り扱い方がよくわからず・・・
反応によるけど割と安定だから大丈夫
297 :
あるケミストさん:2013/10/08(火) 20:21:36.10
シリル化のときに使う塩基ってイミダゾールじゃないとだめですか?
ピリジンとかでも大丈夫でしょうか?
298 :
あるケミストさん:2013/10/08(火) 20:26:18.41
>>295 ありがとうございます!
試薬瓶からマイクロシリンジで直接とって使いました!
ルイス酸の検討してるんですが、慣れない試薬ばっかりでコワイ
299 :
>>298:2013/10/08(火) 20:28:24.66
>>295 蒸留するとしても常圧。確か沸点が100度くらいだったはず。
蒸留で精製するような代物なので、冷蔵庫に入れる必要なし。
瓶ごとビニール袋に入れて、中を窒素で満たしてからビンのふたを外から開ける。
ビニール袋の外からシリンジで抜き取れば、扱いも簡単だ。
>>297 ピリジンやトリエチルアミンの例もあるが、イミダゾールが愛用される。
シリルイミダゾリドが活性種である可能性はある。
>>300 あれ沸点低いが常圧でやっちゃダメだ。
分解してるのか変色したのが出てくるよ。
減圧度調整して50-60度くらいでやったほうがいい。
303 :
300:2013/10/10(木) 00:04:48.13
>>302 ごめん、そう言われると自信がなくなってきた。
確認してからやってください。
Purification of Laboratory Chemicals (7th Ed.)には
「エーテル錯体 500 mLにdry Et2O 10 mLを加えて
CaH2 2 g上で10 mmHgで減圧蒸留(bp 46℃)」って書いてあるわ
305 :
あるケミストさん:2013/10/11(金) 00:31:12.99
>>301 ありがとうございます
とりあえずイミダゾールでやってみます
>>297 論文の条件には従ったほうがいいぞ
イミダゾール見つからなかったから代わりにピリジンでやったけどうまくいかなかった
塩基性と求核性と脱離能のバランスが肝だからな
>>307 それらの相対的な数値が一覧表になってる本とかないかね?
思い付くのは分子軌道計算ぐらい?
単離について質問があります。
不純物にヨウ素がある場合にどのように精製するのがいいんでしょいか?
チオ硫酸ナトリウムで分液すれば綺麗になりますか?
また私の欲しいものはヨウ素が置換したものなのせチオ硫酸ナトリウムによって生成物が分解されたりしないでしょうか?
>>309 チオ硫酸ナトリウムか亜硫酸水素ナトリウムで分液すれば、綺麗になる。
ヨウ素体が分解されることはまずないので、あまり気にしなくてよい。
ただ、ヨウ素体は往々にして不安定で、放置していると分解してヨウ素を遊離するので、
いつまでもヨウ素が不純物として混じっているようにみえることがある。
保存するときはフリーザーに入れておくとよい。
>>310 ありがとうございます。
早速やってみたいと思います。
>>308 advanced org. chem.のテキストなら大抵載ってる
>>312 ありがとうございます。
明日探してみます。
ちまちました選択性を上げるような研究やったって仕方ねえもんな。
そんなもの、人海戦術と研究費の集中投入をする中華論文に勝てるわけねえもん。
全合成もアカン。「どうせ誰も追試なんかやんねえよ」って考えている中華論文には、
何食わぬ顔してウソが書いてある。これも勝てっこないよ。
ただ、有機化学を中華論文の草刈り場にしちゃったのは、団塊教授の責任だよ。
「有機化学は日本のお家芸」っておだてられて、新しい分野を開拓する努力を怠った。
その世代の連中はそろそろ引退してるんだが、今は勲章のことしか考えてない。
年金なんか当てにしないで、とっとと死んでほしいわ。
316 :
あるケミストさん[sage]:2013/10/17(木) 22:48:22.94
エバポレーターの冷媒として酢酸エチルは使えないのですか?
>>316 引火点が低すぎるので危険。
特に冷却器(クールエース)は構造上、サーモスタットの入切で微細な火花が飛ぶ。
危険きわまりない。
>>317 ありがとうございます。
今後は引火点にも気をつけます。
危険流すなよ。
>>316 腐食性、樹脂劣化、ゴム膨潤、加水分解も考えようぜ
有機セリウム試薬の調整がうまくいかないのですが、コツなどありますか?
何が、どう、うまくいかないのか。
それが明確であれば、答えは自ずから明らかだ。
その反応が既知であれば腕の問題
>>323 反応がうまくいかないのを腕のせいにするのは、悪い習慣だ。
職人芸だから
>>321 塩化セリウムからスタートする調製なら脱水が足りないんじゃね?
真空ラインて引きながら200℃で半日くらい加熱すれば結晶水飛んで完全な無水物になる
一水和物から無水物にするのが手間がかかる
>>324 文献既知(※チャイナ発を除く)なら腕のせいだろ
最低限の腕というものがあるからね
それを満足しないのに駄目な理由を考えるのは時間の無駄
>>326 試薬が死んでるなら普通は水のせいだし、セリウム独特の反応性が出なければ金属交換の
熟成時間が不十分だ。技術が不安で、実験操作を確認したければモデル実験をやればいい。
何で自分の頭で考えずに、「コツ」を聞きたがるのだろう。しかも2chで。
osにないの? セリウムの扱い方
osってなに?
operation standardのこと
(半分本気)
検索システムが充実してきてるので
OSとか実験化学講座で調べたことない人が出てくるのは仕方ない。
時代の流れ。
検索で出てくるのは反応のみ。操作も詳しく書いてる論文は少ない。
でもBuckwaldやHartwigなどの大御所はポイントをきちんと押さえてて、多くの論文が彼らの条件をベースに成果出してる。
論文をたくさん読めば、論文のどこがポイントか分かってくるよ。それまではOSなどもしっかり読むべき。
335 :
あるケミストさん:2013/11/05(火) 01:33:46.51
カルバメートの付け根の水素の酸性度ってどれくらいですか?
Hoppe先生がスパルテインとBuLiで不斉脱プロトン化していますが、
BuLiで引き抜けるものなんでしょうか?
マルチしね
マルチが許されるのはメイドさんだけだ。
Hなのはいけないと思います!
339 :
あるケミストさん:2013/11/07(木) 21:52:05.96
教えてください。
グリニャール反応で、グリニャール試薬を過剰で反応させるとき、基質を滴下しますか?
逆滴下で行いますか?
基質を滴下したほうが収率あがるのでしょうか?
>>339 最初の一滴が入った時に、試薬と基質のどっちが過剰かを考えれば、答はわかる。
基質を滴下ですか
蟻が十匹ありがとう
蟻酸垂らしたくなってくるじゃないか。
グリニャのクエンチにギ酸…
場合によるだろ
345 :
あるケミストさん:2013/11/17(日) 00:50:23.16
NaBH3CNをHClでクエンチした時に出る気体ってHCNですよね?
死んじまうー
まず水素だろ
トリエチルアミンを12規定の原液の塩酸でクエンチせずにいきなり分液に放り込んだら大変なことになった
トリエチルアミン塩酸塩は目に沁みる
トリエチルアミンなんか臭いだけじゃん。
っていうか、このぐらいで騒ぐなよ。
うちの研究室爆発したまじわろえない。
トリエチルアミンでか?
放置しておくと爆発性のNオキシドができるという話は聞いたことがあるが、本当に爆発したという
話は聞いたことがない。
爆発するらしいけど
実際したとか聞いたことがないから平気だと思ってる
って奴が一番危険
2番目は?
そいつの対面で実験してる奴
356 :
あるケミストさん:2013/12/18(水) 12:07:53.42
Rind基の合成方法を教えてください。
知ってて損はないが、覚えなくても良い知識。
C-H並、というかそれ以上に下らない。
C-Hはおもしろいよ捏造してないしね
360 :
あるケミストさん:2013/12/19(木) 00:15:30.36
TLCでスポットが出ない時ってどうすればいいですか?ヨウ素でもUVでもダメでした
TLC 発色
などで検索してみては?
>>360 ヨウ素とUVでダメって、試したの少なすぎだろ
ヨウ素で発色しないなら、TLCで検出するというやり方自体が間違っている可能性がある。
物が揮発性だったりして。
何の官能機があるのかぐらい書けよ
365 :
あるケミストさん:2013/12/19(木) 18:51:04.19
>>360です。自己解決しました。
ありがとうございます。
解決したとしか言わんのかい
そんなもんでしょ
TBSCl(0.3等量)とNaH(1.3等量)とテトラエチレングリコール(1等量)、0.5Mの溶媒THFで反応をさせているのですが上手くいかず、
いつもTBSClが残ってしまいます。
実験方法は
NaHとS.MとTHFで常温1時間、その後氷浴でTBSClを加え常温で撹拌します。
これの良いレシピはありませんか?
テトラエチレングリコールのOHの1つだけをTBSClで保護したいです。
>>368 本当にTBSClが残ってんの?
反応で制御するより分けた方が早いと思うんだが
反応進まないならまず加熱しろよ
というかナトリウム塩になってないんでしょ?
371 :
あるケミストさん:2013/12/25(水) 15:21:50.51
アルコキシドと元のアルコールは平衡にあるから、NaHがいくら強い塩基でも
脱プロトン化は途中で止まる。
そのうちに水吸ってどんどん試薬は壊れていく。
だいたい、テトラエチレングリコールの脱水処理って相当難しいと思うよ。
反応が行かないからといって、試薬や条件を闇雲に強くするのは馬鹿がやること。
この場合はシリル化剤の反応性を上げるのが正しい選択で、塩基として
シリルクロリドに対して2当量のイミダゾールを使う。
また溶媒はDMFが望ましい。全量DMFが嫌なら、10%ぐらい足してみる。
ちゃんと条件を選べば、テトラエチレングリコールの無水化が完全でなくとも
行くはずだ。
ためになる
373 :
あるケミストさん:2013/12/25(水) 16:30:14.51
>>368 これ、某リンカーの合成ですな。
文献既知だけど、なぜかどのステップも再現性が極悪。
文献記載の条件は奇跡のチャンピオンデータだと思うが、それでも
371みたいにジタバタするのは勧められない。
悪いことはいわん、買え。いたずらに時間を浪費するぞ。
374 :
あるケミストさん:2013/12/31(火) 13:33:03.88
>>368 NaH 1.05eq, R3SiCl 1.1eq, 0.01M THF solu., ice bath, 30 minでやってみ
(大量系なら NaH 1.01eq, R3SiCl 1.03eq, 0.1M THF soluでいい)
コツはNaHを丁寧に洗い、ヘキサンを減圧乾燥(Ar置換)すること
シリル試薬をできるだけゆっくり(シリンジか滴下漏斗で 1-2 drops/sec 程度で)滴下すること
ただし TBSCl だと収率6〜7割しか出ない
BPS(t-Butyldiphenylsilyl)Cl なら9割出るはず(最高93%)
imidazole不要(入れるとちょっと早くなる?)
>>375続き
ちなみにジシリル体が2-5%ほどできる(分離容易)
滴下を面倒くさがって速度を上げると収率が落ちる
あと30minてのは、ほとんどが滴下時間とTLC上げて焼いてる時間なw
全く同じ合成の経験者かw
378 :
373:2014/01/04(土) 08:44:52.64
>>375 文献に載っていない条件を詳しく検討した形跡が涙ぐましい。
私は自分でやったわけではなく、人にやらせたのでここまで詳しい条件は
覚えていない。
その上、自分たちは途中で自作するのをやめて、買ってしまったので
ここまで洗練された条件は持ってなかったと思う。
テトラエチレングリコールは蒸留したほうが良かったと思うが、沸点が高い上に
気化熱がすごく大きくって蒸留しにくい。あるいはモレキュラーシーブを
沈めておいても良いが、粘性が高いので効きにくい。
MS入れた瓶を、一晩撹拌しておくとよい。
他のステップも再現性は悪い(特に酢酸ユニットの連結)が、あとは条件を
強くすればそれなりになんとかなる。健闘を祈る。
379 :
あるケミストさん:2014/01/10(金) 01:00:27.35
Diels-Alder反応の触媒の塩化アルミニウムって何当量くらい入れればいいですか
あと溶媒ってジクロロメタンとクロロホルムのどちらがいいですか
水
Diels-Alderはできれば無溶媒の方がいい
固体なら仕方ない
382 :
あるケミストさん:2014/01/10(金) 08:16:35.02
そんなもん、ものによるとしか言いようがない。
ただ反応溶媒としてクロロホルムは反応性が高いので、ジクロロメタンを
使ったほうがいいというのは「一般論として」ある。
同じく一般論だが、Diels-Alder反応で強熱をかけたりルイス酸を入れなければ
進行しないのはだいたい基質の設計が悪い。
条件が強すぎると、反応が進行しても思わぬエピメリ化が進行したりする。
もっとも、溶媒の検討であっさり進行するのもこの反応の面白さではある。
全合成で分子内DAをキーステップにすることは、個人的には嫌い。
うまく行けば鮮やかだが、その分失敗も多い。
基質の合成に手間が掛かり過ぎるし、基質ができなければうまくいくかどうかの
予測がすごく困難だ。
しかも失敗を実験者の努力不足のせいにされる。
基質のせいにしちゃダメでしょ。目的から導かれた基質なんだから。
溶媒はエステルでもいけるよ。高沸点の奴探しなさい。
Diels-Alderの予測なら計算できるだろ
385 :
379:2014/01/10(金) 22:59:24.59
>>381 アドバイスありがとうございます。
基質が固体だったのですがダメ元で無溶媒で反応やってみたら固体の融点が低かったみたいでうまくいきそうです
>>382 長文ありがとうございます
ジエンの方にEWGがついてるし、あんまり基質はよくないなとは思っていました。
基質や溶媒をもっと検討していきたいと思います
>>383 今まではキシレン使ってたんですが、もっと高沸点の溶媒を探してみます
あんまり高沸点だと飛ばなそうで怖いですが…
ありがとうございます
>>384 計算できるんですか?HOMOとかLUMOの計算ってことですか?
学部四年のものですが人名反応の赤い本は全部覚えて当たり前ですか?
あれは辞書みたいなもの
知ってて損はないけどよく使う反応なんて限られている
>>385 反応温度を上げたいだけならオートクレーブを使うといい
むやみに高沸点溶媒を使うとモノの単離が非常に面倒になる
最近ではマイクロ波っていう便利なものもある
390 :
あるケミストさん:2014/01/13(月) 20:04:40.74
みなさんアドレスありがとうございます。
今無溶媒で反応させてるところなので、それでもうまくいかなかったら基質を見直してみたいと思います
ところで、Diels-Alder反応って分子間と分子内のどちらが起こりやすいですか?
反応点の距離にもよるが、圧倒的に分子内のほうが早い
ブツの粘度を考えておかないと無溶媒では熱伝導効率が悪く却って反応性は落ちることもある
ルイス酸触媒を添加してるならなおさら
あとエステル溶媒はヘテロDAを起こすので自殺行為
マイクロ波は焦点調節できない装置はつかわないほうがいい
高沸点溶媒を飛ばすのが嫌なら、シリカのショートカラムで反応液を
直接濾過してから改めて分離すればいい
シリカで分解しない生成物ならいける
392 :
390:2014/01/15(水) 00:50:50.15
>>390 アドレス→アドバイス
>>391 丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます。
やっぱり分子間は行きづらいんですね…
文献では分子内でやっていたので、分子間で反応させてオリジナリティを出そうと思ったのですが…
高沸点溶媒なのですが、トリグライムがあったのでそれでやってみます。
何度も尋ねてしまって本当に恐縮なのですが、150℃の加熱でDMADって分解してしまいますか?
オリジナリティ云々以前に教科書読みなよ
銅触媒を使ってdiels-alder反応は進行しますか?
395 :
390:2014/01/15(水) 23:27:55.41
>>393 僕がやっているのはちょっと特殊なDiels-Alder反応で、教科書に載ってませんでした…
396 :
あるケミストさん:2014/01/16(木) 00:36:14.98
397 :
あるケミストさん:2014/01/16(木) 00:38:26.98
分子内DAはだいたいにおいて中員環の渡環反応または遠隔反応点を接近
させる反応になるから、時にエネルギーが必要な場合がある。
しかも複数の反応点を同時に接近させることが必須になるから、
時として分子間反応よりも反応は進行しにくい。
またDA反応の駆動力は典型的なsoft-soft相互作用であり、近接力であるという
ことは考慮する必要がある。
hard-hard相互作用(すなわちクーロン力)の寄与があるかどうか、
反応の性質をよく見極める必要があるね。
特にその「特殊なDA」であるのだから、協奏反応であるペリ環状反応以外の
メカニズムの寄与がどの程度あるのか、よく考えるべし。
とにかく、DA反応でむやみに熱をかけることは推奨しないよ。
概ねトルエンの沸点を超える場合は、「行かない理由」を考えるべし。
特殊ったってDAはDAなんだろ。
だったら教科書なり論文なりから類推できることなんていくらでもあるだろ
とりあえず基質があるなら
壊れるまでor実験的にまともに出来るとろこまで
熱かけてみればええねん。
基質の設計は重要だけど
ルート上それを通したいことだってあるでしょ。
400 :
あるケミストさん:2014/01/18(土) 23:17:44.00
>>396 すみません、いえません> <
>>397 そうですよね…
そういえば強熱して無理矢理反応させたやつと触媒使って温和な条件で反応させたやつで同じ生成物(TLCでしか確認してないけど)ができたので、もしかしたらうまくいったのかもしれません。
>>398 はい、文献からするとDiels-Alderらしいです。dieneの方にEWGがついてるから行かないのかもしれません…
>>399 一応は反応させてみて生成物ができてたっぽいのですが、まだ原料が残ってたのでもっと加熱します
急に過疎ったね
DAがうまく行ったか、あるいはルート変えて関係なくなったんじゃね
うまく行くときは、室温でも進行するのが分子内DAつー反応よ。
それは基質を作ってみないとわからないところが、有機化学の限界を物語っている。
モデル基質は反応行くのに誘導体になるといきなり収率上がらないことある?
今それで非常に困っています。
>>404 めちゃくちゃよくあるよ。
その問題を乗り越えてこそのサイエンスだ。
ここが踏ん張りどころだよ。がんばんな。
>>404 骨格合成をしたという論文の半分くらいはそれだよ
当量数ってどうやって計算してますか
試薬がどういう理由で失活するか、過剰に入れて問題はないか、などを総合的に判断する。
教えてほしいことがあるんですけど、
全合成の過程毎に収率を出したとき(例えば収率60%)
実験上の不手際とか全部回収できてないのほかに、生成物に異性体が考えられるので、その40%の中に異性体を含んでもいいのですか?
自分はてっきり60%の中に異性体も目的物質も含まれてるのかなと思っていたのですが、友だちに60の理由は異性体にでOKと言われて.....
学生実習なので、NMRとかはしてないで収率は出してます
異性体が目的物に含まれるか否かによる。
>>410 レスありがとうございますです
一応合成計画の中では異性体は目的物質ではないんですよね( ´・_・`)
分離できるのであれば無視してもいいかもしれない
ただ、両方併記したほうがフェアではある
>>411 単離した部分に含まれているかどうか。
結晶化させて異性体がろ液に抜けたら収率下がるよ。
>>409 です
最終生成物はカルパノンで、途中の反応でできた生成物は全部結晶でした
>>413 ろ液中には異性体も目的物質もあるけど、ろ別したら目的物質だけになるってことですか?(´・ω・`)
すみません…
415 :
あるケミストさん:2014/02/23(日) 22:43:15.98
単に収率と言ったら、単離収率のことをさすことが多い。
長崎大か何かか
臭化水素酸と酢酸を加えてアルケンのブロモ化をおこなうよていなのですが、反応終了後に50-65℃で濃縮となっています。臭化水素酸や酢酸はエバポで飛ぶものなんでしょうか?
飛ぶけど臭化水素でポンプぶっ壊れそう
すぐには壊れないだろうけど
アルカリトラップはさめ
ま、10mgスケールとかならそのままひいていいよ
エバポでアルカリトラップってどんな感じにしてんの?
ポンプとエバポの間に挟むしかできないだろ
トラップ挟むならエバポじゃなくて普通に真空ポンプ使え
スケールによるけどエバポ使わずに直ポンプは邪道
ドライアイスバスで一旦凍らせると早いことも
フラスコ→ドライアイスバス(溶媒トラップ)→アルカリトラップ(酸トラップ)→ポンプ
でいいだろ
エバポで臭化水素なんて引いたらパッキンから何から被害がとんでもないことになる
水流ポンプに苛性ソーダ
使用後は水交換
グラムスケールで、酢酸が270ml臭化水素酸が100ml程度です。。
その量はアルカリトラップの前に低温できっちりある程度止めない
とアルカリトラップが死ぬんじゃね。
そりゃ量か多くて大変だわ
リットルは大文字使えよ
高卒じゃないんだから
それくらいならダイヤフラムでとばせるだろ
環境にもよるんだろうが
アルケンのブロム化だったら、濃縮で臭化水素酸と酢酸を飛ばすんじゃなくって
抽出処理することを選ぶな、自分だったら。
大量の水に開けた上で有機溶媒で抽出だろそれだと
普通は濃縮するな
しないって
俺は重曹水入れてエバポしてから分液で残留した酢酸除く
臭化水素酢酸を重曹で全部潰すなんて、バカがやること。
酢酸とか臭化水素酸みたいな沸点の高いものを全部エバポとかあほか?
水にあけて生じた個体を求引ろ過だろ普通
オイルならオイルで抽出すればいいわけで
小スケールしかしたことないやつと大スケールを扱うやつの視点が違うだけだろ
実際酢酸なんてたいした沸点でもないしな
水系のものはエバポに向かなくないか
>>436 重曹水入れてからエバポするなんて、突沸してくださいって頼むようなもの。
ゆとりはこれだから困る
>>440 水系ということは、モノが水に溶けているってことだろ。
むしろそういう時こそエバポ(濃縮)すべきだよ。
>>441 >水系ということは、モノが水に溶けているってことだろ
いやそうではなく,上のように反応後の塩酸とか臭化水素酸とかを濃縮する必要はないのでは?ってこと
大量の水に混和させることで酢酸に溶けてた目的物が遊離するから、それを抽出するのが普通じゃないかな
それを「水系のものをエバポ」というかどうか・・・
もちろん水にあけただけで目的物が結晶してくる保証はないし、抽出しようとしても
酢酸に引っ張られて水層に落ちる可能性もわからなくはないがね。
確かにHBr-AcOHは大量合成には便利だけど、嫌な試薬だよ。
処理にもたもたしていると、空気酸化されて色ついてくるし、それで副反応が起きないか気が気じゃない。
経験上,大量の水を使えば,目的物が水層に落ちることは滅多にないけどな
逆に有機溶媒が水層から酢酸を連れてくることは大いにあり得る
酢酸が有機層に移ってくるようであれば、中和するよりも最後にトルエン入れてかっ飛ばせばいいので、
あんまり気にしないな。
>>441 エバポなんて突沸しても放っておいて後で回収したらいいだろ
大量の水にぶちまける派の人は生じた酢酸水溶液は中和して水廃に捨てるの?めんどくない?
エバポして有機廃液に捨てた方が楽なんだが
大学だったらそのままエバポしてるけどいま仕事でやるなら別ルートにするわ
>>446 >エバポなんて突沸しても放っておいて後で回収したらいいだろ
あんたその態度改めたほうがいいよ
酢酸水はもちろん水系廃液に捨てるけど、めんどくはないな。
有機廃液(一斗缶)に捨てるほうがおっかない。缶を腐食するし。
449 :
あるケミストさん:2014/04/22(火) 00:53:38.22
つかエバポで酢酸飛ばしたら臭くない?
当然ドラフト内でやるんだよね?
Brはだれか書いてたけどパッキン腐食するし
エバポの掃除考えたら中和-分液の方が良いと思うんだけど
どうなんでしょう・・・
廃液を金属缶に貯めてるバカ研究室があることに驚いた
ハロゲン入ってるものを有機廃液に混ぜるなよ
ルールくらい守れ。自分が楽したいだけだろ。そんな手順を論文に書いたら笑われるぞ。
>>446 ウチは水有機混合でも問題ない。
そもそも酢酸程度の酸の中和なら,エバポに比べて全然時間かからないしな。
あ,大スケールの話ね。
>>451 そのルールは廃液の処理方によるからどこでと同じだと思ってるのが間違い
今回長いな
> グラムスケールで、酢酸が270ml臭化水素酸が100ml程度です。。
なかなか大変だねぇ。
基質にもよるけど、酸も入っているので4倍量くらいのエタノールでも放り込んで
一晩くらいおいたら、半分くらいエステルになるんじゃね?
そしたらトルエンと2N NaOHでつくった20%食塩水あたりで分液すれば、
それなりに分液できる・・・かなぁ。
とりあえず酢酸をなんとかしたいね。
大量の水に加える人にとって大量の水って言うのは酢酸に対して何倍使うんだ?
>酢酸が270ml臭化水素酸が100ml程度
だとすると、氷水500mLくらいかな。酢エチは500mLくらい使う。
これで、まあ、ちゃんと二層にはなるだろう。
この水相をさらに300mLくらいの酢エチで、2回抽出する。最後の酢エチ層はTLCをチェックして、
モノが見えないくらいになっていることを確認する。おっかないので水層は捨てない。
有機層を合わせて、食塩水で2回ぐらい洗浄してから芒硝乾燥する。
重曹水洗浄はしない。
濾過して濃縮すれば、当然最後には酢酸が残るので、トルエン使って小さいナスに移して濃縮する。
あとは結晶化させるなりクロマト精製するなりだが、ここで小さいナスに移しておけば
何かと作業が楽。
これだけで手際よくやっても1時間かかるね。4年生だったら、半日かかるよね。
458 :
あるケミストさん:2014/04/24(木) 03:21:25.93
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
もう一度考えてみた。
古い文献で、水流アスピレーター使って加熱エバポしてるのかな。
実験項の濃縮温度からそんな風に思った。
今は水流アスピレーターが残っていないだろうから、常圧で酢酸を蒸留で除去。
元文献で50度で減圧濃縮してるくらいだから、100度でもあまり分解しない程度に
丈夫な生成物だと思う。要確認ではあるが。
酢酸の沸点は118度だからオイルバス130度位で留去できる。
留出液量が200ml程度になれば、後は普通に分液できると思う。
トルエンは意外と分液でエマるからエーテル系の方がキレが良いかもしれない。
溶媒選べれば楽そうだけどな。
塩メチ-酢酸HBrでブロモ化し、水加えて分液、塩メチを塩基水で洗浄、濃縮、カラム
461 :
あるケミストさん:2014/04/27(日) 09:41:09.51
この前あるメチルエステルを合成しました。それを精製して機器分析してみると綺麗にモノが出来ていたようなのですが、TLCを上げてみるとスポットが2つ(AcOEt:hex=1:1でRf=0.2と0.5くらい)出てきてしまいました。
どうしてなのでしょうか?
>>461 2つスポットがあって、どうやって精製したんだよ?
現象だけをいきなり持ってきて、「どうしてでしょうか?」って聞いたって
答えなんかあるもんか。
何が起こっているか、テメーのその足らない頭で考えろ。
463 :
あるケミストさん:2014/04/27(日) 10:04:22.25
>>462 すみません、ものが固体だったので再結晶で精製しました
単純に再結晶失敗しただけだろそれ
TLC中にエステルが分解したなんてことはないだろうし
2スポットになったのは、精製した直後?それとも時間が経ってから?
NMRを取った、その溶液を直接サンプリングした?
分解反応や環化・異性化などが起こる可能性はないの?
TLCの発色で、まったく同じような焼け方をした?
二次元展開はやってみた?
有機化学は実験科学なんだから、実験データを元に考えろよ。
こういう検討をやってもいないで2chで聞いて答えなんか得られるわけないだろ。
200回合成に成功しました
実験ノートは2冊です
正しいTLC画像もちゃんとあります
メチルエステルは、ありまぁす!
>>461 当然反応中にはないスポットなんだよな?
468 :
あるケミストさん:2014/04/27(日) 12:37:28.01
2スポットになるのはよくある現象なのかなと思って質問させていただいたのですが、回答の中にあるようにあまり一般的な現象でないということがわかったので自分で考えてみます
回答してくださったみなさん、ありがとうございました
469 :
あるケミストさん:2014/04/27(日) 12:39:18.19
>>468 最初っから自分で考えろよ
もう二度と質問すんなクズ
再結晶は共晶なることもあるし純度が悪ければ単に両方結晶化してくるときもある。
機器分析がなにやったのか知らんが普通によくある話
IRでカルボニルを確認しただけだよ きっと
今どき、IRの取り方を知っている学生のほうが珍しいんだが
いやIRも取らないとかどこのにわかラボですか
さすがに実名は出せないが、とある有名大学の有名研究室に研究員で在籍していた時、
実験報告会で「そんなもん、IR取ればすぐわかるだろ」って言ったら、誰一人として
測定した経験がなかった。これには生え抜きと某有名研究室出身の助教各一名も含まれている。
これが現実なんだよ。
それはからかわれたんだよ きっと
単離したと思ったら出来てなかった。
よくある話です。
だから化合物のデータはフルデータ揃えるべき
スピードばかり考えてそこら辺がおざなりな論文の多いこと
追試すれば論文記載のデータと違うなんて騒ぐことになる
現実にIRの操作方法を誰も知らなかったよ。
問題はニトリルの検出だったけど、どこにピークが出るかも知らなかった。
>>477 まったくだよな。
データをおろそかにする習慣があると、どこぞの研究室みたいにみんなで溶媒消してたりするんだよ。
溶媒消し?
>>479 あれは酷すぎるけど、NMRくらいになるとデータとすら思ってないひとが多いんだよな
キャラクタリゼーションに限らずcrystalとか書いてあって単結晶データがなかったりするともったいないなと思う。単に出なかったのかもしれないけど
ってスレチなこと書いてしまったな
irとマスとx線は絶対使うだろ
化合物作ったらミリマス、IR、融点、NMRだな。特許出すし。
>>483 そういう教育を受けたことに感謝した方がいいよ。
うちは某特異化合物だからそれに加えてUV-visも結構とるのよね。大した根拠にはならないけど一応データとして
クルードのNMR取らない学生の多いこと…
カラムかけたらモノが消えました!とか、そもそも初めからあったのかも確認してないとか。
487 :
ぶよ:2014/04/28(月) 00:46:51.96
リン酸基ってMSのイオン化の時に外れたりしますか?
>>486 「NMRとってないなら、とりあえず反応系のTLCチェックしたの見せろ」
「とってません」
「…」
反応かけたら直後のチェックもしとけよ。
論文既知で簡単な反応とか何回もやってる反応ならすっぽかすことはあるかもしれんがな
クルードのNMRなんていちいち取ってらんないだろ。
もちろん、疑問があれば取っておくけどさ。
カラムの前にはクルードを残しておく、反応中と後処理後でTLCを見ておく、
大量合成の時は反応5分で必ずチェック、などなどの注意深さは必要だ。
新規ならクルードも取るだろ
新規だったら、最初に少量でパイロットやるだろ。
パイロットなのに分解を恐れてクルードでNMRは取らないよ。
クルードのNMRなんか10分もあればとれるだろ
それを怠ったがためにモノがとれませんでした。何が起きたかはわかりません状態になったやつは数知れない
>>493 分解だけが理由でとってるわけじゃねーだろカス
実験がへたくそなやつに限って何も限って、一つ一つ基本的なところを押さえずに失敗して、「モノが壊れました」って根拠もなく言う
そんで、同じ失敗すると次からは「モノが不安定なのでそれはできません(やっても意味がない)」とやってもないのに言うようになる
そこをしっかり教えてやらないからなおらないだろ
合成って職人技に近いものだから人に教わるものじゃないよ
こいつがラボの上に立ったらラボの行方は学生のやる気次第だな(確信
誰でも手軽に簡単にできる合成法が一番
>>498 そうそう
合成下手なのはラボから消えてとおもうわ
自演くさい
ろくに指導できないラボは大学から消えてとおもうわ
べつにスタッフに手取り足取り指導しろとは思わらないけど、合成下手だから消えろとも思わなくね?
べつに合成下手がうつるわけでもないのに
助教やらが自分の指導力の無さに嘆いてるわけじゃあるまいし
そうか?
消えろって思ってるポスドクどころか院生までいるぞw
一から十まで教えなきゃ研究を進められない奴の面倒を見るのは厄介ではある
508 :
あるケミストさん:2014/05/16(金) 14:05:30.89
>>507 聞いてもいないのに一から十まで教えてくるポス毒の面倒を見るのは厄介の極み
プレゼンの練習五十回やれ、さぼったら今後一切教えてあげないからだと?
誰もポス毒ごときに何も質問ねーよ!
509 :
あるケミストさん:2014/05/16(金) 21:15:58.35
こういうモンスター学生って定期的に現れるよな。
いや、親切なのはいいけど本人がひまだとやたらのぞきこんできてめんどくさいやついるだろ。
静かで実験へたなやつよりそっちのほうが邪魔だわ
ごめん……
必要十分が最良ってこったな
実験下手な奴が邪魔ってのはどうみても教える立場に居る奴からの視点であって
指導したくないってことでしょ
ドクターとってるやつならまだ分かるが
たかが院生が後輩の誰それが実験下手だから消えろと言うなんて傲慢どころじゃねえだろ
こんなくだらない選民思想を持っているから合成はクソなんだよ
516 :
あるケミストさん:2014/05/17(土) 01:26:10.81
人に聞くのに人に教えない奴
教授の前では頑張ってるアピールして蔭では悪口言ってる奴
試薬ドボドボ使うくせに研究テーマ決めてない奴
一か月あってもゼミの発表準備してこずに叱られたら泣いた奴
ソファーで寝てたら怒鳴られて学校来なくなった奴
今思えば研究成果よりもいろんな奴の生き方を生で嫌ほど見れたのが
大学研究室所属期間で最大の収穫だったな
ソファーで寝るのは徹夜明けなら普通だろ
別に椅子と机があるだろ
>>516 >今思えば研究成果よりもいろんな奴の生き方を生で嫌ほど見れたのが
当たり前だ。
研究は切れば血の出る人がやること。思ったように研究なんか進まないよ。
もうあれなんだよね
配属して2週間くらいで分かるんよね、あコイツ下手糞だなって
もうそういうの見てるとイライラするから適当に言葉で圧力かけてるわ
520 :
あるケミストさん:2014/05/17(土) 20:00:33.85
そのうち先輩で弱いの呼び捨てにする奴とか生意気な奴なら5秒でわかるけどな
521 :
あるケミストさん:2014/05/23(金) 22:16:32.46
>>520 下手に座学ができた奴とか実験もできると勘違いして危なっかしくてたまらん
学部生も統制できないようなやつらはラボに残るなよカスが
研究力と指導力は別モンだしなー
学生をまとめられなくて影で文句言うだけじゃアカデミックはやめた方がいいでしょ。
自分で実験やってるうちはいいけど、上に立ったらまとめられなかった影響は成果にもろに反映されるし
>学生をまとめられなくて影で文句言うだけじゃアカデミックはやめた方がいいでしょ。
そのとおりだな。
学生気分の抜けないただの馬鹿なんだが、他の大学にすら行けないで塩漬け教員になる。
526 :
あるケミストさん:2014/05/24(土) 16:03:45.91
>>521 偉そうなこと言うんなら、初心者くらいちゃんと指導しろ
だいたい、学生なんてしょせん井の中の蛙なんだし
自分は4年生が配属されると、GWまでは二人羽織みたいに実験の指導をするけどな。
分液の振り方とかカラムへのチャージとかTLCの打ち方とか。
「ホモセクハラじゃねえからな」って冗談言いながらやる。
それでGW以降は、ぱたっとそれをやめる。わかるようにやめる。
528 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 06:30:23.15
>>526 いまのゆとり学生は指導しても言うことを聞かないから困るのです
そのくせ定期的に「がんばったね」と褒めないと機嫌を悪くするのです
ゆとり教育により年上や学問に対する敬意がないから自己中が甚だしいのです
教授に向かって「結局俺らあんだけやったのに成果出なかったんですか」とか平気で口にするのです
社会人だと部下が部長を愚痴ることは毎日のようによくあるらしいのですが
研究室だと院生が学部生のモンスターが帰ると喜んで愚痴り始めるのです
愚痴といっても「なんであんな偉そうなの」系の価値観を理解できないことに対する驚きです
>>528 >教授に向かって「結局俺らあんだけやったのに成果出なかったんですか」とか平気で口にするのです
だけど、実際、学生に結果の成否を委ねるやり方に限界がきているんだよな。
うまく行ったら教授のテーマが良くって、失敗したら学生の怠慢のせい。
こういうテーマ運営で、本当に次世代に切り込んでいけるのかと思う。
失敗したらテーマに何か問題があったせいだし、成功すれば実験者が頑張ったせいだって、
どうしてそれが言えないのかと思う。
普段からその習慣がついていれば、疲れた学生が教授にそんなことを言うことは前もって回避できる。
その空気を作らない事こそ、教授の責任。
>学生に結果の成否を委ねるやり方に限界がきているんだよな
じゃあ何で昔はできてたのかって話
人間レベルが明らかに落ちてるとしか思えんだろこんなの
>>530 昔は学問が単純だったからできた。
教授が「自分の学問はすごい」って言い張って、そのとおりやればそれでよかった。
もちろん、それには教授のセンスやカリスマ性も必要だったが。
だけど今はよくも悪くも学問が複雑になったし、学生も自分の立ち位置を簡単に
確認できるようになった。後者はネットの普及だけが原因じゃなくって、懇親会に
若手が参加して大学間でコミュニケーションを取るのが普通になったという変化もある。
教授(PI)はそれ以上に勉強しなくちゃなんないという意味では、昔に比べてマトモになったとも
言えるよ。
>学問が複雑になった
そんなの言うほどじゃないよ
というか,学問が複雑になろうと学ぶ姿勢や教師生徒の立ち位置は同じだろ
昔に比べて出来ないって事は,やっぱ人間レベルの低下も大きな原因だよ
後半は同意だけどな
昔は適当に混ぜているだけで簡単に大発見が出来たからね
論文に必要なデータも今と比べると天地の差だし
捏造しても騒ぎ人間なんていなかった
本当うらやましいよ
534 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 19:01:20.86
昔の人はエックス線結晶構造解析の測定データだけで論文書けてた
既知化合物で構造もとっくにわかってる場合でもエックス線でそれが確定したとか言ってればよかった
高価な機器は金のある大学にしかなかったからライバルも少なくてやりたい放題だった
そういう糞は力不足で後に論文を書けなくなったことは言うまでもないが
論文ゼロでも大学なら身分が保障されて万年高級泥棒として生きている
最近ぼちぼち退職中
それは後の時代だからそう思えるだけだよそれ
昔は昔で分析機器がショボかったからアホみたいな量で作らないといけない上に論文もタイプ打ち
明らかに今の方が恵まれてるって
>>534 計算化学なんかでも、模造紙で三次元構造を作って座標を決めてインプット。これだけで何日もかかるんだよ?
アウトプットもパンチで穴が開いた紙が排出されてくるだけで、それを可視化も出来ない
X線なんかも今より圧倒的に感度も悪いし、低温装置も無ければ解析ソフトも無い
そりゃそれだけで論文にもなるよ。一つの結晶の解析に一年かそれ以上かかるんだから
化合物を調べるのもケミアブで一つひとつ手引きだし、NMRもないからアサインは沸点融点と元素分析がメイン
もちろん精製をきちんとしてないと同一化合物かどうかも分からない上に、精製がちゃんとなってるかも分からない
シリカゲルはメタノールで色を落として再利用。湯浴もシリコンオイルなどないから天ぷら油
マジでそういう時代の方が良いか?
>>528に戻ると、
>教授に向かって「結局俺らあんだけやったのに成果出なかったんですか」とか平気で口にするのです
なんて言う学生も学生だが、言われる教授も教授だよ。
もちろん4年生ぐらいでそういうことを言う学生なんかは、実力でねじ伏せるしかない。
それは教授というより、先輩や若手教員の仕事だ。
「出なかった」とか言ってる時点でもうね…
「出せなかった」んだろと
もういいよ。
責任なすりつけてないで手動かせよ
結局俺らあんだけやったのに成果出なかったんですかってwww
学生気分www
教授が思いついた分子内DAとか骨格転移反応が、なんかの理由で行かないことが証明された時の
無力感たるや、「なんで成果が出ないんだ!」って怒る気持ちはわからんでもない。
そもそもキーステップに至るまでの基質合成の手間がかかりすぎ。
確かに鮮やかに進行すれば画期的だが、現物でまったく進行しなくて、官能基を落とした
モデル化合物を後になってからやってみて、行かないことがわかる。
しかも、「五員環じゃなくて六員環だとあっさり進行する」とか「行く条件」が判明して、
現物の合成には使いものにならないことが2年後に確定したりする。
542 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 20:36:25.83
学生実験が簡単すぎるからだよな
レポート課題とか基本的に図書館ですべて答えが出せるから
研究はやったところで新規性がないと価値なしでレポートできないことを知らない
研究でそこが一番厳しいことを全然わかってない
>>542 何を偉そうに。
学生実験で新規性のあることをやらせてどうすんだよ。
文献通りの収率をきちっと出させるほうが先だと思うが。
>>542 言いたいことはわからないでもないが、学生実験は
実験の基本操作やマナーを学ぶのが主目的だろ。
レポートだって、まるっきり手放しの状態から書けるわけない。
丸コピペは論外だが、何だって最初は模倣から始まるもんだ。
545 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 20:59:17.23
学生がゆとりとか言ってたって、お前らだって口先ばっかりなんだから
正直どっちもどっち
大学院生風情なら何偉そうに、と思うし
スタッフなら、給料のうちなんだからぐたぐた言うなと思う
546 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 21:11:43.29
とりあえずゆとり前期の最低層は修了して良かった
みんなが言いたいこともわかるんだけどねぇ…
何と言うか、調べて分かることだけしかレポートに書けないやつが増えたね
この色になった・文献と色が違った・こんな収率になった・文献より収率が低かった…観察は大事けど、それがなぜだかという部分の考察が皆無
参考書やネットの情報を入れ子に書いて、文字数やページ数の制限がきたら「じゃあこの辺で」みたいなレポート
調べればわかることは凄く丁寧に書いてある割に、考察になると本当に雑で適当。もしくは友人のレポートとほぼ同じとかね
勉強=調べる事と思ってるんだと思うけどね
だって変なこと書いて間違うよりもコピペしたほうが成績良いからね
ところが考察をちゃんと書けてないと大減点なんだよなウチは
考察が雑で適当って時点でレポートとしてはじゅうぶんに「変」だからね
>>547 >何と言うか、調べて分かることだけしかレポートに書けないやつが増えたね
それのなれの果てが、「陽性かくにん!よかった」だよね。
活性ありかどうかだけに興味があって、どうしてうまく行ったかに考えが及ばない。
だから「活性があるんだからそういう画像を揃えればいい、過程は関係ない」って考え始める。
大学の特に低学年で、レポートをきちんと書く積み重ねの重要さを痛感するよ。
551 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 21:44:14.89
コピペで理研のPIになれる時代だからねぇ、、、
まじめにやるだけ馬鹿を見るという発想は正直理解できなくもない。
学部のレポートについてうだうだ言ってるけど
実際の有機合成の某教授も「合成かくにん!よかった」
みたいに画像だけ揃えて過程はどうでもいいとかやってたじゃん
553 :
あるケミストさん:2014/05/27(火) 22:01:30.35
社会で強い順
1.ブランド力またはコネ力あり 能力あり
2.ブランド力またはコネ力あり 能力なし
3.ブランド力またはコネ力なし 能力あり
4.ブランド力またはコネ力なし 能力なし
理研ではないが社会全体として2と3の入れ替えが求められるな
>>552 そうだよな。
コレクション出して一件落着、というのは「過程はどうでもいい宣言」だよ。
あれは全合成にとって自殺行為ということを、理解しているのかあの団塊は、と思うよ。
実験の組み方に問題ありすぎだろ
失敗した場合にも意義があるような実験じゃないから「無駄なことをした」としか感じない。
>>554 ものができたらいいだろ
何が悪いんだ?
558 :
あるケミストさん:2014/05/28(水) 20:37:29.16
ものができなかったが、できなかった理由が十分考察できました、って言ったって許してもらえるわけじゃないんで、
分子内DAなんて計算してからやれよ
軌道の計算なんて学生実習レベルだろ
>>560 反応した場合の選択性の予測はそこそこいけるが、反応するかどうかなんかわかるわけねえだろ。
それに信頼できるかどうかのジャッジはそれなりに知識と経験を要する。
なんだスレ伸びてると思ったけど2人しか喋ってないのか
分子内DAで全合成をしたとして何の意味があるの?
どうせ分子内DAありきで何の価値もない化合物なんでしょ?
計算もいいけど、反応仕込んだほうが速いし有益な情報は多い
計算は所詮計算でしかない
まあそうなんだけどさ
サイエンスっぽくないんよね
平日の午前中からまたも有機合成叩き隊の皆様がお出ましですな
ほんじゃプレパあげてくるから後ほど
別に叩かなくてもいいけど、ある程度は自分のやってることに疑問を持たない奴は、
研究なんかを職に選ばないほうがいいと思う。
>>566 サイエンスっぽくないじゃなくて、サイエンスじゃないから
今の有機合成の雑誌みてあれがサイエンスだと思うやついるの?
良い就職先さえあればサイエンスなんてどうでもいいよ
571 :
あるケミストさん:2014/05/29(木) 20:24:19.39
サイエンスに興味あるって言ってる研究者は他に生きる道がないからだね
商社に就職決まった人の情熱の潔い捨てっぷり見たらわかる
572 :
あるケミストさん:2014/05/29(木) 21:34:55.80
サイエンスしかない、とかと気取ってた人がなまじ中年以降に急に大きな地位や権力手に入れると
いっそ意地汚くなる例も多いな
>>572 あるなーそれ
サイエンスの地位向上と、自分の権力欲が気がついたら区別がつかなくなってんの。
そういう人に限って、潔癖ぶるから厄介。
合成はテクノロジーってことでいいんちゃう
テクノロジー?
??
職人芸だろ
芸じゃないよ
単純作業
研究なんて時間と金さえあれば誰でも出来るのに
変な選民思想を持つ馬鹿が多くて困る
ピペドの替えなんていくらでもいるのにね
有機合成から合理性を排除して、「腕」の重要性を喧伝するバカのせいで
日本の有機化学はダメになった。
それから脱却した人だけが生き残っているという現実を直視すべし。
いや職人芸だから
如何に美しいか、それを競うのだ
そういう奴は中国に行け。
今のうちに中国に渡れば、職人芸で研究生活を全うできる。
582 :
あるケミストさん:2014/05/30(金) 22:03:49.41
> そういう奴は中国に行け。
日本で冷遇された腕の良い技術者が大量に韓国へ。
だからサムスンが躍進。
これら技術者やサムスンを否定するのは構わないが、サムスンが躍進し
パナ、ソニー、サンヨーが壊滅したのは事実。
すなわち高レベル技術の軽視は、企業や国レベルでの技術衰退を招く。
今、サムスンって化学や製薬に力入れ始めてんだっけ
まーた大量に引き抜かれんだろうな
584 :
あるケミストさん:2014/05/30(金) 22:51:11.85
そんなモテないから心配するな
儒教社会は職人に対する敬意がない
職人は底辺から脱出するための手段であって
職人で成功したら子供には絶対に跡継ぎをさせず医者にするための教育費に使う
ユダヤの間違いではないよ、念のため
585 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 00:15:56.55
え、サムスン様の研究者が実験なんか自分でやってるわけないだろ。
そういうところは頭使う人と体使う人は分業化されてるの知らないの?
586 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 00:20:25.59
まあ有機合成なんて座学だけでできるものではないのは承知しているが、
かといって腕だけが誇りの高級テクニシャンも大成はできんよ。
いや腕こそが大事だ
鍛え上げるためにずっと実験をやり続けるのだよ
588 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 00:34:13.00
だったら合成ロボットでよくね?
いや、自分が考えた割合で仕込んでくれてそのまま反応追えて
後処理精製も状況によって変えられるシステムがあるなら使いたいわ。
工場のオートメーションとはちがってまだまだ未来の話だろうけど
それに近いものならある。
ただ、条件設定に異様に時間が掛かる。もちろん、それをさらに繰り返すなら話は違ってくるが
591 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 00:56:42.57
条件設定:人間の頭で考えること
それをさらに繰り返す:ロボットの仕事、というか生身の人間では勝てんでしょ
592 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 01:01:25.53
もちろん条件設定ができるようになるには、自分の手で行った経験知が必須だという
ことは否定しない。
>>591 簡単な条件振り以外で完全に同じ操作繰り返すなんて無いだろ。
後処理やら精製やらなんてなおさら
> 条件設定:人間の頭で考えること
機械の設定の話だろボケ
595 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 01:20:14.99
「簡単な条件振り」が上手にたくさんできることを腕だと思ってるだろ?
人件費の安い中国辺り行けば、実験室レベルの仕込から精製も流れ作業なんてところもあるぞ?
仕込みをやる人は仕込みだけと、と完全分業だから熟練単純労働者でも可能
単に実験の技術自慢だけではサムスンだって雇ってはくれないから、そういう所へ行ったら?
なんか怒ってる?
>>595 あれには驚く
そんなんでも論文書きたい放題、企業から買われ放題
世の中狂ってますわ
え、そうなの
合成の「腕」の善し悪しって、分液でエマってもうまく処理できるとか
グローブボックスを満足に使えるとか、使わなくてもt-BuLi程度は安全に扱えるとか
TLCで分かれて見えるレベルならカラムで分離余裕とかそんな話じゃないの
まあいずれも職人芸の域であってオツムはそれほど要らないから
合成ルートを適切に設定できる能力とは無関係な模様
実験は本来は誰でも出来る単純作業なのだから
がんばったところで特に意味は無いよ
>>598 そういう技術的なことは、どうにでもなるんだよ。
不器用なやつだって、人の1.5倍の時間をかければ同じようにできる。
むしろ器用なやつほど失敗しやすい。
本当の「腕」って、何か思ったように行かないことが発生した時、直ちにその原因に到達できる
能力のことを言う。
>>598 普通はtBuLiをグローブボックス内で使う的な文章になってるけど
そうなんか
ほんじゃ俺は合成の腕からっきしだわ
もっとも今は合成なんてほとんどやっちょらんけど
難しい化合物の合成にばかり焦点があたることが多いけど
不安定な試薬やら複雑な操作の必要ない有機合成にこそ価値はあると思う
そうだよな。
向山アルドールはノーベル賞取れなかったけど、メタセシスやカップリングは
ノーベル賞とれたもんな。
>>601 とくにそんな意図はなかったんだ
まあそういちいち噛みつくない
>>603 貴殿はわかっておられる
606 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 17:42:10.05
>本当の「腕」って、何か思ったように行かないことが発生した時、直ちにその原因に到達できる
>能力のことを言う。
同意。プラスそれを可能にする観察能力とか。
テクノロジーの進歩で自動化される工程を、人間が必要以上に固執するのは考えもの。
極論いえば、そんなの人間の手にこだわるのなら、SciFinder使うのやめて、ケミアブ手で引けばいいじゃん
と言いたい。
複雑な化合物を複雑に合成したって何の意味も無い
複雑な化合物を簡単に合成することにこそ意味かある
保護基を使わない全合成が論文になるのだから
NMRやSciFinderを使わない全合成があってもいいかもしれない
609 :
あるケミストさん:2014/05/31(土) 18:37:02.68
>>604 もっといえば鈴木カップリング
操作が簡便、収率が良い、そして驚異的な基質一般性と官能基許容性を備え、
医農薬、機能材料の工業製造からパリトキシンのような最難関天然物の合成にまで利用されている。
ご本人たちも言っていたが、クロスカップリングとして後発であった上に、無機塩基の添加や加熱条件が
必須という点から初期の論文投稿ではかなり苦労されたようだが、最後は当たり前のようにノーベル賞を
受賞していった。
社会が有機合成という分野に何を期待しているかというのが分かりやすい例だと思う
向山アルドール(笑)
有機金属系は無駄に作るのが難しい
向山は光延反応位でしょ有名なのは
なんで合成スレで反応の話になってんだ?
複雑な化合物以上の物性を単純な構造で実現し、単純な合成で得るのが目標
鈴木カップリングは合成手段としては良いが、物作りには適してない。
化合物がつくれただけでいいだろ、何過程の短縮ガーとかほざいてんだか
>>608 それどうやって証明するの?って感じだし、単に昔に戻るだけだから誰も評価してくれないじゃん
一切引用文献がないくらい、オリジナルな論文は少し見てみたい。
引用文献のパラドックス
この世で一番最初に投稿された論文はどうやって引用をつけるのか
>>609 >社会が有機合成という分野に何を期待しているかというのが分かりやすい例だと思う
向山やニコラウあるいはナカニシがノーベル賞を取れないことには、早く気がついた
ほうがいいよね。
スコーパス
いやあ、あの仕事でもらえると思ってたんかよ
本人は
当然。
鎖状立体制御も時代の寵児だったし。
それだけに、流行りに乗るなって言ってた本人こそが、一番流行りに乗ってた。
KCもなんか憐れよのう
KCなんかは自業自得という気もするけど、その尻馬に乗っかったバランや福山は
馬鹿みたいである。福山に至っては、アレだし。
こんなところでご高説をたれてる方々は
さぞかし優れた業績をお持ちなんでしょうなあ
いいえ、違います
けど批判はできますよ
してこなかったらどうなるかはお察しの通りだし
業績上げてから次のことを考えるようでは、遅すぎる。
優れた業績があって、日々自分の研究で忙しい人は
他人の仕事にケチつけて自己満足するほど暇じゃないってか
優れた業績持ってる人でも普通に愚痴いうよ
1対1になってみると分かる
てか論文読みまくってるたり学会によく出てるからそういう人の方が言う傾向強い
弱小はのほほんとしてる
ドクター取って現状に不満もねえ奴は、それはそれで終わってる。
632 :
あるケミストさん:2014/06/01(日) 20:27:27.71
批判されたとたん泣き言は見苦しい
だいたい誰がそんな聖人君子なんだか
633 :
あるケミストさん:2014/06/01(日) 20:47:11.73
鈴木カップリングってやっぱ一種のNGワードだね、こういうところでは
むしろNGワードは向山だろ
>>606 大きな進歩ってのは予想外の所から起きるんだよ。
予想している所には大きな発見はない。
予想していない結果を拾うには実験が大事なんだよ。
そこを疎かにしてるところが未熟すぎw
636 :
あるケミストさん:2014/06/01(日) 22:17:33.44
え、実験技術至上主義から話がえらく飛躍するなぁ
予想外もいいけど、目先に踊らされてコロコロとターゲットを変えていたら
大成しないでっせwww
ずいぶん「上から目線」だね。
638 :
あるケミストさん:2014/06/01(日) 22:19:23.86
てかそれってMセンセイの受け売りでしょwwwwwwwww
ちかれた・・・・・・
実験技術至上主義というかえらい難しいターゲットばっか作らされる研究室あったな
ただ別に就職に強いとか入社してから評判が良いっていうのはないみたいだ
そこのボスも偉い根性主義みたなもんでまあ大変暗い雰囲気のところだったよ
何事も極端なのはいかんね
技術至上主義とターゲットの繋がりがねぇ。
予想外の発見があったらそっちにシフトするのは当然と思うけど?
白川さんの伝導性ポリマーにしろ田中氏の質量分析にしろ、
そんなの意図してない!とネグってたら生まれてこなかった発見だよ。
出来そこないのサンプルだけど分析してみよう、試料調整間違えちゃったけど
試してみよう、こういった実験への関心、興味が発見に繋がっている。
そんなの無駄。
ダメに決まってる。
こういうところからは、予想できるような結果しか出てこない。
そんなの無駄、ダメに決まってる、って思ってるからこそ、
異常なデータに気がつくんだろ。
ずさんな実験系を組んでる奴は、単に失敗したとしか思わない。
In the fields of observation chance favors only the prepared mind. -Louis Pasteur
偶然の実験の失敗に結果の成功を委ねるなんて、愚者のやることだ。
ちなみに、毎日夜遅くまで努力してさえいればいずれは成功すると思っているのも、
同じく愚者である。
前世代の大学教員(特に合成屋)にはよくいたパターン。
溶媒が自動的にあるいは簡便に蒸留できればどんだけ嬉しいか
それは金しだいだわ
へ?金があったら楽に作れたり手間がなかったりするの?
蒸留したの売ってるし
自分のところで溶媒を蒸留する時代じゃないよ。
蒸留で精製できる純度ぐらい、缶出し溶媒でも十分にある。
石油ポンプによる汲出で汚染されるから、余計な操作はやめたほうがいいくらいだ。
いやTHFとかどうすんの
市販のままじゃ無理でしょ
缶出しthfでグリニヤやって暴走したことある
まあ、蒸留する人的コスト考えたら買ったほうがいいかもね
のんびりやってるから関係ないとか教育目的考えなければ
溶媒蒸留なんて危ないだけで教育的には何の意味も無いけどね
無水溶媒を買えば、普通にできる。
無水溶媒の蒸留塔はもはや時代遅れだ。
THFで蒸留しなくていいのが売ってるなんて初耳だわ
ありえん
653 :
あるケミストさん:2014/06/03(火) 19:49:49.61 BE:701561643-2BP(1000)
含水量10ppm以下の安定剤なし脱水THFなら和光でも関東でも普通に売ってるだろ
特に厳密な禁水条件にしたいならケチル立てる必要あるけど
THFは酸化防止剤にBHTが入っている。
無水溶媒はBHT入りの物と無しのものがあるから買う時に注意。
BHTはラジカルスカベンジャーだから、ラジカル反応では反応性が変わる。
BHTの入っていないものは酸素で過酸化物をつくる。
古いものは結構な量の過酸化物を作ってアルデヒドと反応したりする。
使うときもArラインなどで不活性気体を供給しながらでないと、すぐに
外気が混入して吸湿してしまう。使い方にもノウハウが必要。
>>641 厨2病は早めに治した方がいい。
>>648 正式名忘れたけどビールの二酸化炭素高圧缶みたいなやつから脱水溶媒出すシステム知らんのか。
たしか関東のを使ってる
THFとエーテルとメチクロはそれで脱水溶媒出てくる。
周りのラボとかでも見たことないとかどこの貧乏底辺大学だよ
実験やってたら分かると思うけど、その程度じゃ厳密な禁水条件には出来ないよ
>>657 おまえが使ったことないのはよくわかったw
実験やってたらわかると思うけど、厳密な禁水が必要なことなんて殆どないよ
>>657 禁水反応仕込む前に確認すること書いてみろよ
厳密な禁水条件とやらのな
>>657 最初はみんなそう思う。
どうやって取り出しているかにもよるけどな。
1)フラスコを乾燥機でよーくあたためる
2)三方つけてセプタムつけて真空状態のまま放冷する。
またはデシケーター内で放冷する
固体試薬を入れなきゃいけないときは入れてから真空引きする
3)Ar充填してソルベントシステムから脱水溶媒を入れる
4)やべっ、ひとつ試薬入れ忘れてた!
5)Arで陽圧にしながら先輩に見つからないように栓を開けて
試薬を追加する。
6)なーんだ、途中であけても意外と問題なく反応いくじゃん〜
まあ禁水反応とか脱気溶媒反応とかの仕込み方は研究室ごとのやり方が
ありますでしょうし
664 :
あるケミストさん:2014/06/03(火) 21:55:58.81
>>657 そこまで厳密な禁水条件が必要な反応は、実用上そもそも使い物にならない
、とスレの流れを蒸し返してみようかwww
>>662 試薬を入れ忘れても、サンプル瓶に測ったのにセプタムをして、
溶かしてからキャニュレーションで入れれば何の問題もないじゃん。
まー何でもかんでもバカの一つ覚えみたいに無水化するバカが、世の中には多い。
そういう奴は、企業に入ってカルチャーショックを受けるが。
666 :
あるケミストさん:2014/06/03(火) 21:58:01.80
だいたいそこまでいうのなら、毎回残存水分量は確認しているんだよねぇ?
>>653 マジで知らんかった
安定剤あるし蒸留は必須かと思ってたわ
>>655 年間予算が億ないラボです・・・・・
てかアルコール類もできるのか、あれ危ねえからなんとかならねえかなって思ってたんだ
間違えた、アルコールじゃねえなw
就職してからは4頸のあまった口にはビーカーかぶせてゴミが入らないようにしてるわ
下手っぴが使うと外気が混入して吸湿した使いかけの無水溶媒がゴロゴロと。
買ったときに10ppmでも使い方をちゃんとしないとすぐ水分値は上がってしまう。
そういう下手っぴを数多く見てきた。
672 :
あるケミストさん:2014/06/03(火) 23:19:55.62 BE:701561643-2BP(1000)
>>671 500mL瓶を買ってセプタムの劣化や下手っぴによる吸湿を気にするくらいなら、不活性ガスで加圧できる
>>656のサプライシステムで9Lや18Lを使う方がよほど安心できる
自分のラボの予算なんて知らねぇ
>>671 どうせ500ビンとかガロンを想像してるんだろ?
今日はソルベントサプライシステムのあるラボと無いラボの認識の格差が如実に現れてますなぁ。
>>673 科研費くらいは見とけよ
それが全てじゃないけど。
特殊引火物の量は気を付けないと少量危険物取扱所になってしまう
さすがに微量危険物の範囲に収まるような容量にしてるでしょきっと。
関東だって片手間に溶媒売ってるわけじゃないんだから
あのカンカンが何リットルなのか知らんけど
>>677 672に9Lや18Lって書いてある。
普通の実験室なら18Lカンを2つ3つも置いたら一気に割り当て量を
越えてしまうと思うのだけど。
でも特殊引火物で頻繁に脱水溶媒使うのってエーテルくらいじゃん
そしたら9Lの缶はセーフなわけで
実際あの缶ひとつでしばらくもつし
ならべてその他の汎用溶媒の缶も置ける。
企業が指定数量引っかかるような製品規格にする凡ミスしないだろよ
そろそろ試薬メーカースレ行けよ…
ソルベントサプライシステム見たことない奴は黙って蒸留しとけよ…
>>675 おれんところ研究科内で一番金がある有機系のラボだが
そんなのないし聞いたこともない
ただうちのボスはモレシーを許さない人らしい
んでこっそりモレシー使用の溶媒でターゲット作ったんだが、純度が蒸留した溶媒を使用したのと変わらんw
厳密な禁水条件が必要なはずなんだがw
>>681 少量危険物取扱所の場合で話すと、
エーテル9Lあると指定数量の1/5の9割をエーテルが占めてしまう
指定数量は合算だから、他の溶媒は指定数量の1/50しか置けなくなる
ヘキサンなら4Lな
>>684 前モレシーで十分脱水されるって論文あったよ
>>685 それ少量危険物取扱所にならない指定数量0.2倍未満での話だろ
少量危険物取扱所として届ければ1倍未満までいけるから、エーテル9Lでも余裕
>>682 見たことないがそれが何か?
お前より腕いいから
>>684 まあ金はあろうが実際脱水溶媒つくるのは教授じゃないし、教授は教授で昔は俺も蒸留してたんだからお前らもやって当然云々思ってるわけだし。
コックひねるだけで脱水溶媒も不活性ガスも出せて便利なのに。
中堅国立理学部から旧帝薬学部にロンダしたけど、どっちの研究室にもサプライシステムあったよ
学部の時はエーテルと塩メチ、
院の研究室はTHFと塩メチ
学部のときは周りの研究室には無くてみんな作ってたり、うちにもらいに来てた
隣の研究室は導入検討してたけど
院は有機系幾つかあるうちの半分くらいは持ってるから、うちに無いエーテルはもらいに行く感じ
隣の研究室は全合成でそこそこ名の売れてるとこだったけどシステムなくて作ってた
買うか作るかはお金と教授の方針の兼ね合いだと思う
ただすげー便利w
高いんでね?
買うのに3000万以上、維持するのに年間500万以上とかなら買うのためらうだろう
いや値段知らんが
>>692 固定設備になるから初期投資がそこそこある気がするー!
ゆうてもラインとコックだけだから何百万もしなそうだけど
便利よのう
まあ就職しちゃったら缶出しの溶媒で行かないような反応は切り捨てるんだけどね
初期費用は知らんが、システムの維持費なんて不活性ガスのボンベ代(システム全体で1本)くらいだぞ
500Lボンベ1本で数か月は使える
ソルベントシステム楽だよ
THF, ether, エンメチ、トルエンがあった
蒸留塔に貼り付くとかアホ臭いわ
ソルベントシステム知らないのはさすがに釣りだろw
今時普通のラボなら溶媒精製装置くらい使っているでしょ
>>547>>550 亀だが全く同意だわ。
いくらしんどくても理系ならその辺の訓練を絶対疎かにしちゃいかん。
>>698 いくつかの大学を知ってるけど、共通教育がしっかりしている大学はほんとうに強い。
地肩の強い学生は、卒業して数年経った時に差が出る。
ダメだと思ったのは旧帝大の某大学。教員自ら「あんなものは適当にやっとけばいい」って
いう言葉を口にする。
特に他分野の基礎科目。力学や電磁気学、熱力学を教員がバカにするような大学はダメだよやっぱり。
まぁ学科にもよるんだろうけどな
教員が教育に真剣じゃない大学はちょっとヤバイわな
俺の研究室、金持ってんだぜ自慢は終わりましたか?
ポス毒とかたくさん雇ってるとかならまだしも
溶媒システムがあったら金持ちってどんだけ金ないんだよ
触媒買うのも躊躇するレベルか
>>702 持ってなくて残念なのはわかるがそれほど金のかかる設備ではないぞ
私立だけどそんな装置ないれす(^p^)
資金力は私立国立によらないと思うんですけど君のとこは大学からの補助金だけで運営してるの?
便利な器具があることは良く分かった。
だからその器具があったおかげでこんな良い成果が出た、という事例を教えてくれ。
エバポの回収トラップの話かな?
>>707 Nature系やScience系,ACIEやJACSに載ってる有機系の結果全て
711 :
あるケミストさん:2014/06/05(木) 20:43:15.49
712 :
あるケミストさん:2014/06/05(木) 20:48:27.11
>>710 ほら。
小保方と一緒で嘘つき、煽りの連中だよ。
>>713 何言ってんのか分からんから出直しておいで
>>705 地味〜な私立だけど
ふっつうにあるぞ、そこまで金のあるラボでもないし
716 :
あるケミストさん:2014/06/05(木) 22:51:18.20
>>707 大御所のScience2報では満足できないかね?
717 :
あるケミストさん:2014/06/06(金) 22:00:58.24
>>707 教えてくれって言うから論文2報(反応ロボット使った新反応の開発、どっちもScience)紹介してやったのに
いつものごとくだんまりかよぉ
718 :
あるケミストさん:2014/06/06(金) 23:57:37.11
1L4口の撹拌するとかは無理じゃん
>>718 こういう装置を導入して、機械のお守りでドクター終わった人を知っている。
稼働し始めて、保護基を外す条件の検討してやんのw
馬鹿か教授
721 :
あるケミストさん:2014/06/07(土) 01:00:32.76
もちろん装置さえあれば成果が出るなどと安直なことは言わない
ただし、もはや人間の馬力だけで勝負をかけられる時代では全くない
人間の力でできる合成で、機械化する価値がある反応なんかごくわずか。
逆に機械化できるような反応開発を大学でやってはいけない。機械に負けるような
研究をやってる時点で間違っている。
ロボットが反応開発を出来るという現実から目をそらして、「研究は人にしかできないからなー」とか
ほざいている能天気なPIこそ糾弾されるべきだし、次世代の研究はどうであるべきなのかを
考えてこなかった団塊こそ、追放されるべきだ。
論文が通ればいいといわけじゃないのに。
論文書けたらそれでいいだろ
何が悪い
724 :
あるケミストさん:2014/06/07(土) 10:35:47.47
リガンドスクリーニングしてTLかいてる中国人と同レベルだね
メタルとリガンド
726 :
あるケミストさん:2014/06/07(土) 16:12:58.79
> こういう装置を導入して、機械のお守りでドクター終わった人を知っている。
いるいるw
機械のオペレーターみたいな人。
昔はNMRの測定もそうだったみたいだよ。
NMRはまだ、基本原理を知っていればその知識は財産になるからなあ。
うちのラボにいた博士課程の院生で、試薬や器具の発注に異様な情熱を傾けたやつがいた。
新しいものを頼むと何のためにそれを発注するのか、そいつに説明しなくちゃなんないので、
みんな怒り狂ってたな。
大型装置の主みたいな奴も同じで、他の人が使おうとしても触らせてくれなかった。
結局、誰も得しない。
あえて言うなら、そんな雰囲気を作ったPIが悪い。
>>722 できたものの活性を調べるのがメインだったら
機械化できるのは大事じゃないかな
そういうラボで機械化してるのは見たこともないがw
729 :
あるケミストさん:2014/06/08(日) 00:20:26.14
有機合成分野ではないのだが、
知人で、ヨーロッパ某国のその分野では知らない人がいない超名門ラボにドクターで留学
に行った人がいるのだが、そこは雑用どころか実験すらテクニシャンの仕事だったから
時間の余裕「は」あったそうで、現地の女が喰いまくれたと喜んでいた。
もちろんプレッシャーは半端なかっただろうし、実際にJACSに相当するジャーナルにペーパー
も出して、ちゃんと学位は取得している。
まあ有機合成でそこまでやるのはやりすぎだと思うし、大学では欧米でもそんなやり方している
ところはないと思うがね。
おれの見に行ったところはコアタイムなしだが
朝早くにきてたな、だいたい8時〜8時30分
で遅くとも19時までには帰ってた、全合成のラボです
溶媒あげるのは技官の仕事でした
うちもテクニシャンほしいよぉ
>>731 >>730だけどアメリカのとあるラボの話ねw
ちなみに休みはいくらとってもいい、しかしボスは日曜もクリスマスも来てたw
報告会なんてものはなくてボスに月一くらいで自主的に相談しにいくってスタイルだった
むろんボスとの一対一、それと人によっては月二やら二か月に一回とかだったが
多分自主的に行かなかったら呼び出しだと思う
大学でも教育色の強いところとそうでないところで大分差がある
教育的観点で溶媒蒸留を学生にやらせるのは重要だけど
研究遂行って意味では技官に丸投げした方が効率的
その辺は機関の性質にもよるし教授の方針にもよる
教育目的で蒸留させている人たちって
普段使うガラス器具とかも教育目的で作らせているの?
うちのラボはバーナーあったよ
蒸留でしか分けられないような化合物を精製するときどうするの?
蒸留やったことないからできませんとか言うわけ?
蒸留できないやつとかおらんやろ…
一回は教わらんとできるようにならんやろ…
溶媒蒸留と化合物精製の蒸留は感覚違くね?
原理は同じだがな
740 :
あるケミストさん:2014/06/08(日) 21:58:16.97 BE:701561643-2BP(1000)
アンプル閉じたりガラス器具のちょっとした破損を直すのにバーナーは必須
化合物の精製にも蒸留は不可欠
溶媒の蒸留も精製なんだが
どうも流れがおかしいと思ったら、
>>734みたいなアホが煽りまくってるのか。
質問です。PF6で置き換えた有機塩はHClに耐性ありますか?
次のクロロ化で塩化チオニル使うので気になります。
>>743 PF6(-)とかClO4(-)とかの陰イオンの意味を理解している?
なんでそういう塩に置き換えたんだか、考えてみろ。
>>737 実験化学講座なんか見れば出来るよ
あれ見て出来ないなら,まともな学生実験やってる大学に通い直すことをオススメする
小保方を見ていると、きちんと学生実験をやることの重要さを実感するな。
ネットでちまちま調べたってダメで、大学低学年から基本的な実験技術を習得して、
データの記録と解釈の仕方を学んで、プレゼン技術を教えてもらって、はじめて
まともな研究ができる。
「陽性かくにん、よかった」じゃねえよバカ。
全くその通りだよな
ちゃんとした学生実験とレポートな
いずれが欠けてもロクなことにならん
748 :
あるケミストさん:2014/06/09(月) 18:31:29.00
レポートの枚数多い奴を褒める教授はやめてほしい
簡潔に書け
>>748 考察が長いのはまとめる能力が未熟なだけに許してやるが、
実験方法が長い奴は減点の対象にこそすべきで、長いことを褒めないでほしい。
あとまとめが長いのも減点対象だぞ
字が汚いのも駄目だからな
一文字一文字に心をこめて書かないとね
>>744 有機溶媒にとけるようにするためですよね。
Clのイオンと容易に交換して安定なので多用されている
ただHClが発生した状況でも壊れずにいられるかかどうかわかりません
753 :
752:2014/06/09(月) 20:24:20.50
試せばわかるでしょうけど、貴重なサンプルなので
クロロ化してからカウンター変えたらダメなの?
実験方法が長いって具体的にどういうこと?
無駄にはしょるよりはずっといいと思うんだが
論文なんかでもカラムは太さこれくらいでどれくらいのシリカ詰めただとか分液は何mlで何回やっただとかちゃんと書いてあると信頼できる
温度じゃなくてice bathのみだとか、条件書かずに再結晶しただとか本当に実験してんのか?と思う
一番頭に来るのが溶媒やらRf値も書かずにカラムで精製したとか化合物の色とか固体なのか液体なのかとか書いてないやつ
>>752 溶解性もあるんだけど、PF6(-)やClO4(-)は求核性のない陰イオンなんだよ。
自分の知っている範囲では、共有結合を形成するのはMe3Si-O-ClO3しか例がない。
Cl-が存在する条件では、何が起こるか自分で推測すべし。モノにもよるけどな。
そういうことを教えてくれる研究室の先輩やスタッフはいないの?
あんた、何年生?
BArF最強
>>759 亀レスなうえに流れ読んでないとか迷惑なだけ
いまどきケチルとかUSBメモリの時代にフロッピー使うようなもんだぜ
グラブスの溶媒精製装置で使えない溶媒とかは蒸留だな
ペンタンとかは夏場は輸入できなくなるからな
ケチルは学生実験のときにやったような・・・・・
学科のラボはどこもやってない
学生実験でやらせるってことは
古典的な方法であって知っておくべきものだというだけであって
大概の場合、研究室入ったらやらないけど知っとけよという意味合いでやらせてる
それもあるけどさ、学生実験を真面目にやっとかねえと小保方みたいになっちゃうぞ。
おぼは学生実験うんぬんで制御できる代物じゃないとおもう
今となっては、な。
だけどデータの客観的な記録を残したりするトレーニングは、大学低学年で
やっておく種類のものだよ。
そのトレーニングを女子医大で「そんなことやんなくていい」って否定された可能性はあるが。
769 :
sage:2014/06/18(水) 20:46:22.01
若手教員を減らした揚句、雑用まみれにしてしまったからそういう基礎トレーニングが
おろそかになってる。
誰か責任を取る気があるのだろうか?
sageを入れる位置を間違えた
>>769 あんまり環境や他人のせいにしないほうがいいんじゃね?
>>771 本人のせいなら広まらないから無視
教育や環境(他人の影響)で変わるなら気をつけるべき。
小保方のケースは早稲田が責任重大だよ。同期は就職済みだろうし。
>>771 初期教育の環境が悪化しているのは憂慮すべき。そこを見ずに、いまどきの若い者は、的
議論はどうかと。 まして若手教員が減ったのは国策のせい
あくまで総論の話
小保方の場合は、せっかく早稲田できちんとした教育をしてもらっても、
外研先の東京女子医大で「そんな無駄なことは研究の現場では必要ない」って
言われたんだと思う。
って、768の後半にも書いてあったな
教授のレベルの問題だろ
知識の水準が古すぎる
必要ないと言われてもそれをどう取るかは本人の倫理観の問題だろ
おぼちゃんの話は他所でやっとくれ
有機合成のスレですので、若干異なりますが質問です。
乳化重合で作ったエマルジョン塗料を基材に塗布後、120度で加熱して水を飛ばします。
このとき、ポリマーの粒子は界面活性剤のミセルから溶解して溶け出すのでしょうか?
ちょっとこれからやろうとしてることがそういうことですので。
>>778 分野外だが、基本的なことなら教科書読め
教科書に載ってないなら新しいことだ。極めろ!
こんなスレ見てないで早く手を動かせ
>>779 平日15:19:44.05に2ちゃんの書き込みやってる人に言われてもw
木曜定休のラボなんだよきっと
長時間実験したからといっていい結果が出るわけではないだろ
研究で縦横なのはアイディアですよ
おれんところは土日休日だけど
成果は出てるし、分かるわ
てかブラックよりもw
大事なのは集中力と周りの人の人間性
アイディアを学生や若手スタッフに丸投げする研究室こそ、ブラックなんだよ。
そういうとこではうまくいかなきゃ学生のせい、うまく行ったら教授のおかげになる。
うまくいかない時にケツ持ってくれる教授がいれば、うまく行ってる時には
放っておいても学生は徹夜する。
>>782 合成系は、アイデアがあって
なおかつそのアイデアをものにするために手を動かさなきゃだから結局は時間がものを言ってくる。
>>783 土日出勤だったらもっと成果出るかもしれないじゃん
うまくいっていない時はどうしろと?
789 :
あるケミストさん:2014/06/21(土) 13:38:47.71
うまくいかないときにがむしゃらにするのはどうかと思うが
少し落ち着いた方がいいんでないか
おれは触媒だからバリバリの合成とは勝手が違うかもしらんが
うまくいかない状況にもよるけど、案外そういうことの原因は簡単で単純なことなのにやたら複雑な事を考えて堂々巡りになってたり
、原因を根拠のない謎理論に求めたりすることが多いから
一回手を止めて頭を落ち着かせるしかないと思う
うまくいってないときこそ過去のデータ見直して自分の立てた計画に無理がないかもう一回考えてみればいいんじゃないか
>>791 それをさせないで、「実験量が足らない」って言うバカ教授ばっかり
>>792 うまくいかないんで、ちょっと条件変えてやってみようと思いますーとか適当にいなせばおk
テーマが袋小路になった時は、無理に根を詰めずに時々遊びに行ったりする、そのかわり
データが出始めたらがむしゃらにやる。
昔、異分野だがネーチャーも持ってる先生に聞いた話。まあ全合成とかだとそんなことも言えない
のかも知らんがね。
君、気分転換に原料上げしてみようか
>>795 失敗する恐れのない、慣れ親しんだ反応やると良い気分転換になるよな
とか書いてて、自分が合成病にかかっていることを痛感した
大丈夫だ このスレはそんな奴ばっかりだw
そういう時に限って、反応に失敗したり思った量が取れなかったりするんだよな、これが。
例のwikiにもあるけど、うまくいかない理由をまとめて御前会議にかけるというのがオススメ。
どうにもならなかったら他人に意見をもらうのはかなり有効
どうにもならなかったら諦めてもいいんじゃね?
どうせ大した研究じゃないのだから
上手く行かなかったから大した研究じゃないというのは「酸っぱい葡萄」だよ。
まあ、有機化学には社会を変える力なんか、ないからな。
そういう意味ではどれをとっても「大した研究」じゃねえよ。
煽りにマジレスしてやると有機化学なんてくくったら石油化学から医薬農薬、色素、有機電子材料やらまで入るんだが
どの分野もノーベル賞受賞者を輩出して企業が今でも熱心に研究開発してるんだけどな
傍流の混ぜ混ぜ研究するような世界に住んでる人にはそう見えるのだろう
今の有機化学が、そういう技術の基盤になっているか、あるいは成り得るか、というと
そうでもないってことだろう
そういうたわごとをいう輩は、ブラウン管テレビ見ながら漢方薬でも飲んで過ごしてればいいんだよ。
大したことないは言いすぎだが、危機感を持っていない奴はもっといかん。
とりあえず具体的にどんな研究が「大した研究」なのか聞いてみたい罠
だんだんいつものように話題がスレ違いになってくが、、、
そう思うなら書くなよカス
そーゆー煽りはもっと要らんw
ってレスしちゃう
813 :
あるケミストさん:2014/07/08(火) 23:50:27.17
卒論が全く進んでいないのに研究室の女がリケジョとかいうのに熱入れすぎてて教授がピクついててやべぇ・・・
なにいってるのかわからない
確かに、ようわからん。
816 :
あるケミストさん:2014/07/09(水) 01:18:45.99
研究室の壁をピンクに塗り始めたんじゃね
817 :
あるケミストさん:2014/07/11(金) 06:18:41.97
女は研究室にぬいぐるみと
実験用の履き替え靴を常置して
場所占領するのやめろ
リケジョ()はわりと困るよな
>>817 靴は許してやれ。
だけどぬいぐるみは許すな。
ただし、研究室にポスターが張ってあるところでは、文句言う資格なし。
研究室にポスター?
周期表とか講演会の広告くらいだろ普通
アイドルの水着ポスターは最近減ったが、アニメのポスターは時々見かけるよ。
会社に行くと、女性アシスタントスタッフのぬいぐるみは結構見るね。
(もちろんデスクに乗るサイズの小さいやつ)
そんなものの持ち込みはダメな会社もあるだろうけど
ちなみに昔は出入りの試薬屋が持ってくるカレンダーは、水着のねーちゃんの写真が
でかでかと載っているのがデフォルトだった。
ただしだんだんセクハラとかいう話がうるさくなってから、無くなったけどw
824 :
あるケミストさん:2014/07/11(金) 20:33:03.23
ボンベ屋がくれるカレンダーはえぐかった。
ブラジルサッカーの敗戦を見ていると、「今までのやり方の限界」っていうのを
つくづくと思う。
研究でも同じだな、と。
そんなもんブラジルサッカーとか関係なく古くからのやり方がいつかは廃れるのなんてみんなわかってるだろ
気づいてなかったのはお前だけ
>>826 古くからのやり方が廃れるためには、きっかけが必要であることに気が付かない
お前のほうが無能だよ。
きっかけはこじつけでもいい。
828 :
あるケミストさん:2014/07/13(日) 11:47:15.34
ここ何のスレだっけ?
有機合成スレ。
あらゆる学問ジャンルの中でも、最も研究室経営が旧態然としたジャンルだw
>>827はサッカーがきっかけだといいたいのかな?
てす
832 :
あるケミストさん:2014/07/15(火) 00:46:50.58
ほす
833 :
あるケミストさん:2014/07/15(火) 16:20:13.92
>>825 化学者はフラーレンでサッカーでもやってろ
実験用の安全靴なんてあるのが普通だろ…
フラーレンでサッカーはだれでも思いつくけど、
実際にやってみせたらNatureかScienceに載る論文は確実に書ける。
836 :
あるケミストさん:2014/07/15(火) 20:31:06.86
教授の脳ミソはサッカーボールみたいにまだらになってそうだな
脱法ハーブ並の溶媒毎日すってたら
837 :
あるケミストさん:2014/07/16(水) 00:42:52.34
>>815-816 ごめん、言葉足らずだった
大学でリケジョなんとかっていうサークルみたいなのがあってそっちの活動ばかりやってて仕込む反応が週3とかで教授がキレてる
>>817 クロックス+裸足とかやめてほしい
838 :
あるケミストさん:2014/07/16(水) 03:02:46.76
@EACAの抗プラスミン作用がリジンに比べ10倍高い理由はなんですか?
A紫外部吸収法の原理特徴を考えたとき、試料がある条件を満たすと正確な濃度を知ることができるが、その条件とは何か?
どちらか1つでも良いのでご教示お願いできませんでしょうか?
839 :
あるケミストさん:2014/07/16(水) 05:31:17.44
お友達に聞こうね
質問するスレもマトモに選べないようなやつには研究なんて無理だよなぁ…
質問スレで「宿題は自分でやれ。教科書嫁」と門前払い喰らったことを伏せても意味ないぞ
842 :
あるケミストさん:2014/07/17(木) 17:40:43.96
>クロックス+裸足とかやめてほしい
うちもw
テーブルの下から臭いがぷわーんてくる
どこも女の暴挙になす術ないんだね
底辺は女も底辺なのかな?
844 :
あるケミストさん:2014/07/17(木) 19:57:04.23
>>843 底辺つっても浦和とか最低でも芝くらいのが多いとこだが
お前が灘か開成なら底辺なのかもしれんが
845 :
あるケミストさん:2014/07/17(木) 22:03:34.40
高校生の集まるラボか。それはある意味底辺かもな
なんで高校出してきたんだよ
いい高校出身の受験失敗組が集まる底辺大のラボなの?
847 :
あるケミストさん:2014/07/20(日) 18:22:10.01
>>838 ある条件って、1つなの?
試料が会合する性質をもってるとランベルト・ベール則にのらない。
また試料に同じ波長を吸収する不純物が混じっていたら濃度が正しくでない
そもそも紫外吸光を持っていなければ測定できない。
問題側に問題があるんじゃね?
私立大にはおかしな教授とかいるからなぁ。
ひとつじゃないでしょ
測定容器とか溶媒の吸収もある
設問がおかしい
849 :
あるケミストさん:2014/07/24(木) 05:12:15.81
政岡大裕は糞
>>829 なぜこうなってしまったんだろうな・・・・・