2 :再チャレンジホテルφ ★:2012/04/13(金) 21:40:23.97 ID:???0
>>1の続き
現代コリア研究所の佐藤勝巳所長は、「巨額の資金が動いた1989年の
一大イベントの開催後と同じような窮状に陥るだろう」と分析する。
一大イベントとは、東側諸国などの学生が集結した「世界青年学生祭典」を指す。
「88年に韓国で開かれたソウル五輪の向こうを張って行われた。
世界的な催し物にあわせ、大型スタジアムや105階建ての柳京(リュギョン)ホテルの建設に着手。
総投資額は47億ドル(約3800億円)にのぼったといわれる。ここから北の財政は急速に悪化した」(佐藤氏)
貧困の度合いが深まるにつれ、核とミサイルを切り札にした瀬戸際外交が顕著に。
アメリカからの食糧支援などを引き出しつつ、友好国への武器輸出を拡大して外貨を稼いでいった。
「2000年代初頭は中東やアフリカ、中南米への武器輸出により、
年間2億ドル(約162億円)程度を得ていた。その後、核実験に対する制裁で
規制が厳しくなり、いまでは有力な資金源を失ったに等しい」(防衛省関係者)
北の人口は2000万人規模で、そのうち約600万人は食糧支援が必要な飢餓状態とされる。
そんななかで強行された、ミサイル開発を含めた祝賀行事。佐藤氏は、
「現在の北に20億ドルあればコメなら全人口の5年分、トウモロコシなら10年分をまかなえるはず。
国民を無視して浪費する国は必ず滅びる。ミサイル発射も、
今後考えられる核実験も、好きなようにやらせておけばよい」と突き放した。
北はミサイル失敗で崩壊へのスピードを上げてしまったようだ。
(おわり)