それより少し前の2006年秋にはSNSの米フェイスブックが一般向けサービスを開始している。
人々の余暇の過ごし方は「居間でテレビを見る」から「スマホで仲間と交流する」に変わった。
この変化がテレビから「茶の間の王様」の地位を奪った。
王様の地位を追われたテレビは年率3割の価格下落が続き、今や40インチの液晶テレビが
3万円台で売られている。「1インチ1万円が勝負どころ」と言われていたパネル事業は「1インチ
1000円割れ」の惨状だ。
日本のテレビメーカーは韓国メーカーに敗れたとされるが、日本の家電量販店に韓国メーカーの
製品はほとんど並んでいない。海外では韓国勢が世界市場を制覇したが、先頭に立つサムスン電子ですら
パネル事業では利益が出なくなってきた。(
>>3-10につづく)
5 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ば ぐ 太☆ Mkつーφ ★:2012/03/21(水) 19:55:03.28 ID:???0
(
>>4のつづき)
日本はパネル戦争で韓国に敗れたというのは近視眼的な見方であり、大局では米国発の
ネット革命に足をすくわれたのではないだろうか…。
スマホの付属品であるイヤホンで3万円の高級品が売れている。情報を取り込むメーンゲートは
テレビからスマホに移り、消費者はメーンゲートであるスマホには出費を惜しまない。
一方でサブゲートに転落したテレビは「とりあえず映ればいい」と考えている。テレビの急激な
値崩れはその証左ではないか。