検察官「練炭に着火した後、わざわざ、遠くの公園に捨てに行き、再び戻ってくる。(弁護側の主張は)
およそ考えられず、不合理と言わざるを得ない」
《睡眠薬についても丁寧に言及する。現場には大出さんが睡眠薬を服用した形跡はなかった。
弁護側は、どこか別の場所で服用し、現場にたどり着いたと主張する》
検察官「効果は15〜30分で、(弁護側の主張の)合理的な説明はつかない」
《弁護側は、結婚を前提に真剣に交際していたと主張する。しかし、検察側は、同時期に複数の
男性と交際していた事実を挙げ、メールのやり取りを紹介するなどし、詐欺の構図を印象づけていく》
検察官「大出さんと同じ日に知り合った84歳の男性に対しても、『運命の人』と大出さんに送信
したのと同じ文面を送っている」
「さらにもうひとつ。被告人は、この時期に転居しているが、家賃は月27万円する。大出さんの月収は
手取りで30万円。被告人は結婚した後は専業主婦になりたいと(大出さんに)言っていたが、収入から
すれば維持できるはずがない。詐欺の対象でしかなかった」(抜粋)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120312/trl12031213040005-n1.htm