高校の教科書からボルタ電池が消えた件

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1あるケミストさん
ダニエル最強
2あるケミストさん:2006/01/29(日) 19:43:27
2get
ゆとり教育か
3あるケミストさん:2006/01/29(日) 20:01:09
まさか「ダニエル電池最強」なんて書き込んでねえよなあ…って思ってみて見たら…
4あるケミストさん:2006/01/29(日) 22:49:30
いや…普通に載ってるが
5あるケミストさん:2006/01/30(月) 00:41:29
教科書のってないけどうちの化学教師フツーに授業でボルタ電池のこと話してたぞw
あとオービタルの話もしてたっけ
6あるケミストさん:2006/01/30(月) 03:47:24
挿絵はなくなったけど、説明は載ってるよ
7あるケミストさん:2006/01/30(月) 03:48:24
>>1どこの教科書だよ
8あるケミストさん:2006/01/30(月) 06:12:53
>>7
1ではないが、
数研の教科書はたしかにボルタが消えている。欄外扱いですらない。
他社でも、まずダニエルという構成のものが増えている気がする。
9あるケミストさん:2006/01/30(月) 06:21:11
>>8
数件がやたら人気なのはなぜだろ?教えやすいから?
不足を副読本でわざわざ補う学校もあるみたいだし
10あるケミストさん:2006/01/30(月) 06:59:20
紀元前の電池らしきものが発見された事も影響?
11あるケミストさん:2006/01/30(月) 08:09:12
バグダッド電池か
12あるケミストさん:2006/01/30(月) 19:57:00
今年のセンターでマンガン電池が出た件について
誤りを見つける問題で
「マンガン電池ではMnO2が負極である」
とかいうのが出たな
13☆NPE☆ ◆xKvzozvsSk :2006/01/31(火) 03:50:32
水素酸素燃料電池の計算が今年の入試で出る気がする
14あるケミストさん:2006/04/22(土) 09:46:29
リチウム電池が高校の教科書に登場するのマダー?
15ピカ ◆FMcOvuHCU. :2006/04/22(土) 10:45:37
番外編みたいな感じでリチウム載ってた気がする
ニッカドも載ってた
16あるケミストさん:2006/04/22(土) 21:21:41
>>12
マンガン電池の構造なんて、究極のゆとり教育と言われる
H14年バージョンの厨房用理科1分野の教科書にさえ載ってるけどね。
囲み扱いではあるけど。
17あるケミストさん:2006/07/12(水) 11:13:19
一次電池、二次電池って区別するでしょう。
世の中に二次電池が生まれる前、誰かが二次電池つまり
充電式電池を発明する前から、使い捨ての電池を一次電池
って呼んでいたのでしょうか?
なぜ?誰が?充電式電池を二次電池と呼んだのか?
そのときに充電できない電池を一次電池と名付けたのか?
はたまた三次電池(どういう電池だ?)や四次電池が生まれる
のを期待して充電式電池を二次電池と呼んだのか?
二次電池が生まれる前は、一次電池という呼称は存在
しなかったのか?
どなたか私の悩みを解いてくださいませ。
18あるケミストさん:2006/08/09(水) 00:08:09
ボルタも原理はダニエルと同じだから、省いたんじゃない?ボルタなんてダニエルわかってれば30秒で理解できる
19あるケミストさん:2007/01/30(火) 06:27:09
セクハラ・パワハラ・アカハラを撲滅しよう。
20あるケミストさん:2007/03/18(日) 19:45:12
載っているとゆとりがマジレス
21あるケミストさん:2007/07/21(土) 23:43:51
高校生です。
ダニエル電池の素焼きは胴イオン、亜鉛イオン、硫酸イオンのどのイオンを通して
どのイオンを通さないのですか?またその理由をおしえてください。
素焼きをセルロースチューブに変えてもいっしょだとテレビでみたのですが
このセルロースチューブも同じ働きなのですか?イオンの電荷によって通したり
通さなかったりしてるのですか?
22あるケミストさん:2007/07/27(金) 22:09:23
ボルタの電池は実際のところ複雑な系を持ってるから削除されたような気がする。

水素が銅の表面について分極が起こる。(ここまではいい。)
「過酸化水素などの酸化剤を「減極剤」として加えると水素が酸化され水になる」
という説明が間違いだった。
過酸化水素を加えた時点で正極で起こる反応は過酸化水素の還元反応になるので、そもそも水素が発生しなくなるから。
第一、分極という現象が起こるのも、
基本的にはボルタの電池は亜鉛電極と水素電極の電池なんだけど、正極の銅板表面が酸化されてるとかの影響で、
使い始めの間だけちょこっと起電力が大きいのがもとになってるだからだし。

たしかに原理はダニエルと大きく変わったもんでもないんだけどね。

>>21
イオンの電荷によって通したり通さなかったりするわけではない。
ダニエル電池が電池として働くと、亜鉛電極は溶け出し、銅電極では銅イオンが還元され析出する。
各電極の水溶液中のイオンのバランスはどうなる?
23あるケミストさん:2007/07/27(金) 22:27:45
>>22
負極側では亜鉛イオンが増加し、正極側では硫酸イオンが増え
両極付近を較べるとではイオン電荷のアンバランスがおこる。

ということはイオンのアンバランスがおこらない状態では、
イオンは普通の拡散でしか素焼きの間を移動できない
(わずかしか移動できない)が、電池として働き
イオン電荷のアンバランスが起きるとクーロン力によって
電荷がバランス(中性)するよう亜鉛イオン、硫酸イオンが
速やかに移動するといううことでしょうか。

24あるケミストさん:2007/08/11(土) 15:21:18
>>22
>第一、分極という現象が起こるのも、
基本的にはボルタの電池は亜鉛電極と水素電極の電池なんだけど、正極の銅板表面が酸化されてるとかの影響で、
使い始めの間だけちょこっと起電力が大きいのがもとになってるだからだし

それ分極というのはおかしいのでは?
分極が起こるのは、本来は電流が流れた場合に
過電圧が増加して電圧が低下することだよね。
中学の教科書だと表面が水素に覆われて電流が流れなくなるから
とか滅茶苦茶なこと書いてあった気がするけど。
(もちろん気泡が付けば有効な電極表面積が低下するから
同じ電流取り出そうとすれば過電圧の増加を招くだろうけど)
25あるケミストさん:2008/03/05(水) 02:08:00
アカハラを撲滅しよう。
26あるケミストさん:2009/01/18(日) 23:22:35
ボルタ電池はなんで銅表面で水素発生がメインで起こるのかという難しさも持っていると思う。
水素発生過電圧が非常に大きい例えば水銀なんかを電極にしたら、
亜鉛表面から水素が発生して亜鉛が溶け出すはず。
電極触媒作用は説明が難しい。

分極は、(電極表面積の低下含めて)反応過電圧から濃度過電圧から色々と要因があって
ましてボルタ電池は黙っていても亜鉛表面だけで酸化還元反応が進行するから
説明が非常に難しい。
そもそも電流を取り出そうとすると、両端電圧が落ちることすら説明されないし。

中学でボルタ電池を出すのは、嘘を書くくらいならこんな電池もありますくらいが良いと思う。
27あるケミストさん:2009/10/13(火) 16:44:55
ボルタ電池は歴史的意義を教えるだけで十分。
仕組みを教えようとしたら結果的に嘘を教えることになる。
28あるケミストさん
本物を教えるために本質を見誤ってはいけない