2get
3 :
あるケミストさん :04/05/01 09:33
>>1 乙!
>守れない人は MP30 のダイアグラムを手で全部書き下すこと。
ワロタ
>>3 >>MP30のダイアグラム
そんなのできるか!
5 :
あるケミストさん :04/05/02 14:39
Gaussianで表面現象について、調べています。 表面へ吸着させる化学種としてH2Oを使っているのですが、 表面構造とH2Oの垂直方向距離を変えてエネルギーを調べたところ、 15kcalmol-1程度の振動ばかりのグラフが得られました。 (中には、距離が0.1Å変化しただけで40kcalmol-1も振動) こんなこと、実際にはありえませんよね。一体、何が悪いのでしょうか? ちなみに、計算はB3LYP/3-21Gです
6 :
あるケミストさん :04/05/02 14:47
>>7 計算化学関係の論文を見て見ると、殆どがB3LYPでした。
密度汎関数法による計算を行いたく、また重金属原子を含んでいるという
ことから、B3LYPを使いました。
基底関数として3-21Gはレベルが低いですが、系が大きいことと
とりあえず低いレベルで計算したらどうなるかを調べてみようと思い、
3-21Gを使いました。
9 :
あるケミストさん :04/05/02 15:40
岡山理科大のレベルでは難しいでしょうな。 やはり、東京工科大学で勉強するべきだ。
>>8 B3LYPなどのDFTが流行してる理由は、
B3LYPは計算時間が少なくて、電子相関をある程度取り込めるからです。
電子相関を取り込むために必要な基底関数には、分極関数が含まれてることが必要。
たとえば、6−31G(d)です。(これでも、まだ基底関数が小さい感じです。)
したがって、B3LYP/6-31G(d)以上の計算が必要です。
>>8 重金属が入っているということなので、3-21Gはちょっとまずいね。
6-31Gでも難しいくらいで。
参考になる論文があるのなら、基底関数もそれにあわせてみたほうがいいと思う。
>>10 >>電子相関を取り込むために必要な基底関数には、分極関数が含まれてることが必要。
まじかよ。
>>5 金属(クラスター?)の方の電子状態は望んだものでしょうか?
#スピン状態とか、電荷分布に関して、と言うことです。
0.1Åの変化で40kcal/molの変化は金属側の電子状態が変化した
可能性もあります。電荷分布やスピン密度の変化は、連続でしょうか?
15 :
あるケミストさん :04/05/02 21:23
なかなか面白い掲示板だ。
16 :
あるケミストさん :04/05/03 09:36
シングルポイント計算をしています。 SCFの収束条件は「RMSDPがD-05のオーダーになり、なおかつMaxDPが D-03のオーダーになること」と理解していますが、RMSDPがD-03に、 MaxDPがD-01のオーダーに突入すると Restarting incremental Fock formation というメッセージが出て振り出しに戻っているみたいであり、 なかなか収束してくれません。 何か打つ手はあるのでしょうか。 教えてください。
>>16 try scf=qc or scf=(tight,vshift=1000000).
18 :
あるケミストさん :04/05/03 10:43
19 :
あるケミストさん :04/05/03 10:46
>>17 ちなみにRMSDPとMaxDPの具体的な意味は何でしょうか?
とりあえずそれが収束条件だということは理解しています。
20 :
あるケミストさん :04/05/03 15:36
マリケンポピュレーション解析(デフォルト)とNBOポピュレーション 解析はどのように使い分けるのでしょうか?
diffuseを含んでるんですが
25 :
あるケミストさん :04/05/03 19:04
>>24 構造最適化の収束判定に関する記述なら見つけましたが、
SCFの収束判定に関する記述は見当たらないのですが、、、。
マニュアルではなくて和文の教科書ですよね?
>>23 いろいろな方法あるけど、絶対良い方法なんかあるわけない。
電荷は、量子力学では観測不可能な物理量だから。
たとえば、どこまでをその原子の領域に加えるかで、値が変わるから。
NaClの場合でも、領域の取り方によって、
極端なこといえばNaの電荷は0になることだってありえる。
個人的には、
MPAでも十分な場合が多い。
NPAもいい。CPUがほとんどかからない。diffuseの影響もない。
AIMはCPUがものすごくかかる。すこし大きい分子でさえ、エラーで終了した。
CHELP,Merz-kollman,CHELPGなどもあまりCPUかからない。
分子によってきわめて有用な場合と全然駄目な場合がある。
RISM-SCFもこれらの方法を使ってる。
NPAとAIMの開発者はいい研究者です。
NPAの開発者に質問したら、返事くださり、その上新しいバージョンを無料提供しますと書いてありました。
AIMの開発者もプログラムをMTで無料で提供して下さりました。
>>25 ほとんど考える価値ないから、気にしなくていい。
>>23 ,
>>20 確かに、方法論的には、AIMが一番いいと思う。だけど、それにもかかわらず、
炭化水素で水素の方が陰性になったりして、数値的にはダメだというのはよく
知られた話ではないのかな?個人的には、NBOの方が使えると思ってるんです
が。
>>5 君、PPPとかMNDOとかHF/STO-3Gで練習してから本番しないと。w
私は、あまりローレベルで練習することを薦めません。 理由は、 ローレベルの結果で変な先入感が付く事と、 昔に比べてCPUをけちけち使う必要がないからです。 それに、どっちみち最後には本番の方法使うから、練習は無駄になります。 だいぶ前からいきなり本番の方法で計算してます。
>>5 重金属で系が大きいんだったら、LANL2DZやCEP-31GなんかのECP付の基底関数
使ったほうがいいのでは。金属にもよるけど、all electronでやってたら、
時間がかかるし、記述も悪くないか?
こっぱ天狗の教授(K大)に聞けば。
佐藤君、でていって。
>>5 ちょっとひでー思いしたら、人のありがたみがわかるという意味。
赤の他人がなぜ教えてやって、その上ふざけた事言われないケネーのだよ。
ありがとうございましたくらい家。
スルーが一番
37 :
あるケミストさん :04/05/04 17:28
前、酒にECPのこと聞いたら怒りに満ちた手紙いただいたよ。 数年後、俺が酒を生理的に嫌いとも知らずに、にこにこ顔で近寄ってきた。 そのとき時、無視したよ。(足踏んだかも、でもいいや。無視しよう。) 後で、酒ノイローゼみたいにホテルのロビーでぐったりしてたよ。 後でわかったのだが、翌年定年してた。 それで、濡れ落ち葉をだれも相手しないのだなーと思った。 因果報酬。 他人をごみのように扱う奴は、いずれ他人からゴミのように扱われるのだ。 それがわからん酒は、よほどの鈍感女としかいえんよ。 人の怖さを知ってから、俺は1人でいたがるようになったのかもね。
AIM とか NPA とかって何ですか?
>>33-35 しかしながらこんな場所でこんな負け犬の遠吠えみたいな書込みを誰がして
いるのかが分かってしまうというのも居心地悪いものだな。
>>40 Googleで検索試みよ。
それでも駄目なときだけ、質問せよ。
>>39 39をMP30の刑に処す。
2004年5月31日までにダイアグラムを手で全部書き下すこと。
>>45 MP30の刑はきみ。きみがレスしちゃった相手が誰なのかよく見ろ。
はい、これで終了。
>>44 AIM は普通の単語にあるから、ググるのは難しいね...。
何の略か分かればいいんだけど。
>>48 AiMといえば前田愛に決まっておるでわないか。
50 :
あるケミストさん :04/05/05 15:23
ググるときに、AIMとGaussian98の2つをキーワードに入れればよい。
>>48 Baderのatoms in moleculeのこと。開発者自身がHP作ってるので、
'atoms in molecule' Baderで検索すればつかまる。
52 :
あるケミストさん :04/05/05 15:26
AiM、マンセー
Mac からだとdが書き込めなかったよ。 迂闊だった。
みんなどういう研究に興味あるの?
お前の言ってる事は、空想の世界でだけ成り立ってるだけであること証明できた。 現実は、だれも自分の情報なんか出さないで、他人の情報得たいだけ。 要するに、他人を利用したいだけ。 >しかし、いろんな人と情報交換しながら研究するという研究スタイル もあります。 大天才までいかない大半の研究者にとっては後者の研究スタイルの 方が現実的です。同じ時間でより多くの成果が出ます。 そして、この研究スタイルの場合、人間関係が重要です。 人間関係といっても別にプライベートでベタベタするとかそういう ものではないですよ。あくまでも研究における人間関係です。
>同じ時間でより多くの成果が出ます。 英文論文(審査有り)どれくらい出版できたの? まさか、1桁ではないだろうな。 なんか、2,3報のような気するよ。
その話題は即中止。
59 :
あるケミストさん :04/05/07 19:42
なぜ?
やっぱり。
あの〜、量子化学計算に興味のある学部学生なんですが gaussian03がアカデミック版でも15万とか、ガウスビューが10万とか… 簡単に手を出せる額じゃないです。 研究室に配属されたら費用って持ってもらえるんでしょうか??
>>62 金が無いなら GAMESS 。これ定説。
64 :
あるケミストさん :04/05/08 05:15
消化棒の 原田 量子化学て絶版か? amazonとかで検索してもでなくなったが ■近藤 保, 真船 文隆 単行本(ソフトカバー) (1997/11) 裳華房 最近ではこれが一番まともかな ほんと読み物みたいなくだらん本しかなくなったと思う シュレディンガー方程式、調和振動氏はpauling wilsonが一番いいな 分子軌道とかはLoweのQuantum chemistryがよく書き込まれてると思うな Levine Quantum chemistryも文献は豊富でいいんだが、Merzbacherの量子力学を参照せよ! の書き込みがマジでうざい もまいらの世代は何の本で基礎固めした?
66 :
あるケミストさん :04/05/08 09:44
もともと物理屋だったから、実は量子化学をちゃんと 勉強したことはありません。 量子力学なら、JJサクライ(吉岡書店)がおすすめですが、 量子化学に関しては逆に教えてほしいくらいです。
67 :
あるケミストさん :04/05/08 10:01
研究に役立つ本読まないと。
69 :
あるケミストさん :04/05/08 13:46
>>68 それはその人の到達段階などにも依るでしょう。
70 :
あるケミストさん :04/05/08 15:10
次スレのテンプレには、関連書籍リストいれまっしょ
モロクマらの量子化学入門は必須。
研究に直接役立つ本は、Wileyのみ。 Young教授の本:よくできてる。計算屋には、必須。 Cramer教授の本:最近の方法が書いてある唯一の本。 DFTの本:3rd出るの待ってます。
>>71 前スレの進み具合から見るに、半年後くらいかな。
印税目当てだけのために書いた本シリーズもいいよ。 有用なHPシリーズもいい。 学習者用の本とHPシリーズもいいな。
丸善の理論・計算化学・...もいい。 将来の展望が書いてある。 テレビの宣伝時間に寝ながらちょっとだけ読むのがこつ。 どの本、文献でも。
>>62 コンパイルなんか全部するつもり?
とりあえず、RCCSを利用すべき(無料)。
78 :
あるケミストさん :04/05/08 19:48
切り番号ごとに本やHPのまとめしましょう
>>70 ちと洋書とごちゃまぜに恐縮だが、、、
【量子化学一般】
物理化学―分子論的アプローチ (上) :マッカーリ、サイモン、東京化学同人(1999)
Quantum chemistry(5th edtion):Levine(1999)
Quantum chemistry:McQuarrie(1983)
量子化学 原田義也、裳華房(1978)
Introduction to Quantum Mechanics with Applications to Chemistry:Pauling and Wilson
(1935)⇒Dover(1985) 白水車の訳本あり
【量子力学の初級用】
量子力学、原康夫、岩波書店(1994)
量子力学(改訂版:T、U)、小出昭一郎、裳華房(1990)
初等量子力学(改訂版)、原島鮮、裳華房(1986)
【計算化学向け】
Essentials of Computational Chemistry:Cramer, Wiliy(2002)
Computational Chemistry:Young, Wiliy(2001)
A Chemist's Guide to Density Functional Theory, 2nd Edition, Wiliy(2001)
Modern Quantum Chemistry:Szabo, (1989)⇒Dover(1996)
三訂 量子化学入門 上下:米沢貞二郎ら、化学同人(1983)
Quantum chemistry(2nd edtion):Lowe(1993)
分子軌道法:藤永茂 岩波書店(1980)絶版
研究を始めたころ、次の本を愛読してました。 Exploring Chemistry with Electronic Structure Methods, 2nd Gaussian, Inc. (1996)
2000年ころの化学に連載されてたH先生の大学院講義。
>>73 細かい話だが、Davidは教授ではない.彼はテキサスの企業人なので、
書くならYoung博士.
>>82 確かにそうかもしれないけど、向こうの人たちはあまり厳密ではないみたいです。
JCCのアメリカの編集長も企業のひとです。
JCCの著者向けのHPでは、Dr.と書いてありますが、
メールや電子投稿のHPの肩書きは、Prof.でした。
カバーレター書くとき、Dr.にしましたが、次から、Prof.にします。
向こうの人は、実力がある人に対して、Prof.と書いてもいいみたいです。
俺、学生だけど Prof. でメール届いたよ。 相手の役職がよく分かんない時は、とりあえず Prof. にしてるんだろうね。 フェイルセーフってやつかな。
よくあるよ。 単著で論文投稿したら、Prof.00でメール来ることよくあるよ。
MOとは関係ないですが、 ポーリングの化学結合に圧倒されました。 古い本なのに、これだけの迫力があるのは、 やっぱり、ポーリングが天才だったからだと思いました。 MOの本よりもむしろ新鮮さを感じました。
BrooksのいるScripps Research Instituteは,企業というよりは私立の 研究所です.PhD programも持っているので,教育機関でもありますし, 彼の肩書きは正にprofessorです.まあどうでもいいんですけど.
88 :
あるケミストさん :04/05/09 04:27
>>79 乙!
切り番の方、追加でまたレスお願いします。
ザボは原書なわけね。そうですか。原書で励みす。
>>88 だって、Doverだもん 激安でっせ 旦那 amazonみたら15% offとかで2000円しないよ
訳書かったら上下でアヒャヒャ
90 :
あるケミストさん :04/05/09 06:58
>>89 確かに、上下高杉。一回絶版になって手に入らなくなったけど。
論文の書き方・投稿に関する本も教えてほしいです。
92 :
あるケミストさん :04/05/09 15:05
>>91 あることはありますが、医学・分子生物学の人が書いた本が多いです。
なのであまり参考にはならないと思います。
>>75 1.多色刷りのけばい本。
2.内容は、量子化学ではなく量子力学の入り口くらいがちょっとかいてあるだけ。
量子化学っちゅうのは要は原子分子をシミュレートする分野ってことで合ってますか? なんかうちの先生に聞いても「そうじゃないんだけどね」ではぐらかされてばっかりでよくわかりまへん
「計算機シミュレーション」は、MD,MC,(MM)と理解してます。 量子化学計算(MO,VB)は、「計算機シミュレーション」外。 ある学会のポスターで、「計算機シミュレーション」の見出しにMOの計算結果が書いてありました。 思わず、噛んでしっまった。実験屋の女であることを考慮すべきだった。
>>92 この本は役立ちますか?
The Art of Scientific Writing: From Student Reports to Professional Publications in Chemistry and Related Fields, 2nd, Completely Revised Edition
Hans F. Ebel, Claus Bliefert, William E. Russey
ISBN: 3-527-29829-0
Paperback
608 pages
February 2004
£24.95 / €37.50
馬鹿馬鹿しくなったので、引退します。
>>95 いや、それは考えが偏りすぎじゃないか?
量子化学計算も、「計算機シミュレーション」だろ?
計算機によって実際の分子の電子状態をシミュレーションする(まねる)、という点においてはね。
あほ
「計算機シミュレーション」の名が付く本、全部読め。 ちょっとは、Goo...などで検索しろ。 それでも、屁理屈こねるのだろう。 1.MOもちょっと書いてある。 2.Car-Parinello(つづりチェックしてね)のことも書いてある。 1も2もMDとMCの関連で書いてあるだけ。 たとえば、ポテンシャル関数の決定にMOを使ってるから。 この板も枯れたね。 あほらしくて、あほ相手できるか。
その話題はここで終了。
「量子化学計算」は計算機シミュレーションに含めても良いだろう。 それらは「電子状態理論」とは区別されるべきではあるが。 前者のテキストを追加しておくと、 F. Jensen, Introduction to Computational Chemistry (Wiley) A. R. Leach, Molecular Modelling (Prentice Hall) Leach のは割と新しい方法も載っている。Jensen のはしっかり書いてある という印象。新しい方法は原著を見れば良いので、教科書は網羅的なものよりも 背景と理論がしっかりしているものが好みだ。 より「理論」的にしっかり書かれているのは、(この名著が既出でないのは納得できん) R. McWeeny, Methods of Molecular Quantum Mechanics (Academic Press) あと、学生には高価かも知れんが T. Helgaker, P. Jorgensen, J. Olsen, Molecular Electronic-Structure Theory (Wiley) は 900 ページにもなる労作。
ついでだが、Jensen のは確かにしっかりしているのだろうが、その分、この手の 入門書としては中途半端な印象もある。むしろ Leach や Cramer の様に理論的には 少々表面的でもマニュアル本に徹してしまった方がユーザーには親切なのかも知れない。
104 :
あるケミストさん :04/05/11 08:50
狭い意味でのシミュレーションは、原子が動き回るようなダイナミックな 振る舞いを再現することなのかもしれない。 だからMCやMDはシミュレーションだけど、量子化学はシミュレーション ではないという意見が出てくるのかもしれない。 でも、広い意味では量子化学もシミュレーションではないだろうか?
丸善の計算化学(7900円)は買うべきですか?
プププ、量子化学計算がシミュレーションなわけねーだろ。タコが。
Engrish?
>>104 =107 必死だなw シミュレーションゲームでもやってろハゲがw
>>109 テメー英語で論文書いたことないだろw
aho
simulate, v. To imitate the conditions or behaviour of (a situation or process) by means of a model, esp. for the purpose of study or of training; spec. to produce a computer model of (a process). お舞らもうやめれ。 量子化学計算は主に1電子軌道モデル(Hylleraas モデルでも密度汎関数モデルでもいい けどな)に基づいて原子分子内の電子状態をシミュレートする学問分野と言って良いだろう。 MD, MC, MM だけがシミュレーションと考える香具師は視野が狭いか頭悪いかレベル低いか その全部ということ。
>>112 (日本の)学会でそういうこというと、0人扱いされるよ。
勇気あるなら、MOの計算結果を「000のシミュレーション」の演題名で発表してごらん。
114 :
あるケミストさん :04/05/13 06:52
>>112 電子が本当にAOやMOの形していると、信じて疑わない人には
シミュレーションしていると思っていません。
この人達はシュミレーションしているんです。
やっぱ Engrish か。
116 :
あるケミストさん :04/05/13 09:36
要するに意味と慣習のどちらを重視するかで見解が分かれる ということなのでは? シミュレーションという言葉の意味を重視するならば、 言葉の定義しだいでは量子化学もシミュレーションになる。 しかし、慣習を重視するならば、量子化学はシミュレーション ではないという見解が大勢派だろう。
で、結局量子化学ってなんなのですか… 計算量子化学 と 量子化学 は別?
シミュレーションだよ
119 :
あるケミストさん :04/05/13 18:21
実験屋にとって、量子化学はシミュレーション
>>117 ノーベル賞をとられたF先生によると、
「この学問分野のおもな任務とするところは、化学にとって有意義な近似法の探求にほかならないといいうる。」
(量子化学入門の序)
最初、この文章よんだとき、すこしがっかりしました。
しかし、研究を長くすればするほど、意味が良くわかるようになりました。
100: そこのキムワイプで鼻かんでいるチミ (510) キムワイプは、鼻紙か? 鼻紙は、キムワイプか? キムワイプはキムワイプ。 鼻紙は鼻紙。 いつまでも考えることではない。
それは痛感するね。
>>120 え?っていうか、近似法自体を探求してるヒトってここに居るんですか?
近似法を使って、いろいろ説明したり予測したり、、、ということだと思ってたのですが。
それに「居るよ」と答えたら、誰かってのがかなり限定されるのかな?
されない。
量子化学というのは、計算機を使って”実験している”ということもできるだろう。 すなわち、計算機実験だ。ある化学の問題について紙と鉛筆を使って考えても ラチがあかないが、とにかく計算機に放り込んで計算してみて結果を出してから 考えてみる。こういうスタンスは、実際に手を動かして実験している連中と 対してかわりがない。 というわけで、模倣するという意味のシミュレーションとは言いたくない気持ち もわからなくはない。
(日本で)計算機実験は、具体的には何ですか?
128 :
あるケミストさん :04/05/15 08:20
第一原理計算を具体的な物質に適用して結果を得て、 その結果を解析して何かを語るようなやり方の研究は 計算機実験でしょう。
計算機実験ー分子動力学法とモンテ・カルロ法 (化学総説25、p.166)
130 :
あるケミストさん :04/05/15 18:00
>112 LCAO近似って大丈夫なんでしょうか? ポテンシャルがクーロン力なのに、 電子同士のクーロン力は無視しても良いんでしょうか? 仕方ないんでしょうか?
無視しているわけではなくて、未知の波動関数(つまり厳密な波動関数)を 既知の解(つまり1電子原子オービタル)の一次結合で表現しよう、としているわけ。 この方法には変分原理という裏づけもあります。 教科書をよく読んで勉強してください。
132 :
あるケミストさん :04/05/15 18:21
>>131 つまり、一次結合で模倣しているわけでしょうか?
模倣 の意味をちゃんと言ってくれないと堂々巡りだけど…
>>130 ,132
無限展開できるなら、LCAO近似でもまったく問題なし。
現実は、無限展開できませんが。
しかし、普通の計算で不都合は感じませんが。
特に、大きな基底関数使えば問題ないのでは。
量子化学入門ではじめてLCAOを見たとき、違和感感じました。
しかし、だんだん良さがわかりだしました。
計算コスト上、出来るだけ少ない基底関数で波動関数を表現する必要がある。 水素様原子では S, P, D, ... 軌道になることが分かってるので、 それを利用してやればいいだろう、というのが LCAO 近似の肝。 多少表現力が乏しいなら、diffuse やら polarize やら加えてやれば、 その不足分も補えるだろう、ということ。
基底関数4000強のUMP2計算できるのは、あと何年まてばいいのだろうか?
基底関数4000強必要な系で UMP2 って有効なの?
138 :
あるケミストさん :04/05/16 02:24
>無視しているわけではなくて、未知の波動関数(つまり厳密な波動関数)を >既知の解(つまり1電子原子オービタル)の一次結合で表現しよう、としているわけ それって大丈夫なんでしょうか?って素朴に思ってるんですが。 水素分子イオンさえ、e/r12の項を無視して手計算してるのになーっておもいまして。
水素分子イオンは電子1個だからe/r12の項なんてないよ。
サイモンとマッカリーを読めば具体的にこの近似のときこのくらいずれますよというのが書いてあるのでわかりやちゅいでちゅよ
水素分子のかなり精度のよい計算は W. Kolos と L. Wolniewicz によってやられている。 LCAO 近似 + CI での計算とこれを比べてみるといいよ。
>>139 水素分子イオンは厳密解があるよね。
解いてみると数学の勉強になるヨ。
どんな国際学会がいいのでしょうか?
量子化学の国際学会か・・・色々あるな。
たとえば
つうかボルン−オッペンハイマー近似あるのに厳密解も糞もねーよ
NOMO を使いたまぃ。
>>147 その近似の制約を取り除いた計算を知らないみたいだね・・・
いやだって NOMOで水素分子の厳密解が出せるのか?
↑水素分子イオンね
あぼーん
ばかだねー
この板もつまんなくなったな
あぼーん
159 :
あるケミストさん :04/05/18 15:28
水素結合の効果を見たい場合、Diffuse関数は入れたほうがいいのでしょうか?
160 :
◆DQN//AsQ3s :04/05/18 15:47
>>159 計算ではきちんと表現できないので実験をした方がいい<水素結合
>>159 MP2(FULL)/6-311++G**で逝っとけ。
162 :
あるケミストさん :04/05/18 17:47
>>161 2mぐらいのうちわ使って卓球やっている感じじゃな〜い?
NOMO-PT2とかどうよ?
164 :
◆DQN//AsQ3s :04/05/18 19:14
それはソフトがないという意味なのか、 使っても意味がないという意味なのか。
166 :
◆DQN//AsQ3s :04/05/18 20:04
>>165 水素結合という意味ではあまり意味がない。
水素結合? DFTで十分だろ。
fullCIしかあるまい。
フルシーて何?
Full CI だと、ベンゼン最小基底で配置数は約3100京個だぜー。
〃〃∩ _, ,_ ⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!gaussian買ってぇー! `ヽ_つ ⊂ノ ジタバタ 〃〃∩ _, ,_ ⊂⌒( `Д´) < 買ってよォーーッ!! `ヽ_つ__つ ジタバタ _, ,_ (`Д´ ∩ < ヤダヤダ!gaussian買ってくれなきゃヤダヤダァーーッ!!! ⊂ ( ヽ∩ つ ジタバタ 〃〃
>>170 量子コンピュータ使えば、そんな計算、1ns以下だぜ。ワラ
173 :
あるケミストさん :04/05/19 01:54
どこにそんなもんあるんだよ? 普通に並列処理しろ。
約3100京個は無理。
一十百千万億兆兄
176 :
あるケミストさん :04/05/19 17:43
アミノ酸側鎖の水素結合の影響による振動数変化をみたいんですが、、、 たとえばC=O伸縮振動など。 素人なので恐縮なんですが、diffuse関数を入れると水素結合にはいい とか、入れちゃダメとかいろんな話があって。
HF/STO-3Gで計算すればいい。
>>176 水素結合は素人が手をだしちゃいかん(マジ)。実験と合う場合もあるし、合わない場合もある。
いろんな場合を試したら、どの場合が真実だかわけわからなくなるぞ。
あぼーん
180 :
あるケミストさん :04/05/19 19:00
>>178 ありがとうございます。
いくつかの原子の位置を固定してOptする方法を教えていただけないでしょうか?
181 :
あるケミストさん :04/05/19 21:06
>>180 網野さんだったら、Z-まとりっくすで固定ってのがええんでないの?
くさー
昨日生まれてはじめてガウシャンが動いてるとこ見ました。感動しました。 いえ、感動したは言い過ぎかもしれません。 南無
コンパイルに苦労してたら、なおさらだろうね。
GAMESSを使ってMRMP(MCQDPT?)による励起状態計算を行う手順がよくわかりません。 簡単なINPUTファイルか解説をご存じの方教えていただけませんか。
186 :
あるケミストさん :04/05/20 15:23
くさー
>>185 最新のでどうなってるのかはわからないけど、
$TRANS で DIRTRF を .TRUE. にするっての以外では
そんなハマるところはないと思う。
どうせうそだよ。
190 :
あるケミストさん :04/05/21 15:22
>>181 ありがとうございます。
Z−matrixをマニュアルで調べたらわかりました。
もっといい方法あるのに・・・
ナイショ。
193 :
あるケミストさん :04/05/22 11:46
Optしてたら、パソが途中で固まってしまった・・・ chkファイルは作ってたけど、再計算ってできるの?
194 :
あるケミストさん :04/05/22 13:30
>>193 最終構造から再おぷと
ちぇっくはだめぽだろーな
>>194 マニュアルいろいろ見てたら、Geom=Checkpointってのがありました。
これは構造をchkから読み込むみたいなので、これを使えばいいんで
すかね?
それまで計算した電子状態も読みこめるんですかね?
また、マニュアル見て見ます
196 :
あるケミストさん :04/05/22 15:52
スーパーコン使いな。
198 :
あるケミストさん :04/05/22 20:52
density=checkpointと guess=(read, only) ではどう違いますか?
わけわからんことするな。
200 :
あるケミストさん :04/05/26 09:21
>>196 最適化途中のchkをfchに変換すると、最適化による構造変化を
確認できるので、出来ると思っていました。
結果 → Geom=Checkpointで構造を読み込み、計算できました
>>197 買ってもらえません
>>198 どうなんですかね?英語のマニュアルを見れたら見てみます
>>199 これって、ノウハウみたいに結構役立つと思うのですが・・・
201 :
あるケミストさん :04/05/26 12:56
>>200 がうし庵の日本語教科書持ってるかー?結構いいよー
202 :
あるケミストさん :04/05/26 13:04
>>201 はい。持ってます。まだまだ未熟ですが、少しずつ読んで
勉強していってます
203 :
あるケミストさん :04/05/30 10:17
Z-matrixで組んだモデルをOptしてましたら、Optによって点群が変わった のでダメッすみたいにGaussianが言ってきました。 Gaussianと俺、相性悪いんかな・・・(鬱)
微妙にずらして、予め対称性を崩しておくとか。
205 :
あるケミストさん :04/05/30 13:41
ここは
>>203 のようにGaussian初心者多いみたいだね。
確かにこのスレはなにげにGaussianのFAQになってるな. それに答える香具師もまた初心者だから結構笑えるw
初心者と意地の悪い上級者だな。
みんな計算中は何やってる? 私はMOPACでgaussian用のファイルを作ったり しているが時間が余りすぎる
210 :
あるケミストさん :04/06/01 21:00
>>208 下の階の研究室にいって、解剖の手伝いしてます
212 :
あるケミストさん :04/06/01 23:44
ばばあだよ、お前もやるか?
>>208 ああ、これは漏れもぜひみんなにききたかったんだよなあ。
みんな何してるんだろ。
おとなしく論文読めw
データ解析やら勉強やらすることはいくらでもあるやろ。 俺? 俺は系が小さく計算時間が短すぎて何もできん。
216 :
あるケミストさん :04/06/02 15:30
スレ違いかもしれないのですが、pKaを計算で予測する方法があれば教えてください。
>>216 ソフトが非常に高価だがあることはある・・・。
GuassianでLUMOのMulliken Populationを求めたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
論文出して3ヶ月。 ようやく来た返事は「お前の英語は分からんから書き直せ。評価はそれからだ」というもの。 俺の英語がダメなのは確かだが、 それだけの評価に何で3ヶ月もかかるのか分からん。 何か裏でもあるんかいな。
カバーレターの解読に3ヶ月かかった、ということでは?
>>220 「よくわからん論文が来たなあ。しばらくみたくない。」
で放置、3ヶ月経過。
「エディターにも催促されたし、そろそろやらなくちゃ。
・・・ああぁ、やっぱ無理だわ。」
だろうな。ちょっと横着なレフェリーだが、気持ちはよくわかる。
折れはそのレフェリーに禿げしく同情する。 英語がダメなのを自覚しているなら投稿するな。迷惑だ。
BCSJに投稿すれば英語直してくれるぞ
量子化学の質問なんですが、 ポテンシャルの深さが有限のときには波動関数は常に 壁に染み込むのでしょうか? 説明お願いします。
そうだろうな。別に有限でなくても例えば調和振動子でもしみ込んでるがな。
228 :
あるケミストさん :04/06/15 10:45
DFT計算において、GAMESSとGAUSSIANでは同じ構造・基底関数で 出て来るポテンシャルエネルギーがかなり違うのですがなんでで すかね? GRIDの取り方か?
>>228 まったく同じ汎関数でまったく同じ基底系でまったく同じ構造でだったら、プログラムの種類によらず、
エネルギーは一致しなければならない。
違うエネルギーが得られたら、当然カットオフが違うに決まっている。
考えたくないが、プログラムのバグという可能性も・・・・・ゼロではない。
exam12.outのSVWN計算の最後の構造を6-31G(d)の基底関数で、 計算を行ってみたところ、 GAMESSの結果は TOTAL ENERGY = -76.5841366190 でインプットにかかれてある模倣回答と同じなのに、 GAUSSIAN98の結果は、 E(RS-VWN) = -76.8535343448 となっています。 原子間の反発ポテンシャルはほぼ同じでした。
>>231 どちらも、SCFが収斂した時のポテンシャルエネルギーを
見て比較していますが、他に見るところがあるのでしょう
か?
pcgamessでは模範解答にならなかった・・・
version 6.4では-73.6046483738になった。GRIDの違いとかかな・・・
どうにか、同じにする方法ないですかね?
ああEXAM12の中身が違ってた・・・ -76.8178250011にやっぱりなったぞ
ああPCGAMESS v6.4では$DFT DFTTYP=SVWN $END を正しく認識しませんでした。 よって検証できなかった。
PC GAMESSは$CONTROLセクションにDFTTYPを 書くのではなかったでしたっけ? 違ってたらすいません。
なるほど、DFTTYP=SVWN1RPAでGaussianとほぼ同じにならない?
逆に言えばGaussianでSVWN5/6-31G(d)でほぼ同じ数値になるみたい # 個人的には勉強になりました(^^
当方、US GAMESSしか持っていませんので、 確認できませんです。
>>240 さん
あ、ほんとに一致しました。ありがとうございます。
m(_ _)m
もう一度GAUSSIANのマニュアルを読んで見ます。
243 :
あるケミストさん :04/06/17 21:46
量子力学から量子化学に転向を考えているのですが 量子化学って量子力学やってると役に立つことはありますか? それと楽しいですか?
VWN と書くと、 GAMESS は VWN5 で Gaussian は VWN3 というのは そんなに知られてないことなのか?
私は知りませんでした、良く使われているB3LYPも 同じはお互い同じ汎関数のものは無みたいですね。
Hybrid は LYP って書いてるけど VWN も混ぜてるからね。
>>245 このスレのpart1では話題になってたと思う。
そんな前のことは誰も覚えていないか。
実験化学講座12計算化学は、なかなか便利。最近の教科書としてはオススメできる。
gaussianで励起状態を計算するときに、 MP2やB3LYPをCIS、CASSCFなどと組み合わせて 計算している論文を見たのですが、インプット ラインはどういう風に記述しているのでしょうか? どなたかご存知でしょうか?
Guess=Cards してるわけじゃなくて?
>>251 >MP2やB3LYPをCIS、CASSCFなどと組み合わせて
木に竹を接ぐような計算だなw どの論文か指定しなければ分からんよ。
別に CASSCF なら問題ないと思うけど...。 (正しい状態に)収束しやすい初期軌道が得られるのであれば、 MP2 だろうが DFT だろうが。
MP2で初期軌道を得るだと?
NO でも求めればいいじゃない。 MP2 の NO がどれだけ有効なのかは知らんが。
257 :
あるケミストさん :04/06/25 22:30
GAMESSとGaussian、どちらがどんなメリットある?
GAMESS … タダ Gaussian … 教科書がある
UMP2やるなら、GAMESSのほうが良い。
アトキンスの上の後半で出てる ブタン(ブタジエンだったかな?)とシクロブタンの永年方程式のとき方が全く理解できませんorz 線形の教科書とか読んでもよくわかんなくて、とりあえず前項のα-Eの項はわかるんですが、 何で-βが出てくるのかがわかりません。 解き方がわかるようなサイトを検索しても私の力量では見つかりませんでしたorz どうかご教授お願いします。
最近接間の積分が出てくるとしか言いようがないんだが。 それとも、ハミルトニアンを基底関数で挟んで積分したものを行列にして、 それの固有値がエネルギーになるという仕組み自体が分かんないってことなのかな? それは、MOを基底関数で展開して、 目的の演算子形式の固有値方程式に基底関数を左からかけて積分すれば 行列形式の固有値方程式になるって話ね。 計算対象がブタンやシクロブタンなわけないってのは、 ヒュッケルがπ電子近似を用いていることからすぐ分かることなので、 もうちょい意味に注目して本を読んでホスィ。
>>260 単に線形代数のクレメンスの公式を知らんだけでは?
よく吟味して理解して読んでみれ。もしくはググれ。
あとサウスの方法を知ってれば簡単。
>>258 待て。単純ヒュッケルとは書いていないぞ。
>>259 予言されちまったな。折れはその公式も方法も覚えちゃいない。
余因子展開で出来そうなのでググる気もない。
アトキンスのはヒュッケルじゃなかったっけ?
α-Eや-βと見て単純ヒュッケルと短絡し他人を説教しようとする きもい態度を戒めてやったのだ。
アトキンスと見てヒュッケルと思ったんだが...。
なんかさーDTFとか皆さん頭いいんでつね でもさー皆正直になろうよ あんさー Hartree-FockのSCFでつまずくよな? ぐちゃぐちゃ積分ふくむ式を追うのは吉としよう。 で、次だ。未定係数法とかFock演算子とかここらでもうアボーン。 さーて参考文献、岩波の藤永の本みてもよけーわかんね。 szaboの訳本よんでも訳わかんね ペ 今日はひどかったよ。射影演算子のゼミ当番なんで勉強しててRowdinの文献までたどりついたわけよ。 まじわかんねーよ。やばいよ。学部学生の手前、恥かけねーよ。 もまいらも経験したよな?
ずっと考えてればそのうち分かるよ。 分かってしまえば鼻糞ほじりながらでも説明できるようになる。
>>267 Hartree-Fock なんてつまづくような箇所ではないと思うが。
なんでもそうだがわかるまでは非常につらいが わかってしまうとなんでこんなとこで悩んでたんだろう?って思っちゃうよな。 ま、時間が解決してくれるさ
gaussianで計算させていたら、突然停電に襲われてしまいました… 再計算させようと思い、opt=restartを加えて計算させたら、 止まってしまいました、.outファイルを見ると、 FileIO operation on non-existent file. の後に Number (数字) Base End End1 Wr Pntr Rd Pntr Length と表示され、その後、 Error termination in NtrErr: NtrErr Called from FileIO. となっていました、なにがいかんのでしょうか? マニュアル等をあさってみたのですが、対処法が 分かりません、誰か対処法を教えてください。お願いします。
H2+の積分で、ベルヌーイ数に出会うとは思わなかった。
>>271 チェックポイントファイルの名前、間違ってないか?www
ベルヌーイ数は関孝和が先に見つけたから関数というべk... いや、紛らわしいからベルヌーイ数でいいや。
>>273 チェックポイントファイルて、計算させたファイル名.chk
のことですよね?
ま、普通 計算させたファイル名.chk にするけど、 正確には %Chk= に指定したファイル名。 チェックポイントファイル書き込み中に死亡すると、 何をやっても復帰できないので注意。
>>276 まじっすか!?
てことは最初からやり直しか…
まさにab initioですね、(。_+)\イタ〜
というか、計算中のデータが飛んだら、 ab initio だろうが何だろうが途中から再計算なんぞできんと思うが...。
279 :
あるケミストさん :04/06/30 00:56
BASIS="6-31G**" O 0 S 6 1.00 5484.67170 0.183110000E-02 825.234950 0.139501000E-01 188.046960 0.684451000E-01 52.9645000 0.232714300 16.8975700 0.470193000 5.79963530 0.358520900 SP 3 1.00 15.5396160 -0.110777500 0.708743000E-01 3.59993360 -0.148026300 0.339752800 1.01376180 1.13076700 0.727158600 SP 1 1.00 0.270005800 1.00000000 1.00000000 D 1 1.00 0.800000000 1.00000000 のsp軌道のところで係数が2つ出てきますけどどんな形のガウス型に かかるんすか? c_{1}exp(-ar^{2})+c_{2}exp(-ar^{2})とか?
違うよ。それじゃ 31G にならないじゃない。
s と p とで線形結合係数を変えてるのね。 指数は一緒。
たとえば a=15.5396160 c_{1}=-0.110777500 c_{2}=0.708743000E-01 として c_{1}exp(-ar^{2})+c_{2}x*exp(-ar^{2})とか、c_{1}exp(-ar^{2})+c_{2}y*exp(-ar^{2}) ですか?
まだ微妙に違っているな。contraction って知ってるか?
>>283 じゃあ具体的にどんな形になるか説明してくれ
sp原子軌道の1つを具体的にPrimitiveガウス形関数使ってContractしてな
287 :
あるケミストさん :04/07/01 10:49
Concerns about language barriers extend even to the e´lite of Japanese research. Kenichi Fukui of Kyoto University won the Nobel Prize in Chemistry in 1981 for his theoretical insights into chemical reactions. But even after this triumph, Fukui had to deal with critics who disliked his ‘inelegant’ English formulation of his ideas. (Nature, 419 (2002)863.) 福井謙一先生の英語ってかなりまずかったのでしょうか? なるべく先生の論文の英語は参考にしない方が良いのかな。
みんなわかんないの?
先ずは s だけのやつで理解してるのか。 H 0 S 3 1.00 3.4252509140E+00 1.5432896730E-01 6.2391372980E-01 5.3532814230E-01 1.6885540400E-01 4.4463454220E-01
途中で送信してしまった...。 上のヤツは H の STO-3G ね。 先ず、これがどんな関数を表しているか分かるけ?
CamposASE使ってるひといます?
元物理だしClebsch-Gordon係数は暗記してますけど?
>>290 スケール1.0だから
1.5432896730E-01*exp[-3.4252509140E+00*(r^{2})]+
5.3532814230E-01*exp[-6.2391372980E-01*(r^{2})]+
4.4463454220E-01*exp[-1.6885540400E-01*(r^{2})]
でしょ、ノルムをMathematicaで計算したらちゃんと1になるし。
じゃ、 SP 3 1.00 15.5396160 -0.110777500 0.708743000E-01 3.59993360 -0.148026300 0.339752800 1.01376180 1.13076700 0.727158600 は? この基底関数は4つになることに注意して考えてみ。
>1.5432896730E-01*exp[-3.4252509140E+00*(r^{2})]+ >5.3532814230E-01*exp[-6.2391372980E-01*(r^{2})]+ >4.4463454220E-01*exp[-1.6885540400E-01*(r^{2})] ちょっと間違えた規格化定数をN(x)=(2*x/π)^(3/4)として 1.5432896730E-01*N(3.4252509140E+00)*exp[-3.4252509140E+00*(r^{2})]+ 5.3532814230E-01*N(6.2391372980E-01)*exp[-6.2391372980E-01*(r^{2})]+ 4.4463454220E-01*N(1.6885540400E-01)*exp[-1.6885540400E-01*(r^{2})]
>>296 うーん基底関数自体がSP軌道でSP3に使うのは2s,2px,2py,2pzだよね。
規格化定数をNs(x)=(2*x/π)^(3/4),Np(x)=(2*x/π)^(3/4)*(4x)^(1/2)
として係数が2個あるから
-0.110777500*Np(15.5396160 )*x*exp[-15.5396160*(r^{2})]+
-0.148026300*Np(15.5396160 )*x*exp[-3.59993360*(r^{2})]+
1.13076700*Np(15.5396160 )*x*exp[-1.01376180*(r^{2})]
これがpxの一個目、2個目が
0.708743000E-01*Np(15.5396160 )*x*exp[-15.5396160*(r^{2})]+
0.339752800 *Np(15.5396160 )*x*exp[-3.59993360*(r^{2})]+
0.727158600 *Np(15.5396160 )*x*exp[-1.01376180*(r^{2})]
でxをyとzに変えたものがそれぞれ2個つづでいいの??、ここら辺が
よくわかんない。
Oで6−31Gだと基底関数が15個だから 上の計6個と外殻のSの2個、s,d軌道から6個、内殻sの1個でつじつまは合う ・・・と思う。
>>297 規格化定数はそれぞれから求めるんじゃなくて、
全体のを求めるんだぜ。
>>298 SP 3 1.00
15.5396160 -0.110777500 0.708743000E-01
3.59993360 -0.148026300 0.339752800
1.01376180 1.13076700 0.727158600
は
S 3 1.00
15.5396160 -0.110777500
3.59993360 -0.148026300
1.01376180 1.13076700
P 3 1.00
15.5396160 0.708743000E-01
3.59993360 0.339752800
1.01376180 0.727158600
だぜ。
あ、すまん。それはそれで要るか。 >それぞれの規格化定数 真面目にやると線形結合定数の規格化も要るんで、 それをやろうとしてるのかと思った。
しかしこんなことを2chで聞かなくてはならないとは何だかな。
304 :
あるケミストさん :04/07/03 11:18
×全 ○前
VENUSでGaussianのDensityCube読み込んだけど矢印しか表示されません。 使い方知ってる人います?
307 :
あるケミストさん :04/07/05 02:28
308 :
あるケミストさん :04/07/05 02:32
Gaussian98で、以下のようなメッセージが出てくることがよくあるのですが、 どういうことなのか良くわかりません。計算結果は大丈夫でしょうか? Gaussianマスターの皆様、お教えください。 *** Warning!!: The largest alpha MO coefficient is 0.219D+3
309 :
あるケミストさん :04/07/08 00:59
>解き方がわかるようなサイトを検索しも私の力量では >見つかりませんでしたorz って、本を読もうとはおもわないのか? 読めばいい本が分からないのか?
>>308 基底関数の線形従属性が高いとたまにそうなる。
あまりいいことではないけど、場合によっちゃぁ仕方がないかも。
おいおい、「仕方ない」で済ませられないだろ。>0.219D+3 入力した分子構造または初期軌道もしくはその両方が 破綻しているんじゃないか?
みんな、どうやって初期構造決めてる? 似たような結晶構造ひろってくるのってめんどくさいんだよね。
313 :
あるケミストさん :04/07/09 19:43
314 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 15:44
>>310 ,311
どうもありがとう。
これの意味するところは、分子軌道を構成する個々の軌道の係数が、
最大のもので219になっている、つまり、ひとつの軌道の寄与が非常に
大きくなっているというこのなんでしょうか?
315 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 16:02
普通どんなに大きくても1だから重なり軌道の計算がくるったのか? ちょっと初期構造変えればよくなると思う。
非直交基底の係数はそう単純なもんじゃないよ。 H2 を RHF/STO-3G で計算してみ。 占有軌道の係数の自乗和は1より小さく、 仮想軌道の係数の自乗和は1より大きいから。 重なり積分行列を挟んで積を取ってやっと1になる。 核間距離 0.05 Å みたいに極端な場合は係数自体も1を超えるよ。
317 :
あるケミストさん :04/07/13 21:01
MgOーCO2ーH2O系の反応ですが、 地球温暖化防止にはなりますかねー?
318 :
あるケミストさん :04/07/13 21:18
>>317 温暖化の話自体が駄目
あの本読んで、無駄な研究に気がつきなさい
319 :
あるケミストさん :04/07/13 21:34
でもボロン不溶化にはなる
320 :
あるケミストさん :04/07/15 10:27
Gamessのインストール法について、詳しいページはないでしょうか。 あと、できれば使い方なども。 合成が専門なので、よくわからないのです。
321 :
あるケミストさん :04/07/15 12:30
>>320 まぬある持ってねーのか?
違法コピーか?
322 :
あるケミストさん :04/07/15 14:48
CPUがセレロンなので、どれをDLしていいかわからなかったのです。 CPUでエラーがでるとかあったような。 使いたいのはPC Gamessです。どのCPUでもOKってのをDLして、 メールを送って、2つめのパスまでもらったんだけど、 インストールがうまくいきませんでした。
323 :
あるケミストさん :04/07/15 15:12
われずは師ね!!
324 :
あるケミストさん :04/07/15 16:08
落雷停電、、、 1週間もかけたMP2のfreq計算が落ちてしまった。chkファイルからfreq再計算 の方法ってどうやるんでしょうか? optの再計算はわかるのですが、freqの再計算は不勉強なせいか、どうしても わかりません。どなたか教えていただけないでしょうか?お願いします。
325 :
あるケミストさん :04/07/15 21:25
Bohrの量子仮定の内容について教えて欲しいのですが
GAMESS に違法コピーも何も...。 まぁ、自分で落とさないとあかんのではあるが。
自分で落としましたので,違法ではないです。 Granovsky先生からメールもいただきました。 ChemOfficeのプラグインのようなGAMESSも落としましたが, こちらもインストールでつまづいてしまいました。 マニュアルなどがあるのでしたら,教えていただけないでしょうか。 GAMESS HOMEのマニュアルは私には高度すぎました。
GAMESSの2つ目のパスのメールってどのくらいかかるもん? 出してから2週間……。やっぱ忘れられてる?
私の場合は,三日で送られてきました。 メール来るまでには相当緊張してました。 失礼なことを書いたから返事来ないんじゃないかなあ… とか思って。
>>330 やっぱ3日くらいですよねぇ……several daysってw
最初はめちゃめちゃ緊張してたけど、今は「もうこねーな」って開き直ってる……。
催促のメール出してみるかなぁ……。
332 :
あるケミストさん :04/07/16 06:27
ちょっと進みました。
PC GAMESSの方はCドライブの直下においたら、解凍はできたようです。
プログラムが動作するかどうかはまだよくわかりませんが。
ChemOfficeプラグイン?の方はお手上げです。
入っているケミ3Dを認識してくれないようです。
>>332 さん
アドバイスありがとうございます。
しかし、メールを英語で書かなければいけません。
そこの障壁が非常に高いのです。
でも、書かなきゃダメかなあ。
>>334 いえ、院生です。
メールぐらいなら書けるのですが、
返事を待っている間、異常に緊張します。
なんとか、GAMESS-Facioの組み合わせで計算できそうです。
とりあえず、これから文献とMOPACと比較してみます。
皆様ありがとうございました。
336 :
あるケミストさん :04/07/17 07:48
私はGamessをCeleronPCのクラスタで走らせてます。(US−Gamessです。 PC−Gamessではない。 上に出てきた、ChemOfficeやFacioのことは知らない。) ちと忙しいんで詳述できないが、とにかくちゃんと動きます。 PCクラスタ組むなら、NFSで、(あなたがtaroなら)/home/taro/gamess を共有します。全マシンの/etc/hosts や /etc/hosts-equiv や/home/taro/.rhostsを完璧にする(各マシンが全マシンの情報を持っているようにすること。) メインノードには/home/taro/scr というスクラッチdirectoryも 作ります。/etc/securrety(?)にrshという行をaddします. すべてのノードに/scr/taro を作ります。あとは./rungmsをなおせば 動くんだけど。。 うーん完全なマニュアル書くのが大変。
337 :
あるケミストさん :04/07/17 20:52
最適化してたら、Maximum ForceのValueが********に なってしまってたぁ!それ見た俺も・・・・・・・・ Opt=CalcFCをしてみる予定 Opt=Z-matrixだったから、よくなかったのかと思ふ みなさんはredundantでのOptですか?
>>337 opt=z-matrixだったらForceがおかしくなるのは十分あり得る。
構造をチェック汁!
339 :
あるケミストさん :04/07/19 16:49
どこかにスペクトル項一覧が載ってるサイトはありませんか? 自分で計算したのがあってるか確かめたいので (ネタだと思われないように一応書いておくと Nの基底:4S3/2,2D5/2,2D3/2,2P3/2,2P1/2が正しいかを見たいんです)
341 :
あるケミストさん :04/07/19 17:54
>>340 ありがとうございました。あってて良かった〜。
>>338 構造は最適化前の初期値と殆ど変わっていませんでした。
Opt=Z-matrix以外で最適化を行いたいのですが、特定の原子だけを
固定する方法ってあるんですか?
あるよ
>>343 あるんですかぁ〜
情報有難うございます。探して見ます
345 :
あるケミストさん :04/07/20 22:07
>>336 さん
クラスター化は夢のまた夢です。
いつかはできるといいけど。
まずは、Gamessの計算が信頼できるという事を
教授に示さないといけないのです。
専門が合成なので、目的物のHOMO、LUMO
等を見積もる事ができれば良いのですが。
専門の方からすると、ちょっと用途が違うのかもしれません。
347 :
あるケミストさん :04/07/21 09:01
水素分子のエネルギー状態に関する原子軌道法と分子軌道法の取り扱いについて教えて欲しいのですが
えらい広いな。
宿題は自分で。
350 :
あるケミストさん :04/07/21 13:42
理不尽な審査員対策を教えてほしいのですが
GAMESSでLanL2DZってどう使ったらいいのですか? Gaussian Basis Set Order Form まではたどり着いたんですけど 出てきた結果をどう使ってよいものか悩んでます。
>>350 理不尽であることをエディターに訴えて、レフェリーを替えてもらうしか
ないな。ほんとに理不尽だったら、替えてくれるだろう。
ただ、そういうことをきちんとしないある種権威主義的なエディターがい
ることも事実なんだよね。
権威主義的といえば JACS なんかその気が多分にあるな。 量子化学、理論化学の中では実質2流誌なんで構わんと言えばそうなんだが。
354 :
あるケミストさん :04/07/22 11:56
すみません。 規格直交性とは方位量子数と軌道磁気量子数の両方が変わる 遷移は起こらないということで良いんでしょうか? それ以外の条件では遷移は起こるということなのかな? (検索してみたら規格直交性にはもっと広義の意味があるみたいだけど まだ遷移という限定された話でしか習ってないので・・・)
見当違いも甚だしい。ネット検索なんかに頼らず初歩的な教科書をきちんと嫁。
356 :
あるケミストさん :04/07/22 12:44
>>355 教科書には載ってないです。。
というかまだ化学が始まってません。。
<Y(l、ml)|Y(l’、ml’)>=∂(l、ml)∂(l’、ml’)
=0(l≠l’、ml≠ml’)
1(otherwise)
ですよね。。ってことは
>>354 のであってません?
ネットで検索したら確かに全然違うことが書いてありますけど
遷移という場所で限った用法にしたらそうなるんじゃないかなぁ。。
357 :
あるケミストさん :04/07/22 12:45
訂正: 今使っている教科書にはのっていません。 というか化学の教科書を持ってません。 まだ授業で化学は始まってないんで・・・ 遷移に関する教科書だけ持ってます。。
>>353 全然あっていません。遷移とは何かということからして分かっていない様です。
360 :
あるケミストさん :04/07/22 16:53
量子力学と古典力学を結びつける対応原理とはどういうものでしょうか?
>>360 h→0の極限で古典論と一致するって話。
規格直交性ってのは、あるベクトルの組が ・大きさが1 ・自分以外との内積が0 を満たしてることだよ。 例えば、x, y, z の3次元空間を考えるなら、 単位ベクトル (1, 0, 0), (0, 1, 0), (0, 0, 1) は規格直交。 これで分かると思うけど、規格直交なベクトルの組ってのは、 単位ベクトルの組か、それを回転、反転、鏡映、欠落したものになる。 こういうのを規格直交基底ベクトルという。 単位ベクトルってのは、その線形結合をとればある空間の要素全てを表現できるけど、 規格直交基底ベクトルもある空間の全ての要素を表現できる。 例えば、3次元空間内で規格直交基底ベクトルを2つ考えると、ある面の要素全てを表現できる。 線形従属でないベクトルを持ってくればとりあえず基底ベクトルになるんだけど、 規格直交な方が便利な場合も多い。 関数を無限次元ベクトル、積分を内積とみなせば、 関数の組にも規格直交性ってのを定義できる。 例えば <Y(l, m) | Y(l', m')> = δ_ll' δ_mm' ってのがそれ。 こういうのを基底ベクトルじゃなくて基底関数って言って、 これもある関数空間の要素全てを表現できる。
363 :
あるケミストさん :04/07/22 20:56
>>362 となると
<Y(l、ml)|Y(l’、ml’)>=∂(l、ml)∂(l’、ml’)
=1(l=l’、ml=ml’)
0(otherwise)
ということですか?
<Y(l, m) | Y(l', m')> = δ_ll' δ_mm' = 1 (l = l' かつ m = m') 0 (その他)
皆さん視覚化ソフトって使ってますか?
366 :
あるケミストさん :04/07/23 11:30
>>364 ありがとうございました。
それのお陰でやっと解けました。
作ってる。
368 :
あるケミストさん :04/07/23 13:41
369 :
あるケミストさん :04/07/23 13:58
3日かかって一つのMP2振動数計算を終わらせたのですが、全く同じ構造、 計算レベルで一個のHをDに変えた振動数計算を行おうと思ってます。 Chkファイルから前の計算の力の定数を読み込んで、時間短縮って出来ない でしょうか?
皆さんこんにちは。 蛍光色素について量子化学的な観点でのご指摘をお願いします。 例えばエチジウム(EtBr)のような色素がDNA間にインターカレート(つまり サンドイッチの具のように挿入)した場合、その蛍光強度が増加するというこ とが知られています。この場合の量子化学的機構として DNA間に(スタックした塩基対間に)色素が挿入 →上下の塩基により色素のMOが変化 →色素電子の自由度が増加するので、電荷分離が容易になる →蛍光強度に必要な量子収率が増加し、その結果蛍光強度が増加 を考えましたが、この流れは正しいのでしようか? 色々なご意見をお待ちしております。
>>354 に釣れてる香具師いいかげんに汁
遷移の洗濯則かなんかでブラケットの間に演算子はいってるのを言ってんじゃねーのか
>>372 366で解決してるみたいだから362,364が知りたかったことでいいんじゃねーの?
繊維の洗濯速
>>372 あースマソ 下まで読んでなくてレズした
化学始まってないんじゃ、l, mlとかYとかわかんねーんだろうな。
たぶん繊維の本?ブルーバックスか何かか? のさわりに企画直交
黒ネッカーΔ書いてたんだろな。モツ華麗煮込みなこった。
>>369 H2Oの場合
# mp2 chkbas freq=(readfc,readiso,noraman) geom=allcheck guess=check
273 1.0
16
2
2
計算やってる人って自宅でもつい計算はじめちゃって研究とプライベートがうまくわけられないとかあるんですかねぇ?
うまく分けられないね。
だったら、研究者やめな。 あまりうるさくいうと、大変なことになるぞ。 ☆賃金不払い時間外労働に予算措置を要求する大運動を 2004年7月22日名古屋大学職員組合 ☆時間外労働賃金不払い 広島大教職組が告発 労基署に調査要求 『中国新聞』2004年7月14日付
?
380 :
あるケミストさん :04/07/28 13:06
tight-binding法をGaussian03で計算することってできます? 周期的条件を入れられるって聞いたのですが、、、お願いします。
Gaussian03 の周期境界条件はオモチャ。 他のソフト使え。
382 :
あるケミストさん :04/07/30 12:40
量子化学計算ソフトって概して高すぎ。 自宅用のライセンスを買う気にはならん。
そこで GAMESS ですよ。
385 :
あるケミストさん :04/08/02 22:47
abintだな
abinit
ぶっちゃけ、小さい系ならGaussian以外のソフトを利用する価値って まったくないと思うが・・・・。
Molproがいい。
Gaussian って、CI で励起状態求められないジャン。
>>388 Gaussianより使いにくいし、使うメリットがあんまし感じられない。なんか良いことある?
メリット 1.Gaussianは、Standardな方法しかできない。 Molproはいろいろな超高精度計算ができる。たとえば、Full CIなど。 2.Gaussianよりもかなり高速。たとえば、CCSD(T)計算での差はかなりあります。 デメリット 1.小さい系しか計算できない。 2.入力は、ある程度難。 要するに、小さい系を超高精度で計算する人たちが使ってるみたいです。
入力補佐プログラムとかあると良さげ?
393 :
あるケミストさん :04/08/04 12:31
>>391 > 2.入力は、ある程度難。
実はこれが初学者にとって、勉強になったりする。
すみません、質問させて下さい。 軌道角運動量のx,y,z成分の演算子の間の交換関係について 詳しく教えて頂けませんか?
>>394 教科書嫁よ駅弁君
そんなんじゃ波動方程式の角度方向なーんもできねーよ
駅弁を馬鹿にしたなぁっっっ!!
>>393 そういう意味でも、GaussianのGaussViewは優秀だね。だからGaussianはやめられんのだ。
>>398 だからGaussianはやめられんのだ。
と思わせるのが、GaussViewの目的だからな。
そういう意味でも、GaussianのGaussViewは優秀だねw
>>399 いまどきは計算機なんて実験の片手間に使うもんだから、
手軽に使いたいよ。ブラックボックスでも全然いいじゃん。
こんなところで苦労するより、もっと別なところでいっぱい
悩むところあるだろ。
Moldenなんて使ってられん。HyperchemmもSpartanもChem3Dもタコ!
Molstudioもダメだね。やっぱ、GaussViewが一番!!
GaussView以上に使いやすい入力支援ソフトがあったら
そっちへ寝返るが、いまんところそんなのなさそうだ。
Gaussviewだめて言ってた外人いたけど。 どのソフトがいいのでしょうか? 3次元のものを2次元で表示することにむりあるのでは?
ガウスビューは高いからだめ
403 :
あるケミストさん :04/08/08 05:07
もろでんがある
じゃあ、広島産のMOLDAは?
MOLDAって分子軌道書けるんすか? .xyzくらいしか使えないのかと
印税目当てと売名行為
MacMolPlt
紙に描いた絵を見ながら Z-matrix を手入力。大した事ないよ。
>>400 GaussViewは、まあいいんだが、だからってGaussianが・・・
>>405 出力表示はそこそこだが、入力はからっきしダメ。
Moldenは出力専用だな。
412 :
あるケミストさん :04/08/10 09:45
最適化で部分原子を固定するには、ModRedundantのFで あってますよね・・・
413 :
あるケミストさん :04/08/12 22:09
G98WをDOSやcygwinからコマンドで実行できますか?やったことある人教えて 下さい。
キスレでスマソ。 数年前にこのスレッドのタイトルの研究をしている院生と恋愛をした。 意気揚々と自分の書いた論文を見せられたが 英語で書かれている上に大学受験以来見てない記号(∫) やらなんやら意味の分からない記号と数字が並んでいて 「あはは(w 名前以外は分からないや」 と返却したら思い切り機嫌を損ねてしまった。 あの夏以来その彼とは会っていないが、今もきっと どこかの大学で研究を続けているんだろう・・・。 あの時ちっとも理解しようとしなかったこと謝ります。 まあ、今その論文を見てちっとも理解できないとは思うけどね(w ここにいる皆さんも身体に気をつけて立派な研究者になってくださいませ。 自分の夢(?)を追いかける姿は大変魅力的です。がんばってくださいね。
415 :
あるケミストさん :04/08/13 20:25
すみません、Gaussian計算について質問させて下さい。 DFTで最適化及び振動数計算を行っているのですが、 最適化計算が終了した時点で出るSCFエネルギーは、 Integrals replicated using symmetry in FoFDir. と出て来るのですが、 その後またSCF計算を数セット回してエネルギーを出してきて、それには Symmetry not used in FoFDir. と出ます。 対称性を崩して計算していると思われます。 そしてこちらのエネルギーの方がかなり低いです。 こちらのエネルギーを最終的なエネルギーとして良いものかどうか… もし分かる方がいらっしゃったら教えていただけないでしょうか。
416 :
あるケミストさん :04/08/13 20:28
417 :
あるケミストさん :04/08/13 20:39
>>415 nosymmつけて、輪姦したら値を使ったらイイんでネーノ。
今さらながら、拡張ヒュッケル法を極めようと思うてます。これを詳細に 書いた本にはどんなもんがありまっか?
419 :
あるケミストさん :04/08/16 01:06
周期場の計算ってあまり人気ないんかな? 勉強&実行したいんだけど、同士はいないか?
420 :
あるケミストさん :04/08/16 11:40
>>418 ・Lowe の Quantum Mechancs 10章
・Wolfsberg, Helmoholtz, J. Chem. Phys., 20, 837 (1952)
・R. Hoffmann, J..Chem.Phys., 39, 1397 (1963)
間違えた Lowe のは量子化学ね。
423 :
あるケミストさん :04/08/16 22:08
426 :
あるケミストさん :04/08/18 11:44
昔量子化学の入門書をちらちらめくってたら HOMOとかいうのが出てきて衝撃を受けたんですが 奴は何者ですか?
最高被占有分子軌道 Highest Occupied Molecular Orbital
そういや読み会でゼミの可愛い女の子がHOMO、HOMOと連呼するとき、チンコたったけな。
>>428 HOMOと連呼されても○女子じゃねーかと思うだけなのでチンコ立たないと思います僕は
HOMOが嫌いな女子なんていません!
このスレでげんしけんネタが見れるとは思わなんだ。
433 :
あるケミストさん :04/08/21 11:59
HOMO・LUMOはみんな大好き
434 :
あるケミストさん :04/08/21 14:06
HOMO-HOMO相互作用といってからかったよ。 あまりひつこくかぎまわる奴に対して。
435 :
あるケミストさん :04/08/21 16:02
Gaussianで金属錯体やることになりますた。 そこで経験者の皆さん教えてもらいたいのですが、 遷移金属は全てLanl2dzに託して良いのでしょうか?
436 :
あるケミストさん :04/08/21 18:20
>>435 まぁそれしか選択肢がないが、どんな錯体計算するの?
437 :
あるケミストさん :04/08/21 20:40
>>436 3d−カルボニル系 3d−フェロセン系ですよ。
4dも多少使います。
最適化構造見たいんです。
整合性もたせるために遷移金属をLanl2dzでいこ〜かなて思いまして・・
438 :
あるケミストさん :04/08/21 22:01
びんすこはながえら ぼぼとりおちゅりょるこいこ
一番大きいのはこの中だと Wachters+f やね。 (14s,11p,6d,3f) -> [8s,6p,4d,1f] で 53〜60 個(5D7F〜6D10F)。 MINI は最小基底で、MIDI は double zeta 。
金属なら無難にLANL2DZでイイんでないの? 他の基底系つかっても良いことないし。
計算時間的にも?
ECP は次元が減るから対角化速いよ。
d-f軌道では、軌道の相対論的収縮があるから計算では必ずECP使えって習ったっけ。
3d 程度ならそうでもないと思うけどナ。
遷移金属を片っ端からやるならECPで統一した方がいいよ.
うちの教授は、金属が入ると計算が難しくて手に負えなくなるからやらないほうがいいって 言っているけどなんでだろ? 基底系の数は大きくなるけど、たいした数じゃないし。
取りうる電子配置が増えて非常に難しい。 収束したと思っても変な電子配置になってたりするし、 そもそも最安定の電子配置がどれかすらよく分からないことも。
金属のない系なんてつまらん 金属に秘められた力を確かめたい
>>449 レスサンクスです。
p軌道はpx,py,pzで3つで、d軌道はdxy,dyz,dzx,dzz, dxx-yyの5つだけど、
2つ増えただけでそんなに難しくなるもんなんですか?
分子とメタルのd軌道との相互作用はGaussianの結果で詳細に議論できる
>>451 実際にやってみるといいかと。
O
Co Co (電荷 0 スピン多重度 7)
O
の基底状態を見つけて、構造最適化してみ。
>>453 多重度7が基底状態かどうかわからんが
一応ロスアラモスレベルでシングルポイント出した。
電子配置、電荷見るとCo原子と違うじゃんね。
でも物理屋から見れば何の変哲もない効果が見えたけど。
今後のネタにしよっと。ありがとう
>>453 。
>>452 相互作用の見積りはMulliken解析からでしょうか?
>>453 で試してみましたが、Mulliken解析は複雑でなにが
なんだがさっぱり???です。
>>457 基底状態の金属計算になら普通にDFT使えばいいのに
>>458 Mullikenでもなんでも好きなの使えばいいんじゃね
ただ
>>453 のような多重度が大きい系はある作用によって各原子んときより
ずいぶんと変わる
これを説明するには磁性勉強してないと無理かも知れん
>>451 >2つ増えただけでそんなに難しくなるもんなんですか?
単なる数の問題だけではない。d軌道は空間的広がりが小さいために
錯体内にあっても相互作用によるエネルギー縮退の解け具合が小さい
のが難しさの一因。
d軌道の広がりが小さい…ですか…
>>459 「相互作用」をみるのに、Mulliken解析のどの部分をみればいいのかすら、わかってなくて・・・。
463 :
あるケミストさん :04/08/25 16:10
464 :
あるケミストさん :04/08/25 19:32
すごく初歩的な質問なのですが、項間交差って何で起こるんですか?
gaussianマンセー
最近、日本の量子化学落ち目じゃない? 5年くらい前は、国際雑誌に日本人がめだったけど、 最近は、あまり日本人見かけない。 それより、第三国の活躍が目立つ。 やたら、台湾の先生が目立つけど、俺だけそう思ってるのかな。
>>466 我が国には、かの中辻先生がいらっしゃるではないですか。
確かにそうですが、だんだん大物の先生がおられなくなった感じがします。 昔は、全国に大物の先生がおられました。 今の50代、40代で大物になっていけそうな人てほとんどおられないように思います。
>>469 60代じゃなかったっけ? もう退官されていたような気が。
>>466 福井先生の直属の先生方はもう引退ですか? 諸熊先生とか・・・?
472 :
あるケミストさん :04/08/28 10:00
話は変わりますけど、MacでGaussianの結果(構造や電子状態)を表示している方々は、 どんなソフトを使っていますか?特にMac OS Xを使っている方にお伺いしたいのですが。。。 フリーソフトでもいいのってあるんでしょうか。。。
>>471 エモリー大の諸熊先生も60代ですよねぇ、まぁ向こうにいるので当分現役でしょうが。
名古屋の長岡先生は福井先生の(確か最後の)直系じゃなかったでしたっけ?
さらに話は変わりますが、現在ab-initioで達成された計算限界ってどの位 なもんでしょう? まあ構造最適化とシングルポイント(SP)では単純比較はでけへんけど。5年 位前は100原子の計算(SP計算?)に成功したとどっかに書いてあったが... ちなみにアッシは、G98Wにて60原子位のMP2/6-31G(d)のSP計算を自前のPC ワークステーション(DELL製、2CPU,メモリー:3GB)でしています。 (この上のMP2/6-31+G(d)は試してません)。
>>474 HFの一点計算でよければ、5年前でも100原子なんてもんじゃなかったと思うけど…。
>>474 の100原子計算ってのは、MP4か、すっごい複雑な基底(例えば、6-311+G(2d,p))
によるものでは?
DFT を ab-initio に入れていいのなら、 ProteinDF でやったアレが一番なんじゃない?
計算するだけなら2流。 現象を説明するための計算なら1流。
理論やプログラム作ったときは 検証計算も重要だよ。
480 :
あるケミストさん :04/09/01 02:36
くだらない質問ですいません。 量子力学と量子化学ってどう違うんですか? 親切な方教えてください。
食べ物でいえば、もち米とお餅の関係じゃないかな。 つまり、お餅=量子化学,もち米=量子力学とすれば、量子力学を 基礎として、それを叩いてこねて(応用して)量子化学が生まれた と言えると思う。 あるいは、古代サッカーと現代サッカーの関係とも言えるね。古代 ではラグビーが混在する形でごちゃ混ぜになっていて、殴る蹴るが 全部OKだった。しかしある時期から分化して 古代サッカー → ラグビー → サッカー → オージーボール となったことを当てはめればいいと思う。
482 :
あるケミストさん :04/09/01 06:39
>>481 ありがとうございました。
量子化学の本を読んだら量子力学の話が多かったので困惑していました。
アルキシスの係数を使えばFCBTの素数は50ppsだろ? だったらデキミンの質量も比例すると思うのだが・・・ FCBTからデキミンの質量を割り出すと、20Mkiaの誤差が生じるがWKI式だと狂いは無くなる。 それによってカルシミースの圧力は反比例するということが解る。 このようなことからUhlの密度は5000mos/kになる。
誤爆?
からかってるだけでしょ。
分子構造総合討論会で丘山大の奴らからかって。
487 :
あるケミストさん :04/09/06 22:27
全くの初心者ですみません。 NBOの結果をNBOviewで見たいんですけど、ファイルがでかいとできないようです。 助手の方に相談したんですが、fchkにNBOのマトリックスを貼り付けてMolstudio で見ろと言われました。意味がわかりません。 fchkのどの部分にNBOのどのファイルの、どの部分を貼るのかもわかりません。 これだけの情報で理解できるとは思えませんが、同様の体験をなされた方 がおられれば助けてください。
何故その序種に聞かんのだ
>>489 GaussianやGAMESSに比べてなんかメリットがある?
WindowsでGaussian使うとき、メモリーってどのくらい積んでますか?
>>490 どうせならGPLにするとか、ドキュメントを日本語にするとかすればいいのに。
英語でドキュメント作ったってどうせ海外のユーザなんてほとんどいないんだから、
国内初心者などをターゲットにすれば存在意義も出る。
GPLにするのはいろんなしがらみがあって無理かも知れないけどね。
>>491 それは、計算の種類によるのでは。出典は忘れたがGaussianではTD-DFTや
振動数計算ではメモリー容量が計算時間を左右するが、構造最適化ではメモリー
の量が大きくても計算時間の短縮にはつながらないと書いてあった。
実際、自分でWin上でメモリーを変動させても計算時間は変わらなかった。
蛇足だが、MP2計算ではHD容量が重要になる。いかに大容量のHDを積んで
いたとしても32BitのCPU1個当たり16GBしか割り当てられない。
少し試してみた印象 Pen4 3.2G ifc7.1 pyhton2.2.1 gcc3.2 RH8.0の環境でコンパイルはOK。 testjobのHFは問題なく終了するのだが、DFTが異常終了。 シングルなのに、ARMCIという並列関係のコードに問題あるらしい。 わけらからん。誰か助けて。 HFで速度を比較してみたが、G03に比べて20倍くらい遅い・・・。 遷移金属を入れたのが問題か?HFでこれではMP2やCCSDは試す気にならない。 ベータ取れるまで、様子見のつもり。良い点はインプットファイル がGaussianのように簡単なこと。面白い機能も結構含まれているので、 今後のバージョンアップには期待している。
496 :
あるケミストさん :04/09/08 08:58
>>493 32bitのG03だとスクラッチが16GBまでだから、MP2のために無意味にデカイHDD
を積んでも意味ないと思うが・・・。
>>493 つーことは32bitマシンだとMP2はダメってことね。
Athlon64でG03W動かしたら16GBのスクラッチ越えられるかな?
UTChem がんばってほしいね。これまで国産パッケージは殆ど 衰退しているからね。(JAMOL, COMICAL, IMSPAK, etc.) 今や量子化学計算は自然科学というよりむしろソフトウェア エンジニアリングの境地に達しているから、灯台工学部みたいな ところで割り切ってガンガンやるのがいいと思うよ。
どうぜぽしゃるよ。 本人たちも飯の種でやってる振りしてるだけです。
振りであそこまでのコードは書けんわな。
真面目にやってても売りがないのではね…。 上でGPLうんぬんの話が出たけど、GPLの量子化学計算ソフトってもうあるんだよね(MPQC)。 漏れもUTChemには頑張って欲しいとは思うんだけど、GPLのソフトウェアさえ ある時代に、これといった売りもなくオープンソースでもないソフトウェアを作って どうするのかな、と思う。 こういうのを見て一念発起してくれるのを期待しているけどさ。
UT と付ける所にそこはかとない政治的おもはくを感じるな。
UT と付ける所に政治的おもはくを感じてしまうな。
GPLなんて関係ないだろ。 日本語マヌアルだの国内初心者だのの低レベルな話も無視していいな。 一番大事なのは、例えばモジュール化されて読みやすく拡張しやすい コードを提供し、理論を開発する研究者を支援し得るプラットフォーム を提供すること。 これまで日本の主要研究室では GAMESS がこの役割を担っていたが、 コードデザインが古すぎ/扱い辛過ぎ/GOTO文多過ぎ。
UTって言ったら普通はUniv. Texas
armciのところで落ちるね。メモリアロケーションでこけてるのかな?
FORTRAN77 のコードなんてもういじりたくない。 なるべく C++ 、せめて C がいい。
拡張を考えたらライセンスは重要だろう。 日本語うんぬんは揶喩だろうが、意外に面白いかもな。
>>504 禿胴
インテグラルから書くスキルを持ってるやつを除いて、ベースにできるプラットフォー
ムの新たな選択肢ができたことを、素直に喜んだらいいんじゃないか?
まあ、これはコードを書くやつの意見で、使うだけのやつとは違うんだろうけどね。
喜んでないでsignal 11をなんとかしる!
>>509 優越感に浸るのは別にいいが、再配布もできないプログラムをベースにしたいかなあ。
「コードを書くだけのやつ」なら気にしないのかもしれないね。
>>510 別におれはUTCHEM関係者ではないんだが?
問い合わせ窓口にメールを送ればいかがか?
>>511 元プログラムの出来の問題だな。GPLだからといって、MPQCは今のところ話にならんだろ、実際。
個人的には期待してるんだけどね。
514 :
あるケミストさん :04/09/10 04:10
Gaussianで計算して得られた分子軌道をGAMESSのinitial guessとしてGAMESSに読み込みさせたい のですが、どうやったらいいのでしょうか?
変換すればいい。 どっちも 5D15.8 だから変換は楽かと。
5D15.8 って何?
5 一行につき5つ D 倍精度指数表記 15 1つ幅15 .8 小数点以下8桁
518 :
あるケミストさん :04/09/11 00:04:44
psi3もGPL
>>508 再配布可能性は慎重を要する問題だな。科学技術計算ソフトウェアは
小物ユーティリティーソフトなどとは信頼度への要求の在り方が全く違う。
新しい機能は再配布ではなくコントリビュートの形で取り入れてもらい、
トラック可能な範囲でチェックが入れられる様にする方が望ましい。
>>519 信頼性や配布能力を望むのなら、なおさらGaussianやGAMESSに勝つのは難しいだろう。
確かに問題は多々あるが、老舗の威力をバカにしてはいけない。
日本語化の話を最初に出した人はおそらくUTChemをバカにする意図で出したんだと思うが、漏れはそれも一つの手だと思うんだよな。
H尾先生クラスの大物や、あるいは「コードを書いているだけ」の人にとっては些細なことかもしれないが、
「量子化学に興味があるけど何をしたらいいかさっぱりわからない実験化学者」
なんかを取り込むには、日本語化したソフトウェアというのは大きな武器になる。
今その役目を果たしているソフトウェアはGAMESSだけど、あのドキュメントを素人に読めというのは無理がある。
漏れとしてはUTChemをバカにしているのではなく、路線を変更して欲しいと思っているのだ。
自分たちだけの手柄にしようとせず、国内の(できれば海外も)量子化学者を挙げてのプロジェクトにして欲しい。
せめて「再配布禁止」ではなく、「再配布したプログラムの責任は持ちません」くらいの路線でどうかと思うのだが。
>>520 再配布とかライセンス云々の前に、まだ実用レベルのシロモノじゃないと思うんだけど・・・。
>>521 いや、もちろんそれは解決されたとしての話。
漏れはUTChemチームに期待する側の人間なので、実用レベルにまでは持っていける
だろうと。
無駄。
>>520 今その役目を果たしているソフトウェアはGAMESSだけど、
GAMESSは違うだろ、Gaussianの間違いか?
なんのためにUTChem作ってるのかな? 学問に寄与するため? いまさらそんなプログラムいりません。 Gaussian, Gamess, Molproなどで十分。 単なる仕事をやってるふりでは。 大学人にはそういう輩けっこういるから。 そうでないと大手振って仕事してますていえないからだそうです。
相対論的な計算、他のでそんなにできるか?
それよりなによりSignal 11なんとかしる! またはまともに動くバイナリきぼー
>>525 単なる仕事をやってるふりでは。大学人にはそういう輩けっこういるから。
UTChemに対する批判はあるにしろ、開発グループの研究を知ってて、
「仕事をやってるふり」といえるやつがいるとは正直驚いたよ。
君の研究のレベルを知りたいものだね。
>>530 テンション高すぎ。
関係者なら、たかが煽りに反応するな。そして批判は謙虚に受け止めろ。
むかついたのなら、有無を言わさないくらい良質のプログラムを作ればいいだけのこと。
ガンバレ。
関係者じゃないのなら、丸わかりの煽りくらい放置しとけ。
あおりじゃないよ。 本音。 学会で聞いて、馬鹿馬鹿しくなったよ。 こと研究のことでは、おれの直感は99%正解です。 たまに、はずれがあるくらいです。 歳とってくると、研究を商売でするようになるのです。 もっとひどくなると、データ捏造まで仕出すのです。 量子化学ではデータ捏造するとすぐばれるから、ほとんどないけど、 生物関係では、データ捏造して論文だしてもばれないから。 簡単に追試できないから。
こういう人がボケると、親族が大変なんだよね。
だめな研究くらいさっさと見抜けないと。 それと大学がどういう所かも勉強しておかないと。
>>530 ほーらあんたが反応するから、楽しそうなおじいちゃんが出て来ちゃったよ?
>>536 489は違うだろうし、反応したらおじいちゃんの思う壷。
>>537 489は違うだろうし、
だといいんだけどな。
>>538 RH8.0でビルドに成功しそうなタイプには見えないぞ。
541 :
あるケミストさん :04/09/12 02:49:19
量子力学に関する質問があります. 2原子分子(A,B)を取り扱う時に(H:ハミルトニアン,|A>:A原子の波動関数) <A|H|B>という量の他に "重なり積分"と呼ばれる,<A|B>という量が出てきますが, これらの物理的意味の違いについて教えていただければ幸いです. 重なり積分の物理的意味として, 「電子が一つの原子から隣の原子に飛び移る効果を表す」と聞いたことがありますが, <A|H|B>も「電子がHによってB原子(状態)からA原子(状態)に移る」と 解釈できそうに思えます.二つの量の違いを教えていただければ幸いです. よろしくお願いします.
>>541 平野さんの(量子化学の基礎)てーの図書館で読んでみ
>>542 わかんねーからって茶化すなwww
544 :
sage :04/09/12 08:16:07
相互作用の有無と言えばいいんだろうけど。
つり銭はいらないよw
BSSEて何?
549 :
あるケミストさん :04/09/12 14:55:08
>>547 Basis Set Superposition Error
紺色の教科書; 「計算化学ガイドブック」Tim Clark 著、大沢映二ほか訳(丸善、1988)
に載っているよ。
>>550 分子間の相互作用(反応中間体やTSを含む)に興味があって、
化学的精度を議論したいなら補正すべきだろうね。
完全基底基底関数系を使う代わりに、中程度のものを使って計算量を
削減しているツケなので、BSSE補正までして一つの計算。
#最近の論文では、Gaussianを使ったほとんどの論文が補正しています。
#簡単に計算できる&補正する価値がある精度の話が多い、ということだと思います。
補正しないほうが、結果がいいときがあるのですが。 なぜなんでしょうか?
>> 補正しないほうが、結果がいいときがあるのですが。 何をもって、“結果がいい”とするの? 全ての計算は、完全基底関数&電子相関を完全に取り込んだものの近似でしかないので、 計算結果が“信用できない”のであれば、近似精度を上げるしかない。 つまり今の例では、“BSSE補正をする”というのがより正しいと思われる方法。 現実問題としては、元々の計算精度が低すぎる場合、BSSE補正を加える前に、 基底関数の拡張や電子相関の取り込みを行うべき場合もあると思います。
なんかいい人出てきたね。
>>553 未熟だね。
いい人だが、その程度ではアマチュアレベル。
単なる知ったかぶり。
最近のJCCでも読んでごらん。
556 :
あるケミストさん :04/09/12 18:18:20
えろんげーしょん法ってどうよ?
557 :
あるケミストさん :04/09/12 18:25:35
量子力学に関する質問があります!(2度目)
2原子分子(A,B)を取り扱う時に(H:ハミルトニアン,|A>:A原子の波動関数)
<A|H|B>という量の他に
"重なり積分"と呼ばれる,<A|B>という量が出てきますが,
これらの物理的意味の違いについて教えていただければ幸いです.
重なり積分の物理的意味として,
「電子が一つの原子から隣の原子に飛び移る効果を表す」と聞いたことがありますが,
<A|H|B>も「電子がHによってB原子(状態)からA原子(状態)に移る」と
解釈できそうに思えます.
はっきり言って、混乱してます!
それぞれの量から、電子に対してどのような物理的イメージをもちますか!?
教えてください!
>>542 正直、必死です!!
>>543 いろいろな本を自分なりに調べてみたんですが
後で読んでみますが、時間がないんです!
時間がないです。誰かたすけて〜〜!
(21才、アホ女子大生)
宿題か。自分でやりな。
>>557 必死なのは分かったけど、多分求めるものは得られないと思う。
量子力学で出てくる量ってのは必ずしも直感的な物理的イメージに対応はしないから。
というか、むしろ対応させる方が理解の邪魔になったりする。
つり銭やるよ。 P.A.M.Diracの本でも読み。 ブラケット<I|J>。 S=積分XixXj ブラケット
561 :
あるケミストさん :04/09/12 18:58:23
>559 では量子力学をもちいて記述した「物理」をどんなふうにイメージするの? 物理的にイメージ出来ない「物理」は存在しないと思う
読書百篇しかないの。 そのうち、なんとなくわかるから。 わかったつもりくらいにはなるから。
563 :
to:age :04/09/12 19:06:25
>562 共感 毎日、続けることが大事ってことね。 でも、イメージあったら考えやすいよなあ〜。。
#(Prof. Hirata Soのプログラムを用いて)MP30のプログラムを書き出しますのでお許しを。
>>555 >最近のJCCでも読んでごらん。
最新のJCCにある"The effect of basis set superposition error on the convergence of inter-
molecular interaction energies for deprotonated complexes", 25, 1771-1778 (2004)って奴?
結論は分子間相互作用エネルギーがaug-cc-pVXZ, (X=D,T,Q,5,6)での収束を見た話だよね?
aug-cc-pVDZの場合は2-3kcal/molのBSSEがあって“化学的精度を議論したいなら補正すべき”。
通常のGaussianを用いた計算で多様される6-31G*レベルであればよりBSSEは大きいと。
#去年か一昨年のSCCJで話を聞いたときは馬鹿かと思ったけど、論文はまとまっていて良い結果だと思います。
#口頭発表が苦手な方なのね、この筆者って。
最近のJCCってこれのことでしょうか?違うなら文献をちゃんと指定してね。
ほかの論文だよ。 BSSE問題を葬り去る論文。
566 :
あるケミストさん :04/09/12 20:17:35
>では量子力学をもちいて記述した「物理」をどんなふうにイメージするの? >物理的にイメージ出来ない「物理」は存在しないと思う そうなんだけど。 古典物理と真っ向から対立する部分がある。 つうか、それはどの本でも第一章に書いてあるよ。 あと、重なり積分・クーロン積分て・・・。 そんなとこまでたどり着けないじゃん・・・。
567 :
あるケミストさん :04/09/12 20:31:24
>566 それはイメージができない学者が言う戯言であって 物理的なイメージはいつも必ずある 量子力学でしか記述できない物理現象であっても その物理的イメージをつかむことこそがある意味、 物理学者に要求されていることである さもないと、計算=物理学という奇妙な方程式が成立することになる
568 :
あるケミストさん :04/09/12 20:32:02
>>567 では具体的にどういうイメージで捉える?
そういうことにはまったく答えていない。
イメージというのは、直感的になるほど、当たり前だ、と思えるもの。
量子力学的描像が古典的描像と大きく異なるのだから、単純にイメージがあるべき、というのは単純すぎ。
古典的現象に慣れきった脳は量子的現象を当たり前と思えるほど柔軟じゃない。
まずは量子論的な現象が「当たり前だ」と思えるほどに量子論とその計算に慣れる必要がある。
>>568 現在作成中。
BSSE freeアルゴリズムなんて無意味だと気ずきませんか?
571 :
あるケミストさん :04/09/12 21:03:14
>古典物理と真っ向から対立する部分がある。 じゃあもったいぶらずに。 エルミート演算子で過観測量は記述される。 どうだ、わからないだろーw 量子論て古典物理を否定する形で登場したよね。 それにイメージをっていわれても・・・。 古典物理ではイメージできません。が答えかな? >それはイメージができない学者が言う戯言であって なんつうか、私見としてはあるけど。 ここに書いたらそこがちがーうというつっこみどころが満載なの。 正統派の解釈は確率解釈 それ以上はかけないんだけどな。 イメージできない奴はバカとかいってる君。 君のイメージを教えて下さい。
スピンは自転? とよくある古典イメージを提示してみる。
京大の宇宙物理の教授の本を読んで驚いたのですが、 まだ量子力学も相対性理論も(完全に)理解されてないそうです。 ついでに、驚いたのは、 アインシュタインの統一場理論を作るという試みは間違ってなかったそうです。 ひも理論がアインシュタインの試みが正しかったことを示してるそうです。
俺はつっこまない。
>>565 >>570 もう少し遡ってみました。Chemical Hamiltonian Approach (CHA)って奴ね。
>>564 では煽りと思って茶化して申し訳ない。ただS.Suhai等の論文では、
式が何も書いていなくてもう少し親まで辿らないといけないようだが。
#H=H^{phys}+H^{BSSE}に分割するって、そのH^{BSSE}が肝だろって。
ただGaussianで計算するような場合、CHAがCPHFまで解くことを考えると
ほとんどの場合、CPで十分という考えには変わりがないけど。
>>575 そのあたりも含めて総説書くつもりです。
1.BSSE補正すべきではない。
2.BSEE補正をするメリットがない。
3.BSEE補正をおこなって、よい結果がでても誤差のキャンセルに過ぎない。
基底関数によって、1,2,3に該当します。
それ以外はないです。
577 :
あるケミストさん :04/09/12 22:39:17
なんかかっこいい人でてきたね
ついに脳までPrPが回ったか・・
>>576 十分大きな基底関数で、BSSE補正が必要ないのは自明として、(これが2?)
BSSEが大き過ぎる場合にBSSE補正しても元々の相互作用エネルギー自体に信頼がないのも分かる。(これが3?)
でも1のすべきではないっていうのが、よく分からないです。
よければ(総説に問題がない程度に)解説をお願いしたいです。
>単なる仕事をやってるふりでは。 >大学人にはそういう輩けっこういるから。 >そうでないと大手振って仕事してますていえないからだそうです。 ていうか、電子状態理論の分野が既にどん詰まり状態気味だから パッケージ作りなどで業績水増しする必要があるのではなかろうか。
しかしいまだにBSSEで総説が書けるとはな。 何だか同じ場所をぐるぐる廻りながら論文だけが何となく 包装紙を変えて出続けているみたいな観もせんでもないな。
>>581 まぁ、包装紙しか変わらない場合も多々あるが、ちゃんと中身も微妙に違う場合も多いよ。
通常のCPでのBSSEの補正はあくまでエネルギー補正であって、BSSEのある電子状態しか得られない。
BSSE freeの方法(Chemical Hamiltonian Approach)って奴は、
BSSE freeの電子状態が得られるので、目的によってはちゃんと使える。
ただGaussianでエネルギー計算しかしない場合、CPで十分と。
>>582 だけど、BSSEによる電子状態の影響なんか極めて小さいのでは?
それよりも、基底関数による影響の方がはるかに大きいのでは?
>>583 その通りだと思います。
>>551 に書いた通り、BSSEというのは“完全基底基底関数系を使う代わりに、
中程度のものを使って計算量を削減しているツケ”だと思います。
585 :
あるケミストさん :04/09/13 23:25:29
>>520 平尾先生的にはライセンスはどうでもよくて
メインのコーダーの方的にもどうでもよいっぽいのですが、某センセ
が一番嫌がってたそうで。scratchから書くというのがどういう意味があるのかまったく
わからんです。GPLはGPLにすれば(疑心暗鬼的に)論文が出たら用いた
コードを出させることができるので、良いですね。
あと、誰がどうやってプロジェクト管理するかでまた変わってきますし、
実際だれがプロジェクト管理するんですかね。そんなリソースあるのか
しらん。
結局違う国の連中が、GPL'edなソフトウェアを出して先を越されると。
日本は保守的だから。
586 :
あるケミストさん :04/09/13 23:38:21
>>583 論理的に無茶です。
582は論理的に間違ってない。そのまま解釈すると
> だけど、BSSEによる電子状態の影響なんか極めて小さいのでは?
no.
目的に応じて、BSSEによる電子状態の影響を見たい場合がある
> それよりも、基底関数による影響の方がはるかに大きいのでは?
よい質問ではないです。basis functionがほぼcompleteという
場合を考えると、原理的にほぼBSSE freeなので影響が大きい
ということも考えられます。
588 :
あるケミストさん :04/09/13 23:58:56
>>587 論文読んでじゃなくて論理的につながってるか否かなんですが...
589 :
あるケミストさん :04/09/14 00:15:35
>>576 1.BSSE補正すべきではない。
2.BSEE補正をするメリットがない。
3.BSEE補正をおこなって、よい結果がでても誤差のキャンセルに過ぎない。
意味がわかりませんでした。2.ならば素直に考えるとメリットがない
らば補正するべきではないですので、2.ならば1.ですね。
僕は
a. BSSE補正するべき系
b. BSSE補正しないほうがよい系
にわけました。
b. は多分
b1.BSSE補正をしても補正が0
b2.BSSE補正をしても補正が非ゼロだが、補正すると解が完全解と同じ傾向にならない
とわけられ、
a. BSSE補正をしても補正が非ゼロだが、補正すると解が完全解と同じ傾向になる
これで完全に事象をつくせます。3.はたぶんa.と対応すると思うのですが。
誤差の定義を教えていただければと、思います。
>>585 漏れ的には、そのオーナーの「どうでもいい」っていう意識の持ち方
の方が、むしろ始末が悪いと思うんだが。ポリシーがあるならそうさ
せられる立場にいるんだから。
どうよ?
おいおい、日本でBSSEの総説書きそうっていったら あの大先生だろ。上の煽りキャラがそうだったのか?
592 :
あるケミストさん :04/09/14 05:06:31
>591 総説書くってあたりがハッタリだろうね! ある程度完成されているので・・。試行関数の選び方変えても。本質的でないもんね。 量子化学の短所と、根本的な改良法。 改良の方向とか聞いてみたらいいんじゃない?
(話は変わるけど)分子力学法と量子化学を組み合わせた計算 方法があるらしいが、どんなもんか知ってまっか? それと分子力学法のスレを立てたいが、需要が不明。そこで この手法に興味がある人は、この件についても併記プリーズ。
>>593 QM/MMですね。ONIOMも関連手法と言って言えないことはない。
MM, MD系のスレは化学板にはないですね(シム板にMDスレはある)。MMも製薬関係の人は
現役で使っているはずです。
理論化学シンポジウム、逝ってきたやつ手をあげろ!
QM/MM はまさに木に竹を接ぐ観があるな。技術的に重要なのは承知だが 新しい科学概念を提示する類いのものではなさそうだ。まあだからといって ブルトフォスで全部計算すればいいというもんでもなかろうけど。要は方法論 にトラップされずにそれを使って何が出来るか、言えるかで勝負すべきだろうね。
>>596 QM/MMで、具体的に何ができるのかいまひとつ理解できないねー。
エネルギー計算するにしてもMMで計算したエネルギーを合わせたら
誤差がいっぱいでると思うし、QMで計算したいところをQMだけで計算
すればすむことじゃないかなと思う。わざわざ、QM/MMにして計算
する意味はないんでは・・・?
QMだけで計算した方がずれが大きい肝
数kcal/molのレベルを議論したいときは難しいね。
vdW錯体でもOKなDFTが開発されたそうだ。
>>600 それって漏れ的には注目する話題!
593で書いたけど、分子力学(MM)法のスレ立ては今月一杯様子を見ます。
しばらくMM法の話題はここに居候します(計算化学全般のスレがないので)。
QM/MMが使えるソフト教えろ・・・いや・・・ください。 GaussianのONIOMもQM/MM?
>>602 計算ジョブの組合せでは、結果的にQM/MM...だと思う。
>>601 >しばらくMM法の話題はここに居候します
単独スレ立てても MM だけじゃ続かないと思われる。
>>570 >BSSE freeアルゴリズムなんて無意味
とはどういうことだ?
それから日本語大丈夫か>「気ずき」
>>601 灯台の先生がファンデルワールス関数をいれるだけで、MP4の計算と同じレベルの
計算をDFTでもできるって話してました。
>>597 QM/MMが(最初のころ)目指したのは、溶媒や結晶、タンパク質全体などの
外場からの効果を取り込み、ダイナミクスや統計量をちゃんと求めること。
(系のサイズ×時間平均)という巨大計算を実現するためにはどこかで
計算量を削減することが肝になる。
この辺りが、
>>596 の言う「何が出来るか、言えるか」って所かな。
逆に
>>597 が指摘している「何が出来ないか、言えないか」って点も大事。
QMのみで説明できる現象なら、QMのみで計算するのが正しい。
>>607 そこで、タンパク質まるごと全電子計算ですよ。
>>608 (確信犯ですかね?)
わざわざ「(系のサイズ×時間平均)という巨大計算」と書いた意図をご理解ください。
610 :
あるケミストさん :04/09/16 19:17:33
マニュアルに The opt freq keyword combination may not be used in SCRF calcurations. とあるんですが、OPT と FREQ を別々に計算しないといけないんでしょうか? OPT FREQ を組み合わせた時、振動数計算になった時にチェックポイントフ ァイルからSCRFも読み込んでいるから変わらない気がするのですが、、、 また、別々に行う場合、FREQ計算のときはCHKから読み込んではまずいのでしょうか? ご指導願えればと思います。
>>610 ? 振動数計算はSCRD計算ではできないってことでしょ。
>>606 MP4がDFTごときに負けるなんてちょっと信じがたいんだが。
10万原子を、MP2/6-311G**・・・いやB3LYP/6-31G*でいいから、計算できる日はいつになるのだろうか。
614 :
あるケミストさん :04/09/18 00:13:02
611>> そうなんですか、、、よく考えて見ます。ありがとうございます。 もうひとつ質問なんですが、 freq=ReadIsotopesを行う場合、ChkからForce constantを読み取るとき にGeom=Allcheckを入れるとエラーになります。なぜGeomは読んでくれな いのですか?
615 :
あるケミストさん :04/09/20 13:37:26
来週は分子構造です、シンポジウム講演には ProteinDFとUTChemの両方入っているようですね ...どっちもどっちか
その講演聴いてメリットあるの。 公開もされてないプログラムの宣伝聞くほど暇ではない。
UTChem はβ公開されてるじゃん。
入手方法は? 昨年の学会発表聞いたけど、 全然熱意や真剣さが感じられなったけど。 俺だけそう感じたのかな。 せめてクラキマイのように真剣に歌ってほしいw
上を見るべし。
金儲けだけでやってる野球に魅力ないのと同じや。 王や長島たちのように真剣勝負をしてたころまでだな。 もはや、プロ野球は不要。
番組つぶれたりずれたりしなくてすむからいいね。
ProteinDFって使える?
>>622 入手できるか、という意味であれば、入手できる。戦略的基盤なんちゃらからダウンロードできたはず。
有用か、という意味であれば、よくわからない。
>>617 Long rangeのDFTとか、Gaussianに組みこんで欲しい機能があるなぁ。
Gaussian98W_A7を使っての厨房的質問です。例えばHCHOをHF/6-31GでSP計算 すると、outputの最後の方に Total atomic charges: 1 1 C 0.160389 2 O -0.452185 3 H 0.145898 4 H 0.145898 と出てきますが、これとは別に Atomic charges with hydrogens summed into heavy atoms: 1 1 C 0.452185 2 O -0.452185 ・・・ が出ますが、このAtomic charges with hydrogens...の化学的意義は何ですか? 確かに2つのHの電荷(0.145898x2)をCに移動させると、Cの電荷は0.452185 になりますが、この意義を教えて下さい (本やgaussian.comのサイトで調べましたがわかりませんでした) 以上、縦長くなり申し訳ございません。
炭化水素の場合にCとHの電気陰性度の関係でCが負電荷を持つことがある。 化学的にはCH3なんかは電気供与基だから負電荷を持つこととは対応しないが、 CH3としての電荷を考えれば正電荷を持ち、化学的事実と対応する。 一般的には、化学反応は官能基ごとに反応が進むことが多く、官能基ごとの 電荷で議論することが多い。その足し算の手間を少し省いてくれているというところか。
>>626 さん、有難うございます。
つまり、どこに注目するかですね。CH3全体では、電子供与により正電荷を
持つことになりますが、H→C→・・というH由来の電子の通過点として考え
ると、結果としてCは負電荷を有する。
そこでCが負電荷を持っている場合は、そのCは「電子供与基の」Cと解釈でき、
Atomic charges with hydrogens...は、その反応を推測するための電子の
偏りの表示と理解しました。
別に深い意味ないよ。
Natural Charge、いっとけ。
>>628 確かに電荷なんてものはobservableでないので、正しいかもしれない;p
>>627 結局のところ、注目する原子or原子団での電荷はその電気陰性度の
相対的指標なので、自分がどの原子or原子団に注目するかということです。
例えば、プロトン移動反応などを見たければ、“Atomic charges with hydrogens”
は余計なお世話になることもあると。
>>629 Natural Chargeでも定性的議論をする場合には、同じだと思います。
私の言ってる意味は、ついでに出力されてる程度のことを 深く考えなくてもいいと言う意味です。 何か役立つときは、その出力を利用したらいいだけ。
私の経験上、今時、Mullikenで云々いっても世間は相手にしてくれないんですよね。
>>631 “電荷分布の解析は自分で足し算すればいい”ってことであれば了解。
出力されたもの*だけ*では十分な解析ができるわけはないですものね。
>>632 Mullikenで*何をいうか*ってことが問題かと。系のサイズが同じで定性的な
議論をするならほぼ問題ないと思うが。定量的な話やサイズが変化すれば別だが。
電荷でここまで引っ張れる人もいるんですね。(苦笑)
636 :
あるケミストさん :04/09/27 15:35:45
物性量子化学 講談社 山口 他(著) 16/10/1 初版発行 購入しました。
他だって 変な名前!
分子構造総合討論会のポスターごったがえしてた。 早めに帰宅しました。
TSのエネルギーがReactantより大きいまでは良かったのですが Productのエネルギーより小さくなってしまいました。。。 このスレは知ってそうな方が多そうなので聞きますが このときのTSってどう解釈すればいいのでしょうか?
分子構造総合討論会について感想ありませんか?
641 :
あるケミストさん :04/09/30 00:26:30
>>640 理論の落ち目を感じたね、Cは広い割にがらがら、Dは混んでいたし結構
議論もあったのでは?
例えばQM/MMでもいい加減、境界領域が問題なんだから抜本的な改良を考えたり、
QM/MMを捨てるべきだとかいう意見が出ても良さそうなのに、ひたすら適当な
力を加えたとか、境界の取り方を変えたとかで結果が良くなったことを強調している。
基底関数もアルゴリズムも同じ。
そんな研究をサイエンスと自信を持って言えるのかね。
643 :
あるケミストさん :04/09/30 06:08:35
専門主義の蛸壺化
>>644 みますた
虚の振動数あるし
productとreactantと結んでるし・・・おrz
金儲けだったろ
648 :
あるケミストさん :04/10/01 22:25:45
>>642 イゼルローン(分子構造)は陽動だ。本体はフェザーンに向かっていることがまだわからんのか。
>>649 教官や学生が学会にすら来ない総合大学の存在意味?
広島までほん近くなのに。
さっき、手をつないで歩いてたよ。 さすが岡田大学は、幼稚園大学。
MM法の話題を書いた者ですが、特に批判もなく9月中はこのスレで過ごせました ので、今後もこの中で話題を提供します。 ところで、全体的に最近の理系2ch書き込み量が低下しているのは、M2の連中 がようやく本腰を入れ始めたから? 無事に年が越せるよう祈ります。
学会も予想どうりでした。 FMO:ぜんぜんだめ。泥沼化。糞プログラムも販売してたのには、驚き。 ProteinDF:発表数もすこしだけ。金儲け販売。Q-Chemで十分。 ONIOM:センスのいい研究者は使い出した。 センスのいい研究者ほど単純に陽気に考えてられるみたいです。 M先生のポスター発表聞きたかったけど、はってあっただけでした。 からかう人たちがいるので、逃げられたのかも。 まだまだ大変ですね。巨大分子を計算するのは。
この書き込みが予想通りというかなんというか。フゥ。
まだ5年から10年かかるのでは。 信頼できる結果得るためには。
656 :
あ # :04/10/02 23:37:50
科学嫌いだ
657 :
あるケミストさん :04/10/03 00:01:19
>>656 science自体が嫌いならchemistryも嫌いだろうな。
文系板に行った方がいいと思うよ。
4Eもまだまだ掛け声だけの感じします。 MDはできても、QMはむずかしいです。 グリッドもまだまだか? もっと早いコンピュータしだいですね。
↑4Eって何?セクション名?
もちろん
>センスのいい研究者ほど単純に陽気に考えてられるみたいです。 なんだこれ。もっと頭使えよ。足りないのは仕方ないとしても。
>>661 きみ、MP30の刑。
量子化学スレの名物おじいちゃんを知らんのか。
誰か、巨大分子計算に関して予想してみよ。
>>663 十年後、ProteinDF、全盛の時代到来。
DFT もなぁ。 もうちょっと何とかならんかなぁ。
666 :
あるケミストさん :04/10/03 18:32:35
Gaussianは商業主義がたたってユーザーがへり、GAMESSが主役となる。
GAMESS は SCF の収束悪いしなぁ。 Initial Guess のせいなのか? あれ。 CI 系はすこぶる便利なんだけどな...。
個人的には、巨大分子は平衡電荷を考慮に入れたUFF(CUFF)が主流になって ほしい。UFFならvan der Waalsを考慮に入れているし、平衡電荷で水素結合の 精度も改善できているようだし。 (大まかな構造を得るにはこれで良しとしたい) プログラム開発に乗り出したいが、なにぶん金と時間とオツムがついていかない。
UTChemはGAMESSに吸収されるに一票。
GAMESS みたいに Fortran77 なんつー糞言語で書かれたプログラムに 吸収されたかないわな。 せめて 90 にしてくれ。
GAMESS-UT になるとか。
UTがGAMESSを九州しる!
673 :
あるケミストさん :04/10/05 11:41:43
Gaussian03でoniom法に挑んでるんですが、どうもよくわかりません。 どなたかご教授ください。
>>673 あんた単発スレ立てた人?
自分はG98Wだが、Gaussianならばインストールの際に「test」というフォルダ
かディレクトリは出来なかったかい?その中にONIOMの使用例があるなら、とり
あえずそれでやってみなよ。
簡単な例として、H2OとHCHOの組で各々High,Lowの基底を割り当ててみるのも
よい。あとは、Gaussian.comに聞きなはれ。
>>674 そーいや、G03とG98だと、G03のほうがoniomの性能がいいって話を聞いたことがあるけど。
>>675 その性能とは、精度か?それとも収束性かい?
そこが大事なんだな。
UTChem correct release キター!
678 :
673 :04/10/06 11:17:49
>>674 ありがとうございます。 「test」の中に例がありました。
これらを参考にして悩んでみます。
まわりにoniomが解る人物がいなくて困っています。
680 :
あるケミストさん :04/10/06 12:57:08
678さんへ testのどれでしょうか?
681 :
678 :04/10/06 14:31:30
>>680 test680前後、test580前後など
682 :
680 :04/10/06 18:41:07
ありがとうございます。 何故すぐに分かるのでしょうか?もしかして全て見られたとか? それともどこかに書いてあるのでしょうか? SAC−CIはtestのどの辺に出ているのでしょうか? 聞いてばかりですみません。
CCSD(T)は、SACを盗んだて聞いたけど本当ですか?
>>682 Windows上ならば、フォルダ名を指定して「含まれる文字列」にONIOMを
入れれば一発だよ。あとはしばらく検索を待つべし。
しかし、ワテはUNIXとLinuxのG98計算の経験がないので、これらのOSの
場合は不明です。
grep
>>683 なんでやねん。別のものと勘違いしてないか。
>>670 おお! UT-Chemの作者が2チャンに降臨か!?
いま、1ライセンスの値段がもっと高い量子化学計算プログラムってなんだろ? アカデミックだと値引率がソフトによって違うから、コマーシャルプライスで。 やっぱGaussianかな・・・? 180万円だし。
690 :
あるケミストさん :04/10/08 22:47:07
MOLPROにインプリメントされてる,EOM-CCSD(T)のことでは?理論としては,SAC-CIと全く等価なものだよね.
691 :
あるケミストさん :04/10/09 17:22:49
でもSACにはあやしいthreashold
692 :
あるケミストさん :04/10/10 21:28:52
Gaussian03で極性分子のダイマーの計算を しようと思っているのですが手法と基底系の選択に 迷います mp2/6-31g(d)で少し計算してみたのですが、この レベルでは双極子−誘起双極子相互作用を 考慮するのには不十分でしょうか
694 :
あるケミストさん :04/10/11 10:27:53
MP2/6-311++G(d,p)
ていうか、誘起双極子とは何なのか考えて見たらどうだ。
>>695 なんとかってソフトなら計算できるんでしょ?
あぁ、何とかってソフトを何とかってモードで何とかって基底系使ったら計算できたな
まぁ、確かにあれ使うえばなんとかなるよ。
699 :
あるケミストさん :04/10/13 13:30:02
あれ使えば、どんなに大きい分子でも、たんぱく質でもいけるよね。
>>692 分子サイズや構成原子種、必要な計算精度を提示すると
十分or不十分に関してより具体的な答えが得られると思います。
おまえらあれだのこれだのうるせーよあほ プログラムぐらい自分で作れよ市販ヲタ
2核錯体(のようなもの)の遷移金属原子のdスピン間に働くJを計算したい のですが,どのようなソフトが適していますでしょうか? 系としては,3d遷移金属原子*2 + C,O,Nの軽原子*24程度の大きさと なります. 原子座標はこちらで決定して入れてやる(というか位置をパラメータとして Jを知りたい)ため構造最適化は必要ではありません.
別に Gaussian でええんでない?
>>703 G03で鉄イオウ錯体のJの計算しているよ。なんか質問ある?
>>704 ,705
ああ,Gaussianで出来るんですか.
元がバルクの物性物理出身なんで,Gaussianで何が出来るのかもよく分かって
いない状態でした.
ちょっとこれからしばらくマニュアル等を熟読しながらいろいろやってみよう
と思います.どうもありがとうございました.
あ,もしよろしければ,この基底関数は使っちゃいけない,とか,このオプション
は使ったほうが良い等教えていただけると助かります.
707 :
あるケミストさん :04/10/16 19:40:20
ちょと教えてください Gaussianで振動計算した出力をGaussviewで 可視化したときに出てくる Dipole Derivative Unit Vector って何ですか?
708 :
あるケミストさん :04/10/16 20:05:36
>>704 Gaussianでプリオンの立体構造計算できますかね
709 :
あるケミストさん :04/10/16 21:26:38
>>708 そういうのはQ-Chem使ったほうがええよ。
書き込みが少ないね。 修論関連でみんな忙しいのかな? ところで、 B3LYPって6-31G系の基底以外 使っちゃ駄目ってほんとですか皆さん?
んなこたーない
>>711 それは計算の目的による。精度は勿論のこと、スタックした系の電子相関を
重視する場合など(確かDiffuse関数を含めるのがbetter)によっても基底
は使い分ける。
714 :
あるケミストさん :04/10/28 16:37:04
少し補足. スタック系の分散相互作用はB3LYPではどんな基底系を使っても無理です. この場合は,MP2をつかいませう.できればCCSD(T)やるべし.
715 :
あるケミストさん :04/10/28 20:46:54
MP2は定量的評価にはあんまり良くないよね 確か、分散力は3電子励起が効くってどこかに 書いてあった気がするけど… 理由が分からん
716 :
あるケミストさん :04/10/28 20:49:14
プリオンのMP2・・・ 滅茶苦茶時間かかりそう・・・ ここの方々は、大型計算機を借り切って計算してるんですか?
>>714 >>できればCCSD(T)やるべし.
無茶いうなww
>>717 おまえんとこのしょぼい計算機なら無茶だろww
719 :
あるケミストさん :04/10/28 23:10:27
量子力学関連の学会をインパクトファクター順 にソートするとどんな順番になるのだろうか?
>> 713 レスサンクス また聞きのまた聞きのまた聞き?なので 真偽は定かでないんですが、くもへい先生が 「B3LYPは6-31Gベース?だから他の基底(6-311Gなど)を使ったらインチキ」 とかおっしゃっていたらしい・・・ たのむ 嘘か誰かの聞き間違いであってくれ・・・
>>720 Beckeの3パラメータは6-31Gで評価したからってことでしょ?
>>717 ,720
2003年の分子構造討論会要旨より
「...(2,3原子分子の原子化エネルギーでさえ)...化学的精度
といわれる1kcal/mol程度の誤差で実験を再現するにはcc-pCV5Z
や6Zといった基底関数を用いなければならない」
ある理論化学の研究者が言っていましたが、絶対値評価では6Zでも
不十分なので、理論計算は相対値評価を選択することになる、と。
720さんの研究目標がどこにあるのか分かりませんが、結果的に
どの基底を使ったにせよ、同じ基底内での比較という点で議論しては
いかがでしょう?
...720さんは、締め切りがさし迫った研究での動揺が文面から読み
取れます。
6-31G でフィッティングしたからとか言うけど、 それを言うなら G2 データセット(だっけ?)でしかフィッティングしてないから 他の分子でそのパラメータがどこまで有効なのかは (・∀・)シラン!! なわけで。 DFT は結局パラメータ理論にならざるを得ないから、 そこの所割り切って使うしかないと思うなぁ。
複数の基底関数+G2 データセットを使ってフィッティングしたら 少しは良くなるのかな? とか思ったけど、フィッティングパラメータの桁数ってめちゃめちゃ少ないんだよね。 さらに言えば、分子毎に最適なパラメータは違うだろうし (そういう研究もあるみたいだけど)。 多分、何らかの仮定されたモデルに合う系と合わない系があるだろうから (その仮定が意図されたものか未発見のものかどうかはともかく)、 合う系に使っていく分には問題ないんじゃないかな。
>>723 DFTは所詮パラメータ理論だから“こそ”、フィッティングした条件でしか、
精度は保証されないってことでは?
#その流れで言えば、違う基底関数を使うときにはまたフィッティング
#しなおすのが、筋が通っている。
ただ、フィッティングした論文が出た後で、様々な人がより大きな基底関数で
様々な分子での精度検証を行っているので、私が論文を書くときには他の論文も引用します。
#これまでにそういった精度検証が行われていない新規な系へ適用するなら、
#自分で精度検証します。
>フィッティングした条件でしか フィッティングした条件でしか保証されないからとか言ってたら、 パラメータ理論なんて使えんぞい。 条件ってのは基底関数だけじゃなくて、分子まで含んでるんだぞ。 フィッティング領域で合うのは合うようにしてるんだから当然で、 フィッティング領域外でも合うことをある程度期待できるようなのが パラメータ理論のあるべき姿だ。 でも、どこまで良い結果を与えるかちゃんと検証するのはいいことだと思うけど。 DFT は複雑過ぎて、有効範囲がよく分からないんだよね。 まぁ、Hybrid のパラメータの精度なんてたかが知れてるから(1、2桁)、 基底関数広げた所でパラメータは大きくは変わらないと思うけど。 基底関数の違いと分子の違い、 どっちかというと分子の違いの方が影響大きい気はする。 複核金属錯体とか。
みんな、そんなにいいコンピューターで計算しとるんか? 漏れんところは、P4-2.8GHzの16並列一機だけだぞ。 しかもそれを6人でシェア・・・死ぬ。もうだめぽ。
>>727 第二段落から、私の言いたいことは理解してくれていると思います。
ただ読んでいる人の誤解を防ぐために。
> > フィッティングした条件でしか
> フィッティングした条件でしか保証されないからとか言ってたら、
> パラメータ理論なんて使えんぞい。
私が書いたのは、“フィッティングした条件でしか*精度は保証されない*”
ということで、つまり“使えるか、使えないかわからない”ということ。
なのでちゃんと“使えるか、使えないか”は他の論文で確認するか、
自分で精度検証する必要があると思うと、書いたつもりでした。
#当然、新たな分子に対しても、“使えるか、使えないか”は要確認。
常駐自作自演厨うぜーよぼけ。
自作自演イクナイ!
どうせ過疎スレだからいいけどな。
こんなに多くの方のレスというか、 議論が発展してくれるとは予想だにして なかったので感激です 皆さんの意見大変参考になりました 今回の締切りは皆様のおかげでなんとか 乗り切れそうです! ありがとうございます(涙 Becke,VWN, LYPは文献通読して理解した気になり、 B3LYPは読んでなかったのがそもそも間違いでした 反省してます・・・
ああ興奮してなんか日本語変だ(鬱
基底の話をついでに言うと、STO-3Gは構造最適化においては、3-21Gなど よりかは正しい結果を与える場合があり、まだまだ捨てたものではない ということ。 (出典) Ab initio molecular orbital theory / Warren J.Hehre et al. 出版社 New York : Wiley 1986 <<Sec. 6>>
1986 の話じゃなぁ。 マシンが貧弱な時代だから 少し大きな分子になると STO-3G か 3-21G しか 選択肢がなかっただけじゃないの?
>>736 いえいえ、HFでは6-311(d,p),MP2では6-31(d)なんてものもあります。
本のデータが多くて細かい判定は出来ないのですが、幾つかデータでは
STO-3Gが6-311(d,p)に匹敵しています。
ただ私が言いたいののは(前にも書きましたが)使い古されたと思われる
STO-3G基底でも、意外に良好な結果を与えるということで。
要は使い分けですね。
余談ですが、紹介した本の共同著者の1人はPople氏です。
739 :
あるケミストさん :04/10/30 18:17:19
>>737 だからその使い分けが難しいんじゃねーか
一般論じゃねーんだよ
ところでこのスレ住人ってどの程度の経験者なんだろう
助手以上の住人いる?
full CI計算、やりたい。
741 :
あるケミストさん :04/10/30 19:50:49
波動方程式をダイレクトに解く試みはないの?
>>739 ところでこのスレ住人ってどの程度の経験者なんだろう
しらねーよ
>>741 Free Iterative CI とか?
746 :
あるケミストさん :04/10/30 21:09:15
ここも雑魚どものすくつと化したな・・・
...乱れかけているので、議論を正常位な芳香に戻したい。 拡張ヒュッケル法での水素結合計算はどないなもんでしょう? 勿論、ab−initioを使うにこしたことはないが、比較対象として 計算した人いまっか? まあ、拡張ヒュッケル法は、何事もパラメータ次第という声も聞こえそう だが... ※一般に半経験法やDFTは水素結合に不向きなので、この場合は 検討の対象に入れていません。
>>749 いまどき、ヒュッケルで論文かけるわけねーだろ。
749の古典的脳内は貴重だ
これからはB3LYPだ
>>749 半経験法やDFTが不向きであると知った上で拡張ヒュッケルを検討する理由が分からんよ。
>>753 拡張ふっけるが水素結合計算にむいているって? ププ
つまりこういうことだ。
>>749 が高飛車に偉そうなことを言っても内容からして所詮DQNだと。
大規模系への拡張ヒュッケルの可能性をカキコした749です。 で、結局、水素結合にお勧めの計算法は? HobzaとSonerの論文で、手法をいろいろと振ったデータが手元にないので 判断が難しいのだが(1999年のChem.Phys.ではHF/6-31G(d,p)を多用している) しかも、選択の幅を広げればAmberもあるので、MM法も含めた場合の有力な 手法をご紹介下さい。
>>756 まともに水素結合を議論しようとするなら最低でもMP4レベルが必要。
まずは地球シミュレーター買え。科研費の予算申請を汁!
749もうやめろよ。 スレ荒らすなよぼけ。
>>749 > HobzaとSonerの論文で、手法をいろいろと振ったデータが手元にないので
> 判断が難しいのだが(1999年のChem.Phys.ではHF/6-31G(d,p)を多用している)
"HobzaとSonerの論文"ということで、HobzaはPavel Hobzaかと思われるけど
(Chem. Phys.に3報ある)、1999年にはない。
しょうがないのでCPLをチェックしてみると、Pavel Hobzaの論文が多数あるが、
Sonerは検索には引っかからない。Pavel Hobzaの共著者を調べるとSponerという
方がいる。
スレ荒しとまでは言わないが、参考文献を出すからにはちゃんと書いてください。
#まじめに相談に乗ろうとしている人に失礼です。
##参考文献は巻、ページまで書いてくれるとありがたい。
Chemical Physics Volume 204, Issues 2-3 , 1 April 1996, Pages 365-372 Theoretical Biophysical Chemistry Nonempirical ab initio calculations on DNA base pairs Jii Sponer, and Pavel Hobza1 749の論文はこれじゃないのか? アブストみたらそれらしい こと書いてあったぞ。
>>759 2重のミスをしていました。正しくは
Struvture, Energetics, and Dynamics of the Nucleic Acids Base Pairs:
Nonempirical Ab Initio Calculations
P.Hobza and J.Sponer
Chem. Rev., 99 pp3247-3276 (1999)
訂正し、お詫び致します。
Chem.Phys.Lett.におけるP.Hobzaの論文の流れを(タイトルのみですが)見てみると、
DNAのBase-pair間の水素結合に興味があるようです。(最近ではBaseのスタッキング
にも興味があるみたい)
>>761 さんは、大規模系での水素結合を評価したいと言っておられますが、DNA系が
ターゲットと言う事でしょうか?そうであれば、P.Hobzaの(1999年ではなく)最近の
流れなんかも追われた方がいいかと思います。2002年頃からMP2やCCSD(T)などを用い
て研究を行っているようです。
連続書き込み、失礼します。
また半経験的な方法が水素結合系に不向きというのは、同意します。
ただパラメータ理論であることを認めるなら、M.F.Ruiz-Lopezらが
Chem.Phys.Lett., 330 (2000) 118-124. なんていう試みをしております。
同様な試みって日本でも行われていたと思います。
またヒュッケル近似へのこだわりはどの程度なのか存じませんが、タイト
バインディングなんかもヒュッケル近似の一つと考えているのであれば、
“特定の分子へ特化したパラメータ理論”と割り切ればそれなりに使えると
思います。
ただ、相互作用の絶対値を化学的精度で求めたいなら、
言葉は乱暴だが
>>757 は的を得ていると思います。
>>759 ,760,762,763さん有難うございます。
(理想上ですが)計算ターゲットはリボザイムやRNAiといった機能性核酸です。これらは
塩基対間の水素結合はもとより、塩基間のスタッキングをvan der Waals力により構造を
維持しているもので、タンパクとは別の大規模系と言えます。
糖・リン酸骨格を含めると1塩基対当たり約40原子位で、50塩基対のリボザイムならば
約2000原子になり、計算は難儀なものになります。
そこで、スタッキング間隔の決定は糖・リン酸骨格にまかせて、初期構造を拡張ヒュッケ
ル法(EHMO)(※)で得て、その後MP4によるSP計算は出来ないものか?というのが本
来の出発点です(QM/MM的発想)。
生体高分子用力場Amberを使えば?という意見もありそうですが、金属orシリコン面上で
のRNAiというように、対象を拡張した場合のことを想定しEHMOを選択しています。
※EHMOは本来、構造最適化に使われないのですが、これによる構造最適化の試みと
して、S.Tajima et al., J.Chem.Software, vol.6 p67-74 (2000) を参照しています。
長々と書きましたが、この考え方に対する皆さんのご意見をお願い致します。
× 的を得ている ○ 的を射ている ○ 当を得ている
RNAi? ただのハイブリダイゼーションじゃなくて? 「金属orシリコン面上」という表現を見ると、RNAiじゃなくてハイブリのことかな、とも思うのだが。 RNAiはちょっと無謀じゃないかと…。
767 :
あるケミストさん :04/11/06 11:37:58
結晶の電子状態計算(分子軌道計算)で最も優れた方法って何ですか? 私は,量子化学が専門専門ではないので,恥ずかしい質問をしているかもしれません. ググってたら,Elongation法っていうのが引っかかるんですけど, どのソフトを買えば使えるのでしょうか?とても高速な計算ができるそうで, 期待しているんですが…. どなたか教えて頂けませんか?
768 :
あるケミストさん :04/11/06 11:51:25
結晶にElongation法?
釣りですな。>Elongation
770 :
あるケミストさん :04/11/06 13:07:42
釣りなんですかぁ... では,何を使ったらいいんですか?
771 :
あるケミストさん :04/11/06 13:38:11
手回し計算機
>>767 結晶といっても有機物の結晶なのか無機結晶なのか,
取り扱いたい現象は何か,といった条件を
できる限り提示するのが質問する側のマナーだとは
思いませんか?
とりあえず,書込み内容から判断すると
Elongation法ということは高分子結晶などを
考えていらっしゃるのでしょうか?
もしそうであると仮定すれば、単分子鎖では
それなりに有効な手法ではないかと思いますが,
結晶スケールでの議論は困難でしょう.
いずれにしても手法を自分で選択するための
時間も計算に対して割くことができないならば,
おそらく良い結果は得られないと思います.
>>767 > 結晶の電子状態計算(分子軌道計算)で最も優れた方法って何ですか?
「最も優れた手法」は分かりませんが、量子化学計算は大別してHF(Hartree-
Fock)系と、DF(Density-Functional)系の2つがあり、結晶=固体と考えると
DFT(密度汎関数理論)を適用することになるでしょう。
この理由は、このDFTが元々固体内の電子をガスとして捉え、この電子ガスの
密度の汎関数(関数の関数、つまり写像関数)が系のエネルギー表すという
理論より由来します。
767さんがDFTを結晶計算に適用する場合の本としては「密度汎関数法とその
応用」(里子,大西)講談社サイエンティフィックがあります ※大西氏担当の
偶数章はすっきりしない記述が多いですが・・・。
古いDFT(←平たい表現)といわれるDV-Xα法を記述し、プログラムCD-ROM
を同封した書籍に、「はじめての電子状態計算」(大和田 他)三共出版 が
あります。プログラムはWin3.1でも動作するので、試しにこれから始められては?
>>>> 続きは下に
上の続き > ググってたら,Elongation法っていうのが引っかかるんですけど, Elongation法は(文献の言葉を引用すると)非周期系の高分子鎖に威力を発揮 するといわれる手法です(季刊化学総説 No.46 (2000) 高精度分子設計と新 素材開発 p198〜)。 担当の今村氏はどっかの大学の学長になってた気が・・・。 > とても高速な計算ができるそうで 確かに計算速度は魅力ですが、(676で書きましたが)精度も重要です。 また、量子化学計算では環分子の場合は、10原子程度の比較的小さな分子で もテコの原理が働き、収束が困難になります。最近のプログラムでは改良がなさ れ収束しやすくなっていますが、系と計算手法によってはダミー原子(数学上の みの仮の点)を使うなどする必要があります。 > 私は,量子化学が専門ではないので,恥ずかしい質問をしているかもしれません. 本で勉強する以外に、実際にプログラムを動かすときの入門として、WinMOPAC の試用版付き書籍「計算化学実験」(堀,山崎)丸善 があります。
>>774 >また、量子化学計算では環分子の場合は、10原子程度の比較的小さな分子で
>もテコの原理が働き、収束が困難になります。
テコの原理? もう少し詳しく解説お願いできませんでしょうか?
>>環状分子のテコの原理 上では「テコの原理」と書きましたが、正しくは「梃子効果」で、シーソーのよう な動きとは少し違います(「計算化学ガイドブック」(丸善)大澤 他,p324)。 例えばベンゼンを構造最適化する場合、ある炭素原子Aを少し動かしたとします。 すると隣の炭素原子Bは最適な距離を保つため、また少し動きます。これが隣-隣 で連鎖すると、結局最初の炭素Aも動かしてしまい、いつまでも堂々巡りで最適な 位置が決まりません(つまり基準を定めたのに、その基準が動く)。 そこで適当な所にダミー原子(通常表記:X)を置き、それを数学上の固定点とみ なし計算します。 ダミー原子は半経験法における直線分子計算にも用いられます。WinMOPACでは座標 系にデフォルトでZ-matrixを使用しており、この場合では直線分子は計算不可にな ります。このときダミー原子を使うと、その点が関わる角度が定義できるので計算が 可能になります。 ※最近のプログラムはアルゴリズムの改良により、環分子でもダミー原子を使わず に多くの場合、計算が収束します。
777 〜 !  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ∧ ∧ (゚Д゚∩ ⊂/ ,ノ  ̄  ̄ 「 _ |〜 ト  ̄  ̄  ̄ ∪ ヽ l オ / ∪ \ / : オ / || . ォ \ / | : ォ \ / . | . ォ
>>773 詳しい説明、感謝です〜。
ダミー原子なんて一度も使ったことがなかったです。
今度、試してみよう。
779 :
M本研究室 :04/11/08 14:46:16
うちでは高速化量子分子動力学法のソフトを作りました。 CASTEPの5000倍速いらしいです。
>>779 なぬ! 5000倍とな! 配布してくれー。
精度はほぼそのまま?
それよりどなたか私に前スレのdatファイル配布してくれ〜! HDD死んじゃったんだよう・・・(ノд`)
>>783 ププププププププププププププププププ
ププププププププププププププププププ
ププププププププププププププププププ
ププププププププププププププププププ
ププププププププププププププププププ
785 :
あるケミストさん :04/11/10 01:48:02
オレも前スレみたい
787 :
あるケミストさん :04/11/10 17:52:52
>>786 ありがとうございます。
前スレどころか前々スレまで頂けちゃいました。
感謝。
788 :
783 :04/11/10 23:42:23
>>786 様
ありがとうございます。
さすがにdatまではバックアップ
してなかったので助かりました。
多謝。
Gaussianで分子を計算して、全部の分子軌道について、各原子軌道が何%あるかどうか 調べろと言われたのですが、どうやってやったらいいのでしょうか? POP=FULLをつけると、いっぱい原子軌道のリストが出てくるのですが、この係数を どう処理したらいいのかさっぱりわかりません。 来週のゼミにまでなんとかしないといけないのですお手上げです (´・ω・`)ショボーン 基底は6−311++G(2DF,P)を使っています。
>>789 LCAOの Φ1=C1aXa+C1bXb+・・・ の係数の比じゃやないの?
試しに簡単な分子HF(フッ化水素)でやったが、結構面倒だった。
※漏れの場合は係数の正負の扱いに注意した
>>790 係数は規格化されているはずだから、a軌道の割合は|C1a|~2*100 (%)でいいのかと
思うけど、tirple zeta基底 + polarization + diffuseだと実際に求めるのは
複雑になりそうな予感。STO-3Gでやったら?
>>789 hyperchemに支援ツールみたいのなかったっけ?
>>791 係数は規格化・・・a軌道の割合は|C1a|~2*100 (%)でいいのかと
本当? 本には(水素分子の場合)
Φ^2 = (C1a+C1b)^2 = C1a^2+C1b^2+2*C1a*C1b=1
となっていたから、2*C1a*C1bの所で違うのでは?
非直交基底だから、係数の二乗和は1にならないぜ。 宿題みたいだからこれ以上はノーコメントだ。
>>794 それだけじゃ
>>789 には無理だろう。
とにかく MO 係数をそのまま二乗しては駄目と言うことだな。
Mulliken および Lowdin の population 解析について調べるといい。
みなさん、返事ありがとうございます。分子は鉄錯体です(Fe(CN)6)3+。 鉄のMOを調べろといわれました (´・ω・`)ショボーン 3−21G*で計算すると鉄のMOの係数のd軌道はこんなのがでます。 1 1 Fe 1S -0.00194 10 4XX 0.48572 11 4YY -0.05671 12 4ZZ -0.43100 13 4XY 0.00000 14 4XZ 0.00000 15 4YZ 0.00000 16 5XX 0.46313 17 5YY -0.05497 18 5ZZ -0.40754 19 5XY 0.00000 20 5XZ 0.00000 21 5YZ 0.00000 そうすると、このエネルギー準位のMOは 鉄のd軌道の中でXX軌道が(0.48**2+0.46**2)x100=43% ZZ軌道が(0.43**2+0.40**2)*100=38%で 混ざっていると言って大丈夫でしょうか?
割合ってのは合計 100 % になるもんだってことくらい知らんわけでもなかろう。 書かれたとおり機械的に当てはめるんじゃなくて、ちーとは頭使え。
>>796 チミ、まったくわかってないね。もうやめて田舎に帰ったほうがいいよ。
799 :
あるケミストさん :04/11/14 14:19:28
質問です。私は現在有機合成系のM1です。 先日、研究室の論文紹介で理論計算を使った論文(金属触媒反応)を紹介したところ、その方法(DFTでした)や基底関数がどういうものか と言うような質問(というか指摘)を受け、うまく答えられませんでした。 そこで、量子化学について勉強しようと思ったのですが、私に分かる本がありませんorz 何かよい本を紹介してもらえないでしょうか? 正直、これから先量子化学を使う予定はないので、あまりヘビーなものは避けて頂けるとうれしいです。
800 :
あるケミストさん :04/11/14 14:40:28
ザボかJJサクライあたりが古典的教科書。
801 :
あるケミストさん :04/11/14 15:57:29
ザボは理論化学を専門にする人にとっては必読書だと思いますが, 799さんのような合成屋さんには若干ヘビーかと…. また,JJサクライって量子化学じゃなくって,量子力学ですよね. 私は,内容は少なく詳細な説明とは言いがたいですが, 岩波講座 現代化学への入門17 「分子理論の展開」永瀬 茂,平尾 公彦 をお勧めします.(理論の方にはベーシックすぎるのでお勧めしません.) 比較的コンパクトに現代の量子化学計算方法について紹介してあるので 実験の合間に読むことも可能かと思います.
802 :
あるケミストさん :04/11/14 16:00:48
JJサクライは名著じゃないか。
古典的名著ってのはすでに学んだ人から見てもよく書けてる本だという認識なのですが、 初心者が独習するのに向いているのでしょうか? 既習者がインデックス的に用いる本ではなく、初学者が独習するのに適した本は無いでしょうか?
804 :
あるケミストさん :04/11/14 19:59:47
化学結合の量子論入門 小笠原正明,田地川浩人 三共出版(1993) これがわかりやすい
>>802 これちゃんと全部きちんとやったら1年はかかるぞ。
”ちゃんと全部きちんと”やるのは大変そうでつねw
JJは、一通り量子力学を勉強してから、改めて量子力学を勉強する ときにすご〜く力がつく本だよ。 だから初心者にいきなり勧めるのはイクナイ。
808 :
あるケミストさん :04/11/15 21:34:41
なぜ桜井純氏はジェイジェイなのか?
まぁ799が質問に答えられるようになるのに、教科書から読んでたら とてもじゃないが実験に追いつかないと思うから 理論化学の先生に頭下げていろいろ聞くのがいいと思うけどねぇ。 その前に指導教授か。
>>808 JJサクライの本、読んでない人、ハケーン。
811 :
あるケミストさん :04/11/17 19:17:18
Helgaker万歳
教授に怒られて帰ってきました。 重なり積分を調べる。ピュア軌道でもう一回計算しなさいと言われました どうやってやるのかまったくわかりません。どなたかお知恵をください (´・ω・`)ショボーン
いやだね。
こんな簡単な問題がわからないようじゃ、学生やっていけないだろ。 どこの大学も教えて君がはびこっているなぁ。
>>789 もっとも正しい方法は、研究室の先輩か助手等の先生に聞くこと。
これから卒論等でお世話になるんだから、ちゃんとした関係を築くこと。
>>794 の言っていることが、“重なり積分を調べる”ということです。
しかし2つの原子軌道に重なりがある場合、その2つのAOの間でどのように
分配するかは一義的には決まりません。
なので、その分配の方法には、いくつかのやり方があって、
>>795 が述べている
のがそのうちの代表的なやり方のうちの2つです。
Gaussianではpop=fullだとMulliken population analysisが行われます。
ただ"Full Mulliken population analysis"や"Gross orbital population"として
全ての占有MOの和のみ表示されるようです。
なのでご所望の“各MOごとのAOの割合”は、自分で計算する必要ありかも?
#何か可能な方法があれば、ご指摘ください<識者様
ザボ程度を理解していれば可能な簡単な計算かと思います。
#手計算は無理だけど。
>>816 2つのAOの重なりを、単純に半分ずつ割り振ればいいんじゃない?(Mulliken近似)。
単純に考える。AOが2つあって(AO1とAO2)、
分子軌道MO_a = c1 AO1 + c2 AO2 とする。
このMO_aにおけるAO1の割合(%)は、
[ (|c1|**2 +|c1*c2| S12 )/ sqrt (c1**2+ 2c1*c2*S12 + c2**2) ] *100
(S12はAO1とAO2の重なり積分)
これが
>>789 が求めるものだと思うよ。
Gaussianだったら、重なり積分はスクラッチファイルに保存されているので、
EXCELがあれば簡単に計算できるんじゃないかな。
>>817 MOの各AOに対する割合の問題なら、規格化するだけでいい。
|C1|*100/SQRT(|C1|^2+|C2|^2+2C1*C2*S12) (%)
>>818 無茶苦茶な事言わない!
あらゆる事が分かってない!
>>817 も分母ルートとっちゃったら
足して 100% にならんぞ。
分母のルートとらないのが正解だな。あと分子は符号付きでc1*c2*s12じゃない?
>>789 〜
なんだ、なんだあ・・・
このスレを見ている人でも各原子軌道が何%あるかは
意外と分かっていないかも。
かく言う漏れも、重なり積分を考慮し忘れていた。
みんな、やさしいな。
みんな女の子だからな
生物学的に言うと、男は半分「女」
825 :
あるケミストさん :04/11/20 19:11:35
Pt(II)の四面体錯体について様々なDFT計算を試みたところ、結合長・結合角・ 振動スペクトル(IR・ラマン)の波数およびその強度のいずれについても、 mPW1PWマンセーであるという論文を読みました。 (J.Comput.Chem. 22:901-912,2001) お尋ねしたいのは、第3周期の遷移金属錯体についてもmPW1PWはB3LYPなどの 他のDFTと比べて良い結果を与えるのかどうか、また計算時間はB3LYPと 比べてどうであるのかです。 現在計算中の系は、Coを含む49原子の系で、LANL2DZで244基底あります。よろしくお願いします。
>>825 どこのマシンを使ってるのか?
話はそこから始めようではないか。
初期構造にもよるがペンチアム4の16クラスターマシン使えば300基底で最適化+振動計算は2時間。 計算時間待っている間に遊びに行くことができなくなったよ・・・。
829 :
825 :04/11/21 10:54:42
返信ありがとうございます。
>>826 大学内のベクトル計算サーバに接続して実行しています。SX-5で、
> <ハードウエア>CPU:8GFLOPS(4GFLOPS×2),主記憶:4GB,ディスク:70.4GB,DAT装置
とWebページには書いてあります。
>>827 電荷+3、スピン多重度1(低スピンd6錯体)です。
>>828 HF/STO-3G(全基底関数=138)による練習&予備的な最適化でさえ、実時間で5時間かかっています。
しかし結果の最後に出るCPU Timeは0.2秒…
B3LYP/LANL2DZ(全基底関数=244)でのシングルポイント計算では実時間50分(CPU Time表示=0.5秒)でした。
チェックファイルを読む設定にするとCPU時間の表示が狂うのでしょうか?
>>829 SX-5か。だったらCPU表示はあてにならん。
831 :
あるケミストさん :04/11/21 14:07:02
三次元角座標の体積素片が dτ=r^2sinθdrdθdΦ になることが求められません。
凄い変換の仕方だなw 普通にヤコビアン求めりゃいいだけだよ。 解析の教科書でも嫁。
いつまでたってもこの板のレベルは低い。
量子化学の話題というよりも質問スレになってるからね。 なんで2chなんかに書き込むのか分からない質問がおおい。 これでは、識者が覗いてもすぐに離れてく。
836 :
あるケミストさん :04/11/23 11:08:59
>>835 そんなこと言わずに2chねらーなエライ先生を常駐させてよ〜 ( ´∀`)σ)∀`)
>>835 つまらない質問はスルーするだけ。気にするな。
おまいらが一番つまらんよ。
このスレが本来の目的に戻るために、敢えて質問を書きます。 Q)導電性高分子の導電機構には荷電ソリトンまたはポーラロン(バイ ポーラロン)が必要とされていますが、これらの記述(願わくば、これ らの移動度の計算)に最も適した計算理論は何でしょうか? 勿論SuらのSSHハミルトニアンなら一番良いのですが、Gaussianなどの 汎用の量子計算プログラムを使った計算を検討しています。ポピュラー な系としてポリアセチレンがありますが、MP2で1000merなんていう計算 は無理がありますので、20mer位のモデル系を対象として考えています (ソリトンの広がりは14mer程度ですし)。 宜しくお願い致します。
うちの研究室にいる量子化学専門の助教授のセンセは、200%の2chネラです。きっとこの板も見ているに違いないっす。
842 :
あるケミストさん :04/11/24 15:55:30
まず完全に防音の、鍵のある教室を用意し、この中に「y=mx」と置くかも 知れない生徒を一人入れる。教室の中には他に、「荻野講師」を入れ ておく。もし教室の中で「y=mx」という接線が置かれた時、講師はそいつに マジギレするが、接線が発生しなかった場合はマジギレせずにすむ。この 実験において、中の人が「y=mx」と置くかどうかは完全に確率の問題である。 仮に中の生徒がゆうやく振り切れずに1時間で「y=mx」と置く確率が50%として、 この教室の鍵を閉め、1時間放っておくと、講師はキレているだろうか? 生徒は無事でいるだろうか? 確かに確率を用いて記述することもあるが、 原理的には「中の生徒の回答」の状態は二通りしかない。入試論においては、 その状態は原理的に正解と不正解の重ね合わせであり、どちらか一方だけを とるのではない。つまり、教室の中の生徒は半分ゆうやく振り切れ、半分ゆうやく 振り切れていないという奇妙な状態が続いていると考える。そして観測者が教室を 開けた瞬間、中の生徒の回答の状態群が一つの状態に収束する。このような考えは 論理的には誤っていないが、余りにも日常感覚とかけ離れているため、数学的 実在と日常的実在をどう統合させるかが、現代哲学において大きな問題となった。 これを「シュレディンガーのおぎの」と言う。おーん。
>>842 元ネタがマイナー過ぎるねぇ、と
元ネタがマイナー過ぎるねぇ、と
元ネタがマイナー過ぎるねぇ、と
元ネタが、マイナー過ぎる、ねぇ、と
マイナー過ぎるってのはマイナー過ぎるくらいマイナスなんだよ
だから元ネタがマイナー過ぎるねぇ、と
マイナー過ぎるをこう意訳しよう
他のスレでやった方がいいねぇ、と
他のスレでやった方がいいねぇ、と
他のスレでやった方がいいねぇ、と
他のスレでやった方がいいねぇ、と
844 :
あるケミストさん :04/11/24 22:24:17
HOMOとLUMOの分子軌道Ψ1、Ψ2と準位エネルギーE1、E2が 求まっているとき、遷移確率ってどのように表せますか。 検索したのですが、摂動とかで扱う式しか見つかりませんでした。 教科書のポインタでもかまいません。よろしくお願いします。
先生、出番です。
この程度の内容のことは義務教育のうちに教えてしまうべきである。
遷移はオービタル間ではなく状態間で起こる。
だからオービタルがわかっているときの遷移確率なんだろ。 ばかばっか。
マッカーリサイモンのmolecular spectroscopyの章あたり読めばいいんちゃうん?
いっぱい釣れた〜 wwwwww
>>849 HOMO と LUMO が決まった所で状態は決まらない。
本当にバカはすっこんでいてくれよ。
(続き)
しかし2000原子ともなると系の自由度が非常に大きく、
また数値誤差の蓄積も大きいのでいろいろと注意・工夫が
必要となる気がします。いきなりRNA全体を計算するよりは
まずは重要な部分に絞って第一原理で計算を始めて
傾向などを調べてみるのはいかがでしょうか。また、
以前スレで議論のあったONIOM法やQM/MM法などを
選択肢として考えてみるのもいかがでしょう。
ちなみにネタにマジレスすると、
>>779 は上記と似た方法論に基づくEHMO法
(Tight-Binding近似)によるMD計算です。
長文失礼しました。
EHMOを大規模系に適用する場合のアドバイス、有難うございます。 最も理想的な方法は分子力学法の1つUFF(UniversalForceField)と EHMOを組み合わせた方法なのですが、今の所このような手法は提案 され ていないので(私も時間があれば取り組みたいのですが)。 >まずは重要な部分に絞って第一原理で計算を始めて 傾向などを調べてみるのはいかがでしょうか 参考になりました。有難うございます。
>>858 2000原子なら大規模DFT計算ソフトのアレが使ってみたら?
>>859 DFTは水素結合が不得意なのだ。残念!
水素結合が不得意なのに 蛋白質とか計算して大丈夫なのかのぅ。 例の長距離補正が実装されれば 状況は変わってくるのかな?
藻毎ら初心者すぎてマジうけるんだけど。
藻前ら、DFTで水素結合が計算できるように改良しる!
>>861 水素結合が不得意なのに蛋白質とか計算して大丈夫なのかのぅ。
水素結合が不得意な反面「(計算コストがかかる)電子相関を
(完全ではないが)あらかじめ含んで計算できる」という埋め合
わせがあるので良しとしているのでは?
>>862 藻毎ら初心者すぎてマジうけるんだけど。
初心者じゃない話題を提供汁。
あげときます
866 :
あるケミストさん :04/11/29 22:35:01
水素結合に関しては、 半経験的MO>ab initio HF>DFT
867 :
あるケミストさん :04/11/29 23:15:09
error functionって何ですか?
>>866 半経験的MO>ab initio HF>DFT
ホンマかい? 半経験法はパラメータに左右される上、水素結合の
パラメータがないので、本来はDFT位の信頼性しかないはず。
>>868 敢えて言うならPM3が一番良好
870 :
あるケミストさん :04/11/30 06:25:24
まっくすぱるたんが最強
hyperchemはどうよ? 使える?
>>873 Model Viewer にだけなら・・・
875 :
あるケミストさん :04/11/30 22:06:51
DMostar (+ MOPAC7) 無料 Win Chem3D Ultra (+ CS MOPAC + PC GAMESS) 4万円前後 Win Hyperchem 10万円前後 Win Spartan 15万円前後 Cerius2 よく知らない MDが必要ならChem3D UltraかHyperchem、 (Tinker+DMostarという手もあるけど・・・) でも、第一原理MDはHyperchemかCerius2しかできないかも。 Amberも第一原理対応? ab initioHFやDFTが必要ないならDMostar DFTまでならHyperchem、 MP2とかもやるならSpartanかな。 自作プログラムが一番安上がりだけど、 細かい補正を見落としたり、パラメータを探したりするので 滅茶苦茶時間がかかりそう。
いまの時代、プログラムを自分で一から作るのは量子化学の勉強の目的以外ないんじゃないのかな。 実際に研究のために使うならGaussianとかの市販品に頼るほかないと思うけど・・・、どうなんだろう。 おしえて、エライひと!
878 :
あるケミストさん :04/11/30 22:22:46
大型計算機センターなら、Gaussianは大抵インストールされてるでしょ。 大掛かりなPCクラスター組むより、センターの利用料金の方が安いかもよ。
>>878 安く使えるとこ知ってたら教えて下さい。
>>877 新しい理論を作ってそれを試したい時には、
プログラムを作らざるを得ないね。
全部一から作るかどうかは状況次第だが。
この分野って女の人いますか??
>>882 いますよん。
学会で同時開催されるセミナーなんかを見ると、LSI設計の
セミナーよりは多い。
しかし、生物化学の学会に比べるとやっぱ少ないでごわす。
>>883 講演で男だと厳しい質問が飛び交うのに、女性だと質問のつっこみが甘いんだよな・・・日本の学会は・・・。
>>882 漏れは一旦質問して、後でナンパの口実にしないよう
心掛けている
そうでつか。 ちょっと安心しました。。。
887 :
あるケミストさん :04/12/04 00:31:42
東北大の3.2Gflops×16並列(メモリ32GB)×約4ヶ月で10万円(定額制)って、 安いですか?
からあげでしゅ
889 :
あるケミストさん :04/12/08 20:28:17
量子化学の参考書でオススメはなんですか?
季刊化学総説 No.46 (2000) 高精度分子設計と新素材開発 「分子設計のための量子化学」(西本,今村)講談社サイエンティフィック 「実験化学講座-第5版 No.12 計算化学」丸善 「計算化学実験」(堀,山崎)丸善 CD-ROM付 DV-Xα法なら 「はじめての電子状態計算」(大和田 他)三共出版 CD-ROM付 DFTなら 「密度汎関数法とその応用」(里子,大西)講談社サイエンティフィック 他、諸々だが やっぱ王道は「量子化学入門」(米沢 他)化学同人 ←京大・福井研5人衆の執筆
891 :
あるケミストさん :04/12/09 19:58:03
MP2やMP3の解説が詳しい参考書はありますか?
鞍馬先生の本を忘れちゃいかんよ。
893 :
あるケミストさん :04/12/10 09:19:46
うちの大学の量子なんて凶漢の書いた本ばかりだよ(´・ω・`)
でも学生に買わせたくらいじゃ、もらえる印税はたいしたことないらしいよ (´・ω・`)
895 :
あるケミストさん :04/12/12 18:55:39
凶漢なんて書かねーで 信用して読んでみろよ 執筆者のレクチャーを受けられるのは幸せなことだ。
金クラスターにThiopheneとか吸着させる時に HFだと30kcal/molくらい吸着エネルギーあるのに、 b3lypだと0になってしまうのは何故でしょう
>896 MP2 + triple zeta系のbasis setでやったらどうなった?
>897 やってない ってか計算時間が長すぎてできないと思いますが
>>896 ね、ね、どうやって求めたのっ??
教えてっ
個々にOPT、二つでOPT 吸着状態のEtotから個々のEtotを引く
GAMESSで励起状態を計算するにはIEXCITってのを設定するのでしょうか?
>>903 GUGA 使ってんなら、$GUGDIA の NSTATE だよ。
IEXCIT は励起配置を作る時の励起数の上限。
>>902 モースポテンシャルを使えという事ですか?
>>901 LANL2DZでもBSSE補正は必要ですか?
>>907 系が違うならBSSEは生じると感じた師走の夜。
以前、G98_A7以前用にBSSE補正が出来るキーワードの
組合せがCCLに投稿されていたと聞く。
知っている人、こそーと内緒に教えて。
なにげにすごいニュースじゃないか
困るなあ また片身が狭くなっちゃうじゃないですか 要は電子をはがしたりくっつけたりを数千回やって積算するってことね
>>912 HOMOの形がわかるなんて、計算屋にはむしろ良いニュースだよ。
詳細は論文を読んでみないとわからないけど、実用的にこれが測定
できるようになれば、計算屋もよりハッスルハッスルするようになる
と思う。
静的電子相関が大きい系ではどうなるんだろ。
ぐぐれ馬鹿
クリスマスまでに恋人が欲しいですorz
920と♀の構造を最適化してみたけど、gaussianに安定な結合は作らないって言われたよ どうすればいいかな?
>>921 そんなこと、計算機を使うまでもなく、ヒュッケル法でもわかるだろ
うちのボスがこのスレに晒されていたので思わず笑ってしまった。
パーン
_, ,_ ∩
( ‘д‘)彡☆))Д´)
>>921 ⊂彡
馬鹿野郎、どうせ基底関数にSTO-3Gでも使ったんだろ!
パーン
_, ,_ ∩
( ‘д‘)彡☆))Д´)
>>923 ⊂彡
ヒュッケルなんて当てになるか!
計算結果が間違いである事を祈る。
t=クリスマスとしたらもう計算結果は見えているのか…。
>>920 漏れの近所にあるクリスマスツリーの電球は数百個(1000はいかない)あると思う。
数百原子の構造最適化を(MP4クラスの)ab-initioでやったことある?
>>525 は、複雑な基底と最新の理論を使えば良好な結果が得られると思っている
シロート君。
>>525 じゃなくて
>>925 だった。失礼。
Huckel法とSTO-3Gの有効性は過去レスを参照。
>>923 ヒュッケルなんて過ぎた代物だ。
井戸型ポテンシャルモデルで十分。
(皆様へ) このスレッドの順位が100以下になりましたのでAgeます
>>928 しかし、井戸型ポテンシャルってのも乱暴だな。
931 :
あるケミストさん :04/12/23 09:03:05
役に立つので近くにいて欲しいけど、あんまり近づいてくるとうざい 適当なポジションでうろうろしてるのがよい
役に立たないので無限遠にいて欲しいけど、 あんまり遠ざけるとあちこちと反応されてうざい 適当な位置で基底状態に居るのがよい
933 :
あるケミストさん :04/12/23 12:29:39
たまに色気見せると勘違いして励起する
励起状態から基底状態にもどる時、どうなりますか?
935 :
あるケミストさん :04/12/23 14:26:19
エネルギーを放射します スペルマとして現れます
936 :
あるケミストさん :04/12/23 15:52:34
オレ量子化学に興味あるんだけど、量子化学系の先生たちの評判が悪いです。 あの先生だとまともな卒業研究できる気がしない。オレはどうすればいいん だろう...orz
937 :
あるケミストさん :04/12/23 17:41:51
学部では独学でやって、修士からは他の大学の研究室に行くとか。
>>936 絶対に止めておけ。
研究室は、研究室の雰囲気で選べ。性格のいい先生のところへ行け。
評判の悪い先生のところへ行ってストレスをためながら研究するのはマジで辛いぞ。
イジメにも遭うかもしれん。ちゃんと研究させてくれないかもよ。一年棒に振るな。
誰の力も借りず一人で研究して論文がかける人間なら別。
940 :
あるケミストさん :04/12/24 09:35:18
G98で共鳴積分を評価するには、Outputのどの部分を見たら いいのでしょうか? あるいは必要なキーワードはありますか? Popキーワードに関連したOutputしか思い当たらないので。
>938 修士から他の大学院って結構キツくないですか?? うちは特に低レベル大学なので。。。
>うちは特に低レベル大学なので。。。 大学では無くて君が低レベルなのかもな、
量子化学の先生にも性格が極悪なのがいる。 そういう先生には、必ず陰湿な助教授・助手なのがついている。 院生は先生の奴隷となって働いている。 学部生はわけわからず院生からイジメられている。 研究室は殺伐としている。学生同士での会話すらありえない。 こんな研究室もういやだ・・・。 ああ・・・となりの研究室から楽しい笑い声が・・・。 いったいどこで道を間違えたんだろう・・・。もう死にたい。。。 (某国立大学ドクターコース2年 匿名希望)
>>945 >量子化学の先生にも性格が極悪なのがいる。
その先生は性格破滅者ですか?
詳細希望。
某国立大は所在地はどこかな?
ていうか極悪な先生がいるのは別に量子化学に限らんのでは?というのが俺の意見ですが
このスレ見てて思うが、基本的に量子化学の人間は陰湿なのかもしれん…。
それを「木を見て森を見ず」って言うんだ
950だけど次スレは980くらいでいいよな?
>>951 元電気工学科だが、電気系は専門バカの集まりだぞう。
先生の性格で選べというのはあながち間違いではない。 なにしろ将来が、、、いや一生が決まるからな。
955 :
あるケミストさん :04/12/25 23:26:44
956 :
あるケミストさん :04/12/26 01:24:46
確かに,954の言う通り。 ○○大学の某女教授は,学生を単なる道具としか思っていないので注意せよ とよく聞くなぁ。学生に対する人気が全然ないらしい。 あくまで噂の範囲からの判断だが,あの研究室はヤバそうなので行かない方が良いと思う。
このスレで私怨っぽい書き込みを見ると、どうしてもあのおじいちゃんを思い出す。
他大学院を目指すと悲惨なことになりそうだな。 オレは量子化学が化学の中でも最も難解そうなんで選んだ。 自己顕示欲を満たせそうでな。 「君達には理解できないかもしれないが」 という枕言葉から始めるのが快感である。
959 :
あるケミストさん :04/12/26 09:45:11
だから、蛸壺化してるって言われているんだよ。 文科系での哲学科の位置付け。
僻みっぽい奴が多いな。 いまの量子化学は庶民の学問だよ。 本当の学者は量子力学か素粒子物理をやる。
961 :
あるケミストさん :04/12/26 12:14:01
「君達には理解できないかもしれないが、○○は△△な色をして ××な臭いがするんだよね。」 と言えるのが快感である。
962 :
あるケミストさん :04/12/26 12:15:30
「反応は計算機内で起きているんじゃない!実験室で起きているんだ!」
963 :
あるケミストさん :04/12/26 12:51:31
「反応は試験管内で起きているんじゃない!体内で起きているんだ!」
964 :
あるケミストさん :04/12/26 15:13:17
>>963 おまえ、それ隣の生化学の研究室の前で言え!w
>>964 そんなことしたら中に引きずりこまれて出てこれなくなるじゃないか!
966 :
あるケミストさん :04/12/26 17:58:58
○○大学の高分子系、量子化学の研究室には行かない方が良い。 将来的にも、あまり展開がなさそうだし、あの女教授の性格は最悪だ。 学生が何人も耐えきれずに、ドロップしてる。 学生諸君、研究室選びには注意したまえ。
ていうかさ〜 私怨じゃないというのなら、ちゃんと大学名と教授名を出しましょう。 君の言ってることが真実なら、君に害が及びやしないだろう?
>>967 書きたくても書けないよ。私怨も結構あるからね。
ただ、研究室選びがどんなに将来を左右するすることなのか、
そして、研究室は教授の性格で選んだ方がよいかということ
を
>>936 にはわかってもらいたい。それだけなのよね。
妙に女女言ってるんだから、あの私怨おじいちゃんじゃないの? ほっとけよ。MP30だよ。
970 :
あるケミストさん :04/12/27 15:44:13
>>960 いまどきソロンなんか選ぶ奴はただの馬鹿
誰かそろそろ次スレ立ててくれ
979 :
あるケミストさん :
05/01/01 08:07:34 新春