1 :
あるケミストさん:03/04/11 23:08
ポンプの作動試験で、海水を循環させて試運転しています。
試運転が終わった後、配管内に海水が残ったままだと管が錆びるので
淡水を循環させて置換させています。
でも、どのくらい循環させれば置換が終わったのか 今のところ勘に頼っています。
要は、排水口から出てくる水が、海水ではなく淡水になればだいたい置換が終わった
とみなせる、でも、どうやって海水と淡水を見分ければいいんでしょうか。
どなたか教えてください。
2 :
あるケミストさん:03/04/11 23:10
舐めてみれば?
3 :
あるケミストさん:03/04/11 23:12
>>1 その水からあらゆる方法でウラニウムを抽出しまくって、
20年以内に原爆が作れれば海水。
不可能であれば海水ではない可能性があるので、
さらに10年から100年調べる必要がある。
舐める。
マジレスすると、伝導度を測るのはどうよ。
使っている水がすごく汚くて、舐めてみてしょっぱければ海水 というのは
NGなのです。それと、火気厳禁の区域内なので、炎色反応で黄色い炎が出れば
海水 というのも無理です。
淡水を着色というのも考えたのですが、水の使用量が試運転1回で25KLほどあるので、
これも無理があるかなと。
pHを計測してみたのですが、石灰、錆、雨水その他もろもろの影響で
ぜんぜん参考になりません。
硝酸銀水溶液に入れて沈殿ができれば塩化物イオンが入ってるということで海水
というのもあったのですが、思ったほど感度がよくないんです。
リトマス試験紙みたいに 試験紙を浸してみて色が変わったら海水
みたいなものって無いでしょうか。
>>5 クロム酸カリ水溶液を少量添加するとよくわかるよ
>>4さん
>>6さん
マジレスありがとうございます。
伝導度もpHと一緒に計測してみました。
汚水なせいか、もともと硬水なせいか、あるいは温泉地だからか
淡水もけっこう伝導度が高いんです。
カンタブも検討してみました。結構値段が高いんですよね。
計測結果が出るまでに時間がかかるのと 一本当たりの値段が高いということで
ただ海水か淡水かを定性的に見るだけなのに そこまでするのはもったいないと思うのです。
ともあれ、ふざけないで話を聞いてもらえてとてもうれしいです。
ありがとうございます。
9 :
あるケミストさん:03/04/11 23:50
蒸発かんこすれば??
あと塩分を測定できる・ブリックス計みたい塩分計があったよう
海水か淡水かを、塩素イオン(またはナトリウムイオン)の量で
判断するなら、イオンクロマトグラフィーが一番確実だと思うけど
値段がねえ・・
11 :
あるケミストさん:03/04/11 23:56
補足
硝酸銀水溶液に入れて沈殿ができれば塩化物イオンが入ってるということで海水
というのもあったのですが、思ったほど感度がよくないんです。
塩素濃度がひくいと感度がわるいと考えられるから・・・
時計皿に少量のサンプル水をいれ電熱器等であったため水分を蒸発させ
硝酸銀水溶液をごく少量くわえたらどうかな??
>>7 クロム酸カリの添加っていうのは、
硝酸銀との反応の指示薬として使うということでしょうか
確かクロム酸銀というのがあったような気がするのですが……?
詳しく教えてもらえたらうれしいです。私も少し調べてみます。
>>5 定性試験紙を知ってるなら、塩分測定用の定性試験紙買えばいいんじゃないのかしらん。
目的とする塩分濃度まで測定できるかどうかは知らないけど。
今おうちにいるんでカタログ見れないんだよね。
まぁ話聞いてると、ほかの溶存成分のせいで定性試験紙による検査もダメだとしたら、
洗浄の考え方自体を変えた方がいいのかもしれないね。
要するに、そんな検査もできないような不純物だらけの淡水流して洗浄しても気休めにしかなってないと思うのよ。
まぁ、あとはどこで妥協して自分に区切りをつけるかですな(w。
ついでに、
たぶん銀とかクロムとかいわゆるモール法の事を言ってるんだと思うけど、
クロム使うと廃液処理大変よ? 硝酸銀だって安かないし。
試料が大量のものならば、あまり現実的でないと思うけど。
>>13さん
まさに塩分測定用の定性試験紙というのを探しています。
もしカタログに載っていたらぜひ教えてください。
過去に1回淡水置換を忘れて半月ぐらい放置したことがあるんです。
そしたら配管がだめになってさびさびの真っ赤な水がどばどば出てきて大変なことになってしまったんです。
それ以来上役も神経質になってしまって。おまえらちゃんと管理してるのかと。
試験紙かなんかがあって ほらちゃんと淡水になるまで置換してますよと
目で見える形で証明できたら一番なんですが。
>>15 半月放置はやっぱヤバいだろね〜(w。
やり方はいろいろあると思うけどね。現実問題としてできるかどうかと、コストがね。
机の上でだけうまくいってもらっても困るしねぇ〜。
私は持ってないんだけど、塩分測定器なんてあるじゃん。味噌汁の塩分はかるやつ。
アレだったらコストがかからない上、繰り返し使えて便利だろね。
でも測定原理として伝導度測ってるだけだったらマズーだけど。
定性試験紙ならアドバンテックのカタログとかに載ってると思うし。
っていうか5cm以上のカタログならどれにも載ってない?
でよ、ブランクとして淡水の伝導度を測定しておいてだ、もひとつ海水の伝導度も測定しておいて、
“淡水洗浄後、伝導度の値が淡水まで下がって落ち着いたようなので洗浄は十分と考えます”なんて
上司に言えばいいじゃん。
海水は約0.5(・ω・)のNaCl水溶液なんだから淡水よりは高いでしょ。
洗浄により希釈されて、伝導度が淡水と同じになれば安心ってわけですな。
さらに、淡水に既知量の塩を加えといて、あらかじめ大まかな伝導度と塩濃度の相関がわかってると
具体的な数字も報告できて愉快ですな。標準添加法ってヤツですな。そこまでする必要があるのか知らないけど(w。
なんにしろ、イオンクロマトやICP-MSや原子吸光で測定するよな、
ppmオーダーまで塩濃度下げる必要は条件から考えると無いと思うし。
あたしゃ市販の定性試験紙や塩分測定器で検出されないようなら十分だと思うけど。
蒸発乾固やモール法やらお高い分析機器使ってまで正確に測定する必要はないと思うし、
おそらくマトリックス成分(測定に影響があるいらん成分)のせいできちんとした測定はできないと思うよ。
そして漏れはなんでこんな単発質問スレに長文レスしてるんでしょな(w。暇人ですな。
17 :
あるケミストさん:03/04/12 07:26
↑
こいつって偉そうな割には微妙に人の話し聞いてないよな
それでもおだてて情報を得ようというスタンスを取る
>>1って大人だ。
>12
クロム酸を指示薬につかうってことですね。
これで終点はわかりやすい。目差す塩濃度の溶液をあらかじめ作っておいて
クロム酸をいれて当量の硝酸銀を添加しておきます。
これと同じ色になるように測定する。
廃液の処理が大変かどうか、そんなに大量に測定するわけでもなさそうだし
(2週間に一度程度でしょ)たいしてでないでしょ。
硝酸銀試薬も一回の使用量が数ミリ程度。規定試薬500ミリで数千円だから
値段もさほどきにしることも無いんじゃない。
19 :
あるケミストさん:03/04/14 14:51
イオン電極はどうよ?
とりあえず硝酸銀+クロム酸カリの線でいってみようと思います。
硝酸銀水溶液は今会社にあるのを使うとして、クロム酸カリの発注を今日してきました。
試験室と現場が近ければいろいろ対策もできるのですが、
今のところ小型の測定器を現場に持ち込むしか方法が考えつかない状態です。
それと塩分の定性試験紙 調べてみたんですけどやっぱり見つからないんです。
具体的なメーカーや商品名 知っている方がいたら教えて欲しいです。
硝酸銀+クロム酸カリをろ紙 あるいはTLCのシリカゲルに染み込ませて
現場で試験紙として使うというのは可能でしょうか。
21 :
あるケミストさん:03/04/15 03:12
配管に防錆加工するのが正解ではないかと小一時間。
22 :
あるケミストさん:03/04/16 06:29
暴政加工ってのは配管部分はなんとかなるが
そのほかのところがどうしてもどうにかなっちゃうよ。
1さん、工学板か機械板に逝って質問するのもいいかもしれない。
ここの人はサイエンティストばかりでエンジニアリング的に弱いように思う。
23 :
あるケミストさん:03/04/16 12:54
500mLを彼女のお尻に注入して、30分我慢できれば淡水。
30分以内に決壊すれば海水。
24 :
あるケミストさん:03/04/16 14:57
あぼーん
あぼーん
きょうカタログで塩濃度を測るブリックス計を見つけました。
>>9さん 情報ありがとうございます。
これは夜でも測定可能でしょうか フラッシュライトでも当てれば大丈夫でしょうか
メーカーが来た時に訊いてみようと思いますが、詳しい方いらっしゃったら
教えて頂けるとうれしいです。
伝導度が参考にならんほど汚い水で洗ってんなら
海水由来の塩分ばっかり気にしてても意味ないだろ。
テキトーで十分。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
あぼーん
あぼーん
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
35 :
あるケミストさん:03/09/14 12:28
舐める(バカにする)
そのポンプ何に使ってるかは知らないけど、
淡水で置換するくらいなら、最初から淡水で試運転すればいいんじゃないの?