燃料電池について

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>手持ちの材料で、個々の課題を達成するまでの事。
>色々な問題を解決したり、妥協したりしながら形にするのが仕事さ

その結果、一台1千万円する車になったんでしょ?だから問題なんだよ。
CO被毒というのは白金にCOが吸着して水素が反応できなくなること。
だからカートリッジ交換というでは問題解決できない。それにそんなことした
ら商業化できないだろ。よく考えろよ。

>実際、内燃機関のエネルギー効率がせいぜい30%なんだから、
>理論電圧1.2Vの所、0.6V出てれば立派な物という考え方も成り立つ。

燃料電池の理論効率は1.2V出て60%。だから実際は30%前後で廃熱
と組み合わせると60%になると言われている。

繰り返し言うが、燃料電池を車に使うというのはたいへんな技術をようし
難しい。例えば燃料電池の水や反応後の水は寒冷地ではどうなる?不凍液をつかう?
しかしそれを使っても抵抗はあがらない?衝撃に耐えられる?腐食は?
耐久性は?値段は?安全面は?と技術1つとっても多くの障害を乗り越えない
と使いものにならない。

それに比べれば法整備やインフラなんて微々たるもの。
最終的なゴールをガソリン車がすべて燃料電池車にかわった時とする。
そのゴールに向かうのに

1、インフラ、法整備は完璧。だけど車の値段が1千万円する
2、インフラ、法整備は不完全。だけど車は100万円台で買える

の1と2、どちらに早く到達したほうがよりゴールに近いか?それは当然2でしょ。