炭素の特異性は分かるのですが、他元素との比較で教えてください。
2 :
「酸」と関係ないのになぜ「酸素」?:01/10/26 00:03
3 :
あるケミストさん:01/10/26 00:29
カテネーションや光学異性による多様性
常温、常圧での安定性
4 :
あるケミストさん:01/10/27 14:42
−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−C−
PSiは同元素間で2重結合も3重結合もできないでしょ。DNAには二重結合入ってるでしょ。
情報量が減っちゃうんだよ組み合わせが減るから。BNは出来るが電子の数が1個違うだけで
結合が3個までなっちゃう。これも情報が減っちゃう。
6 :
あるケミストさん:01/10/27 16:06
>>5
できないは不正解!
常温、常圧、空気下で安定に存在しないだけ。
7 :
あるケミストさん:01/10/27 16:08
Si-Siは不安定。Si-Oは安定すぎる。
8 :
あるケミストさん:01/10/27 20:39
>7
Si-Oは安定すぎるか?
9 :
あるケミストさん:01/10/27 21:41
すぎる
10 :
こぱしゅう ◆PzOuEVVc :01/10/27 22:21
酸やアルカリで焚いても安定なのか?
>>6 お前は屁理屈大王か?
いま生物の話してんだよ??常識の範囲の条件に決まってるじゃん。
12 :
あるケミストさん:01/10/27 23:10
フッ素でブチブチ!
13 :
あるケミストさん:01/10/28 00:17
14 :
tkmr69:01/10/28 07:01
少なくとも、
「水、酸素に富む1000ヘクトパスカルの大気、温度は300度ケルビン」
という環境では炭素骨格がベターということでしょう。
もっとも最初からこの環境だったわけではありません。
別の環境を設定してみても、あながち間違いではないでしょう。
銀河系のバルジ付近では希土類元素と紫外線が多そうです。
15 :
あるケミストさん:01/10/30 11:39
地球だから炭素骨格なら、別の惑星ではメタリックな生物もいるのか??
錯体系の生物とか・・・。
16 :
あるケミストさん:01/10/30 19:08
珪素生物文明と戦争するときはTBAFが必要だな…
17 :
tkmr69:01/10/30 23:47
>16 同意します。
ただし、新陳代謝は途方もなく遅いと考えられるので
のんびりとした戦争になりそうです。
18 :
あるケミストさん:01/10/31 00:05
みなさんの疑問に答えたのが
正宗センセではないでしょうか?
確か、酸素と安定な二重結合を形成できる4族元素は
炭素だけで(カルボニルのみ)、それが現存する生物
の元素組成を決めたとか...だったかな?
早い話、シリコンやゲルマンからは生物は生まれない
との結論だったように記憶しています。
19 :
あるケミストさん:01/10/31 00:17
>>11 俺は化学屋だ。
存在する物をできないと簡単に言っちゃだめでしょ。
物事は正確に伝えないと。
ここを見ている生物屋さんにも正確な知識を教えてあげないとね。
できないんじゃなく常温常圧では安定に存在できないと。
生物だって寒いと死ぬ生物もいれば、極寒でも深海で生きている生物もいる。
だったら、深海は加圧条件、高山は低圧条件だからどっかにケイ素を骨格とした生物が存在するか?
ってことにならない?
温度だって−50〜50度くらいの間にあるわけだし。
20 :
あるケミストさん:01/11/01 01:21
炭素と珪素は同族元素であるが、
炭素よりも珪素は周期が大きく、電子軌道の広がりも大きい。
そのため結合長も長めになっていて求核剤による攻撃を受けやすい。
結合じたいの弱さもあって珪素鎖は切れやすい。
なお結合の強さは熱量で決まっていて、温度や圧力は
直接にはあんまり関係が無い。
もし珪素生物がいるなら、身体の急速な劣化をおぎなうために
新陳代謝のスピードは我々よりも速いと思われる。
14族元素における炭素の優位性は、周期表上の位置によるもので
宇宙のどこでも絶対的なものではないだろうか???
21 :
あるケミストさん:01/11/01 01:36
あるいは我々の持つ「生物」という概念は
炭素生物にしか当てはまらないのかもしれない。
もし何千億年というスケールの時間で観察したなら、
地殻の中とかに「珪素生物」という全く別な概念が見つかるかも。
22 :
あるケミストさん:01/11/01 05:26
内骨格はCa以外では出来ないの?
23 :
あるケミストさん:01/11/01 23:42
スマソ。
求核攻撃を受けやすいのはシランだ。
たとえば四塩化炭素は水中でも安定だが、四塩化ケイ素は
水中でただちに分解する。
一方、珪素のカテネーション化合物、すなわちポリシランのSi-Si
σ結合の性質はC=C二重結合に似ていて、求電子剤と反応する。
たとえばBr2や過酸化物と反応したりする。
なんにしても珪素骨格は反応性が高くて不安定なのに変わりはない。
24 :
あるケミストさん:01/11/01 23:46
珪素-珪素二重結合化合物は非常に不安定で、
大きな置換基で保護することで1981年にはじめて単離されたそうだ。
三重結合にいたっては未だに知られていない。
【結論】やっぱ炭素だね。
25 :
あるケミストさん:01/11/01 23:58
>>22 専門外でよく分かりませんが、
内骨格は、生命に必要不可欠なCaとかKとかの無機物を貯蔵しておく
役割もあるので、やはりその元素でできてないとダメ。
ただ単に体を支えるだけならば、鉄骨でもべつにかまわないはず。
26 :
あるケミストさん:01/11/02 00:03
sp, sp2, sp3と多様な結合形態を取り得る事とは関係あるのか?
27 :
あるケミストさん:01/11/02 00:19
28 :
あるケミストさん:01/11/02 00:20
生命体の体を構成するには、
多様性以前に化合物の安定性が問題ってことです。
29 :
あるケミストさん:01/11/03 00:54
Energeticsと多様性は関係ないのかな?
30 :
あるケミストさん:01/11/03 09:30
珪素生物がいたら、我々が二酸化炭素を排出するような感じで
二酸化珪素を排出するのかな・・・。水晶の価値は低そうだな。
31 :
あるケミストさん:01/11/03 21:52
珪素生物は、酸化によるエネルギーではなく
光発電によるエネルギー獲得のほうが簡単ではないでしょうか。
32 :
あるケミストさん:01/11/03 23:47
みんな良い議論ありがとう。
>5=11
単純な理由でものをいうなよな。
33 :
あるケミストさん:01/11/06 01:28
同じ14族元素ゲルマニウムでできた
ゲルマン人は存在しますか?
35 :
あるケミストさん:01/11/06 15:18
32>>
単純な理由こそが大事なのでは??
36 :
「酸」と関係ないのになぜ「酸素」?:01/11/06 18:17
37 :
あるケミストさん:01/11/06 18:23
そう言えばカーボンナノチューブの発見者の
飯島澄男先生は、名城大じゃなかったっけ?
この人はノーベル賞、無理かなぁ
スレ違いスマソ
39 :
あるケミストさん:01/12/24 08:20
>>37 飯島澄男 氏は、電気通信大学通信学科卒 東北大学理学部物理学科博士課程終了
普通、こういうのは、学卒の学歴を無視すようになるから、問題ないのでは?
40 :
あるケミストさん:
酸やアルカリで焚いても安定なのか?、