データねつ造でマターリと

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30726日大阪。
ポイント
-「希土類錯体を使えば高感度検出ができます」

現実:一部のmixtureが測定対象になるときを除いて真っ赤な嘘です。
講演中に出てくるグラフを見てみましょう。
励起波長が330nmとかです。
普通、こんな波長を励起しません。
だから世の中にある実験器具は、このあたりの励起光に対しての
バックグラウンド蛍光に関して考慮されていません。
プラスチック、ガラス、それに光学用石英までもが、
このあたりの波長の光で励起されて光り出すのです。
だから、シーケンサとかマイクロアレイとかにこの大学の錯体を使うと
ガラスだのプリズムだのが光ってしまって、高感度にならないのです。

ガラスなどからのバックグラウンド蛍光の色は赤付近。
グラフが出てきたら見てみましょう。
最大蛍光波長が600nm以上にあります。赤。

そういうこともあってバイオサイエンスの研究者は揃ってこの大学を
やめてしまったのです。

緑の蛍光を出す錯体も出てくると思うけど、それが噂の100%量子収率。
もうつきあいきれません。