1 :
バカは氏んでも名乗らない:
ドクオは道端にあったカエルの死骸を拾い、
偶然通りかかったオバサンの口に無理やり入れようとオバサンに襲い掛かった。
オバサン「ん〜!な、なにすんのっ!何考えとんのやっ!」
オバサンはドクオを振りはらい怒ってきた。
ドクオは知らんプリを決め込みオバサンの横を通り過ぎると見せかけて
またオバサンの口にカエルの死骸を入れようとオバサンに襲いかかった。
オバサン「やっ!やめっ、なにをすんのっ!」
オバサンは必死にドクオをふりはらった。
ドクオは一旦オバサンから離れ、そのオバサンとは今出会ったというフリをした。
ドクオ「あっ大丈夫ですか?誰かにやられたんですか?」
オバサン「頭おかしいんちゃうかーほんまにー!」
ドクオは初対面のフリをやめオバサンに襲い掛かった。
オバサン「ほんまっ!何度やんのやっ!」
オバサンはドクオをふりはらった。
ドクオはオバサンに振り払われ地面に叩きつけられ
頭を打ち意識を失ったフリをした。
2 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/07(日) 23:27:15.37 ID:dIWGsAeP
オバサン「・・・へぇ?ちょっとっ・・・おにいちゃん?」
ドクオは勢いよく起き上がりまたオバサンに襲い掛かった。
オバサン「なんやっあんたはぁ!ほんまにぃぃ〜!」
ドクオは突然襲うのをやめ、
ドクオ「ごめん、すいませんでした、ごめんなさい」
オバサン「ごめんなさいやないわっ!なんやのあんたは!そんなカエルの死骸を!」
ドクオ「ごめん・・・」
オバサン「・・・こんなんしたらあかんやろが?わかるやろがほんまに」
ドクオ「怪我とかないですよね?」
3 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/07(日) 23:27:50.72 ID:dIWGsAeP
オバサン「怪我も何もびっくりするやろが、ほんまびっくりしたわ」
ドクオ「ごめんなさい、もうしません」
オバサン「ほんならもうしたらあかんで、ほんまやで?びっくりするんやからな」
ドクオはまたオバサンに襲い掛かった。
オバサン「なんやの!今せえへん言うたやないのっ!」
ドクオはオバサンから離れた。
ドクオ「このカエルの死骸はもう捨てるよほら、本当にごめん」
オバサン「あんた口ばっかやないの、ほんまに」
ドクオはオバサンに近づいた
ドクオ「大丈夫ですか?」
オバサン「体は大丈夫や〜、けどな」
ドクオはオバサンの頭を後ろから押しつけおばさんの口に
自分の口を押し付けた
オバサン「ん〜、なにをす、ん〜、ん!なにをするんや」
ドクオ「女を捨てんなよ!」
オバサン「なに、・・・」
ドクオはヨイショしてから走って逃げた。
めでたしめでたし
もう終了?
ニシダ「俺がいない。0点。」
トーチャン「ドクオ」
ドクオ「?」
ドクオはお年玉をもらった。
トーチャン「これで好きなもの買うがいい」
ドクオ「…ありがと」
トーチャン「今年で最期になるといいな、お年玉」
カーチャン「そうですね」
ドクオ(聞こえてるよ…)
ドクオはデパートに出かけた。
店員「いらっしゃいませwwwうはwwwその歳でお年玉っすかwwww」
ここまで書いて飽きた
お前らもなんか書けよ
ドゥクドゥーン
9 :
1/2:2011/08/08(月) 00:17:14.99 ID:???
ドクオは極東軍事裁判で極刑を言い渡され、独房に入れられました
すると牢屋には先客がおりました
ドクオ「東条?東条じゃないか」
なんと東条英機だったのです
ドクオ(はげ頭にめがねがとてもかわいいな)と萌えました
東条英機「だけど飯は1週間に一度だけなのよ」
ドクオ「どんなにつらいことがあっても二人で耐えようね」
東条「うん」
しかし東条は次第に弱っていきました
ドクオ「しっかりしろ。東条」
10 :
2/2:2011/08/08(月) 00:18:06.01 ID:???
日増しに食事は粗末なものになりついには来なくなった
ドクオは牢屋にいるゴキブリを食べて飢えをしのいでいたが
東條にもゴキブリをすすめた。でもすでに食べる体力を失っていた
東条はうっすらと笑みを浮かべてそのまま眠るように
倒れて二度と目を覚ますことはありませんでした
「死ぬな!東條死なないでくれ!
俺はたった一人でどうしたらいいんだ!
死ぬな!東條!!!」
ドクオは悲しみのあまり激しく慟哭し泣き叫んだ。
そして気がついたら泣き疲れてそのまま東條の亡骸のそばで
眠っていた
乙武さんを誹謗中傷するのは止めろ。
悪質なものは立法機関に通報する。
12 :
!nanja:2011/08/08(月) 00:37:21.69 ID:VpaFbwBg
nanja
ドクオと東条・・・・・・・・・・死刑囚用の収容所にて
ドクオ「東条はどうなのよ?俺より頭いいのか?」
東条「陸軍士官学校の甲種で主席だが何か?」
ドクオ「防大みたいな物なのか?」
東条「あんなへなちょこりんと一緒にするんじゃねえよ!!もっと入るのは難しいぜ?」
ドクオ「んで、何語話せるんだ?」
東条「駐在武官としてスイスとドイツに居たからその辺は完璧だぜ?」
ドクオ「英語は?」
東条「GREとGMATで満点取ったよ」
ドクオ「すげえ・・・んでなんで開戦しちまったのよ?」
東条「いや、・・そりゃあ、オマイ・・・な?アメリカからデス・ノートがきたからよ」
ドクオ「それっていいんじゃね?」
東条「いや、なんかムカついていたし、渡し方にムカついたから開戦よ」
ドクオ「日本人が200万人以上死んだんだが・・・」
東条「まあしょうがねえよ、山本がいけねえんだって、パールハーバーにはイージス艦があるとかいったからさ」
ドクオ「それを盗もうとしたの?」
東条「まあ、な。結局、米軍の先任伍長に最終的にはその野望も破壊されたわけなんだがな」
ノックの音がする
白人の米兵「死刑執行のときだ・・・辞世の句はもう書き終えたか?」
東条「ああ、オマイらに読まれないように漢文でな」
ドクオ「ああ、オマイらに読まれないように2chでな」
白人の米軍「そうか、まあいい、出ろ」
,,-'' "` ゙゙゙ ''ヽ、
,,∠,,__ l
《 ,,,_ ゙''_;;; ‐- ,,,__|
[ ・);( ・]==r-、|,.- 、
r―_{ (__..:: } ノ' 々i
! ', дゝ ノ'_` _ ノ
'- ィ. !___/ ヽ
, '.ト、 Yl| |iY ,イ .}
'、 >.ト. ' U. ' イノ .ノ
'.,,_ ___ ノ-^-`、 ___.. - '
Vocal. ZETTO
西田がいない
0点
17 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/11(木) 09:55:38.72 ID:6gvzlQDU
ドクオが歩いていると 幼女を襲う EZwebに出くわしたのだった
18 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/11(木) 09:57:50.93 ID:6gvzlQDU
EZwebは幼女に股関を押し付け
「ドゥクドゥーン!ドゥクドゥーン!」
と呟いていたが
突然「グフィィィィ!」と叫び小刻みに震えだしたのだ
19 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/11(木) 10:01:03.16 ID:6gvzlQDU
ドクオは落ちていた石を投げた!
石は綺麗な放物線を描き EZwebの頭にヒットした。
「ひ〜ん!」
悶絶するEZweb…
ドクオは携帯を取りだし 警察に連絡
EZwebは駆けつけた警察官の西田敏行巡査に逮捕され連行された。
21 :
1/9:2011/08/12(金) 01:02:58.99 ID:???
ドクオと東条英機は冷たい牢屋の中で静かに結ばれた
「愛してる。君をここから助けたい。そのかわり君の純潔と引き換えだ」
と言うドクオの言葉を信じドクオの元に行ったのだった
しかし東条はシャワーを浴びながらふと何かが違う、そう思った
東条 「どうしたの・・?夢だったじゃない・・愛する人に捧げる
ことが出来て 何を後悔しているの?
いいえ、後悔とは違う。
22 :
2/9:2011/08/12(金) 01:04:14.63 ID:???
でもなぜこんなに悲しいの?
処女を失ったから?
・・いいえ自分から望んでいったのよ
乱暴だったから?
ええ 怖かったわ
でもそれ以前に・・・・・
・・・・ドクオが・・・・・ドクオが
嘘を・・・・私に愛していると
私を愛してると・・嘘をついたのよ・・・・」
白人の米兵「東条?まだ入っているのか?いるんでしょ?
いいかげん出て来い。東條?・・・・東条・・」
そこには勢いよく流れるシャワーに打たれながら
嗚咽をあげて座り込んでいる東条がいた
23 :
3/9:2011/08/12(金) 01:05:34.87 ID:???
白人の米軍 「東條、可哀想に!可哀想に!
なんてひどい奴だ」
白人の米軍A「おまえまで泣いてどうするんだ・・
聞け、東条。
おまえは本当の意味で陵辱に屈しなかった
心までは辱められたりしなかった
第40代内閣総理大臣としての誇りを忘れてはいけない
ドクオはさっき独房に移された
男共はカンカンだ。もう周りの奴らは
処刑しようと言っている
心配要らない。
ドクオとは絶対合わないようにしてやるから」
24 :
4/9:2011/08/12(金) 01:06:49.60 ID:???
東条英機 「ドクオはどこ?」
米軍の白人A「え?」
東條英機 (独房ですって?)
「私そんなことのために許した訳じゃない
お願いがあるの。独房に連れてってちょうだい」
米軍の白人A「そうはいかないよ」
東条英機 「何故?」
米軍の白人A「何故だって?
君はあんなひどい目にあってもまだ・・」
東条英機 「私、自分から受け入れたのよ
彼に愛を告白されて・・本当よ・・
でも私、彼を愛してるの。
私の為を想ってくれるのなら認めてほしいの
私たちはもう夫婦なのよ。
それでも独房から出さないのなら私は彼と暮らすわ
それならそれで私は一向に構わないわ!!!」
東條は感情のコントロールを失っていた
(何を言ってるの・・・私!?)
25 :
5/9:2011/08/12(金) 01:08:13.21 ID:???
東条は米兵と一緒にドクオのいる牢屋の前に来た
自分で自分をとめられない
自分でも何を言っているのかわからない
なんて無様なの・・・
勝手に夫婦になったなんて言って
きっとドクオは嫌がるわ
独房の奥で座っているドクオと目が合った
東條 「ごめんなさい、今まで辛い思いをさせて」
どんなに嫌われても
離れて暮らす方がもっといや!
東條 「あなたから言って頂戴。私たちはもう夫婦だって」
自由と引き替えよ
きっとあなたには苦痛だわ
でもお願いよ受け入れて
あなたが好きなの
26 :
6/9:2011/08/12(金) 01:37:32.78 ID:???
ドクオと東條は広めの応接間で向かい合って座った
ドクオ 「どうして俺を許せるんだ?あんたを陵辱したんだぞ?
信じられない。どうしてそんな気になれるんだ。
夫婦ってなんだ?家族のフリでもするのか」
東條英機「いいえ・・・違うわ」
。。会いたいからだわ。あなたには苦痛でも
東條英機「フリじゃなくて伴侶になろうとしてるのよ。いや?」
ドクオ 「以前にも家族のフリをしようと言った奴がいた
あっさり事故で死んだ
おれの両親は戦争の犠牲になった。
俺が受けるはずだった恩恵を
国の権力者が奪っていったとしか思えない
だから俺は卓上で議論を振りかざす権力者が大嫌いだった
あんたを陵辱したのもその報復さ」
27 :
6/9:2011/08/12(金) 01:41:19.28 ID:???
・・好き
ドクオ「俺のように屈折すると他人の事なんか考える余裕がない
あんたらは結局余裕があるから他人を思いやれるんだ」
好きよ
「権力を振りかざし、絶対服従してくれる存在がいて、
国家権力の名においてこれ見よがしに威圧する
俺はそれを心底軽蔑することで渇きを癒していた」
。。。貴方が好き
「俺がどんなに戦争を憎んでもその思いは上の奴に届くことはなかった
言いたいことが言えて、好きな女と結婚することの出来る世の中
なんておまえらのような一番上の権力者の特権だから、
俺たちにとっちゃ、どんなに望んでも手に入らない夢のような話だ」
28 :
6/9:2011/08/12(金) 01:56:54.71 ID:???
ドクオ「国民の地獄のような生活の苦しさを日本国民なら当たり前だと抜かす
そんな権力者達は自分らは何不自由ない生活をしておいて
苦しみを訴える人を非国民、アカだと言って拷問にかける
俺はそんな奴らはいずれただじゃ済ますもんかと思った
心から軽蔑した」
29 :
7/9:2011/08/12(金) 01:58:24.15 ID:???
ドクオ 「しかしそんな気持ちを持ち続けている間は
両親の死を吹っ切ることが難しかった
それどころか余計に苦しさが増してきた。
罪を犯しても、人のために役立つようなことをしても
何をしてもある感情が心の底にこびりついていた
それに気づいてもそれ以上考えたくなかった
考えたら惨めな答えにたどりつくから
子供と同じようなことを求めているなんて認めたくなかった」
「軽蔑して渇きを癒しながらも心のどこかで
俺は余裕のある奴らに結局期待してたんだ
おこぼれを・・
振り向いて欲しかった
余裕のある奴らからなら分けてもらえると」
30 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/12(金) 02:12:53.15 ID:WU+cu5iS
・・・・・家族のフリをしてくれる奴らが欲しかった
でもプライドが許さなかった。惨めな答えを出したくなかった
そんなこと自分でも思いたくなかった
あんたを陵辱する行為は現人神を軽蔑する行為だと信じていた
でも違うそうじゃない
口実が必要だったんだあんたを抱くのに俺は・・・。
東條はドクオの肩を両手で包み込みゆっくり
自分の方へ引き寄せた
31 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/12(金) 12:24:32.35 ID:ElQn3yPK
毒男が歩いていると 向こうからコロコロに乗ったZ武さんが現れた
Z武さんの日課である お散歩
この日は天候もよく
Z武さんも手羽先を振り回してご機嫌な様子
32 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/12(金) 12:26:31.68 ID:ElQn3yPK
毒男はZ武さんと挨拶を交わし 繁華街へと歩きだした。
すると
「ひ〜ん!ただじゃスルメよ〜」という叫び声が聞こえ
毒男は声のした方へ向かった
33 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/12(金) 12:29:38.34 ID:ElQn3yPK
見るも無惨な光景であった。
Z武さんのコロコロは倒されており
Z武さんは何者かに殴打されている!!
毒男はその人物に蹴りをいれた。
「グフィ!」男は倒れ 口から泡を吹いて痙攣している。
よく見ると男は 有名な無職中年EZwebであった。
34 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/12(金) 12:32:17.43 ID:ElQn3yPK
Z武さんに事情を聞いたところ
「お前はカタワなのに非童貞
俺は童貞…差別さ〜!」と叫びながら
殴りかかってきたらしい
EZwebは数分後 蟻に噛まれて死亡した。
35 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/13(土) 07:10:06.32 ID:EeQI1Pa2
泣き叫ぶ女子高生
ヨダレを垂らしながら近付くEZweb
36 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/13(土) 07:13:22.81 ID:EeQI1Pa2
EZwebの日課は
スーパーでお気に入りの店員の後を付け回すこと
もちろん御飯は試食コーナー
37 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/14(日) 03:50:46.53 ID:LK6ypRlP
ただじゃスルメよ
38 :
バカは氏んでも名乗らない:2011/08/14(日) 10:51:55.27 ID:LK6ypRlP
Z武さんに相当な恨みを持っているEZweb
毒0
(´ー`) どけよ健常者ども
(___)
〜 | 銭 |
◎ ̄ ̄◎
41 :
バカは氏んでも名乗らない:2012/03/08(木) 09:15:03.01 ID:UozglsWa
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::|
ゝ::。:);(<)==r─、| ひ〜ん
. (''''(__..:: ,,,U/ ノ
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!___/_>、,,..- 、
rー―__―.' .-'' 々i
! メ  ̄`. ´  ̄` .ノ
.'- .ィ # .「 , '
. | :。:: メ :。:: ! i ドゥクドゥーン!!
ノ # メ ヽ、
, ' ヽζζζ , ' ヽ
.{ _.ト、 Yl| |iY # ,イ .}
'、 >.ト. ' U. ' イノ .ノ
' .,,_ ___ ノ-^-`、 ___.... - '
、‖
●●● ブチュッ ブリュブリュ
●● ●● ● ●●
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i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i
|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::|
(三);(三)==r─、|
{ (__..:: / ノ′
', ==一 ノ
!___/
W A N T E D
コロコロ宅急便を装った連続強姦事件容疑者
大阪婦警
,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ:
i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i:
|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::|:
(。);( ゚)==r─、|: グフィ
{ (__..:: / ノ:
. ', エエエエフ ノ:
/ / } !___/ `i、
_/ノ../、 _/ 入/ / `ヽ,:
/ r;ァ }''i" ̄.  ̄r'_ノ"'ヽ.i ):
{k_ _/,,.' ;. :. l、 ノ: ドクドク
\ ` 、 ,i. .:, :, ' / /:
,;ゝr;,;_二∠r;,_ェ=-ー'" r,_,/:
昔読んだ漫画が感動的だった(名前の字は間違ってるかも)
主人公の笹江さんは福田という家に嫁入りしたが、
頑固な舅の並平さん、陰険な姑の船さん、生意気な義妹の若芽、イタズラばかりしてる義弟の勝男に毎日イビられる日々を送ってた。
ある日、買い物しようと町まで出掛けたら財布を忘れてる事に気付いた笹江さん。
家に取りに戻れば、また馬鹿にされイジメられる… 思い詰めた笹江さんは自殺しようとデパートの屋上へと上っていった。
屋上の小さな遊園地を歩きながら飛び降りる場所を探してると3才くらいの男の子が号泣してるのに気付いた。
『ぼく、どうしたの?』
「うわーん、ぼくコレに乗りたいです!いますぐ乗らないと死んじゃうんです!」
『まあ、なんて我が儘な子なんでしょう』
100円入れると稼働する遊具に乗りたいと駄々をこねる男の子に呆れる笹江さん。
しかし死ぬ前にちょっと良いことをしとこうかな…とエプロンのポケットを探ると100円玉発見!その100円で男の子を遊具に乗せてあげた。
念願が叶った男の子はすっかり笹江さんに懐いてしまい、笹江さんは男の子と一緒に遊ぶ羽目になった。
迷子かもしれない男の子は泣くこともなく笹江さんとかくれんぼしたりして遊んだ。
…こんな風に笑ったのはどれくらい前だったろう… 笹江さんはすっかり童心にかえり心のそこから笑い楽しんだ。
「おばちゃん楽しい?」
『うん。とっても』
「じゃあ、もう死んだりしないよね」
『えっ?』
「死んじゃダメですよ。ぼくを必ず生んでくださいね……ママ…」
男の子の姿は夕暮れの空気に溶けるようにスーッと消えてしまった。
呆然と男の子がいた場所を眺めている笹江さん。
そんな笹江さんの元に通勤服のままの夫の枡雄さんが走ってきた。
「ああ良かった笹江!買い物から戻ってこないって聞いて心配したよ。さあ、家に帰ろう」
どうして枡雄さんの事を忘れてたんだろうか、陰湿な福田家の人々だけど、夫の枡雄さんだけは誠実で常に自分の味方だったのに。
枡雄さんに付き添われ、笹江さんは家路についた。
「…ところで笹江、なんで裸足なんだい?」
『あっ!サンダルを履き忘れてた』
(完)
自分の武勇伝じゃないけど。
当方、飲食店バイト。
こないだ二十台前半くらいの若いお母さんが、四歳くらいの男の子を連れて来店した。
この子供が、注文も取らないうちから店内を走りまわる。
私も一応お母さんに「危ないですから」と注意したが、まったく悪びれずに「ごめんなさーいうちの子元気だからぁー。」結局、案の定子供は転倒。
子供を助け起こしたりしていると、今まで我関せずだったお母さんが血相変えて走ってきた。
そして子供抱きかかえて「こんなちっちゃい子がいるの解ってたでしょ!?何で見ててくれなかったの!大怪我したらどうすんのよ!この店おかしいんじゃないの、店長呼んでよ店長!」と喚きだした。
裏で休憩してた店長を呼んでくると、店長はお母さんの言い分(↑と同じ)を全部聞いた後、ニコニコしながら
「失礼ですが、小さなお子様を見ているのは保護者であるあなたの役目ではないでしょうか? 今回は怪我も無くて済んだようで何よりですが、今後同じようにしてもし大怪我をしたら、 痛いのも泣くのもあなたじゃなくて子供さんなんです。
本当に子供さんが大事なら、こういう場所ではあまりヤンチャをしないように 言い聞かせてあげてはどうですか?」
↑もっと長くて細かかったけど、だいたいこういう内容の事を、口をはさむ余地も無いくらい滑らかに、かつ優しく言ってのけた。
周りのお客さんから「そーだそーだ、店長が正しい」と野次も飛び、お母さんは顔真っ赤にして「二度と来てやんない!」と子供抱えて出て行った。
私としてもスッキリしたし、周りにいたお客さんも「店長かっこいー」と拍手していたが、当の店長(阿部寛似の32歳)は飄々としたもんで「来なくて結構コケコッコー」と呟きながら裏に戻っていった。
ちょっと惚れそうになった。
そういえば中学の頃、同級生に本屋の娘がいたんだが、万引きで警察に突き出された奴らが
「お前の親のせいで希望の高校にいけなくなるかもしれない!お前が責任とれ!」と本屋の娘をつるし上げるというとんでもない騒動があった。
どう考えても悪いのは万引きしたやつらなのに、その親たちも「たった千円のことなのに子供の将来を潰す気か!」
「我が子と同じ学校に通っているのに生徒を警察に突き出すなんてその本屋が人でなし。 娘がなにかされても仕方がない」と校長室で大騒ぎしたそうだ。
すると校長、万引きで捕まった生徒たちに向かって「わかりました。では皆さん、今からA(一番騒ぐ親、飲食店経営)さんのお店にいって好きなだけ無銭飲食してきなさい。
Aさんは自分の子供と同じ学校の生徒なら、将来のことを考えて警察にも通報しなし損をしても気にしないそうですよ」と言ってのけたのがいまだに伝説になってる。
もうだいぶ前の話だけど、口癖は「お金がない」「奢って」「ちょうだい」な卑しい女がいた。
飲み会では財布にお金を入れないままやってきて「お金持ってないし〜」と他人に出させてバックレ。
ランチにも勝手についてきて「お金持ってきてない〜」と誰かに奢らせ。1、2回は「え?え?」と策にはまってしまった顔ぶれも、あまりの図々しさにだんだんと疎遠になっていった。
ランチには見つからないように逃げたり、まいたり。
飲み会も情報が漏れないように必死。もちろん友達なんていなかったけど、勝手に「友達でしょ」とつきまとってなんとか他人にお金を出させようとする嫌な人だった。
初めて「卑しい」っていう形容詞はこういうときに使うんだなあ…と実感できたような人。
そんなある日、その女が大学の近所の喫茶店で揉めているところに遭遇。
レジの前で泣いてる。やばい!と思ったときはバッチリ目が合ってしまって、こっちに向かってうわああ〜〜ん、みたいに泣きながら抱きつこうとした。避けたけど。
どうやら別のグループにたかるつもりでついてきて「お金ない」をやって、「あっそ」と置き去りにされた所だったらしいw
お店の人に「お知り合いですか?」と聞かれて、「顔は知ってますが友達じゃないので払いません」と言ってUターンしてきた。
なんで、とかひどい、とかわめいてる声を背後に店を出てから、連れと一緒に大笑いした。
あれはスッキリした。
お店の人はいい迷惑だったろうけど、置き去り実行したグループGJ!!と今でも思う。
電車のボックスシート(2人掛けの席が向かい合っている)で、隣に座ったオヤジが激しくふんぞり返って股を広げきっていたので、
わたし「狭いんですけど」と言ったら、
オヤジ「しょうがないだろう!これ以上どうやってよけるんだ?」
わたし「どうやっても何も、他の人はきちんと座れてるじゃないですか」
オヤジ「女の癖にうるさい!」
わたし「女の癖にって、あなただって女から産まれてきたんじゃないんですか?」
オヤジ「屁理屈を言うな!大体、それが目上の者に対する態度か!」
わたし「目上と年上は違うと思うんですけど。バカでも死にさえしなけりゃ年はとれますから」
オヤジ「目上も年上も同じだ!年上の言うことは黙って聞け!」
その時、向かい側に座ってた初老の男性が、「じゃあ俺の言うことなら黙って聞くんだな?」と一言。
オヤジは返す言葉がなかったらしく、席を立って次の駅で降りてしまいました。
今日、凄いのを見た。
街で若いカップルの女の方が俺を見て、「見てアレw キモくない?」とか、私を指差して笑ってたんだが、
男の方はそんな女を嫌な顔で見てて「ねぇ、見てみなよw」としつこく言う女の頬を平手打ち。
さらに、「お前の性格の方が最低だな。二度と連絡すんな」的な言葉を吐き捨て、そのまま颯爽と一人何処かへ。
マジで格好良かった。
と同時に、涙目で困惑顔の女を見てなんだかすっきりした。