■J1名古屋にシーシェパードから抗議文届く
サッカー1部リーグ(J1)の名古屋グランパスは先月31日、「知能の高い哺乳類であるシャチを家族ごと拘束し、
接客をさせるなど虐待している」として、生態系と生物種の保全を名目とした環境保護団体シーシェパードから抗議文を受け取ったことを明らかにした。
抗議文によるとシーシェパード側は、名古屋グランパスのシャチのマスコット「グランパスくん」と、その家族ら合わせて4頭を直ちに海に返すよう要求しており、従わない場合は直接行動も辞さないとしている。
これに対し名古屋側の関係者は、「直接行動とは、名古屋グランパスとシーシェパードのサッカーの試合という意味なのか、理解に苦しむ」としたうえで、「J リーグのマスコットには鹿やカモメ、牛や犬などもいる。
それらにはなぜ抗議しないのか。知能の低い動物ならマスコットにしてもいいのか」と述べ、グランパスくんたちが泳げないことを理由に、4頭を海に返す予定はないとしている。
名古屋からの報告を受けたJリーグ理事会は、
同じ海洋性哺乳類のイルカをマスコットにしている川崎フロンターレに対し、注意を呼びかけている。
http://football.way-nifty.com/junkissa/2010/04/post-db8e.html