バチーン！！　　　

>>2

　小学校６年生のときです。クラスに、Kさんという女の子がいました。
Kさんは色も浅黒く、あまり美人とはいえない容姿で、男子からは「ブサイクＫ」とあだ名されていました。

　事件は、音楽の時間に起こりました。その日はリコーダー（たて笛）の試験。
僕たちはひとりずつ前に出て、先生の前で演奏させられます。
やがてKさんの番がやってきました。
彼女がピアノの前まで進み出ると、やんちゃな男子どもは一斉に耳をふさいだり、
｢うわあ、耳がくさるぅ｣などといって騒ぎ立てたのです。

　これは、完全なイジメです。でも、やっている本人たちは面白半分。
さして悪いことをしている意識はありません。僕も……そのバカな男子のひとりでした。

　Kさんは、ついに泣き出してしまいました。当然、このことは担任の先生の耳にも入り、学級会が開かれます。

「Kがテストのとき、騒ぎ立てたヤツは全員立て」

　先生は、立ち上がった男子を片っ端から引っ叩いていきました。

「バチーン！！」

「オトのときくらい、もうちょっと手加減してやればいいのになあ」とあとで笑い話になるくらい、僕も思い切り頬を張られました。
先生は学生時代にアメフトをやっていた体躯の持ち主。僕は隣りの席の女の子にぶつかるほど、遠くに弾き飛ばされていきました。

　黒板の前まで戻ってくると、先生は頬を真っ赤に染めたバカどもに言いました。

「Kの感じた痛みは、こんなもんじゃないぞ」

　そのとき、僕ははじめて、してしまった罪の重さを、Kさんの心の痛みを知ったのです。
それ以来、Kさんを悪く言うヤツはひとりだっていなくなりました。
あのとき、「そんなことはするな」という口頭だけの注意だったら、僕らの悪ノリは止んでいたでしょうか。

　叩かれて、はじめてわかること。みなさんにも経験ありませんか。

久保が悪い

手足が無いことが免罪符にならないということを理解できて幸運でした。
私はこれで一回り成長できたと思います。

ころころ〜

差別さ〜

>>5-7
お前らの家族親戚全員の手足もなくなればいいのにな♪

いい夢みろよ？

立法機関に通報した

正直Ｚスレかどうかもわからない

10000点

http://zaaad0709.img.jugem.jp/20070803_57831.jpg

いたいのさ〜

こういうのっていい思い出だよな

あ？

　

９

２０