◇右脚だけで「死亡」と認定されず−保険金訴訟で札幌地裁
釣りに出掛けて行方不明となり、その後に右脚が見つかったZ武さん=当時(29)=の妻が、
日本郵政公社に死亡保険金の支払いを求めた訴訟の判決で、札幌地裁は31日、
原告の請求を棄却した。
判決理由で馬場純夫裁判官は「男性が右脚を失った状態で生きていると考えるのは
現実的ではないが、元々無い手足が見つかることは更に現実的ではない」と指摘。
「Z武さんの足の可能性はなく、不慮の事故により死亡した西田敏行さんの足では」と
Z武さんの死亡を認定しなかった。
判決によると、Z武さんは2002年2月に妻を受取人とする簡易生命保険を契約。
04年7月に神恵内村の漁港に釣りに出掛け、約2カ月後に同港で右太ももから
下だけが見つかり、ZNA鑑定ではZ武さんの体の一部とは確認できなかった。
ソース(サンスポ)
ttp://www.sanspo.com/sokuho/0131sokuho044.html