昭和57年2月、羽田沖に日航機が墜落し乗客24名が死亡したことがありました。
死亡した乗客の中には私の友人の弟も含まれていました。
友人は遺体確認のため現地に急行するも、腐乱した遺体には、無数のシャコがびっしりと隙間もなく張り付いていたそうです。
あと、昨日冷奴を食おうとして醤油をかけたら、溺れ死んだショウジョウバエと一緒に口に入れてしまいましたね。
なろほど
蝦蛄はおいしいけど、茹でる前(身を剥く前)の姿は見ないほうがいいよね。
4 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 15:09:34 ID:E4F8qKnC
ふとんがふっとんだ
前スレがないのに「2」というタイトルのこのスレが怖い。
8 :
1:04/12/19 15:14:00 ID:???
>>5 醤油さしの中にいっぱいいました。
ところで蝿のはいらない醤油指しってなかなかみつからない。
だってそんなのトマソンでしょ。醤油を注げない醤油さしなわけだし。
9 :
1:04/12/19 15:16:08 ID:p4i9fhL3
おれ、素足でカマドウマ踏んだことある・・・
ズコー
13 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 17:22:32 ID:p4i9fhL3
おれも素足でマラドーナ踏んだことある
磯とかにいるフナムシも結構アレだよな。
大群が動くと岩が動いてるみたいだ。
15 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 17:43:31 ID:jZdV7OyX
いま、部屋でカメムシ踏んださ!
スゲ〜臭いだ!おれの足よりくせー
16 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 17:44:43 ID:jZdV7OyX
いま、部屋でカメムシ踏んださ!
スゲ〜臭いだ!おれの足よりくせー
或る夏の夜。
貴族の嗜みであるハンティングを楽しむべく
蝿叩き片手にゴキを追い駆け回していたら、
いきなり反撃のフライオング・ゴキ・アタック。
思わず、手で払いのけようとしたのだが、
どこをどう間違えたのか、握り潰しちゃった。
マジで吐きそうになった・・・orz
重くない?
フライングって打ったつもりだったのに。
ああ、ぞっとする・・・
20 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 19:11:33 ID:ZThnIUqu
・・・重い
どこも重い
22 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/19 19:37:18 ID:5+QQsrOz
ザ・ロードウォリアーズの入場時に殴られた。
1週間腫れた。
ジャンケンであと1回負けたら学級委員させられるところだった
うんこ踏んだ
Y子さんは笑わない人だった。
素っ気ない口調と振る舞いが好きだった。
最初は知るために、そして忘れないために、僕は彼女の話し方や考え方を真似た。
日を追う事に僕はそれに馴染んだ。彼女に近付き、他の人々から遠くなった。
その事で母は悲しみ、先生達は苛立ち、友達は離れていった。
構わないと思っていた。正しいとか間違いとかじゃなくて、僕がそうしたかったから。
5年の間、僕は彼女の様に振る舞い続けた。
思えばそれは意味のない事だった。
僕はY子さんの全てが好きだけど、Y子さんは自分自身を好きな人ではなかった。
学を卒業した翌日、僕はY子さんと再会した。
ひどくやせ細ってはいたけれど、彼女は変わらず美しかった。
深く傷付き、傷付いてなお、救いを求める事を知らなかった。
そのくせ気の毒なほど不器用な手段で僕を救おうとしていた。
「うん。電話する」
最後にY子さんは約束をくれた。
Y子さんに約束を守るつもりがないことは初めから知っていた。
僕が待ち続けるのは信じているからではなくて、約束を殺さないためだった
高校生になった僕は、学校以外の大半の時間を自分の部屋で過ごした。
本を読み、勉強し、彼女の残した9枚のCDを繰り返し聴いた。
時折絵筆を取った。宛先も分からない手紙を書いた。
つまりは電話を待ち続けた。
新しいクラスに僕は馴染もうとしていた。
しかし少年期の5年間を費やして身につけた習性は、すでに本性になりつつあった。
気をつけて愛想良く振る舞ってはいたが、所詮は僕にとっての「愛想良く」でしかなく
ほんの数日で、誰も用がないかぎり話しかけてはこなくなった。
M子だけが例外だった。
彼女は僕と出席番号が同番で、クラス分けの後しばらく席が隣だった。
「○○君、お久し振り」
「ああ、久し振り」
僕は彼女を憶えてなかった。顔は見たことがあるような気がした。
「偶然だね、うちの中学少ないのに同じクラスになれるなんて」
「そうだね」
「これで3年連続か。ねえ、他に誰か見た?」
「さあ」
彼女はめげなかった。その後も度々話しかけてきた。
「消しゴム貸して」
「分度器持ってる?」
「シャーペンの芯分けて」
「次、自習だって。ラッキー」
僕はその度に「うん」とか「そうだね」を繰り返すだけだった。
正直なところ、鬱陶しい女だと思っていた。
休みの時は仲の良い者同士で机を寄せ合うのがクラスの慣例だった。
僕は昼食を摂らないので、いつも給湯場の自販機コーナーでコーヒーを飲んでいた。
その時、僕は間違えて買ったコーヒーを流そうとしていた。
「捨てちゃうの?もったいない」
知らないうちに後ろにいたM子に声をかけられた。
「甘いの買ったんだ」
「わたしにくれない?」
「一口飲んじゃったよ」
「良いの良いの。わたしそういうの気にしないから」
僕は気にする方だが、彼女にカップを渡した。
彼女は一口啜ると「美味しいね」と言った。
美味しくないから捨てようとしたのだが。
敢えて何も言わず買い直したコーヒーを飲み始めた。
「ねえ」
「何?」
「いい天気だね」
「そうだね」
「ねえ」
「何?」
「わたし、うるさい?」
「少し」と言いそうになったが、咄嗟に「別に」と言い替えた。
その日から、M子は昼休みを僕の隣で過ごすようになった。
M子はいつも勝手に話して、勝手に納得して、勝手に笑った。
僕も次第にM子が傍にいても気に触らないようになった。
半月と経たないうちに僕とM子が付き合っていると噂され始めた。
M子は否定も肯定もしなかった。僕には誰も訊かなかった。
5月の連休が始まる頃にはほぼ「公認の仲」になっていた。
「連休中、予定ある?」
「ないよ」
「どっか行かない?」
「行かない」
「なんで?」
「混んでる」
「なら、連休明けの日曜ね」
こうして僕とM子の初デートが決まった。騙されたような気がした。
初めてのデートは美術館に浅井忠展を見に行った。
2度目は映画「天空の城ラピュタ」上映最終日。
3度目が植物園の「世界の食虫植物展」、4回目は水族館にラッコに会いに行った。
いつも気が付いたら約束させられていた。
僕はM子を誤解していた。彼女は必要なら「黙っていられる」女の子だった。
そのかわり帰りがけに喫茶店によるとM子は火がついたように喋りはじめた。
勝手に喋ってころころと笑った。そういう時はちょっと可愛いなと思った。
決まって夕方になるとM子は「もう少しだけ」と帰るのを嫌がったが、
「電話、待たないといけないんだ。ごめん」
そう言うと、素直に納得してくれた。
僕はいつも帰る理由に「電話を待たないと」と言ったが、M子は「誰から」とか
「どんな」とか、僕が答えたくない事は訊かなかった。
彼女は賢明だった。
M子に恋愛感情は一欠片も持ってはいなかったが、僕は彼女との交際を楽しんでいた
休みに入るとM子と合う機会はなくなった。
たまに電話を掛けてきたが、僕は長電話を極端に嫌った。
M子にしてみれば口実を見つけないと掛けられない雰囲気を感じていたらしい。
少しM子から離れてしまうと、一人の方が気楽に感じられるように戻っていた。
孤独な状態を好んでいたわけではなくて、僕にはそのほうが自然だった。
つまりは電話を待ち続けていた。
夏休みの終わる三日前、M子が電話を掛けてきた。
「すぐ終わるから、ちょっとだけ」とM子は言った。
明日会いたいというだけの話だった。
翌日、待ち合わせた喫茶店でM子と会った。
M子は髪にパーマを掛けて化粧をしていた。
僕は、雰囲気の変わったM子にいささか戸惑った。
「明日には戻さないといけないでしょ。今日中に見せたかったの、どう?」
「どうって、似合うよ」
「そうじゃなくって、大人っぽく見えない?」
「そう言えば、そうだね」
「ごめん失敗」
「何が?」
「これハワイのお土産」
そう言ってマカダミアナッツチョコをくれた。
旅先での話を色々してくれたが僕は内心退屈だった。
それはM子にも伝わっていたらしく、話し続けるために話してるみたいで
辛そうに見えた。
2学期に入りM子との交際は再開した。
前のように一緒に出掛けることは少なくなったが、登下校や校内ではいつも
一緒に行動するようになった。
クラスでは完全にカップル扱いされるようになり、席替えの時二人の席は
また隣り合わせた。
僕はその状態に満足した。M子は不快に感じさせるタイプではないし、僕に
とってはただ一人の親しい友人だ。M子が嫌がっていないならクラスの連中が
どう誤解しても僕たちには関係ない。
M子のおかげで僕は少しだけ周囲に馴染めるようになり、「話しやすくなった」
と言われたこともあった。
どうやら「変人」から「無口な人」に昇格したようだ。
冬が近付く頃、不意にM子に訊かれた。
「わたしといて楽しい?」
僕は「もちろん楽しいよ」と答えた。
M子は淋しそうに笑ってみせた。
その頃から、僕はY子さんの事を少しずつM子に話すようになった。
「○○の好きな人って年上だよね?」
M子が訊いたことが切っ掛けだった。
「そうだよ」
「何歳くらい?」
「僕らより、ちょっと上かな」
「先輩なんだ?」
「そうじゃなくて、僕と君を合わせたより、ちょっと上」
M子は驚いていた。
「そんなに離れてるんだ…」
「まあね」僕はちょっと得意だった。
彼女の美しさや価値観、話した言葉や、描いた絵について語るのは楽しかった。
Y子さんの話題の時だけ、僕は雄弁な話し手になった。
M子は他人に話してよい話題とそうでない話題の区別がつく珍しい女の子だと
解っていたから、安心して大抵のことを話せた。
M子も好んでY子さんの話を聞きたがった。
クリスマスが近付く頃、M子が訊いた。
「電話の相手って、Y子さんだよね」
「そうだよ」
「そっか。毎晩、掛けてきてくれるんだ。いいなあ遠距離恋愛…」
少し迷ったけど、Y子さんとの約束について話した。
一度彼女から避けられた事。3年近く経って、彼女が引っ越す直前に
呼び出された事。その時「電話する」と言ってくれた事を話した。
M子はしばらく言葉に詰まった。
「それって、いつの話?」
「3月11日。まだ一年も経ってないよ」
M子は怒っているようだった。
「○○は待ってるんだよね。毎晩」
「うん」
「あのさ、怒るかも知れないけど、聞いてくれる?」
「何?」
「多分、掛けてこないよ。待ってても」
「そうだね。僕もそう思うよ」
「なんで待ってるのよ?」
「約束だから」
M子は泣いていた。
「わたしね。Y子さんの事、ちょっぴり嫌いになった」
M子は口を噤んだままで、それ以上何も言おうとはしなかった。
その後もM子は何かにつけY子さんについて僕に訊ねた。
僕はその度に、彼女の人となりや口癖や仕草について話した。
「Y子さんならこんな風に言う」「こう思うだろう」「こう感じるんじゃないか」
そんな言い方をする事もあった。僕はM子にY子さんを知って貰えるのが嬉しかった。
そして、その度にM子は傷付いた。
僕はM子の気持ちに気付いていたし、彼女も隠さなかった。
僕はY子さんの思い出を話せる相手を求めていたし、それはM子の他にいなかった。
話すことで僕は癒されたがM子は傷付いていた。
それは傷を移し替えるだけの残酷なカンバセーションだった。
僕はM子を利用していた。
次第にM子は口数が少なくなり、沈みがちになった。
心配したM子の友人から「○○が二人になっちゃったみたい」と冗談まじりに
抗議された事もあった。
そしてM子は笑わなくなった。Y子さんのように。
僕はそんなM子に初めて異性として惹かれるようになった。酷い話だ。
「わたし、会ってみたいな。Y子さんに」
「うん。僕も会いたい」
「会いに行っちゃいなよ」
「無理だよ。待つって約束したから」
「そっか。ごめんね」
「ごめん」
その頃の僕たちは互いに謝ってばかりだった気がする。
束から1年が過ぎた、僕たちは2年生に進級した。
僕は、つまりは電話を待ち続けた。
僕とM子は2年生でも同じクラスになることができた。
既に僕たちは公認されており、新しいクラスでも席は隣合わせになった。
新しいクラスに面白い奴が居た。
単純で空回りで騒々しいSという男子だ。広島弁と長州弁と関西弁の混じった
不思議な言葉を喋る。
「一緒のクラスになれて嬉しいで。よろしゅう」
そう言って握手を求めてきた。僕は他人に触ったり触られたりするのは苦手だ。
「ああ、よろしくな」
受け流すと強引に僕の手を取り、力任せに握りしめた。
Sはその後も妙に馴れ馴れしく絡んできた。
「次の体育は短距離じゃったな。○○は足速いんか?」
「まあまあだと思うよ」
「よっしゃ、勝負や。今日こそ決着つけたるで!」
Sは全然速くなかった。
「○○は英語得意やったな。勝負や!」
「○○は数学得意か、そうか、よっしゃ勝負や!」
「○○も芸術は美術とっとんたんか。よっしゃ絵なら負けんで!」
事あるごとに一方的に勝負を挑んでは、一方的に負け続けた。
「なんでじゃ、ちきしょう!同じ人間なのに!何で一個も勝てんのなら!」
「それは僕の得意な物でばかり勝負したがるからだろう」と、教えてみたかったが、
面白いので口には出さなかった。
僕はSを割と気に入っている。6年ぶりに出来た同性の友人だった。
SはM子をMちゃんと呼ぶ。
「Mちゃん、彼氏借りるで、後で返すけん勘弁な」
近頃のM子はあまり喋らない。こくっと頷いた。
「用?」
「しょんべん。連れションに決まっとろうが。いちいち言わすな」
「今、行きたくない」
「つべこべ言わんの。お前ん時にも付き合うたるから、来んかい!」
いつもこの調子だった。
10月にあった修学旅行のディズニーランドでも
「○○見んかったか?奴とは射撃で決着つけたらなあかんのじゃ」
僕を捜し回っていたらしい。
Sは「○○お前、おもろい奴じゃなあ」を連発する。
人から面白いと言われたのは初めてだった。
M子に言わせると、Sと知り合ってから、僕は別人のように明るくなった
らしい。自分でもそんな気がする。
僕とM子は一緒に学校に通い、授業を受け、休憩時間を過ごした。
M子は日に日にY子さんに似てきたような気がする。
たまにM子の髪に触れさせてもらう。Y子さんの髪を思い出していた。
「M子の髪って、こんなに黒かったかな?」
「そうよ。どうして?」
「いや、前は栗色っぽかったような気がしたから」
「そうだっけ。日に焼けてたからかな」
言われてみれば肌も前より白くなった気がする。
僕と一緒に過ごすようになって、M子は日にあたらなくなったのだろう。
僕は日差しが苦手だし、M子も日焼けを嫌うようになった。
Y子の家に遊びに行くようにもなった。
彼女の煎れる珈琲は、意外に美味しかった。
いつも家にはお母さんがいて、監視付と言うわけではないが、僕らはリビング
で過ごした。
リビングにはピアノがあって、たまにM子の為に弾いてあげた。
M子はいつも目を閉じて聴いてくれる。機嫌が良いときのY子さんみたいで
僕はすこしだけ、どきどきした。
夕方帰ろうとすると、途端に悲しそうな様子になる。
そんな時のM子は、顔立ちまでY子さんに似てしまう。胸が痛む。
僕が電話を待ち続けることが辛いのだろう。
でも、それだけは、僕にどうしてあげることも出来ないのだった。
僕は、つまりは電話を待ち続けた。
学年末試験の終わった後、Sから呼び出しを受けた。
校舎裏の焼却炉の前だった。
「おう、やっと来たか」
「何?あらたまって」
いつになくSは真剣な様子だった。
「わしな。Mちゃんが好きなんや」
別に意外でもなかった。M子はもてる。
「そうか」
「ずっと前からなんや。中2の時、前に同じ組になった時からずっとや」
「中学一緒だったのか。知らなかったよ」
「お前も同じ組やったろうが中2の時は!って、やっぱり憶えとらんかったんかい
まあ、ええわ。今日はその話とちゃう」
「ごめん。それで」
「告白しよ、思て」
「そうか」
「そうかって、良えんか?お前の彼女じゃろ」
「良いも何も、それはM子が決めることだから」
「やっぱ○○は凄いやっちゃ。わしなら、そんなこと絶対言えん」
「そうか?」
「もしMちゃんがオッケーしたら、お前振られるんやで。それで良えんか」
「良くはないけど、それはM子が決めることだろ」
「そうや。でも、ほら横からあれだ、ほら」
「横恋慕」
「そう、横恋慕じゃし友達のもん欲しがっちょる訳じゃし。お前に悪うて」
「そうか」
「そうや。ま、そういう事じゃけん、悪いな。お前はフェアな奴や」
立ち去り掛けたSが振り向いていきなり叫んだ。
「お前、わしが絶対玉砕する思うて余裕かましとるな!」
思っていた。
Sはあっさり玉と砕けた。
M子は最初ギャグと受け取り、次に困った顔になったらしい。
「もし、これが原因で○○君とぎくしゃくしたらどうしよう」と泣きそうになって
いたと、幽霊のような顔でSが伝えに来た。
「やっぱり、お前の言うとおりやった・・・フォロー頼むわ」
僕は何も言ってない。でもすぐにM子に逢いに行った。
M子は狼狽えていた。「酷い振り方をしたかも知れない」と心配していた。
僕はM子に優しい言葉をかけて安心させてやり、最後に付け加えた。
「S、新学期には開き直って猛烈に迫ってくるよ」
予想は見事に当たった。
3年生に進級した日から、Sは毎日M子に告白するようになった。
僕はそれを「定期便」とか「モグラ叩き」と呼んで、結構楽しんでいた。
決まって昼休み、僕とM子がコーヒーを飲んでる時にSは来た。
「○○、悪い、ちょっと外してくれ」
「またか。少しは遠慮しろよ」
「いっつも金魚の糞みたいにお前がMちゃんにくっついとるのが悪いんじゃ。
いちいち遠慮なんか出来るか!」
「了解。早く済ませてくれ」
僕は一歩だけM子から離れた。
「Mちゃん、付き合うて下さい」
「ごめんね」
「今日もダメやったか。じゃ、また」
「またな」
こんな感じだった。
Sの告白は僕にとって幾つかの切っ掛けになった。
以前よりSに対して親近感を持つようになり、M子に対しても前より
気を遣えるようになった。
「今、何考えてた?」
そう訊いた時、M子は僕の質問には答えずに微笑んだ。
「そういうこと訊いてくれたの、初めてだよ」
「そうだっけ?」
「うん」
僕は知らないうちにも随分とM子を傷つけていたことに気付いた。
その日、M子と僕は初めて手をつないで歩いた。
これは結末がゾゾ〜〜〜ッとした話になるのか?それとも荒らしか?
進路相談会の最終日、僕はM子が戻ってくるのを教室で待っていた。
Sも僕に付き合って残ってくれた。
「ああ、もうすぐゴールデンウイークか、憂鬱や。○○、憂鬱って漢字で書けるか?」
「書けるよ」
「違う!そういうことやない。なんで連休が憂鬱なんだ?ってこういう場合訊くもんじゃろうが」
「なんで連休が憂鬱なんだ?」
「はあ。まあ、ええわ。教えちゃる。日曜日のたんびに、ああ、○○は今頃Mちゃんと仲良う
しとんのやなあ思うたら辛うて辛うて。わしゃいつも血いの涙流しとんのやで。それが連休中
ずーと続くんや。わかるか?」
「ごめん」
「謝まんな。アホ。半分冗談じゃ」
「そうか。取り消す」
「何で取り消すんや。血いの涙流しとる言うてるじゃろうが!」
「ごめん」
「何で謝るんやーってこの繰り返しかい。付き合いきれんわ」
会話が途切れた。Sは沈黙に耐えられない体質だ。
「な、不公平やと思わんか?」
「何が?」
「何がって、俺とお前や」
「そうか?」
「そうや。○○はいっつもMちゃんと一緒やのに、わしは学校でちょこっと話するだけじゃ。
これじゃ、わしの良さなんてちっとも解ってもらわれへん。あまりにも不公平や。○○
ばっかり得しとるみたいや。何でや?」
「彼氏だからだろ」
「そういう問題やない!いや、それが問題なんやな。マジで切ないわ。ああ、わしもMちゃんと
遊びにいきたい。お前には解らんじゃろな、この切なーい気持ち…」
「そうか。3人でどっか行くか?」
「…ええのか?」
「ああ。五日に基地祭行くから、Sも来るといいよ」
「よし。解った。お前がそこまで言うなら付き合うちゃる。ほんまにええな?」
「うん」
「よし。これはわしとお前だけの秘密や。Mちゃんには言うなよ」
「何で?」
「来ちゃ駄目言うかも知れんやろ。そないなったら、どないせいっちゅうんや?」
「来るな」
「それが友達に言うことか。とにかく秘密や、秘密。決定」
「そうか」
「そうや。恩に着るけん」
そう言って、Sは慌ただしく帰ってしまった。
>>53 荒らしになってしまってるのなら止めますが。
結末はかなりぞっとするのですが先が長くてね。
>>57 それなら、どうぞ続けてくらはい。どこまで続くのかわからなくて不安だったので。
近づくとMの様子がおかしい事に気が付いた。
俺「どうしたんだ?」
M「・・・」
俺「?」
反応のないMを尻目に教室に入ろうとしたその時
俺の目に映ったのは、
首のないSだった
俺が慌てて振り返ろうとすると頭部に強い衝撃を受けた。
薄れ行く意識の中で俺は全てを理解した。
(ああ、あんただったのか)
>>59 ここでお前か!w
名無しで書けばよかった。
空飛ぶ、続き早くぅ。
続き知りたいです
続きはないのかな?
こんなオチで終わりは嫌だぞ
続き希望
M子が入れ替わりに教室に戻ってきた。
「何のお話?」
「秘密にしろって言われた」
「そう」
待ち合わせた駅に現れたSに、M子は不快を隠さなかった。
僕はM子が怒るとは予想していなかったので、目配せで懐柔を求めるSを見捨てることに決めた。
Sも後悔したらしく誤魔化すように"ははは笑い"をした。
それはかえってM子の怒りを強くした。
「なんでS君まで来てるの?」
「うわっきつ。君らだけじゃ折角の休日が盛り上がらん思うて気遣うて来てやってんのに」
「余計なお世話です。お引き取り下さい」
「遠慮せんで良えけん」
「してません!」
「君らが二人っきりになりたい時は、遠慮せずに言うてくれ。わし、すぐに消えるけん」
「なりたい」
「うわっきつ。○○なんか言うてくれよ。このままじゃ、わし一人が悪者みたいや」
僕は二人のやりとりを聞きながら、思わず笑ってしまった。
M子は肩を竦めて僕に苦笑して見せた。
僕がSを指差して「悪者」と、言うと二人とも声を上げて笑い出した。
それで決まりだった。
今日の○○冴えてる!最高。ほな行くで」
結局Sに押し切られる形で、その日は3人で基地祭を見に行った。
M子はSを指さし、僕の耳元で小さく「悪者」と言った。
Sは飛行機や武器にあきれるほど詳しかった。展示してある飛行機の性能や用途
航続距離や乗員数まで丁寧に解説してくれた。
僕とM子は手をつないでSの先導で歩いた。
なあMちゃん、手は2本あるんやで、片っぽ貸して」
M子は聞こえない振りをした。
Sはまた助けを求めるように僕を見た。
「淋しいのか?」
「当たり前や!」
「そうか」
僕が余った右手を差し出すと、Sは「わしをなめると、どうなるか教えちゃる」と言って、
本当に手をつないでしまった。
「どやMちゃん、彼氏はホモ思われてるで」
M子は意地悪く笑うと、腕を絡めて僕の肩に頭をのせた。
「くそう、わしの負けや。そこまでは、さすがに気持ち悪うて出来ん」
Sは僕の手を離すと、ぶつぶつ言いながら前を歩き始めた。
M子の押し殺した笑い声が快かった。
Sを誘って正解だったな、と思った。
M子と僕は腕を組んだままで歩き続けた。
「なあ、やっぱりどっか寄ってこうや」
駅で別れるときSが言った。
僕は「電話を待たないといけないから」を言いたくなかった。
M子は言わせたくなかった。
他に何か言い訳を考えれば良さそうなものだが、僕はY子さんに関することで
嘘はつかない。都合が悪ければ黙っているしかないのだ。
「ちょっと、用があるから」としか言えなかった。
理由はわからないままにSは雰囲気を察してくれた。
「お邪魔虫は消えますわ。今日は楽しかったで」
そう言うと、手を振って帰った。
「S君がいるときには、よく笑うんだね」
「M子も楽しそうだった」
「うん」
まだ日暮れまでには、少しだけ時間があった。
僕はM子を家まで送ると言った。M子は淋しそうに笑って頷いた。
「まだ、待ってるんだ」
「ごめん」
「わたしも待ってるよ」
「僕は気が長い方だよ」
「知ってる。わたしも気が長い方よ」
「知ってる」
僕とM子は、また腕を組んで歩いた。
M子の黒いロングスカートが歩くたびにひらひら揺れた。
M子の黒いサマーセーターが切なかった。
つまりは、僕は電話を待ち続けていた。
M子が僕と同じ大学を受けるには、少し無理をしなければならなかった。
僕自身は地元の国立を受験するのに、さしたる不安はなかった。
僕はM子の勉強を手伝うようになった。
夏休みになると、ほとんど毎日M子の家に行くようになった。
一緒に勉強し、週に二日は遊びに出掛けた。2回に1回はSも誘った。
「見せつけられんのは、もうこりごりや」
そう言っていたくせに、誘うと必ずついてきた。
「お前ら、それペアルックのつもりか?カラスにしか見えんで」
真夏でも黒ずくめの僕とM子をいつもからかった。
「黒着てるとね、○○が優しいの」
M子の答えは、切なかった。
「のろけんでええわ。○○の趣味っちゅうこっちゃろ。辛気くさい」
Sは妙に察しがいいので、それ以来そのことは言わなくなった。
「淋しいから優しくするのって、自然だと思うよ」
M子はSが帰ってから、そう言ってくれた。
罪悪感が少しだけ薄れた気がした。
M子の勉強は順調に進んだ。苦手の数学と物理も克服した。
「○○君のおかげよ」
M子もM子のお母さんもそう言ってくれたが、M子は努力家だった。
夏休みの終わる二日前、M子のお母さんがお小遣いをくれた。
「家庭教師のお駄賃としては安すぎるわね」と、言ったが3万円も入っていた。
「明日くらいパアッと遊んでらっしゃい。遅くなっても構わないから」
僕らは朝早くから出掛け、夕方には戻った。
許可を貰っても僕とM子のデートは夜に届かない。
「ほんと、律儀ね」
M子のお母さんは少し呆れていた。
夏が終わろうとしていた。
制服が冬服に戻った頃、M子の口からはっきり「好き」と言われた。
「もう電話を待たないでほしい」と言った。
「あなたが可愛そうだ」と言った。
「そんな冷たい人のどこがいいの」と言った。
M子は泣きながら、僕に訴えた。
「Y子さんを悪く言うな」
自分でもぞっとするほど冷たい声が出た。
M子は謝ったが、僕は許さなかった。
本当は解っていた。M子は悪くない。
僕が怒ったのは、揺れているからだった。
それから二日の間、僕はM子と口をきかなかった。
昼休みになると、いつものようにM子は僕の隣でコーヒーを飲んだ。
M子は何も言わなかった。怯えた目が切なかった。
三日目の朝、Sに呼び出しを受けた。
「つら貸してくれ」
そう言って歩き始めた。
どうやら殴られるらしいと思った。
焼却炉の前でSは立ち止まった。
「また此処か・・・」
Sは黙ったまま動かない。
「帰って良いか?」
「駄目や」
「なら早くしてくれ」
「待っとれ、今纏めとる」
仕方なく僕は待った。1分ほどして漸くSは口を開いた。
「要するにどっちが悪いんや?」
「僕」
「お前が悪いんやな?」
「そうだ」
「なら謝れ。話は終わりや」
Sと僕は一緒に教室に戻った。
「ごめん」
M子に言って、席に着いた。
M子は何か言ったけど聞こえなかった。
Sが振り返って、にやっと笑った。
ある日曜日、3人でお化け屋敷に行った。
ゾゾ〜〜〜〜っとした。
完
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ
ξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξ
ξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξ
ξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξξ
.ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ
とととととととととととととととととととととととととととととと
しししししししししししししししししししししししししししししし
たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
話話話話話話話話話話話話話話話話話話話話話話話
2222222222222222222222222222222222
80 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 00:18:15 ID:hEu1gD4J
昨日から見守ってますが、続きが気になって気になって・・・
独特の文体ですが、物凄く引き付けられます。
81 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 02:29:28 ID:42tspvuY
>>ALL
SMネタじゃねーだろーな?
うわ、なんだよここまでで止まってるのか。気になる
また都合がいいときに続きお願いします!気になります(^-^;
85 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 18:55:19 ID:x2Xm9iGc
ためしあげ
86 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 19:10:58 ID:P4kAzBOn
気になるわぁ〜〜〜
空飛ぶ、帰ってこい。たのむ。
取材か?急病か?戻ってきてー
89 :
代理:04/12/21 20:30:53 ID:???
しょうがない。俺の一発芸でつなぐか。
90 :
代理:04/12/21 20:31:38 ID:???
コマネチ!
91 :
代理:04/12/21 20:33:39 ID:???
マスオ「あなた」
サザエ「お前」
92 :
代理:04/12/21 20:36:14 ID:???
とんかつとんかつK・Y・K♪
('∀`)
94 :
代理:04/12/21 20:38:40 ID:???
話は変わるが、C.W.ニコルって
95 :
代理:04/12/21 20:43:01 ID:???
…と見せかけてコマネチ!
馬鹿め油断したな!
96 :
代理:04/12/21 20:49:06 ID:???
ミニ劇場
アリストテレス「お前、実はスケベやろ」
キリスト「ノー」
アリストテレス「そこは、イエスて言わんかい」
97 :
代理:04/12/21 20:50:30 ID:???
誰か後は頼む。グフッ
つなぎ乙。
99 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 21:24:57 ID:hEu1gD4J
まだかっ・・まだなのか?続きが気になって・・・
SMネタって・・・?既出なのか?
100 :
本家うんこ将軍 ◆fCIedeunko :04/12/21 21:32:18 ID:Bbso+Qgs
「四万五千円」
ヤクザ 「おうおう!!ワレ!!この落とし前どうつけてくれるじゃい!!」
中年男 「すいません!ごめんなさい!!」
ヤクザ 「スイマセンですんだら警察いらんのじゃ!誠意を見せんかい!誠意を!」
中年男 「誠意と言いますと・・・。」
ヤクザ 「金にきまっとるだろ!これだけ持ってこんかい!これだけ!(片手を広げて突き出す)」
中年男 「これだけと言いますと・・・、四万五千円ですか?」
M子は開き直ったように、再びY子さんの事を知りたがるようになった。
服装の趣味や部屋の調度や化粧について特に聞きたがった。
使っていたシャンプーや鉛筆の濃さまで質問した。
僕は知っている限りの事をM子に話した。
Y子さんが黒しか着ない理由も教えた。
「洗濯するとき楽」
M子は苦笑していた。
何かが間違っているとは思っていたけど、僕はY子さんの話がしたかった。
M子がY子さんになろうとする事で、僕は彼女に優しくなれた。
僕もM子も、Sが現れる前の様に言葉少なになりがちだった。
102 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 21:54:05 ID:IftcMdMT
11月の下旬、雨の夜だった。
日付が変わる少し前くらいに、僕の部屋の電話が鳴った。
呼び出し音が一回だけ鳴って、そのまま切れた。
受話器を取り上げても、もうツーという信号音しか聞こえなかった。
Y子さんからの電話だったように思えた。
信号音の向こうで、Y子さんが淋しがって泣いているように感じた。
「はい。○○です。
もしもしY子さん、お久しぶりです。
僕、今高校生なんですよ。でも、もうすぐ大学受験です。
勉強は結構がんばってます。絵もたまに描いてますよ。
ちょっとは上手くなったと思います。今度見て下さいよ。
Y子さんが気にしてたけど、僕、友達できました。
Sっていいます。騒がしいからY子さんは合わないでしょうね。
でも良い奴ですよ。
M子っていう女の子の友達もいます。ちょっとY子さんに似てます。
まあ、綺麗な子です。Y子さんの真似ばっかりしてます。僕みたいですよね。
僕の事、好きだって言ってます。
Y子さんが、全然構ってくれないから、僕、最近その子の事、気になってます。
M子も凄く良い子ですよ。でも、やっぱり、Y子さんじゃないから…。
たまには電話して下さい。僕、いつも待ってますから。
本当に待ってますから」
淋しくて泣いているのは僕の方だった。
つまりは、電話を待ち続けた。
M子っていう女の子の友達もいます。ちょっとY子さんに似てます。
まあ、綺麗な子です。Y子さんの真似ばっかりしてます。僕みたいですよね。
僕の事、好きだって言ってます。
Y子さんが、全然構ってくれないから、僕、最近その子の事、気になってます。
M子も凄く良い子ですよ。でも、やっぱり、Y子さんじゃないから…。
たまには電話して下さい。僕、いつも待ってますから。
本当に待ってますから」
淋しくて泣いているのは僕の方だった。
つまりは、電話を待ち続けた。
4週間ほど過ぎて、一本の電話を受けた。
電話の相手はY子さんと同じ名字を名乗った。
近くに来ているというので、その人と駅の中の喫茶店で会うことにした。
その人は、僕を見て驚いたようだ。
想像より僕が大分若すぎたのだろう。
或いは僕の雰囲気がY子さんに似ていたからか。
その人もY子さんにとても似ていた。
その人は「Y子の母です」と自己紹介したきり黙ってしまった。
何から話せばいいのか、迷っていたのだろう。
用件が何なのか僕には解っていた。
「Y子さんが亡くなられたのですね?」
「はい」
「いつですか、それ?」
「先月の22日です」
あの電話の翌日だった。
「自殺ですね?」
「はい」
驚きはしなかった。ただ、Y子さんはもういないのだと思った。
「○○さんに知らせるようにと、遺書と言うか、書き置きがありまして」
ハンドバッグから紙を取り出した。
病院の薬封筒だった。
「母さん、○○君に知らせてあげて下さい。お葬式の後でいいです」
裏に、僕の電話番号と、それだけが書かれていた。
薬封筒の日付は一昨年の4月。Y子さんと最後に逢った一月後だった。
処方された睡眠薬の使い残しを、この封筒に貯めていたのだろう。
「わざわざお知らせいただき、ありがとうございました」
僕が席を立とうとすると、その人は引き留めた。
「Y子とは、どういったお知り合いで…」
「家が近所でした。子供のころ、よく遊んでもらいました。それだけです」
その人は、まだ話をしたいようだった。
「すみません。電話を待たないといけませんので。失礼します」
つまりは、電話を待ち続けた。
何処まで書けばいいのか戸惑っているのですが
とりあえずここまで書きました。
一応、続きもあるのですがまた書き溜めて暇な時に放出します。
113 :
コソーリ浣腸 ◆VTAz4Gk//c :04/12/21 22:09:51 ID:uG+WkKhT
寒い日におそばを食べてたんですよ
そばを吸う音が・・・
ワクワク
115 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/21 22:53:11 ID:rIkiUqOv
早く続きキボン
実は裏に書かれていたのは電話番号ではなく、メールアドレスだった。
だからそのメールアドレスでほかほかのうんこを送った。
電話男
>>116 こらこら、途中まで真剣に見ちゃったじゃねえかよ。
120 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/22 12:50:55 ID:kOaUR//X
>>112 ありがとうございます。
暇になるの楽しみにしてます。
なんじゃこりゃ
↑松田優作的発言
124 :
本家うんこ将軍 ◆fCIedeunko :04/12/22 22:53:16 ID:I0JjG4NH
昔、昔はるか昔、私が小学生のころ友達数人と近所の林で遊んでいました。
野原を駆け回り、それはそれは無邪気に遊んでいました。
鬼ごっこだったか、ドロジュウだったか忘れましたが私はオニの追撃から逃れるために
全力で林を駆け抜け、フェンスをよじ登り、小さな公園まで走ってきました。
オニだった子の足は速く、もう少しで追いつかれる寸前でしたが間一髪すべり台の鉄の
柱をつかんで方向転換をしました・・・、いや、方向転換するつもりでした。鉄の柱をつか
んだ瞬間にゾゾ〜〜〜っと体全体を猛烈に不快な感触が貫いたのです。
もう忘れてしまいましたが、おそらく悲鳴もあげたのでしょう。
その時、右手に伝わった感触は「むじゅぷっ!」といったカンジのものでした。
手のひらを広げて見たものは極彩色の柔らかな物体。よく見ると一部が動いていました。(たぶん)
我にかえり鉄柱を見てみると、そこには・・・・。(2月号につづく)
将軍、2月って…。
126 :
本家うんこ将軍 ◆fCIedeunko :04/12/23 01:40:04 ID:HKPiFkhQ
>>125 2月号は1月22日発売。巻頭カラー特集は「始めてのタンポン」です。
妖精を握りつぶしたのですか
ageときましょ。
将軍様の2月号も楽しみだし♪
129 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/23 13:22:10 ID:q9qEmOdo
極彩色・・・柔らかい・・・・林・・・・・
シンジュサンの芋虫だろか。
全て実話です。
昨年の蒸し暑い時期に自転車に乗っていたら
突然向かってきた黒いものが口に入ってきました。
即座に口から出してみると
コガネムシでした。
その日は何も食べたくありませんでした。
先日鍋をしていたとき
何かがひっくり返って鍋に入っていました
まさかと思ってみて見たら
カメムシでした。
131 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/23 13:37:11 ID:Jh7VGNyL
文章上手いですね
132 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/23 13:38:34 ID:Jh7VGNyL
>>132 危害を加えるとくさい何かを出すんだと思います
134 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/23 13:47:13 ID:Jh7VGNyL
>>133 そうなんだぁ。どれほどの臭いか嗅いだことがありませんが
夏ごろ、会社の警備室の窓にたくさん群がってました
ちょっと前に、自動販売機のおつりのとこに手入れたらカメムシもついてきたことあったなぁ…
137 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/23 14:53:53 ID:BHdDDxtT
この前の夏、ソファの上で昼寝していたら、ゴキブリが飛んできて私の足の
上にたかりました。
すっげーデカイゴキブリで、気がついた時はマジで心臓止まるかと思い
ました。
じんましんになった時
志村ケンのバカ殿の2巻で志村ケンが
「死んだいかりやさんが・・・」っていってた
もうこれは 再放送されないんだろうと思った
そういえばTBSの長さん追悼番組のラストで
「志村!」「仲本!」などとエコー付で各メンバーの名前を呼んでいる声だけを流していたが
あれもぞっとしたな。センス無さ杉。
>>141 かゆみよりもボツボツを見たときがガクブルですた。
続き期待あげ
空飛ぶナゼデテコナイ。
保守
早く続き書け
僕は翌日、学校に行くのを忘れた。
部屋でY子さんの電話を待っていたから。
M子から電話が掛かってきて、はじめて月曜日になっている事に気付いた。
「ちょっと、体調が悪くてね」
そう、言い訳した。
猛烈に眠かった。そう言えば僕は昨日から眠っていなかった。
眠いのに目を閉じても眠れなかった。
夜遅く、母が仕事から帰ってきた。
少し心配したが「ただの風邪」と僕は嘘を付いた。
結局僕は、冬休みに入るまで学校を休み続けた。
冬休みに入ってすぐ、M子が訪ねてきた。
僕の顔を見て、かなり驚いていたようだった。
「ご飯、ちゃんと食べてる?」
「うん」
嘘だった。
「風邪、もういいの?」
「仮病だよ。知ってるだろ」
「うん」
M子の家に行くことになった。
M子を部屋に待たせて、僕は数日ぶりに髭を剃って髪を洗った。
冬の日差しはきつかった。歩くと少し目眩がした。
M子が腕を組んできた。気を遣っているらしい。
「クリスマス。すっぽかしてごめん」
「いいよ。電話くれたし」
僕は憶えてなかった。
この数日、記憶が混乱していた。殆ど眠っていないし食べていなかった。
途中、自販機でトマトジュースを買って飲んだ。
かえって頭がふらふらしたが、少し座って休むと元気が戻ってきた。
M子の家に着くと、M子のお母さんは出掛けるところだった。僕を見て驚いた。
「風邪、もういいの?そうとう酷かったみたいね」
「はい。もう大丈夫です」
「大切な時期なんだから、気をつけないと」
そう言ってしきりに心配した後、タクシーが来て出掛けてしまった。
二人きりになるとM子は珈琲を煎れてくれた。
M子は何も訊かなかった。僕はそれが嬉しかった。
魔法のように優しい時間だった。
僕は打ちのめされていたけど、若くて健康だった。
少しの栄養と、一杯の珈琲と、M子の存在だけで穏やかな気持ちを取り戻せた。
「少し、眠ってもいいかな?」
自然に言葉が出た。人前で眠りたいと思ったのは初めてだった。
M子は特別なのだと思った。
M子は頷くとソファーの隅に寄って、僕を膝に招いた。
僕は少し照れたけど、M子の気遣いを受け入れた。M子も少し照れていた。
M子の膝は心地よかった。
M子がそっと掌を額にあててくれた。
冷たくて気持ちよかった。
すぐに僕は眠りにおちた。
とりあえずスマン!
もしかしたらゾーっとする話から若干かけ離れるかもしれん。
わ〜い続きだ〜。
Y子さんの夢を見ていた。
夢を見ながら、それが夢であることを知っている、不思議な夢だった。
「Y子さん描いていいですか」
Y子さんはちらっと僕を見て、小さく頷くと、本を読み始めた。
僕はスケッチブックに直接透明水彩でY子さんを描いた。
我ながら巧く描けたと思った。
「出来ました。見ます?」
「見ない」
Y子さんは立ち上がって台所で珈琲を煎れた。
カップを一つ僕の前に置いて、もとの場所に座って飲み始めた。
翌日、Y子さんは僕のスケッチブックに顎をしゃくって言ったのだった。
「悪くないよ」
僕はそれからもY子さんを描き続けた。
僕には他に描きたいものなんてなかったからだ。
夢の中の僕は 器用に筆を動かし続け、
2冊のスケッチブックがY子さんの横顔で満たされた。
子さんは僕のスケッチブックをぱらぱらとめくって眺めていた。
「これ貰う」
2冊目の最後のページを破り取って、ファイルブックに放り込んだ。
Y子さんはまた本を読み始めた。
パネルの貼り方を教えてくれたのもその頃だった。
昔使っていたイーゼルを僕の為に組み立ててくれた。Y子さんの居間に2台のイーゼルが並んだ。
僕はY子さんの膝で眠っていた。「ああ、これは嘘だ」と思った。
僕がY子さんに触れたのは5年前、Y子さんから「もう来ないで」と言われた日の
一度きりだったからだ。
目を開けるとM子が僕を覗き込んでいた。
「起きた?」
「うん」
M子は心配そうな顔をしていた。
「悪い夢?」
「何で?」
「泣いてたから」
「良い夢だったよ。懐かしくて、優しくて、良い夢だった」
「そう、良かった」
「M子のおかげだよ。ありがとう」
それからしばらく僕らは見つめ合った。
部屋の中はもう薄暗くなって、窓からは夕の陽光が差し込んでいた。
灯りをつけないままで僕とM子は2杯目の珈琲を飲んだ。
「連絡を貰ったんだ」
「そう。やっと、お話できたんだね」
僕は黙って首を振った。
M子は僕が続きを話すのを待っていた。
「もう、待たなくていいよ。って意味だと思う」
「そう」
M子はうつむいた。目に涙が浮かんでいた。
彼女が珈琲を飲み終えるのを待って、僕は立ち上がった。
「ごちそうさま、それじゃ」
帰ろうとした僕の背中にM子が抱きついた。
「今日ね、お母さん遅いの」
「うん」
「だから…」
僕を振り向かせると、目を閉じてキスを求めた。
M子の頬に涙の流れた跡があった。
M子が愛おしいと思った。
このまま彼女を受け入れてしまえば、Y子さんを忘れられると思った。
そう思った時、僕はM子を振りほどいていた。
「ごめん」
魔法の時間は終わってしまった。
「電話を待たないといけないんだ」
M子の嗚咽する声が聞こえた。切なかった。
つまりは、僕は電話を待ち続けた。
冬休みの終わる日、久しぶりに僕とM子はデートに出掛けた。
プラネタリウムを見て、美術館を回った。
共通一次を前にした最後の息抜きを、僕もM子も心から楽しんだ。
城跡のベンチで僕らは紙コップのコーヒーを飲んでいた。
もうすぐ帰る時刻だった。
ソレカラドウシタ
どういった展開になるのか…
168 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/26 17:22:53 ID:+7yGydbU
小学校の時、机の裏にはなくそつける癖を持ってるやつがいて、友達と
肝試しでそいつの机の裏を覗いてみた、
「ぎゃあああああああああああああああ」
なんと裏一面にびっしりと何十重にも塗り固められたはなくそが、、、
まるで鍾乳洞のようにつららになっていた、、、、。
はなくそで思い出したが、小学校の授業の時はなくそをピンッと弾いたら、間違って前の席の女子の首についた。「頼む気付かないでくれ!」と願ってたんだけど、俺の隣の女子が気付いてバラしやがった。
カミソリで亀頭をなでる
失敗すると・・・・
171 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/27 00:01:21 ID:lZXzBVRd
久々に続ききたー
わーい
相変わらず続きが気になる。。
ochi aruno?
aruto omouyo
174 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/27 14:59:56 ID:yCl8dUui
hoshuage
175 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/27 15:07:21 ID:C4ocdfp8
176 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/27 23:55:04 ID:IB36zzV8
age
177 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/28 14:21:21 ID:XT1ddkT0
age
新聞紙が飛んでこない
179 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/29 01:52:53 ID:LwK2x2ui
保守
180 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/29 16:23:10 ID:KEjltW7H
は〜やく来い来い新聞紙〜〜
看板が変わった!!!!!
182 :
11:04/12/29 22:58:25 ID:???
これは俺の友達が以前本当に働いていた精肉工場の話。
....といっても、割と小さな工場で規模も小さいので、
大きいトコはまた違うかもしんない。
みんなホルモンって好きか?あれは知っての通り
牛とか豚の大腸。つまり糞が詰まった袋なわけ。
当然、牛を殺して取り出したときは糞まみれ。
それを洗わないといけないんだけど、生半可な
事じゃ臭いが取れないから、洗濯機みたいなので
グチャグチャ洗う。しかも洗ってるとき、
腸の内部にいる寄生虫が(3cmくらいの赤い糸みたいなの、らしい)
うじゃうじゃ浮いてくるから、網ですくって取るんだと。
そのほか内臓系はほぼそんなふうにしているらしい。
この話を聞いて俺は、内臓系が食えなくなりました.....('A`;)
フグ釣ったときなんかは エラに寄生虫がいたよ
魚系もマジやばい
184 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/29 23:02:13 ID:cnKoPl5u
そんなときに
アノン
185 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/29 23:02:39 ID:cnKoPl5u
そんなときに
アノン
cnKoPl5u!!
IDがチンコだ!!
そんなにあせんなくても待ってれば画面が
変わるんだから!!
なんで2回言うねん
188 :
バカは氏んでも名乗らない:04/12/30 19:51:25 ID:ReV8UInp
そして空飛ぶ新聞紙は二度とスレには帰ってこなかったとさ。
ゾゾ〜〜〜ッ。
PCで文章を書いてる途中にCtrl+A→Ctrl+Xとうつと……ゾゾ〜〜〜ッ。
ゾビゾビゾ〜〜
えっと。時間が空いた(大雪のせいで)ので
リアルタイムでとりあえずラスト手前位まで書けたらと思います。
編集以前の状態なので誤字、脱字、抜けありましたらご了承下さい。
後、予め・・ぞぞーっとする話から少しだけ離れそうです。
玄関口手前で急にM子は顔を強張らせて言った。
「あの人に比べて、わたし、そんなに魅力ない?」
「誰かと比べて、Y子さんを好きになったんじゃないから」
「そうだよね。ごめんね」
「ごめん」
「わたしね、身代わりでも良いよ。いつか、好きになってくれるんなら身代わりで良いよ。
何年でも待つよ。それでも駄目なん?」
「ごめん」
「どうして、わたしじゃ駄目なん?」
「本当に言っていいの?」
「うん」
「M子はY子さんじゃないから」
「…やっぱり、言われちゃった」
「ごめん」
静かに靴を履く僕。静かに靴を履くM子。
そのまま僕らは手をつないで家を出て歩いていた。
沈黙が重かった。何か話さないといけないと思った。
でも僕の方はM子と並んで歩いているだけで
精一杯だった。
先に口を開いたのはM子の方だった。
「わたしね。S君と付き合おうかと思ってるの」
「そう」
「どうして?って訊いてくれないんだね」
「どうして?」
M子は返事をしなかった。
俯いたM子の長い睫毛がY子さんを思い出させた。
僕は、なんとなくY子さんの思い出を辿り始めた。
不意にM子が言った。
「また、あの人の事考えてるんだ。冷たいよね」
「ごめん」
M子は淋しそうに笑っていた。
「わたし、あなたが好きよ。でも、もう嫌になっちゃった。
もうすぐ卒業だし。振り向いてくれないし。もう嫌になっちゃった。
あなたのこと、これからもずっと好きだと思う。でも、もう嫌になっちゃった。
S君がね、言ったの。わたしがあなたを好きなままでも良いって。
自分はずっと2番目のままでも、絶対に怒ったりしないって。
その時、思ったの。わたしは、いつかこの人を好きになれるかも知れないって。
良い人だし、わたしのこと好きだって言ってるし。
だから、こんな言い方S君には悪いけど、わたしS君にしとく」
僕は黙って頷くしかなかった。M子の目に涙が浮かんでいた。
マラソンの練習の集団が僕らの横を追い越していった。
僕はM子の手を取って、歩道の隅によけた。
「金メダルが取れないからって、走るのを止めなくていいもんね。
銀でも銅でもメダルはメダルだし。だからS君にしとくの」
M子の泣き笑いが切なかった。僕も苦笑した。
そのうち本当に二人とも笑い出してしまった。
何かが終わった瞬間だったのだろう。
「あいつは銀メダルか。しまらないね」
「せいぜい銅ってとこね」
僕とM子は手をつないだまま、歩き続けた。
最後の休みが終ろうとしていた。
3学期が始まっても、僕は学校に行かなかった。
部屋に閉じこもって、Y子さんを思い、M子を思い、Y子さんを思い、
Y子さんを思った。
つまりは、電話を待ち続けた。
三日目の朝、Sが訪ねてきた。Sとは二十日以上逢っていなかった。
僕の顔を見て、ぎょっとした。
「えらい痩せたな。飯食ってないじゃろ?」
「学校はいいのか?今、授業中だろ」
「お前みたいなサボりに言われたないわい」
「用?」
「用がなきゃ来るかい。ええけん、支度し。わしが飯おごっちゃるけん」
多分、M子の話だろう。そう思って、僕はSの誘いに応じた。
一旦ココまでです。続きは年明けになるかも。
結局そんなに書けなかったOTL
ちゃんと編集しないと書いてて難しい・・・
皆さん良いお年を。後、読み続けて下さってる方々ありがとうです。
うむ、期待してるぞよ。
Flying News Paper よいお年を・・・
age
あげてみる
Hey!
Sが実は菅原文太とかいうオチ無しな。しゃべり方とイニシャル。
2005年か。
ゾゾ〜〜〜ッとするな。
209 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/01 00:43:27 ID:nJyTU4tv
あげ
あげ
Wow!
今雑煮でゾゾーっとしてますが、何か?
メロン記念日の村田めぐみちゃんとデートしたい
前の車の後部座席に白装束の幽霊を見た(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
215 :
【吉】 【1951円】 :05/01/01 20:47:31 ID:FJqWSxE8
age
216 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/01 21:47:30 ID:x9k4CkOG
空飛ぶ新聞紙氏、気になりすぎる・・・orz
217 :
代理:05/01/01 23:09:13 ID:???
しょうがねえなあ、また俺がつなぐか。
218 :
代理:05/01/01 23:16:36 ID:???
最近気になること
・クサナギ君の髪
・タマちゃんの行方
・口臭
219 :
代理:05/01/01 23:23:05 ID:???
ミニ劇場
ナポレオン「我輩の辞書に不可能の文字は無い」
部下「えっ、不便すね」
220 :
代理:05/01/01 23:24:16 ID:???
ミニ劇場
ナポレオン「我輩の辞書に不可能の文字は無い」
部下「えっ、不便すね」
221 :
代理:05/01/01 23:25:24 ID:???
ミスったぁ!
222 :
代理:05/01/01 23:29:12 ID:???
裏話
昔のタイプのガチャガチャで、お金を入れる部分にオロナミンCの内蓋(白いやつ)を入れると、景品が全部出てくるよ。
223 :
代理:05/01/01 23:30:38 ID:???
ところで2046ってどうした?
224 :
代理4:05/01/02 01:52:11 ID:???
∧_∧
(゚Д゚ )ー┐ しっこくしっこく!
しヽ し′
彡 > 彡)
/ / /
(_(__)
∧_∧
┌ー( ゚Д゚)しっこくしっこく!
丶J /J
( ミ < ミ
丶 丶 丶
(__)_)
空飛ぶ新聞紙に期待age
226 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/02 19:38:55 ID:hthDCFEC
オナラぷぅ
227 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/02 23:02:52 ID:UwO2tu0J
子供のおつかいと大家族スペシャルは
視聴率が取れるんだなぁ
ガースー
Sは僕を連れて最寄りの駅へ向かった。
「お前新宿へ行ったことあるんか?」
「何でそんなことを訊くんだ?」
「行ったことあるならつれてってもしゃあない思ったんじゃ」
「行ったことないよ」
僕の返事を訊く前にSはもう切符を買ってしまっていた。
「今から新宿二丁目に行くんじゃそしてそこで俺とお前は一つになるんじゃ」
僕は唐突な誘いに黙り込んでしまった。
偽者が現れたゾ
偽者の続きも禿しく気になる。
231 :
たんぽっぽ:05/01/02 23:57:24 ID:zlCIp+3B
先週、友だちと食事をしてたら、ずーっと私の後ろに
女の人が立ってたそうです。
「気がつかなかった?」と友だちに聞かれて
全然気がついてなかったので、ぞーっとしました。
「お前はM子が好きなんじゃないのか?」
「なんじゃ、俺がホモだと感づいておらんかったんか」
質問の返答になってないうえに僕はそんなことは考えたことすらなかったので返答のしようがなかった。
「いくらわしでも大衆に向かって自分がホモだとカミングアウトする気はないで」
「……。」
「M子を好きなふりをしてお前に近づいたわけじゃ」
一方通行な会話をしているうちに新宿に到着した。
気になってしょうがねぇから俺がつないでやるよ!
「やめろ…やめろぉぉぉーーーーーー!!!!!!!」
しかしそいつはやめようとしなかった。…いや、俺もそれを望んでいたのかもしれない
今考えると俺としてはどっちでもよかったとかそんなレベルの話だ。
事実、あの時なぜあれほど拒否したのか今では分からない。
月日は流れ俺は大学生になった。
あのときのこともすっかり思い出の中だ。
まだ高校生のときはよくあのことを思い出していた。
今となっては『ある条件』を満たさないと思い出すこともない。
その『ある条件』というのは大まかに分けると3つある。
1つは、あの時と同じ様に雨が降っている。
2つ、なかなか寝付けずに気づいたら朝になっている日。
3つ…この3つ目がなかなか難しく、それが思い出せない原因でもある。
正直に言うとあのことを毎日でも思い出したい。
別にいい思い出というわけでもない。しかし自分の甘さを戒めるためにもあのことを思い出したかった。
しかしこの3つ目の『条件』が俺にそれをさせないでいた。
記憶の片隅にある『それ』は俺を苦しめ続けた。
思い出したいのに思い出せない…そんな苛立ちが徐々に俺を蝕み始めていた。
そんなある日『条件』を満たせるチャンスが訪れた。
俺はうれしさのあまり震えた。思い出せる…これで思い出せるんだ。
俺は3つ目の『条件』を満たす決心をした。
後悔はない。『あのこと』を思い出せるのなら…
しかしいざ実行しようとすると躊躇われる。
足がすくむ。
命を落とすかもしれない…。
しかし俺は実行しなければ…。
そう。実行しなければいけないのだ。
俺は心を決めてやることにした。
∧_∧
┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく!
丶J /J
( ミ < ミ
丶 丶 丶
(__)_)
∧_∧
(゚∀゚ )ー┐ しっこくしっこく!
しヽ し'
彡 > 彡)
/ / /
(_(__)
とりあえずage
てか読み直すと結構ひどい文章だな。
理系だとここが限界か。
空飛ぶホモ雑誌
「空飛ぶ新聞紙」って「空飛ぶモンティパイソン」にかけてるようでかけてなさそうだな。
続きが気になって…
246 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/03 07:25:25 ID:bCPAnXBv
あげ
つづきまだー?
248 :
久米宏:05/01/03 10:20:50 ID:???
こんばんみ
心は決めたものの、やはり体が動かない。
時間だけが過ぎて行く。
「おう、元気か?」
Sが訪ねて来た。
「なんや、しけた面しとるのう。」
「ああ。」
「今日はええもん持って来たけぇ、楽しませちゃらぁ。」
「??」
「わしがなんもかんも忘れさせちゃらぁ!」
言うなりSは大きな鞄を開け始めた。
くっそう。 続きがきになってしょうがない!
頼むから、はやく続きをお願いします…
とりあえず少しかけたのでまたうp。
別路線での続きも楽しみです。
連れて行かれたのはSの家だった。Sの家はお好み焼き屋をやっている。
「奢るって、お前ん家じゃないか」
「金はわしが出す、つべこべ言うな。ツケがきく店はここしか無いんじゃ。
母ちゃん、スペシャル2枚頼むで!」
そう言って、奥の席に座らせた。
「Mちゃんがな、わしと付き合うてくれる、言うとる」
「聞いてるよ。良かったな」
「良かったなじゃ無いやろ。お前はええんか?」
「うん。M子が決めた事だ」
「違う!お前が振ったんじゃ」
「そうらしいね」
「はあ。気のないやっちゃ。まあ、ええわ。お前Mちゃんの他に好きな女おるじゃろ?」
「いるよ」
「その人とは見込みあるんか?」
「Sには関係ないだろ」
「ある。じゃけん正直に答えてくれ。見込みはあるんか?」
「無いよ」
「Mちゃんの事も好きやろ?」
「別に」
「正直に答ええ言うてるやろ。Mちゃん好きか?」
「好きだよ」
「なら何でMちゃんじゃいかんのや?Mちゃんはお前の事が好きいうてるぞ」
「Sにとって一番大切なのはM子の気持ちだろ」
「そや」
「僕にとってはそうじゃないんだ。解ってくれ」
「じゃあ、ほんまにわしがMちゃんと付き合ってもええんやな?」
「いいよ」
「ほんまにええんやな?」
「いいよ」
「解った。ほんまはよう解らんが解った」
「なあ、S」
「なんや?」
「Sこそ良いのか?M子が俺を好きなままでも平気か?」
「平気に決まっとる。当たり前や」
「なんで?」
「わしだって、お前が好きや。Mちゃんがお前を好きでも文句いえん」
「それは好きの意味が違うだろ」
「何処が違うんや?好きいうのは、そいつの為なら死んでもええいうこっちゃ。
わしゃ、Mちゃんのためなら死ねるで。お前んためでもなんぼでも死んじゃるわい。
おんなじこっちゃろ」
「S、お前、良い奴だな。今度それ、M子にも言ってやれよ。お前のこと見直すと思うよ」
「お前はアホか?こんなくっさい事、男同士でないと言えんわい」
「それもそうだね。僕もSが好きだよ」
「んなこと解っとるわ。いちいち言うな。アホか。」
Sは照れたのか焼き上がったお好み焼きを自分で取りに行った。
「それより飯や、飯。お前も喰わんかい」
解りきってるから言える事だってあるのだと、僕はこの時まで気付かなかった。
Y子さんは答えが解っている質問には返事をしない人だった。
それでも僕は、もっと色んな事を訊くべきだった。
そう思った。
「○○、なんや、泣いとんのか?」
「ちょっとな」
「すまんな」
「Sには関係ないよ、ちょっと思い出しただけだ」
焼き立てのお好み焼きは美味しかった。僕は泣きながら食べ続けた。
何かを美味しいと思って食べたのは何年ぶりだったろうか。
Sがいてくれて良かったと思った。
次の日から、僕は学校に行くようになった。
幸いにといっていいのか、僕は相当にやつれ果てていたので、誰もずる休みとは
思わなかった。
昼休みになると、M子は変わらず僕と一緒にコーヒーを飲んだ。
Sも初日だけついてきたが「わしゃ昼飯食わんと持てんわ」そういって教室に残る
ようになった。本当は僕らに気を遣ってくれていた。
M子はSの影響か、よく喋るようになった。もともとのM子は快活な女の子だった
から僕の毒が抜けてきただけかも知れない。
もう次かその次辺りがラストだと思います。
結構長かったなぁ・・
果たしてこれは本当にゾゾーっとする話なのか。
オチが読めない・・・
予想
Y子さんフカーツ from 棺
ワロタ
ここまできたんだ。とりあえず最後まで読ませて欲しい、スッキリしたい。
空飛ぶサンよろしこ。
空飛ぶ、じらすのだけは一人前だからな。やらしい男よのぅ。
超期待age!!!
はやくー
Y子さんはすでに亡くなってるにも関わらず
電話を待ってる主人公にゾゾ〜〜〜ッとした
269 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/03 21:11:39 ID:LDHQ/1dd
空飛ぶさん ありがとございまーす
また続きたのんますー よろしゅうに
270 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/04 10:16:33 ID:wGWAXQgv
age
>>262 結末それだったら、俺2チャンやめるわ。
kokomade jirashite oite
masaka heibon na ochide
owaraseyou nante kangaete naiyone?
masakane.
ヴォー ムス イッヒ アウシュタイゲン?
274 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/04 17:32:48 ID:wGWAXQgv
アンビリーバボー
「ほれ、これがガンジャや。所謂マリファナっちゅうやっちゃ。
ほんでこれがチャラス。所謂ハッシッシや。
どっちも大麻草や。THCっちゅうのんがラリパッパの素やな。
お前は煙草吸わへんから贅沢な巻き方したるわ。」
「こっちはケシ系や。オピにブラウンにヘロ。
炙るなり喰うなり尻に突っ込むなり、ヘロは静脈に入れるなり好き好きや。」
「この紙っ切れにはアシッドを染み込ませとる。LSDっちゅうやっちゃな。
まぁ取り合えずねぶっとき。」
「このキノコ達はやな、センボンサイギョウガサくんにヒカゲシビレタケくんに
ベニテングタケくんや。むしゃむしゃ喰うとけ。」
「この瓶に入った透明な汁はやな、ケタミンちゅうて獣医さんが使う麻酔剤やな。
そのまんま注射してもええけど、わしゃ炙って水気飛ばして残った結晶を
細こうして鼻から嗅ぐのんが好っきやなぁ。」
「この白い粉は、ま、聞いた事あるやろ。コークや。これも鼻からやな。
ケタと混ぜて嗅いでみ。訳解らんぞ。」
Sは次から次へと鞄の中から怪し気な物を取り出し
嬉しそうに説明している。
「もういい。解った。」
「何がええんじゃ?!お前は何も解ってへんやんけ!!」
明らかに常人のそれとは思えない光がSの眼に宿っている。
「…S、お前、もう何かやってるな?」
「おう!やらいでかい!!!ほれ、今から出すからな〜。
これや、これこれ、愛しいアンフェタミンちゃんやーーーーっ!!!!」
本編が完結したら、新宿編の続きを是非読みたい。
278 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/05 03:51:19 ID:daoga8oR
>>273 Du musst an Shinjuku-eki aussteigen,dann gehst aus der Bahnhof.
Danach rennst du geradeaus am Shinjuku-dori etwa 10 Minuten.
...Dann stellt Shinjuku-2chome bei links.
大丈夫かなオチは
280 :
273:05/01/05 05:12:32 ID:???
学年末試験が済むと、その直後には共通一次だった。
二月に入ると、3年生は自由登校になった。
僕ら3人は毎日学校に集まって、長いお喋りを楽しんだ。
僕も随分と話をするようになり、週一回の登校日にしか会わない級友達は皆驚いていた。
M子の髪も日に日に元の栗色に戻りつつあった。
バレンタインに、M子はコンビニで買った板チョコをSにあげた。
「まだ好きにはなってない」意思表示だそうだ。
「ま、しゃあないな。○○は貰えんかったみたいじゃし、良しとしときましょ」
僕はちょっとだけ悔しかった。
「くさるな、くさるな。去年と立場が逆になっただけや。半分やるけん辛抱せい。
ま、小ちゃい方の半分やけどな。一人もんはつらいなあ?」
M子は意地悪そうに笑うと、鞄からラッピングした瓶詰めを取り出して僕にくれた。
栗の甘露煮だった。
「手作りだけどチョコじゃないから、S君に文句を言う権利はないからね。
…でもほら、チョコより甘いし、金色だしね」
後半は小声だった。
「なあ、○○くん半分、ちょーだい」
「だめだ」
「じゃ、一個だけ」
「だめだ」
「なんや、このケチ勝手にせえ!」
「そんなことより、S、ほい」
「なんや、その手は」
「半分くれるんだろ、チョコ」
「なんやと、この強突張り!」
文句も言いながらも「小さい方の半分」をくれた。
友情の味だ。少し苦かった。
栗の甘露煮を一粒その場で食べた。
僕が「美味しいよ」と言ったとき、M子は咲き誇るような笑顔を浮かべた。
M子は本当に明るくなった。甘さが胸に染みた。
「なんや、○○。また泣いとんかい」
「ちょっとな」
「お前が昼飯食わんのは泣き癖があるせいじゃったんかい」
「そうかもな」
「なあ、泣き癖の事は秘密にしたるけん、一粒だけちょーだい?」
「だめだ」
「なんやと、わしのチョコ半分食ったやないか!」
「しつこいぞ、この銅メダル!」
M子も泣き笑いを浮かべていた。
卒業式の日、朝早く僕はSから呼び出された。
またしても焼却炉の前だった。
「なあ、S。なんでいつも此処なんだ?」
「うるさい。大事な話は昔から此処に決まっとんじゃ。つべこべ言うな」
「で、何よ?」
「Mちゃんの事や」
「ああ」
「わしがMちゃんに告白したい言うたとき、○○は言うたよな?」
「それはM子が決める事だ」
「そや、そう言うた。じゃが、わしにはとても真似できへん。
もしも○○が、あんときのわしみたいにMちゃんにちょっかい出し続けたら
わしには我慢できん。おかしなってしまうかも知れん」
「うん」
「なのにお前はずーっと笑って許してくれたし、デートにまで何度も誘ってくれた」
「それは別に、」
「黙って聞いとれ、先忘れてまうやんけ。じゃけんな、一回だけじゃ」
「もし、お前がどうしてもMちゃん返して欲しゅうなったら、返せ言うてもええで。
一回だけなら、それはMちゃんの決める事や、ってわしも言うから」
「ああ」
「いつでもええ、お前が返せ言うたら、一回だけはMちゃんに決めさすけん。約束や」
「いいのか?」
「あたりまえや、男と男の約束や。言うた以上、絶対守る。でも一回だけやからな」
「解った。約束だ。ちょっとした紳士協定だな」
「なんや、それ?」
「書類や判子に頼らず、互いの名誉と誇りにかけて守る誓いの事」
「はあ、かっこええなあ。よっしゃ、この約束はわしらの紳士協定や」
「ああ、いいよ」
「話はそれだけや」
二人で教室に戻るとM子が待っていた。
「何のお話?」
僕に訊いた。Sは必死に言うなと目で訴えていた。
先に秘密だと言わなかった事を後悔しているのが解った。
「ちょっと約束してただけだよ」
「そや、ちょっとした約束や」
「どんな?」
「秘密だよ」
「そや秘密や」
「何よ、嫌らしい」
そして、僕ら3人は高校を卒業した。
話は少し前後するがSは地元私立に補欠で合格した。
M子は予定どおり地元の国立に無事合格した。
僕は希望通り都内の私立に行くことになった。
引越の時、免許をとったばかりのSは、わざわざレンタカーを借りて、僕を引っ越し先まで
荷物と一緒に運んでくれた。
「助かったよ。気を付けて帰れよ」
「○○、お前には借りがえらい沢山残っとるが、これで一個は返したで」
「貸しなんてないよ」
「Mちゃんのことでは借りだらけや」
「まあ、そうかもな」
「お前がこっちの学校選んだのも、わしとMちゃんに気い遣ってのこっちゃろ?」
「それもあるな」
「わしには、解っとる。お前はフェアな奴や」
僕が志望校を替えたのは、実は他にも理由があった。
Y子さんを育てた町に僕は会いたかった。
その町にはY子さんの実家がある。
後からY子さんのお母さんを訪ねて教えて貰ったのだが、僕のアパートからほど遠くない
ところにY子さんのお墓はあった。
その町は僕の愛する人の眠る町でもあった。
僕はその町で4年暮らし、卒業後は地元に帰った。
M子とSは、大学1年の終わりSの嫉妬が原因で一度別れたが、
僕の執り成しで復縁した。
その時Sは「また一つ借りだな」と言った。
つくづく墓穴を掘るのが好きな男だ。
大学卒業から2年後、二人は結婚した。
式の始まる前に、僕は二人から控え室に呼ばれた。
ウエディングドレスを纏ったM子は美しかった。
非常識にもなぜかその場にSもいた。Sは、…まあ、Sだった。
「花婿の控え室はあっちだぞ」
「いや、お前なら絶対先にMちゃんに会いにいく思うて先回りしたんや。どや、Mちゃん綺麗やろ。
おまえ惜しいことしたよな。人生悔いとるやろ。どうしても、それが訊きとうてな」
Sはイヒヒといやらしく笑った。
「紳士協定は憶えてるよな」
「お前こんな時に、何考えとんなら!?」
「自信ないの?」
「んなことあるか。しかし、だな・・・」
「弾が入ってない銃でも、ロシアンルーレットは出来ない」
「そういうこっちゃ。今日の処は貸しにしといてくれ」
「貸しはいいさ。それより肩でも揉んでもらおうか」
僕はタキシード姿のSに肩を揉ませた。
「わたしも揉んだげるね」とM子も一緒に揉みはじめた。
本当に弾が入ってないか試したい気持ちは少しあったが、僕は友人代表の立場を守った。
披露宴の後Sは「まあ、最終的には俺の勝利だったわけだ」と宣った。
当然M子と一緒に「この銅メダル!」と蹴りをくれてやった。
Sは意味も解らず喜んでいた。確かにSの言うとおりかも知れない。
その3年後、M子は母になった。
僕の方はと言うと大学に進学してから進路を急変し音響の専門に入り直した。
元々大学で音響概論を学んでいた事もあり大学の教授からの推薦で
入れてもらう事となったのだ。
「相変わらず訳のわからんやっちゃな。」
「勉強が好きなだけさ。」
「よう言うわ!」
進路変更をSに相談した時にSは二時間僕の話に付き合ってくれた。
二人との付き合いは今も続いている。
Sは昔と同じように、いやそれ以上にアホで空回りで騒がしい良い奴だ。
紳士協定をちらつかせると何でも驕ってくれる気前の良さも昔のままだ。
僕に彼女が出来る度に心から喜んで「今度は結婚まで行け!」と激励してくれる。
「他意はない。本気でお前の幸せを願ってるんだ。M子はこの際関係ないぞ」と墓穴を掘る。
M子は毎年バレンタインには「栗の甘露煮」を作ってくれる。
今年のカードには「今でもあなたが好きです。ちょっとだけ」と書いてあった。
チョコレートでなければ人妻でも何を書いても構わないと思っているらしい。
誕生日とクリスマスにはカードを交換するし、休みが合えば一緒に出掛ける。
夫婦喧嘩の時は実家でなく僕の部屋に転がり込んでくる。
その度に連れ戻しに来るSと会うのも僕の楽しみの一つだ。
僕にも恋人が出来た。K子という善良な娘だ。
2年来の付き合いだが一昨年のクリスマス辺りから正式に付き合い始めた。
M子に対抗して「栗の甘露煮」をくれたが、まだまだ出来はM子に及ばない。
K子の寛容と善良さが、今の僕にとって最も大切な物だ。
先週4人の休みが重なったので、そろって史跡公園に出掛けた。
こういう場合、M子は必ず僕と腕を組みたがる。K子が加わってから甘え方も幾分過激になった。
対抗してSがK子に抱きついたので、当然M子と二人で蹴りをくれてやった。
K子にも薦めたが初めは辞退した。「楽しいから一発だけ試してごらん」と言ったら本当に蹴った。
理不尽かも知れないがSには「貸し」があるから当然だ。
K子はM子を気にいっているが「馴れ馴れしすぎる」とたまにこぼす。僕もM子も気にしていない。
四人で公園内の色々な場所を見学して回った。
K子とM子が世間話を始めた隙を見計らって僕はSを引き離した。
「なんやなんや・・男二人で。」と冗談っぽく笑っていたSだが
「Y子さんの事で・・」と僕が言うと真剣な顔でうなずいてくれた。
僕達は公園の少し隠れたベンチまで行くと立ったまま話し始めた。
「どうしたん?あれから何か連絡あったんか・・・?」
SにはY子さんの事を詳しく話していなかったのでまだ生きているが連絡が取れない人だと
思っているらしい。
「いや・・連絡というか。」
「まだ忘れられないっちゅー事やな。」
僕は黙ってうなずく。
「K子さんっちゅう新しい人がみつかったんやろ?まだ引きずっとるのか?」
「待つ事が習慣になっているんだ。」
Sは煙草に火をつける。
「つい最近、一度だけ連絡があったんだ。」
「え?」
「自宅に久々に帰った時・・突然おかえりとでも言うかの様に電話が鳴って・・
電話を取ると向こうから声はしなくて。何となく感覚でY子さんだと思った。」
「・・・・」
「僕は弾けたかの様にこれまでの事。SやM子の事を話した。一通り話し終わった時
まるでその事がわかっていたかの様に電話は切れた。」
「それがY子さんだと思うとる訳か。」
「おかしな話だよな。まだその時思い出を引きずってる自分がいるなんて・・
五年以上前に終った事なのに。」
気が付くと目に涙が溜まっている。Sに悟られない様に拭おうとしたが
「バレバレや。」とハンカチを渡してくれた。
「これで一つ借りが無くなったな。」Sは笑顔で言った。
二人で元の場所に戻るとM子とK子が手を振った。
「何の話してたの?」M子が聞く。咄嗟に
「ん?何でも無い。」と応えてしまった。Sがニヤニヤしながら
「紳士協定、紳士協定。」とからかう様に言った。
僕はSをかかとで蹴っ飛ばした。
「何でや。借りは返したじゃろ?」
「まだまだ。」
かかとを押さえながら悶えるSを見て僕も釣られて笑顔で言った。
それから色々と四人で公園から駅へ向かった。
途中色々とこれまでの思い出話や今の近況やまた集まれる時とか
他愛の無い話を延々としていた。
帰り道は僕達以外にポツリポツリとカップルや老人が見える位で
全体的に寂しいイメージだった。
その時一人の女の人とすれ違った。その人は僕らのすぐ脇を通った。
長い髪に色白で黒いセーターを着た・・どことなく冷たい感じの女性
(Y子さん・・・・!?)
慌てて振り返る。そこには誰もいない。
「何やOO。M子はこっちやで。」
Sの声で我に帰る。気のせいかまた涙が出てきた様だった。
M子だけは気付いていた。だけど何も言わなかった。
「何でもない。」
この日の出来事以来、僕はY子さんと会っていない。
僕は相変わらず電話を待っている。
それはこれからも続く。
Y子さんの居場所は僕の中に残り続ける。
あの時の電話、そして公園での出来事。
それは全て錯覚だったのかもしれない。
Y子さんの死をM子は知らない。
SとK子は、Y子さんという人がかつてこの世に存在したことすら知らない。
それでいいのだと思う。
僕は今でもY子さんを好きだし、M子のことも「ちょっとだけ」好きだ。
終
3日から5日の昼までパソコンの前で書き続けました。
その時も心の何処かで
(電話かかってこないかな?)
と待ち続けていたと思います。
多分今も・・・
最後は一気に貫いて書いてみました。
オチとか考えて無いで書いたので
ぞっとする話から大幅にずれてしまった事を
深くお詫び申し上げます。
312 :
228:05/01/05 17:30:18 ID:???
>>277 アホな厨房がネタで書いただけですから続きなんて考えてませんよ…。
誰かが適当に続き書いてくれればそれが一番うれしいんですが
需要があるならば暇をみて書きます。
乙!でした!
空飛ぶさん=○○君、の実話なんスか?これ。
空飛ぶ〜さん、ありがとう。
ゾゾ〜〜度はちょっとだったかもしれなかったけど、読めてよかったです。
空飛ぶ、長丁場おつかれ!よかったぞ。
え、実話?もしそうなら驚異的。
317 :
代理:05/01/05 19:56:28 ID:???
ええ話や。
318 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/05 20:07:13 ID:gWEDzg5D
ぞぞ〜っとさせて欲しかった
窓閉めようとしたら目の前のガラスにゴキブリがついていて、声上げる暇もなく足に飛んできやがった。
あれはまじゾーッとしたね
320 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/05 20:22:19 ID:ZSqjwp0N
俺の家は十年以上ゴキブリなんていなかったのに・・・
2〜3分前に箱から出して使用したキンカン(虫刺されとかに使う奴)
箱に戻そうとして、箱をみると中からゴキブリがカサカサカサ・・・
さあ、ついに空飛ぶ新聞紙先生のゾゾ〜〜〜ッとした話のオチがはじまります。
さぁどうぞ。
↓
ゾッとはしなかったけど毎回続きが気になって面白かったですGJ
連載中に自分が想像してたオチは
○○、M子、Sのうちの誰かがかつてのY子のように自殺、残りの2人のうちの誰かがかつての○○のように電話を待ち続けると言うオチでした
ハッピーエンド(?)でよかった〜
さっきこのスレ見つけて、一気に読みきった。
空飛ぶさん、よかったですー。
ゾゾ〜〜〜ッとはあまりしなかったけどいいお話でした。空飛ぶ氏乙!
こういう連載スレってついつい目が離せないんだよね。
>322
オマイの落ちのほうがいいな・・・
実話だったのか……スゴ
ねぇねぇ
「自宅に久々に帰った時・・突然おかえりとでも言うかの様に電話が鳴って・・
電話を取ると向こうから声はしなくて。何となく感覚でY子さんだと思った。」
「・・・・」
「僕は弾けたかの様にこれまでの事。SやM子の事を話した。一通り話し終わった時
まるでその事がわかっていたかの様に電話は切れた。」
のが正しいの?
呼び出し音が一回だけ鳴って、そのまま切れた。
が正しいの?
ある中学でマラソン大会が行われた時のことだ。
この大会には一人、体の弱い生徒が参加していた。
彼は体は弱くとも意思は強く、ビリとはいえ最後まで見事に完走。
そんな彼の姿をゴール前に集まったクラスメイトたちは拍手と大歓声で迎えた。
ところが、無理をしすぎたのであろうか。
彼はゴールをした途端にその場に倒れ込み、意識を失ってしまった。
驚いた教師たちはすぐに彼を病院に運び込んだが、彼の意識は二度と戻ることがなかった。
後日、そのマラソン大会の写真が現像された。
教師の一人が頑張る生徒たちの姿を収めようと撮影していたものだ。
その中にはあの少年がゴールした瞬間に撮られた写真、
ゴールを駆けぬけながら今まさに崩れ落ちようとしている少年の写真も含まれていた。
「彼が参加したいと言った時、やはりもっと強く反対しておくべきだったんだ」
教師は悔やみながら少年の最後の姿を見つめた。
苦悶の表情を浮かべ、今まさに倒れようとする少年。
そして、一瞬後の悲劇を知らずに少年に向けて暖かい拍手を送る他の生徒たち・・・
しかしその瞬間、教師は驚きのあまり写真を取り落としてしまいそうになった。
何万分の一の偶然だろうか。
写真の中、少年に向けて拍手を送る生徒たちの手は全てぴったりと合わさっていたのだ。
まるで合掌しているかのように・・・
330 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/06 18:24:24 ID:AJ35FWlj
332 :
330:05/01/07 14:24:46 ID:I59MTojD
>>331 Thanks
なるほど 有名な都市伝説だったのか
【百物語学園】第一夜『一年一組 秋津 陣一』
え、おまえ百物語の特集するつもりか?やめとけ、やめとけ。おまえ
この学校がなんて呼ばれてるのか知ってるのか?あのな、『百物語学
園』って呼ばれてんだぜ。
なんでそんな事言われてるのかって?いやな、これはオレのいとこ
が教えてくれた話なんだけどな、なんでもこの学校で百物語をしようと
したり、百物語のことを調べようとするとだな、なぜかヘンな事がおきて
しまうんだってよ。それも、あんまり良くない事が。
いやな、実はいとこの友達もこの『百物語の祟り』について色々調べ
ようとしたらしいんだよ。ところが、どういう訳かあと一話で百話ってとこ
ろで急に中止したそうなんだよ。しかも、そのあとそのいとこの友達は
急に転校したらしいんだってよ。どうだ、おかしな話だろ?
だからお前も、百物語なんてもんに興味持つのはやめとけよ。いいか
オレは忠告したからな。
え?さっきの話は少しもおかしくないって?ああ、言い忘れてたよ。そ
のいとこの友達な。転校したあと、自殺したんだよ。なんでも、自殺した
前の日に友達と話をしていたそうだぜ。百物語の最後の一話の話をな。
…おっと。これで「一話」話しちまったな。まぁ、気にすんな。どうせ祟り
は百話聞かないと意味は無いらしいからよ。じゃあな、あばよ。
【百物語学園】第二夜『一年一組 井之頭 仁子』
百物語の特集?百物語を調べてどうするつもり。ネットに掲載する?
ばかばかしい。あなた新聞部でしょ?あんなのは迷信。そんな迷信を
学校のオンライン新聞なんかに載せてみなさい。この学校はいい笑い
ものよ。それに、そんなものに私の名前が載ってみなさい。きっと進路
にも響くわ。そうなったら、あなた責任とってくれるの?
名前は伏せる?本当でしょうね。
まあ、いいわ。どうせ祟りにあうのはあなただから。なんですって?
さっき迷信と言ったじゃないかですって?たとえ迷信でも、良くない事
が起きるコトなんて嫌でしょ?わたしは別にあんな祟りなんか信じて
ないわよ。本当よ。なによ、その目は。信じてないの?
あのね、あなた私の話を聞きたいの、聞きたくないの?私はどっち
でも良いけどね。…そう、それじゃ聞かせてあげるわ。
音楽室のベートーベンの絵はね、カッターとかで切りつけると血が出
てくるんだって。おしまい。
なにか不満そうね?でも、分かってないのはあなたのほうよ。いい?
「私が一話話した」という事実。百物語で大切なのは、まさにそこなの。
結局、話なんて何でも良いのよ。ただ、「百話聞いた」ということが一番
大事な事なのよ。さ、私の話はこれでおしまい。それじゃあね。
これを100続けるつもりなんだろうか
>>335 悪いか。文句があるならお前も手伝え。
すいません、手伝ってください。
339 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/08 01:38:17 ID:T42o027M
>>311 さんざん引っ張ってコレですか・・・。
期待はずれもいいとこです。
実話? なんにせよつまらないには変わりないですね。
>>337 怖くなくても、怖くは成るんだぜ?
こんな呪いがあるのを知ってるか?
あぼーんされたカキコに「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」が表示されるんだよ。
それならただの笑い話なんだけど、実はこの「しっこく」をみたら三日以内に死
んでしまうらしいぜ?それも「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」のポーズで。
この呪いは掲示板のレスが全部「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」に変わっていく
らしいんだ。自分で書いた文章もみんな「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」に変わ
っちまうらしいんだよ。それが死ぬ前からずっと続くって訳だ。おかしいだろ?
おい、どうした?なんだか顔色が悪いぞ?
これは「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」にレスがもらえず、それが原因でふっと
自殺したヤツの怨念がインターネットに取り憑いてるかららしいんだ。それでな
この「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」の呪いも助かる方法が一個だけあるんだ。
おいおい、そんなに掴みかかってこなくても教えてやるよ。
どうしたんだ?さっきからなんかヘンだぞお前。まあいいや、その助かる法
ってのは簡単だ。回線を切ればいいんだよ。怨念はネット経由で襲ってくるか
らな。
おい?なんだよ…そんなガタガタ震えて…。「┌ー( ゚∀゚)しっこくしっこく! 」っ
てしなくてもいいんだよ……おい、まさかお前………ああッ!
け、携帯からレスしてたのか………
【百物語学園】第三夜『一年一組 宇梶 三朗』
聞いたよ、聞いたよ。君、「アレ」やってるんだって?百物語。あのね
俺、そういうの大好きなんだよね。俺さ、自慢じゃないけどそういう噂話
けっこう知ってるんだよ。だから、俺も話してやるって。
え〜っと、何話そうかな?う〜ん…そうだ、地下の実験室の話。ありゃ
確か誰にも話したこと無いからなぁ。うん。
あのな、うちの学校って地下にも一つ実験室があるの知ってるかい?
あの、一階にある科学実験室じゃなくてさ。もう一つあるんだよ地下に。
その地下の実験室にはな。いままでこの学校で行方不明になったやつ
が捕まっているって話なんだよ。
え?それで何してるのかって?さあな、そこまでは知らないよ。ただ、
前にこの話を真に受けて、校長に報告しに行った男子生徒がいたんだ。
そいつは、今でも帰ってきてない。警察が学校に来たけど、結局すぐに
学校での捜査は打ち切った。その男子生徒は…
……おい嘘だろ!お前の後ろに居る男子生徒のことだよ。おいおい!
いままで何所に行ってたんだお前!ちょうどいま、お前の事を……あ!
そうそう。それで、地下の実験室は……え?そのことで先生が呼んでる
から、一緒に来て欲しい?わかった!
あ〜。悪いな、そういうことだから俺の話は終わりだ。じゃあ、またな!
【百物語学園】第四夜『一年一組 遠藤 四ツ谷』
え……あ、あの……ひ、百物語です……か?わ、私そういうのは…
あの……に、苦手なんです……。母はそういう……あの、怖い漫画の
……さ、作者をして………平気みたい…ですけど……。
あっ!ご、ごめんなさい……そ、それじゃ……あの…ごめんなさい…
…あの……は、話します……。
あ、あんまり怖くない話なんですけど……校庭の…花壇の話です。
こ、こ、この学校って……せ、戦争中もあったらしいですよ……最も
今の校舎とは……違うところに建っていた…んですけど……。それで
ですね……よく防空壕とか…野戦病院とか……軍に接収されていた
そうです…。
それで……や、やっぱり死んじゃうんですよね……毎日、毎日…。
その、死体って………どうしたと思います…?そ……そのまま埋めた
んです……。中には……あの……重傷の患者も……い、生きたまま
………うぅ…。
……す、すいません……そ、それが丁度、花壇のある所なんです。
花壇の土に、時々白い砂みたいなのが…ま、混じってますよね…?
あれ……埋められた方の……骨、なんです……。
……わ、私の話は…これで終わりです…。あの……さ、さようなら…。
このペースじゃ100行かない恐れがあるな
まぁ手伝うのもだるいからしないけど
俺文章力ないし
>>347 え〜そんなこといわないで手伝ってよ
文章力ないとは思わないよ。
俺も手伝うよ
手伝うから、服脱いでよ。
352 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/10 00:08:53 ID:H5uikaR7
やりゃいいんでしょ!?やりゃあ?
はいはいはい〜っと、全裸で。
手伝う手伝わないの話だけで1000いきそうな希ガス
さてと、屁でもこくかな。
ささくれをむいたら指の根元までツツーっとむけてしまいました
いてー!!!!!
さてと、屁でもこくかな。
くさい
ぷふぅ
何だこれ。
寝てる彼の耳を掃除してあげようとしたら
虫だと思ったらしくバチンと耳掻きごと耳を叩きました
んあげー
横になりながら自分で耳かき
そのまま寝てしまい
寝返り
365 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/11 20:33:01 ID:cFiv56q4
空飛ぶ新聞紙さんよ・・・
マジで泣かせてもらった。
あんたスゲェよ
366 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/11 21:55:27 ID:Gj24Vmn7
足の親指の爪が割れてたのでねじって割れた部分を取ろうとしたら全体的に
べろっと・・・
飲みかけの缶コーヒーが捨てるのめんどくさくって
半月くらい机の端に置きっぱだったんですね
それをパソコンしながらついうっかり手を伸ばして
グビっと飲んでしまいました
何かのかたまりが喉を通過していきました
俺はウーロン茶に入ってる小さい虫を誤って飲んだことあるよ。
多分10匹くらい。根性で1匹は吐き出したけど。
>>366-368イィヤアアアアァァァァ
真夏にピザをオーブンに入れて焼いたまま忘れる。
数日後
異臭の元をたどって開けた瞬間
大量の小バエと悪臭が大放出
そしてピザの上に波打つようにうごめく莫大な数のウジ
以前住んでいたアパートは不思議な作りだった
通路と庭が一体化してて玄関、リビングがあって、一番奥にトイレ、キッチンがあった。普通の作りと玄関とリビングの位置が逆なのだ。
まあ安かったし一番奥の部屋なので借りる事にした。
初めて大家と部屋に行ったとき俺の部屋の庭の洗濯干しを隣のババアが使っていた。
「人が住むから物置いちゃダメって言ったでしょ!」大家がぶち切れていた。
他の部屋の人は通路兼庭に物を置いてるとしても自転車と花瓶2,3個だったがコイツは色んな物を置いて半分以上通路を塞いでいた、さらに上には洗濯物をつるした。
ソコを自転車持って通る俺はペダルに物が引っかかり顔には濡れたババアの下着が引っかかった、俺は毎回それらのゴミを蹴り飛ばしてスペースを作って進む事になった。
ババアは自分の庭だけでは飽き足らず俺の庭兼通路まで物を置きだした
一番奥なのでリビングが通路側の奥にあっても平気だと思ったが毎日ババアがごそごそしに来た、常にカーテンを閉める事になった、、
何度言っても辞めないので
ある日俺の庭に置かれているババアのすべての物を捨てる事にした
木に吊るされている袋も捨てようとして中を開けてみると腐葉土になった生ゴミの中大量の巨大なうじ虫の干からびた死骸があった
袋ごとババアの通路に投げ捨てた。
ババアの家のドアは何故かよく半開きになっていた、顔を見るのも嫌なのでいつも見ないでいたが次の日のぞいて見た
同じ部屋の作りの筈なのに天上が半分しかなかった下半分が埋まったTVが付いていてババアは何所にいるのかいないのか解らなかった、
玄関まであふれたジョウロやバケツなど色んな物で玄関が閉まらなくなっていた、こりゃ無理だと思って引越しを決意した。
ある板にスレッドを立てた少年がいた。 ヒキコモリだった彼にとって
自分のスレにレスがつくのは ただ一つの楽しみだった。
彼のスレには数名のコテハンがよく書き込みをしていた。
「前田 ◆AbcW.amk」「桶 ◆xyZ1231C」「レオト ◆Bbq666」
23 桶 ◆xyZ1231C:05/01/12 00:01:12 ID:Gj24Vmn7
ひー、最近寒いな。
24 前田 ◆AbgW.amk:05/01/13 00:24:09 ID:H5uikaR7
きびしいですよね・・・
25 レオト ◆Bbq666:05/01/14 00:09:10 ID:T42o027M
こおりはってたよ!家の中に!
26 桶 ◆xyZ1231C:05/01/15 00:03:56 ID:AJ35FWlj
もう1月でつからねえ・・・
27 前田 ◆AbgW.amk:05/01/16 00:21:49 ID:vB1Het9D
りゆうも無く寒いですね。。。。
28 レオト ◆Bbq666:05/01/17 00:09:10 ID:T42o027M
氏にそうだよ・・・暖めてくれる彼女きぼんぬ。
29 桶 ◆xyZ1231C:05/01/18 00:23:06 ID:q02+g8ju
ねことか抱いてるとすげえ暖かいよ。
373 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/12 23:04:33 ID:dsrAMGKG
レスを読んでいて彼は奇妙なことに気づいた。
なんでこいつら1日おきにしかレスしないんだ!?しかも毎日0時付近の ほとんど同じ時間に!?
彼はすべてを悟ってしまったのだ・・・1日ごとに変わる個人を表すもの・・・ID。
そして3人のHN「おけ」「まえだ」「れおと」・・・並び替えると「おまえとおれだけ」
>>372 しかも縦読み(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
376 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/13 21:09:39 ID:xg75oJdg
三回聞くと呪われる、という怪談がある。
私は聞いたことはないのだが、タイトルはストレートに「三回男」
というらしい。友人から「詳しい話は忘れちゃったんだけど」と前置き
されてから聞いたあらすじによるとこんな話らしい。
・「三回男」の体には必ず欠けた場所があるらしい。(バリエーションは腕、足、首etc
・「三回男」は聞いた人の夢に現れ最初は『あと三回』、次の日は
『あと二回』といって消え、三回目で聞いた人間の「話に出てきた欠けたところ」
を切断するらしい。
・殺されはしないらしい。
・防ぐためには一日目か次の日に「あと・・・」の次にカウントする前に「あと100回!」
ないし「1000回!」「10000回!」などと叫べば3回男は消えるらしい。
・しかし言った回数分の日数が経てばまた現れるらしいが撃退法は同じ。
・最後に、この話は最初は「あと3回」だが2回目はその晩からいきなり「2回」から
カウントが始まる。つまり3回聞くと問答無用で体を切断される。
皆さんが1度も聞くことがないことをお祈りする・・・・
公園逝ったら工事現場のおっさんぽい人がいて喋りかけてきた
「やらないか」
あれから二年経つが未だにそこに寄り付けない・・・
生理中 丸一日ナプキンを替えない
我孫子市栄は、よく霊が出る。
我孫子福音キリスト教会の力では抑えられない。
寺も必要だ。
ふっと振り向くとそこには鼻の長い動物が…
382 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/13 22:44:24 ID:xg75oJdg
>>381 話す前に「みりんって10回言って」ってゆーんだろ?
383 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/13 22:47:57 ID:hruDgDAl
384 :
バカは氏んでも名乗らない:05/01/13 22:55:08 ID:xg75oJdg
ウサギのことかっ
みりんみりんみりんみりんみりん
みりんみりんみりんみりんみりん
いけね、「味醂男」が夢に出てきちまう。。。
>>380 あびこってのは東京(江戸)から見た時、平将門のお墓がある方角だからジャネーノ??
鼻の長い動物ってキリンだろ
みんな
>>381に釣られてんなよ。くだらない
小3のとき
廃墟で遊んでいて
3メートルくらいの高さの外壁からバランスをくずして落っこちて
うめきながら目を開けると顔の横20センチの位置に大量の人糞がてんこもりになっていたとき。