この髪型は俺の信念だ。正直変えたくない。
しかし俺があの不良たちに巻き込まれた原因はこの髪形にある。
これ以上パノラマDを傷つけることになるのなら・・・
俺が保健室に戻った頃、丁度パノラマDが目を覚ましていた。
あぶぶ 「ッッ!!お前マジで切ったの!?」
226 「切れって言ったのお前だろ・・・」
パノラマD「あ、226さん!」
226 「おお、パノラマD。」
よかったぁ!普通に戻ってるよ!!もう変な勘違いされなくて済むな・・・
パノラマD「ところで226さん、何でわたしこんなところで寝てたんですかねぇ?
お昼ごはんを買いに行って、怖い先輩達に声かけられて・・・それからそれから・・・・」
やはり憶えていないようだ。
パノラマD「もしかしてわたし、またトんじゃったんですか・・・?」
226 「・・・ああ、でも今は思い出さなくていいよ。ゆっくり時間をかければ
きっとお前の病気も治るって!」
あぶぶ 「うわー、言っちゃったよー、クサい台詞・・・」
226 「うっ!そ、そんなにクサかったか・・・?」
パノラマD「でもちょっとかっこよかったですよ?うぷ」
ヒドイよパノラマD・・・
パノラマD「あ、そういえば226さん髪の毛切ったんですか?」
226 「え?ああ、ってか気づくのおそっ!」
パノラマD「でもなんで?前の髪型すごく気に入ってたんじゃないですか?」
226 「・・・ああそうだあれだよあれ!なんつーか、イメチェンだよ!」
パノラマD「そうですかー、でも前よりちょっとかっこよくなったような気がします。」
前の髪型の方が気に入ってたからあんまりうれしくねえなぁ・・・
落ちそうだ・・・
このスレなんか俺がオナーニしてるみたいだな・・・
>>622から
とりあえずは1階に降り、洗顔を済ます。
そして再び2階の自室に戻り、今度は制服に着替える。
昨日とは打って変わって、学校に行くのが待ち遠しくて仕方ない。
よし、学校に行く準備は殆ど整った。
だが、時計を見れば、まだ6時半…。
ま、何にしてもこのまま出掛けられるので、1階に降りる事にする。
バカマイク 「あ、お兄ちゃん、ご飯出来たけど…。もう着替えたの?」
氷上 「うん、なんか早く目が覚めて。別にする事も無いし」
昨日まで、あんなにも学校に行きたがらなかった俺が、いきなり
やる気満万になってるのが先程は嬉しかったのだろう。
だが、その豹変ぶりは、あまりにも不自然。
先程はなんだか嬉しそうにしていたバカマイクだったが、何となく
その表情には不信感が漂っている…。
その裏に何があるのかが、おそらく気になってるのだと思う。
しかし、俺はそんなバカマイクの事には構いもせず、淡々と朝食の
摂取に勤しんだ。
氷上 「ごちそうさま」
と言う事で、あとは本当にすることが無くなってしまった。
このまま1時間以上待たなければならないんだが…。
いや、もしかして、ひょっとしたら…?
ひょっとしたら、コロ助もめちゃくちゃ早く学校に来てたりなんかして…?
そう考えると、俺は行動せずにはいられなかった。
氷上 「じゃ、逝ってくる!」
バカマイク 「え…? ち、ちょっとお兄ちゃん、まだ7時だよ?」
一応、8時過ぎまでは家にいようと思ったけど、どうにもこの
はやる気持ちは抑えきれない。
バカマイクは今日も俺と一緒に行くつもりだったのか、いきなり俺がひとりで、
しかもこんな早く出るものだから、かなり慌ててたようだ。
玄関を出る時も、引き止めるか、理由を聞こうとしてたのかわからないが、
何か言ってたような気がする。
でも、ダメだ…。
コロ助は、俺の心を支配し始めたのだから!
ジュラタソキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアウワォ!!!!!!!
バカマイクタソ・・・(´Д⊂)
登校中の道のりが、なんだかすごく楽しい。
いや、楽しいというよりは、なんかこう…、ドキドキする。
もう、ドキドキワクワクで…。
ふぅ・・・、なんだかこう…、熱い想いを含んだ溜息が、
いや、というか、この気持ちが…。
もう、脳の中からそれぞれ手足の指先まで、物凄い
陶酔感とでもいうようなものが覆い尽くしていた。
そして、ワクワクしながら歩いていれば、いつの間にか学校だ。
両手広げて、俺を迎い入れてる学校。
そして、その手によって俺は優しく包まれる。
ああ…、なんて居心地のいい場所だ、学校…。
昨日とは、まったく違う精神状態で生徒玄関にたどり着いた。
当然、こんな早い時間だから、生徒の姿はまったく無い。
耳をすませば体育館の方から、トンファリングの朝錬なのか、掛け声が聞こえる。
同じこの学校の生徒だが、俺とは別世界の人間だ。
しかし昨日、ついに俺と同じ世界の人物を見つけたのだ。
満足げに俺は下駄箱から上履きを取り出し、ひとまず教室に向かった。
http://www.geocities.com/fusion19972000/
649 :
バカは氏んでも名乗らない:04/02/02 20:43 ID:TCVsBvU7
649
>>648 画像掲示板設置乙です。
何の画像をうpしようか悩むところだな。
最近はパノタソの書き込みがないけどここをまだ見ているだろうか。
出来ればまた世界観の設定とかトンファリングとかやって欲しいなと思うけど・・・
ってか俺とジュラタソとたまにageてくれる人以外にここをみてる人っているのか?
>>650 ども。
ど〜も放置状態っぽくなってるけど、俺は「飲んだら打たない」と決めてるもので…。
しかも、今、話がひとまず落ちついてるから、色んな展開が出来て、どう動かすか
悩みまくってるし…。
あと、そもそも仮まとめサイトが冗談で作ったものだから、トップ画とかもちゃんとしたい。
よそのまとめサイトと比べて、明らかに貧弱。素人が作ったのが丸分かり。
もうちょっと何とかしたいけど、どうしたものか…。
>>651 そうだね、アブタソに絵を頼みたいと思っていたがアブタソは妹関係のアレで忙しそうだしね。
とりあえず誰でもいいので気軽に色々参加して欲しいです。
いつもコッソリ見させていただいてます。
がんばってね〜ノシ
ミューヽ(´ー`)ノベンネ
>>653-654 人キタアアアアアアアアアゥゥァァァアアアアァアアウワォ!!!!!!!!!!!
>>650 一応チェックはしてまつ
スレの流れが遅いせいかバカニュの現状と多少食い違う部分が出てきてるので
設定とかリファインしてみようかな、と考えてるところ。
>>653 サブキャラとして参加させてみたくなってきた(・∀・)ニヤニヤ
>>656-657 俺の場合、全部のスレは見てなくて、(・∀・)イイ!!と思ったスレをギコナビに移し
(たま〜にIEでチェック)、基本的に見てるスレは限定している。
だからコロ助タンとか今もいるのか気になってたり…。
>>648では、普通に野球とかバレーの朝練でも入れるつもりだったけど、
ふと「トンファリング」ってのを思い出し、入れてみた。
ちと、違和感を感じましたか…。
今が世に、「逝ってよし!」とか言ってる感じ?
>>658 トンファリングGJッス!
今バカニュース町で流行してる動物はやっぱりクマでしょうか?
ただの保守
教室に辿り着くまでの廊下に、俺の足音だけが響く。
生徒で溢れかえってる時とは打って違い、静寂が空間を支配する。
朝日が照りつける校舎は、ひんやりと冷たい空気に満たされている。
先程の高揚感は次第に薄れ、昨日感じた焦燥感が蘇ってきた。
氷上 「なんか、失敗したかな…」
早く来た所で、コロ助と出会える保証なんかどこにもない。
その現実を、ひしひしと感じ始めていた。
ガラガラ…
教室の扉を開いた。
思った通り、そこには誰も居なかった。
一瞬立ち止まり、誰も居ない気安さから、改めて教室を見渡す。
昨日は緊張してたから、周りはよく見ていなかったのだ。
そこは何の変哲もない、ただの教室だった。
焦燥感・・・
そろそろ第4話文化祭編に入りたいと思うんだけどなかなか構成がはっきりしなくて困った
>>663 自分の方を手をつけられないままで口を出すのもなんだけど、
あ〜、でもな…。
ま、いいや。俺が思いついたアイデアを言おう。
いや、言っちゃったら使えない…?
俺が思いついたのは、まず鉄道ファンと、ショックな事があると記憶が抜ける点。
最近、「新幹線って萌え名が多い」ってのが微妙に流行ってるから、それと絡め、
226が「つばさ」とか「のぞみ」って言うわけさ。
ほのかに226に想いを寄せてるパノラマDが、226の新幹線の名の独り言を勘違いし、
ショックを受けて倒れてしまう。
倒れたのは文化祭当日で、鉄道の知識が皆無の226が困り果てる…。
とか、ちょっとどんなものですか?って思ったけど…
Number Of The Beast げっとおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
>>661の続
氷上 「はぁ…」
自分の机に辿り着き、鞄を引っ掛け椅子に座る。
氷上 「何やってんだろ、俺…」
今はこうして誰もいないが、そのうち今まで会った事も無い
クラスメートでここは溢れかえる。
自分のバカさ加減を思い知る。
結局は、学校に自分の居場所なんて無いって事か…。
コロ助に会えるかもしれないなんて思い、こんなに早く来てしまったが、
別に約束などしてたわけでもない。
それに、校舎内を歩き回ってコロ助を探すなんて事も、
今の俺には、到底出来ないことなのだ。
鬱々としながらも、30分、40分と経過していく。
教室の中を見渡すのも飽き、俺は窓から外の景色をぼーっと眺めていた。
カツカツカツ…
そして誰かの足音が廊下で響き、その音は次第に大きくなってきた。
気付けば始業時間まで、あと30分となっている。
早く来る生徒は、このくらいの時間には来るものかもしれない。
コロ助?
そんな、微かな期待を持ったが、そう都合良く行くわけもない。
しかし、意識は廊下を歩いてくる足音に集中する。
段々と、その音が大きくなる。
そして、ついに!
ガラガラ…
男子生徒 「お、……。」
氷上 「……………」
この教室の生徒であろう男子生徒は、教室に入るなり俺の方を見た。
一瞬、挨拶しかけたのかもしれないが、その場で硬直し、結局挨拶は無しだ。
教室の入口と窓際の俺の席で、約5秒ほど見詰め合った。無言で。
そして、彼はまるで見なかったことのように、始業に備え始めたのだった。
フ。ま、いいや…。どうせ昔もこんなだったし…。
数年前の学校生活を思い出す。
不登校になる前の、俺の学校内での生活。
今日もコロ助と会えるんだし…。
本当の事いうと、今無視された事はショックだった。
しかし、いちいち気にしてたらまた元通りになってしまう。
「俺にはコロ助がいる!」
そう自分を勇気付けると、俺はそのまま机に突っ伏し、
狸寝入りを始めたのだった。
http://www.geocities.com/fusion19972000/
今夜の一カキコ
今夜も一カキコ
ヽ(´ー`)ノ
>>672 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
落ちたかと思ったズコー
>>642の続き、とりあえず第四話へ
チーンコーンカーンコーン・・・
はぁ〜、一日の授業が終わった後ってのは何でこうも清々しいのかねぇ〜。
しかし・・・この学校のチャイム、何か前と代わってないか?
パノラマD「226さん!今日も部活来てくれますよね?」
226「おお、行く行く。」
どうせ行ったってずっとボーっとしてるだけなんだがね。まあ帰ってもやる事ないし、
趣味がある奴ってのが少し羨ましいよ。
とりあえず地学室に到着、するとパノラマDが急に口を開く。
パノラマD「ねえねえ、もうすぐ文化祭じゃないですか。」
226「そうなのか?それで?」
676 :
バカマイク ◆MAIKUgSIOo :04/02/12 16:39 ID:aJk7EmBS
dat落ち防止age
>>676 バカマイクさんキタアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずホス
679 :
チポタン:04/02/14 17:16 ID:28uZjiBr
棒からピシャーピシャーと何がでているのかな?
>>679 チポタンキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
681 :
チポタン:04/02/14 17:50 ID:28uZjiBr
とてもひさしぶりに来ました。
チポファンさんこんばんわ。
時間の許す限り、ルールを守って、
カキコミンしたいと思っています。
バカヌ板、万歳!!
>>681 おひさしぶりです!
チポタンさんが再びバカニュースに帰ってきてくださってとてもうれしいです。
この板での一時を楽しんでいただければ光栄です。
保守あげ
スレが乱立しているそうなのでとりあえず保守!
うむ。今朝の04:16に保守カキコがあった「おしっこ死体」が
先程落ちているのに気付き、ビクーリした。
>>685 ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
【うじき】バカニュ板から萌えキャラ 2ストラッシュ!!【師匠】
も落ちちゃったから、緊急ホシュ!
微妙に今行き詰まってるんだけど、ちょろっと今後の展開の構想…
いや、こんな時間でこんな事言うのもなんだが、
微妙にアルコールが抜けてないんで…。
3時か4時くらいに寝るつもりだったのに、気がついたら10時だよ…。
最近スレ乱立しすぎだろ・・・
ガラガラガラ…
別の男子 「お! おっはよ〜!」
男子生徒 「ぅい〜っす…」
別の男子 「ん…? な、あれは?」
男子生徒 「ああ、ほら昨日の…」
別の男子 「ああ…」
狸寝入りしている俺の耳に、その会話がイヤでも入ってくる。
俺は何でわざわざ自分から、イヤな思いをする方向へ進んでしまうのか。
ちょっと考えればわかる事なのに…。
一人、また一人と徐々に生徒が集まり出してくる。
沢山の生徒がいる中で、誰とも打ち解ける事が出来ずに一人でいる俺…。
その図は、客観的に見てみても、我ながら可哀相な気がした。
http://www.geocities.com/fusion19972000/