我々は
>>1が何故このような書き込みをしたのかという疑問を解決するため、
>>1の故郷である地方の新興住宅街に向かった。「まるで人間味が感じられな
い街だ…」 思わず口に出てしまった言葉を同行した友人に失礼だと咎められた。
無機質な感じを思わせるをような家々、昼間なのに人気がない公園,そして
すれ違っても目などあわせないで通り行く住民達。
ミレニアムだの、IT革命だの、オリンピックだので浮かれていた我々は改めて
無関心・無干渉の現状を噛み締めていた。一件華やかそうに見える家に居たのは
初老の母親一人, 我々が訪ねても彼女の口からは最後まで>>1をかばう言葉 しか
出なかった。 我々に罵声を浴びせ,「>>1がかわいい,いい子だ」と言う母親。
我々はこの時 初めて
>>1を許そうと思った。 誰が悪い訳ではない、甘やかされて育
ち,他人の傷みを感じないまま罪に走った
>>1を止める事など出来なかったのだ。
我々は母親から借りた小学生時代の
>>1の作文を読んだ。「将来はお母さんを
幸せにしたい」我々はなんともやり切れない思いを胸に赤坂への帰路についたので
あった。