>>774>>775>>784 呼ばれたので。
私が思うに、優秀な能力の土台ってのは2つあります。で、基礎能力なので両方ないとダメ。
一つは、いわれたとおり、定石通り、マニュアル通りきちんと継続してやる能力。
もう一つは自分のやってる努力が正しい方向かチェックでき自分を信じられるメタレベルの能力。
一つ目はいわゆる「努力」に近いですが、大学入試なんかでも予備校や塾でコツを教えてくれるので
それを継続してやれるなら、だれでもそこそこのところまでなら行けます。逆に言うと、一流大合格は
いわれたことはきちんと(場合によっては楽しんで)やれますよ、という証明。企業だろうが家族だろうが
独創的な研究だろうが、決まり通り、ルール通りにやるというのが基本。そうじゃないのは芸術家くらい。
二つ目は目的がきちんと設定できてて、自分のやってることがすぐに成果が出てなくてもその目的に
合致していると自信が持てるということ。いわゆる成功体験がこれを補強するのだけど、正しく問題設定
できないと無理。金儲けでも大学合格でも総理大臣になるのでも、それに対して適切な目標と
手段や手順をデザインする能力が大事。金儲けを例にとっても、何をすればいいか考えるのは難しいこと
じゃないんですけど、設定せずに賭けに走り出す人が多い。
入試がわかりやすいけど、塾のいうとおりやったらいいんです。こんなこと言っていいのかなw
暗記なんかでも10回やってみて覚えられなかったら20回30回やればいい。小手先の違いなんてほとんど
関係ないので、愚直にやること。目標として自分のやりたいこと、やりたいことがある予感をきちんと持つこと。
>>784 幼児に限定していうけど、発達が早い人は優秀になりやすいと思う。ただそれは歩くのが早かったとか
言葉が出るのが早かったとか字を読んだり書いたりするのが早かったとか、そういう発達ではないよ。
自分が自分を取り囲む環境、つまり自然や社会や人間関係に対してどういう相互作用を持ってそれを利用できるか
ということをわかってる能力。友達の持ってるおもちゃを(貸してといわずに)うまく手に入れるかとか、ね。
ずる賢いっていうのが近いかも。
集中力っていうのは興味や意志の結果として出てくる部分なので、それ単体で伸ばすとかはないと思う。