これで良かったのか分からないけれど、同じ悩みの方に参考になれば…
妊娠中はとても嬉しくて出会うのが楽しみで仕方なかったけれど
誕生してから2才位まで、愛情がまったく持てませんでした。
自分の全てをわが子に吸い取られていく気がして、毎日毎日
「子供の犠牲になっている」とか「私の人生は終わってしまった」
と考えていました。
愛情がなければ当然、子育ても作業になり半ネグレクトになりました。
このままでは死なせてしまうと、色々悩んだ結果にだした結論は、
「この子がものすごく可愛い、失ったら生きていけない」
と自分を騙す方法でした。
他人ではなく自分を騙すために四六時中、時には声に出して言い続けました。
最初は、育児の行動1つ1つにも、声をだして言いました。
「愛しい愛しい、少しでも離れると寂しい、心配」と呪文のように繰り返しました。
子供が4才になる頃から、自分のこの気持ちが嘘なのか本当なのか分からなくなり、
10才になる現在、子供の笑顔を見ると嬉しい気持ちでいっぱいになります。
私のところに生まれてきてくれてありがとうという思いが湧きます。
うざい位にお世話をたくさんしたくなります。
ふと、これは洗脳なのかもしれないと思う時はありますが、子供が笑っているので
気にしないことにしています。
子供に愛情を持てなくて悩んでいる方は、まだまだいると思います。
けれど、愛情も育つと思うので決してあきらめないで下さい。