[ワクチン]インフルエンザ予防接種[季節性&豚]

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443名無しの心子知らず
ニュースの映像で新型インフルエンザワクチンのラベルが大写し
される機会があったので、ワクチン株【A/California/7/2009(H1N1)】
についてググったら、厚労省の検疫最新ニュース2009年9月25日に
こんな記述がありました。
>WHOは、最近、新たに開発され、現在パンデミック(H1N1)2009ウイルスの
>ワクチンの開発に利用できる2つの新しいワクチンウイルス候補(X-181とX-181A)を
>発表しました。
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics09-09.html

ワクチンウイルス候補(X−181とX−181A)というのが気になったので更にググると
WHOの以下のサイトがヒットしました。
Availability of two new candidate reassortant vaccine viruses for pandemic (H1N1) 2009 virus vaccine development
 http://www.who.int/csr/resources/publications/swineflu/x_181_x_181a.pdf
Status of candidate vaccine virus development for the current Influenza A(H1N1) virus
 http://www.who.int/csr/resources/publications/swineflu/vaccine_virus_development/en/index.html

以上のサイトから読み取れる情報は、新型インフルエンザワクチンの種株は
リバース・ジェネティクス・テクノロジー(reverse genetics technology )と、
リアソートメント・テクノロジー(reassortment technology )によって作られている
ということ。
リバース・ジェネティクスはウイスルのRNA遺伝子を塩基を並べて合成する技術で、
リアソートメント・テクノロジーはインフルエンザウイルスの8本に分かれているRNA
を別々の株同士で同じ種類のRNAを入れ替えて、新しいウイルス株を作る技術と
いうことでした。

今度使われる新しいワクチン用のウイルス株X−181、X−181Aはこのような技術で
New York Medical Collegeが合成し、ワクチンの種株として出荷されるそうです。

遺伝子組み換えとは、少し違う技術なのかもしれませんが、いま新型インフルエンザワクチンに
使われている種株も同じ技術で合成されてるっぽいので、予防接種は様子を見てからにしようと
思います。
季節性のは、従来技術だろうと思って接種しました。