子は2歳。
急に水分を良くとるようになり、数ヶ月経っても治まるどころか更に飲む。
どうしたものか、と小児科の戸を叩いてみると、糖尿病かも知れぬと言う。
専門医のいる大病院を紹介され、子と行ってみると、このまま入院だと言う。
子は1型糖尿病という病にかかっていたのだ。
あろうことか、一生治らないという。
ずいぶんと驚いたが、良く聞けば、しっかり血糖値をコントロールすれば、
特になにも怖いことはないのだという。
命を落とすような病や、病気が進行していく病など、たくさん有ることを思えば、
幸運であったといえよう。
これからは血糖をコントロールするための注射を打ちながら、
子と夫と医師と、共にがんばっていこうと思う。
10万人に1人という珍しい病を得てしまったが、どうということはない。