398 :
名無しの心子知らず:
2才くらいの話。
私には3才上の姉がいて、遊び友達も姉と同い年ばかり。
その子達は兄姉がいる子ばかりで、いつも年下と言うことでバカにされてた。
絵を描けば「私ちゃんはまだまだ下手だね〜w」、かけっこすれば「おっそ〜いw」
ゴム跳びすれば「こんなのもできないんだ、赤ちゃんだねw」って。
今思えば、一人意地悪で強い子がいて、みんなその子に従ってたわけだけど、
子供心に『世の中は意地悪な人ばっかりだ』と思ってた。
で、負けたくなくて、絵も、走るのも、ゴム跳びも特訓して、必死になって
3才上にバカにされないように頑張ってた。
姉が幼稚園から帰ってくるとその子らのところにいくのだけど、そんなんだから
ちっとも楽しくなかった。毎日遊びに行くのが苦痛で、緊張する日々だった。
だから、幼稚園に入って同い年の友達ができたとき、「もうあんな頑張らなくていいんだ」
と安心して遊べるようになった。
今、近所は息子より大きい子ばかり。意地悪もされないけど、本気で相手に
されてないことも良くわかる。
から、面倒くさくても支援センターや児童館で、同じレベルで遊べる子と触れあわせてる。
楽しく遊べなきゃ、意味ない。
母は、そんな私を「年上に揉まれて、負けず嫌いのしっかり者になった」と思ってる。
確かに幼稚園で同い年の子に比べたら何でもできる方でしたが。
でも、出来なくても良いから楽しく遊びたかったよ。