3年前、盆でウチに来た義理の兄が「ウチに遊びに来る?」と言って、ウチの娘(年少)を連れて帰った。
義理の兄の住んでる所は山奥で、娘預けても大丈夫かな?と思ったんだが、ウチの旦那が「アニキは女の扱い上手だから大丈夫だよ」と。
で、1週間程して帰ってきた娘を見てびっくり。
「ただいまー」と帰ってきて靴を揃える。アタシのぬぎっぱのサンダルも揃えてる。
びっくりして話を詳しく聞いてみると、
「毎朝、おうちに神様が来てくれるんだけど、汚かったら入りたくないから別のおうちにいっちゃうの。
神様が来てくれないと、おうちの人はケンカするし病気にもなるの。
だから○○おっちゃん(義理の兄の事です)は、毎朝おうちの入り口はキレイにするんだって〜」
義理の兄が朝、玄関の掃除をしながらそんな事を話したらしい。
で、娘もその話を聞いて「お掃除手伝う〜」ってなり、小さいホウキとチリトリを作ってもらったそうだ。
翌朝から娘は、雨の日以外の大抵の日は幼稚園にいく前に上手じゃないけどホウキとチリトリで玄関やら掃いてくれ、
小学校行くようになった今でも玄関の掃除は自分がする!って決めてるらしくやってくれます。
朝から掃除してる姿を見て「エラいね〜」って近所の人に言われるのもウレしいみたいで。
人の家に遊びにいってもちゃんと自分の靴を揃えてるのも、よく褒められるました。
でも、気持ちの問題だろうけど、家の中でケンカとか病気とかしなくなったな〜とか思ったりしますw。
それ以来、毎年夏休みになると義理の兄の所へ娘は行ってます。
毎回何かしら成長というか、親の自分が気づかない事を気づかせてくれるので、義理の兄には頭があがりません。