狙われる子宮たち:代理出産3

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3名無しの心子知らず
代理出産 過去の事例

アメリカ
・麻薬依存歴のある女性が姉のために代理母を引き受けたが、
 産まれてきた子どもHIV保持者だったため、依頼者代理母ともに引き取りを拒否。
・代理母が男児女児の双子を出産、依頼者は女児のみを引き取ったため、代理母が双子の親権を求めて裁判を起こした。
・依頼者の女性が実はが性転換者だったのを隠していたことが代理出産後判明、
 代理母が養育権を求め裁判へ。 のちに代理母がホームレスになり、子は施設へ。
・心臓疾患を患っていた女性が代理母となり妊娠8ヶ月で死亡。事前の健康調査では見落とされていた。
・独身男性が代理母に出産させ子を引き取るが、6週間後に虐待死させる。

欧州
・妻の死後,保存されていた凍結受精卵を夫の妹がHM代理出産。倫理的でないと問題となる。(伊)
・代理母(ボランティア。休職の補償として金銭譲与あり)は
 オランダからの依頼人夫妻に不信感を抱き中絶を伝えたが後に嘘と判明。
 出産した男児の受け渡しを拒否した。(英)
4名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:20:12 ID:N5LtybFi
日本で行われた代理出産の例

代理出産を試みた5ケースすべてが姉妹間によるもので、
出産までこぎつけた今回のケースを除くと、体外受精した受精卵が着床しなかったり、流産したりしたという。

今回のケースは、妊娠中の事故で子宮を失った姉夫婦のために30代の妹が代理母になっていた。
事前に1時間ほどの説明をしたという。根津院長のもとで移植して妊娠後、別の医療機関で出産したという。

根津院長は、代理母になった妹夫婦や姉夫婦と根津院長はその後、疎遠になっており、
家族関係もぎくしゃくしていることを明らかにしていた。
産んだ妹から1度、手紙を受け取った後、患者側の状態を把握できない状態が続いていたといい、
事実上、事後ケアができていなかった。
http://oak.zero.ad.jp/~zab22968/amove/ferti.html

「祖母が孫を産む」形の代理出産
がんで子宮を摘出した30代の女性の卵子と夫の精子による受精卵を、女性の実母
(50代後半)の子宮に入れて妊娠・出産させる代理出産を、2005年春に行ったことを、
長野県下諏訪町の諏訪マタニティークリニック・根津八紘(やひろ)院長が2006年10月15日、
都内で開いた記者会見で明らかにした。実母からみると、孫を代理出産したことになる。
ttp://www.asahi.com/life/update/1015/005.html
5名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:21:07 ID:N5LtybFi
ヤフアンケート米(1/3)
詳しくは言えませんが代理出産の当事者知ってます。身内の圧力って本当に恐ろしい・・・
旦那の方に頼まれたら未だ断れるけど
自分の身内だと「○○が可哀相だと思わないの」って親から始まり親族総出で圧力掛け捲り。
○○の旦那側の身内に迄泣き落としされてそれでも断ったら 「縁を切る」
06/10/18(水) 午後 3:18 [ 当事者 ]

それでも断ると今度は医療関係者からの説得。とうとう知り合いは・・・
「離縁されたら自分の子供から祖父母を取り上げてしまうから」と言っていたけど
私は「それでも良いじゃん。断りなよ」としか言えなかった。
孫から祖父母を取り上げる自分は我侭で、○○の頼みを聞けない出産出来る体を持つ自分は自己中でと、
悩み過ぎて鬱になり判断能力も失いとうとう引き受けた。
知り合いの旦那さんも悩み過ぎて円形脱毛症と摂食障害になった。
06/10/18(水) 午後 3:22 [ 当事者 ]

そして数回目の体外受精で妊娠成立。
移植前後に受ける黄体ホルモンの投与で家事も育児も出来ない程体の調子を可笑しくして、
当然順調だった排卵と生理も無理矢理止めるから余計にホルモンバランス崩れもうボロボロ。
妊娠したらしたらで親戚総出で妊娠生活について口を挟む。
「あれダメこれダメ。変な子出て来たらお前の責任」と言われ、強制寝たきり。
自分の子はほっときっぱなし。旦那さんが仕事をバイトに変えて家事育児を担った。
06/10/18(水) 午後 3:27 [ 当事者 ]
6名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:22:06 ID:N5LtybFi
ヤフアンケート米(2/3)
子供達は「ママのお腹の子は他所の子」と混乱し児童精神科医に掛かる状態。
それでも日に日に大きくなっていくお腹の赤ちゃんに愛情が生まれ
「元気に生まれておいで「ママ」は待ってるからね」と毎日話し掛ける日々。
毎日家に○○や母親達が押し掛けて来ていたけれど。
そんな中で出産。赤ちゃんは1度も知り合いに抱かれる事なく ○○の元へ。
飲んでくれない母乳を助産婦さんに絞って貰い3人目の出産だった為子宮収縮の痛みも酷く
母乳を強制に止める薬を飲み子宮収縮の薬を飲みそれでも最低5日は入院しないとならず。
06/10/18(水) 午後 3:37 [ 当事者 ]

他のお母さんが我が子を抱いている姿をどうしても目にしてしまい
他所の赤ちゃんの泣き声もどうしても耳に入って来て・・・・
妊娠中鬱の薬を飲めなかったのも有ったらしく鬱が酷くなり自殺未遂。
幸い病院内だったから発見も処置も早く助かったけれど。そして知り合いの心は今も壊れたまま。
自分の身内とも結局疎遠になり唯一の救いは自分の旦那の身内。
大反対し一時疎遠になったけれど今彼女の傍で壊れた心のフォローをしています。
06/10/18(水) 午後 3:41 [ 当事者 ]

彼女は「してもしなくても結局自分の身内と疎遠になったのなら赤ちゃん渡さなければ良かった。
あの子は私の子。今も私の子。受精卵は自分と夫のではないけれど卵から人間に孵して自分の血肉を注ぎ込み大きくしたのは私。
あの子は私の声を聞き私の感情を感じ私の愛情を受けていた。
あの子の記憶の中の何処かに私の存在が絶対に有るはず」と言っている。
彼女の心が早く元に戻ってくれる様今はただただ願うばかりです。
06/10/18(水) 午後 3:47 [ 当事者 ]
7名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:22:53 ID:N5LtybFi
ヤフアンケート米(3/3)
ちょっと興味深いのが悪阻でした。本当に酷かった。
重度の妊娠悪阻でケトン体が+4。2ヵ月入院しました。信じられない事に9キロの体重減。
助産師さんが
「仮定の話として。悪阻は一説では母体が胎児を異物と見做し発生すると言われている。
今回は自分の卵子で無かった事から考えて母体側が強く胎児を拒否したのかもしれない。
ただ悪阻のメカニズムでさえ研究者で説が分かれている程原因はまだ分かっていない物だからね」と。
06/10/18(水) 午後 4:02 [ 当事者 ]

助産師さんの話続き。
「悪阻でさえ未知の部分なのに他人の卵子を他人の子宮に入れる事はもっと未知の世界。
胎児が成長して行く時臍帯と羊水は欠かせない物だけれどこれは子宮の持ち主が提供する物。
卵子と子宮の不適合は発生しないのだろうか?
そして母体から幾つもの抗体が胎児に行く。受精卵だけで育つわけではない。
これで本当に実子と言えるのか。受精卵上は他人でも細胞レベルの話になれば母は子宮の持ち主になる。
代理出産は妊娠と出産のメカニズムが完全に解明されていない以上本当にして良い事なのだろうか」
06/10/18(水) 午後 4:11 [ 当事者 ]

神無月さん、言葉が見つからないさん、Noさん、どうも有難う御座います。
彼女は「生める体に生まれてしまった自分が1番悪い」という思いから未だ抜け出せずに居ます。
「生める体だったから上の子達に恵まれて、そして何時か3人目の子に会える日が来るよ」としか私は言えないで居ます。
彼女が何時もの元気な彼女になる様祈る事だけしか出来ないでいます。
彼女のお子さん達も未だに「ママのお腹に居た赤ちゃん何処行っちゃったの」と混乱状態は続いてます。
06/10/18(水) 午後 4:21 [ 当事者 ]

naokoさん>報道されているのと実際は違います。
本人特定をされない為に若干弄くりましたが肝心な事はきちんと書きました。
どう思われても良いですが「代理母」とそれ迄接点の無かった彼女がいきなり当事者にさせられてしまっただけの話です。
もし良かったらnaokoさん代理母して下さいますか?○○さんは2人目を望まれてて代理母を探しているそうですよ。
06/10/18(水) 午後 4:55 [ 当事者 ]
8名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:23:47 ID:N5LtybFi
「卵子提供受けた高齢出産 大量出血など事例続出」

海外で他人から提供された卵子と夫の精子を使った体外受精によって妊娠した40〜50代の女性で、
帰国後の出産時に大量出血や子宮摘出など重大なトラブルが起きていることが分かった。
学会や専門誌で報告された。卵子提供は卵子が若く妊娠しやすいとされるが、
高齢の母体で子宮などが対応できていないことも考えられ、医師らは注意を呼びかけている。
日本産科婦人科学会は卵子提供を認めていない。
海外で受ける人が増えていると見られるが、実態は分かっていない。

慶応大の久慈直昭講師(産婦人科)らは、
米国での卵子提供で双子を妊娠した41歳の女性で、帝王切開後の異常出血が止まらず、
7リットルを超える大量輸血が必要になったと報告した。
慶応大病院では過去4人の妊婦から米国で卵子提供を受けたと申告があった。
3人が出産に至ったが、やはり双子を妊娠した50歳の女性も帝王切開手術の後で子宮からの出血が止まらず、
子宮を摘出せざるを得なくなった。出血が著しかった2人に妊娠高血圧症などの合併症はなく、
普通の妊娠・出産では考えられない出血だったという。

一方、日赤医療センター(東京都渋谷区)は、
閉経後に米国で卵子提供を受けた57歳の帝王切開で8リットルを超える出血を経験。
女性は集中治療室で1週間の治療を受けたのち退院したと報告した。

米生殖医学会は指針で卵子提供者は21〜34歳が望ましいとしており、
日本のあっせん業者もインターネットなどで「提供者は20代」と紹介する例が多い。
久慈さんは「子宮と卵子の年齢差が予想外の合併症を起こしているのかも知れない。
他人の卵子と精子による受精卵への免疫反応が原因との説もある。
卵子提供は、医師に隠さず伝えてほしい」と言う。

また日赤医療センターの杉本充弘・産科部長は
「一般的な出産の出血は0.5リットル。中小規模の病院では8リットルを超す輸血は間に合わない。
50代以降の妊娠は技術的には可能でも、生命にかかわる事態となり得ることをよく考えるべきだ」と言っている。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200611040301.html
9名無しの心子知らず:2007/01/17(水) 09:24:34 ID:N5LtybFi
代理出産システムの各国の状況
http://agnos.blog16.fc2.com/blog-entry-13.html


代理出産を基本的に禁止している国
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリー等
その内、AIdも禁止している国
フィンランド、ノルウェー、スエーデン等
スェーデンでは過去に匿名の精子提供者を子供が知る権利認めている。
営利目的の代理出産と仲介を禁止しペナルティがある国
イギリス
一部の地域で代理出産を禁止している国
アメリカ等
因にアメリカで50州の内、46州で禁止、わずか4州でのみボランティアによる代理母を容認。
代理母を禁止していない国
韓国、インド
インドでは代理出産の費用が英米に比べ3分の1程度で済むため海外から代理出産に訪れる人も多い。 代理母への謝礼は2800ドルから5600ドル程度だが、一人当たりの年間の国民所得が500ドルのインドでは数年分の年収に当る。
またインドでは毎年、10万人の妊産婦が死亡している。←コレが一番ショックだった。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200604251411122