今晩の日経「世界の話題」。米国の人口統計によると、家で子供の世話をする「専業主夫」の数はここ数年増え続け、
現在は11万人に近いという。公園デビューとかで、いろいろ彼らにも悩みがあるというお話し。でも、数字も大切だね。
以前のエントリーで紹介したが、米国で100歳以上の老人の数は約60000人という。米国の「専業主夫」の数も似たような桁数。
100歳以上の老人がめずらしいのと同じ程度に、米国でも「専業主夫」はめずらしいのである。
それを恰も「米国では今や専業主夫が主流に……」という具合に読まれては困るのである。
実際には、圧倒的多数の米国人男性は子育てに専念する「専業」主夫ではなく、仕事も子育ても両立させている「兼業」主夫なのだ。
11万人とは桁が違う数だ。これが重要だ。米国の男性は、社会的に日本の男の倍は「働いて」いるのだ。
これこそが米国の強大な国際競争力の秘密だとも言える。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1570102516/E20050707194153/index.html