2001年に行われた衝突実験の結果、
ベッドタイプのチャイルドシートは事故の際、赤ちゃんが飛びだして、
首の骨を折る可能性があるということでした。
暮らしの手帳、国民生活センター、国土交通省、
それぞれがチャイルドシートの商品テスト※を行って出した結果です。
(車を衝突させて、チャイルドシートに乗せたダミー人形がどうなるか?という実験)
特に、ベッドタイプのアップリカの商品は、シートと台座が真っ2つに割れ、
ダミー人形は前部座席に激突していました。
今流行のパワーベスト(携帯用ベスト)も、ダミー人形が首つり状態で回転していました。
もしも!実際これらのものを利用していて事故にあった時に子供はどうなるのでしょうか?
現在、アップリカ社は販売店に対しサブタイプの販売中止を通達しています。
「検査により原因不明の不具合が確認されたため」としているようですが、
既に販売された商品に関しては、自主回収の連絡は行わないようです。
今回問題の対象になっている「型式認定番号 自C−191」「型式認定番号 自C−195」は
構造上「問題がある」と解釈されたため発売中止機種に指定されていますが、
こちらから問い合わせをしたユーザーに対してだけ、
部品交換の対応をしているという今の現状はとても不安です。
親にとって子供の命は他にはかえられない、かけがえのないものなのに・・。
2001年暮れ。未だ新聞にも部品交換の記事はなく、HPにも情報はありません。
特に問題なのは、危険性を指摘されていながら、認知もしていながらも、
既に購入した顧客に関しては無視の対処だということです。
事故はいつ起こるか分からないのに、企業の姿勢に不安を感じています。
アップリカのフリーダイアルでも、お問い合わせをいただいた方のみ
部品交換をさせていただくとのことで確認済です。
http://www10.ocn.ne.jp/~leafs/csa.html