子どものちんちんの皮を剥く その2

このエントリーをはてなブックマークに追加
453FAQ案
Q1:うちの子は包茎なの?
A1:
おちんちんの皮(包皮)を手で根元に引っ張って、
中身(亀頭)がくるりと顔を出すようなら仮性包茎、
まったく顔を出さないようなら真性包茎です。
仮性包茎は、「正常な状態(成人においてでも)」であるため、
このスレでは問題にしていません。(=大丈夫です)
454FAQ案:04/09/28 13:38:52 ID:X0yBhE5y
Q2:真性包茎なんだけど治療は必要?
A2:
真性包茎自体は病気ではないので、基本的には治療は必要ありません。
また、成長の過程で自然に仮性包茎に移行する(下表)ため、
思春期まで気にする必要もありません。

 (表)真性包茎の割合(概算)
 乳児      :100%
 幼児      :60%
 小学生(低学年):40%
 小学生(高学年):20%
 思春期以降   :5%

しかし、以下の場合は医師に治療を検討してもらいます。
 ・皮の先っぽが狭すぎて、おしっこの時に皮がふくらむ。
 ・亀頭包皮炎を繰り返す。
455FAQ案:04/09/28 13:41:36 ID:X0yBhE5y
Q3:でも治療しても(した方が)いいんでしょ?
A3:
A2で挙げた問題が無い場合には、治療による問題の方が大きいとも考えられます。
 ・治療時の傷が原因となる感染症(感染症対策の抗生剤の副作用も含む)
 ・治療時の傷跡や、治療跡が残る(心理的コンプレックスの要因になるかも)
 ・傷の繰り返しによる再癒着(傷の習慣化によって治療困難な包茎に移行)
 ・ステロイド剤の副作用(ステロイド剤併用の場合)
 ・全身麻酔に伴う危険性(外科的治療の場合)
ですので、美容目的での治療は行うべきではありません。

「幼児期に真性包茎でなくしておけば、大人になった時にちんちんが大きくなる」
とかの俗説は根拠がありません。
逆に、包皮切除をした場合には、皮が突っ張ることで成長を阻害することもあります。
456FAQ案:04/09/28 13:42:49 ID:X0yBhE5y
Q4:うちの子は治療されたけど、その医者が変だとでも言うのか?
A4:
まともな医師のもとであれば、医療的な問題は少ないと思われます。
必要があるとの判断で、治療がなされたのでしょう。
しかし現時点では、医師においても治療方針は統一されていないようです。
保護者の側できちんと考えを持って対応することが大事です。
457FAQ案:04/09/28 13:45:43 ID:X0yBhE5y
Q5:治療の方法にはどんなのがあるの?
乳児期ではほぼ全員が包皮と亀頭がくっついているため、
 包皮口の拡張訓練(医師の指導による)、
 包皮口切開、
 包皮口に限定した包皮輪切除
が挙げられます。
幼児期以降では、
 ステロイド剤を使用しない手での反転訓練(無理は避ける)、
 ステロイド剤を使用した反転訓練(医師の指導による)、
 包皮口の切開、包皮口に限定した包皮輪切除、
 包皮切除(いわゆる割礼、仮性包茎でも無い状態)
が挙げられます。

このスレではどの治療方法を推奨するわけでもありませんが、
それぞれメリット・デメリットが存在します。
保護者としてはメリットとデメリットをよく勉強し、
各家庭でのポリシーをよく話し合っておくことが必要です。