>>163 日本外来小児科学会はまともな組織です。
主に小児科開業医が参加しています。
ひとくちに中耳炎といっても当然のことながら
ひとりひとりの症例によって治療方針は異なってくるものです。
163さんの場合には二ヶ月から繰り返し中耳炎にかかっている
ようですので、今後も中耳炎に関して注意して経過を見ていく
必要があると思います。
具体的には、熱があって不機嫌であれば遅くとも翌日の昼間までには
かかりつけ小児科を受診して耳を診てもらうようにしましょう。
(必ずしも夜中に急いで受診する必要はない、という意味です)
耳だれが出たらもちろん受診されてください。
小児は解剖学的にどうしても中耳炎になりやすいですので、
繰り返しかかるのは仕方のないことだとわたしも思います。
ひとりひとりの症例によって異なるものですが、
耳鼻科開業医は経営戦略から毎日受診させる傾向があり、
(もちろん本当に受診する必要がある場合もあるのは認めますが)
問題だと思っています。
鼓膜などの所見を診察し、治療方針の変更の必要性を検討するには
2〜3日間に一度程度の受診で十分です。
チュービングは難治性の中耳炎に有効ですが、
必要となる例はそんなに多くありません。