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名無しの心子知らず:
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名無しの心子知らず:04/10/27 02:18:12 ID:m5gmkTvV
人形遊びを強要された男の子がそれに抵抗するのは自然なことであろう。マイ
ラ・デイビッド・サドカー夫妻は、「公正の失敗」という著書の中で、メリー
ランドのある小学校四年のクラスでの出来事を記述した。このクラスでは、
子ども達が新聞の人生相談欄のアドバイザーとして、人形をほしがる7歳の
男の子の父親にアドバイスをする、という設定で授業が行われていた。9歳の
アドバイザー達はこの男の子に対して全く同情的でなく、そこで教師が
フェミニスト本として有名な「ウィリアムの人形」という、人形をほしがる
男の子の話を読んで聞かせた。(この話を要約すれば、ウィリアムは人形を
ほしがったが父親はそれを拒み、代わりにバスケットボールや電車のおもちゃ
に興味を持たせようとしたがウィリアムの心は変わらなかった。そこへ祖母
がやってきて、父親の無理解を非難した後でウィリアムをおもちゃ屋へ連れ
て行き、ウィリアムがほしがっていたくるくる睫毛の白いドレスと帽子をか
ぶった赤ちゃん人形を買ってあげ、ウィリアムは大いに喜んだ、という話で
ある。)この話を聞いた後も子ども達の意識は変わらず、ブーイングの嵐と
なり、教師はその場を納めるのに苦労したと報告されている。サドカー夫妻
は9歳の子どもがこれほどまでに不柔軟に伝統的な性的役割に固執している
ことに落胆している。
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名無しの心子知らず:04/10/27 02:19:58 ID:m5gmkTvV
ところで、この「ウィリアムの人形」はしばしば劇の出し物としても使われ
ており、二人の男の子の父親であるボストン大学教授のグレン・ラウディー氏
が息子が出演したこの劇を見たときの感想をこのように述べている。「まず
第一に、男の子が人形で遊びたがらずに、その代わりに野球をしたがること
のどこが悪いのですか?これに関して修正の必要など全然ないと思うのです
が。」
このラウディー氏の意見は一般の父親、母親にとってごく普通の感覚である。
ところが、ジェンダー学者はこのような意見を「反動」だの「古臭い態度の
表れ」だのと言って非難し、攻撃する。我々こそが正しい、幼児期から
性的固定感を打ち破ることこそが社会を改革することへと導く、と妄信しながら。
このような教育がアメリカの保育所や小学校で税金によって施され、
このような思想を広めるワークショップや教育マニュアルが税金で催されたり
編み出されたりしている事実を自分の小さな息子を学校に送り込む多くの
親達は気づいていない。