【不明から37年のも…未解決失踪事件リスト】
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1014031740/l50 ※北朝鮮に拉致された疑いのある未成年者
◆M君(仮名)
昭和42(1967)年2月、当時18歳の高校3年生で、自宅(富山県A町)近くの
海岸にバットの素振りをしてくる、と出かけたまま行方不明になった。
海岸にバットと履いていた下駄が並べておいてあった。その日は海はベタ凪で、
Mさんは遠泳の名手であり、溺れた可能性はない。拉致されたとすれば、
時期的に考えると寺越事件と同様工作員の出入りに遭遇したことによって
連れ去られたケースであると思われる。
この事件と次の新木さんの事件については元参議院議員秘書で拉致問題に
取り組んできた兵本達吉氏に家族から相談があった。兵本氏は多数の拉致及び
拉致疑惑事件を取り扱ってきた経験から本件が拉致の可能性が高いとして
月刊「正論」平成11(1999)年1月号に寄稿した論文
「私が直感した拉致疑惑『新たな二件』」で明らかにした。
兵本氏によれば富山県警では疑惑事件として認識しているとのこと。
◆横田めぐみさん
昭和52(1977)年11月15日夕刻、新潟市の中学校から帰宅する途中で拉致された。
この事件は平成8年10月号『現代コリア』に朝日放送の石高健次氏が寄稿した論文で
言及されていた「中学校一年生の少女拉致」が端緒となり、
同年末その少女が横田めぐみさんであることが判明、翌平成9(1997)年1月23日
西村真悟衆議院議員(現自由)が政府に質問書を提出、さらに2月3日には衆議院
予算委員会で質問し、橋本総理も調査中であること旨答弁した。
また同じ2月3日発売の週刊誌「アエラ」と同日付けの産経新聞がこれを大きく報じた。
政府は平成9年5月1日の参議院決算委員会の吉川芳男議員(自民)の質問への答弁を通じ
北朝鮮による拉致事件として認定したことを明らかにした。
アベック拉致と同様無線傍受などの情報によって特定したものと考えられる。
この事件は当初工作員が海岸に来ためぐみさんに見つかり、工作活動が発覚するのを恐れて
拉致したと言われていた(当初この情報をもたらした亡命工作員及び亡命工作員安明進氏が聞いた話)
が、その後現場の状況の調査などから、遭遇ではなく自宅近くで待ち伏せされて
(個人名を特定しない、「若い女性」などの指示による)拉致されたものと思われる。
安明進氏の情報は北朝鮮の工作員養成機関「金正日政治軍事大学校」の教官から伝えられたものだが、
安氏によれば、「想像だが暗くて年齢が分からず、拉致してみたら子供だったので、
『見つけられたので拉致した』ということにしたのではないか」とのことである。