【KEIAN】KTV-FSUSB2/FSPCIE総合 23

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14名無しさん@編集中
■KTV-FSPCIEのリモコンを使用する方法

概要
WinLIRCというソフトを利用して、赤外線リモコンの信号をPCのマイク端子に入力して
FSPCIEのリモコンをWindows PCで利用する方法です。

1.必要な物
【ハード】
・KTV-FSPCIEのリモコン(一般的な赤外線リモコンでも可能)
・KTV-FSPCIE付属の赤外線受光部
・2.5mmステレオジャック(赤外線受光部の接続用。受光部のコードを切断するなら不要)
・3.5mmモノラルプラグ(ステレオでも可、PCマイク端子の接続用)
・USBケーブル(Aタイプオス)
 赤外線受光部の+5V電源の取得用。+5Vが取れれば別の方法でも可。
・その他、線材、はんだゴテ、テスター等

【ソフト】
・WinLIRC http://sourceforge.jp/projects/sfnet_winlirc/
 赤外線リモコンの信号を解析・学習・認識するソフト。
 今回は信号をマイク端子に入力し、オーディオ波形として取り込む。
 上記からwinlirc-0.8.7a.zipをDLし、プラグイン「AudioCapture.dll」を用いる。
 (WinLIRC 0.8.7aには日本語版は無さそうです。
 WinLIRC 0.6.5jという日本語版がありますがプラグインが使えないようです)

・IREx http://gbpvr.com/pmwiki/pmwiki.php/Hardware/WinLirc
 WinLIRCが認識したボタン入力に対応してアプリ操作をするソフト。
 本家サイトは閉鎖されたのかDLできないので、上記からirex17.zipを入手。
 また、同等のソフトは他にもあるようですのでお好みで試してみてください。
 例 Infrared.exe http://www.geocities.jp/agarifudi/Software.html
15名無しさん@編集中:2010/11/30(火) 09:36:29 ID:sT+KPzgO
2.接続コードの作成
参照URL http://www.lirc.org/ir-audio.html

(1)赤外線受光部、2.5mmステレオプラグのピンアサイン
 プラグの根元側から[GND][信号][+5V入力]。(プラグ先端が+5V)
(2)マイク入力、3.5mmモノラルプラグのピンアサイン
 プラグの根元側から[GND][信号]。
(3)上記ピンアサインを踏まえて2.5mmステレオジャックに配線を行う。
・赤外線受光部の[GND][+5V]に、USBからの[GND][+5V]を結線。
 ※黒線がGNDで赤線が+5Vだが、念のためテスターで確認する。
・赤外線受光部の[GND][信号]にあたる部分に3.5mmモノラルプラグの[GND][信号]を結線。
・つまり、[GND]あたる部分には線が2本繋がることになる。
(4)簡易チェック
・配線に間違いがないか確認する。各端子間がショートしていないか確認。
・USBコネクタを接続し、想定どおりの位置に電圧がかかっているか確認。
(5)接続
 赤外線受光部、USBコネクタ、3.5mmプラグをそれぞれ接続します。


3.WinLIRCの設定
参照URL http://winlirc.sourceforge.net/usageguide.html

(1)WinLIRCの起動
・WinLIRCの初回起動時に「初期化できません。設定しますか?」とダイアログが出たら[OK]を押す。
・Input Pluginで「AudioCapture.dll」を選択し[Plugin Setup]を押す。
・Inputで使用するオーディオ入力デバイスを選択。
 Formatはデフォルトの「11.025kHz, Mono, 8-bit」を選択すれば良いようです。
・無事起動できればタスクパーにアイコンが常駐します。
(2)信号の確認
・同梱されている「IRGraph.exe」を起動し、受光部に向けてリモコン信号を入力する。
 受信できていれば波形が表示されます。
・見てもよく分からないので何か出ていればOKとしましょう。
16名無しさん@編集中:2010/11/30(火) 09:37:57 ID:sT+KPzgO
(3)信号の解析・学習
・同梱されている「IRRecord.exe」を起動する。
 このプログラムにはGUIがないので、「コマンド プロンプト」から起動する。
・コマンドラインオプションは下記のように、
 使用プラグインと出力する設定ファイル名(任意)を指定する。
 IRRecord.exe -d AudioCapture.dll config.cfg
・解析1回目
 起動後再度[Enter]を押すと「何度も違うボタンを押せ」と表示が出るので
 [Enter]を押して解析を開始させてから、リモコンのボタンを何度も押す。
 リモコンコードの解析ができれば、次の行のピリオドが増えていくので、
 指示があるまで色んなボタンを順に押す。
・解析2回目
 続いて「続けて押せ」と表示が出るので、1回目と同様にリモコンボタンを押す。
 1回目とは違い、ピリオドはボタン押し一回に対して1個のようです。
 ピリオドが右端まで進めば、解析は完了です。
・個々のボタンの学習
 「ボタン名を入力してボタンを押せ」と表示が出るので、
 たとえばpwrと入力した後に、リモコンの電源ボタンを押して、コードを学習させる。
 順次、ボタン名入力とコード学習を繰り返してリモコンの全ボタンを学習させる。
 終了する時は、ボタン名を入力せずに[Enter]を押す。
 ・最後に「トグルビットマスクのチェックをします」と表示が出るので、
 任意のボタンを出来るだけ短く押す。
 うまくいけば「コンフィグファイルの生成に成功しました」と表示が出て、完了です。

テンプレじゃないけど貼っておきます