米Seagate Technologyは11月29日(現地時間)、ハードディスク製品への
Cybercaptureテクノロジの実装を発表した。これはソニーが開発した技術で、
AV(オーディオ・ビジュアル)処理に適した性能を引き出す。
同テクノロジを搭載したSeagateの「CompactFlash Photo Hard Drive」は、
ソニーが発売する5GBの1インチ型HDD「Compactvault」に採用される。
米国では11月発売予定のソニーの1インチ型HDD「Compactvault」(5GB)
Seagateは発表の中で、「Cybercaptureテクノロジは、高画質の写真連写や
高解像度のビデオキャプチャなどに対応できるハードディスク本来の性能を引き出す技術」
と説明している。Cybercaptureでは、これまで機器側でコントロールしていた
HDDのファイルシステムをHDD側のマイクロコントローラで制御するようにした。
これにより機器の制御処理の影響によるHDDのデータ速度の低減が避けられる。
また安定して高いデータ転送速度を維持できるようにファイルの割り当てやデータ配置の最適化を行う。
Seagateはまた、将来的にCybercaptureテクノロジをSeagateブランドの製品にも採用する計画を明らかにしている。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/11/30/100.html P2の対抗馬か?