>>845 そのGI Worksについてなんだが、
プロビデオ業界の専門誌「ビデオアルファ」の11月号P158に
「DVカメラとコンポーネント接続」と題したレポートが載っている。
書いているのはカノープス第2開発部のエンジニアで、
結論は、テレビで見たときの画質はコンポジット<S-Video<コンポーネントだ、というもの。
だから何?といいたい。
Storm3にはコンポーネント端子があるから高画質なんですよ、とでも言いたいのか?
売り込み先企業へのデモに誌面のコピーでも使いたいのか?
元々コンポーネント端子<<DV端子なんだから、
DVでノンリニアしてる限りはコンポネなんて必要ないはず。
もしアナログベータカムとの接続を意識しての話なら、
「DVStorm3とベータカムVTR接続の優位性」とかと題した
ストレートなレポートにすればよいはず。
それを一見客観的な評価を装い、じつは自社製品の宣伝がミエミエのこのレポートが
なぜ掲載されているのか理解に苦しむ。
このGI Worksの雑誌版としか思えないやりかたと内容にがっかりした。
おまけにテストに使用したモニターの型番も明かさず、
画面撮りした写真には天井の蛍光灯や撮影者本人が映りこむというお粗末さ。
いったい普段からどのような画質評価を行っている会社なのだろうか?
メーカーの設計開発部門はもとより、制作の現場でも、
画質評価を行う部屋は照明を消し、モニターの周囲は黒く塗られているのが常識だ。
これで技術力を売りにしているというのなら、彼らの映像機器に対する認識の低さが伺えようというもの。
こんなものを掲載している雑誌社も然りだが、
GI Worksが自社サイトを超えて周囲を巻き込み始めたことに、
危惧の念を抱かずにはおれないよ。マジで。