>>513 24fps素材と30fps素材との見分け方を以下に書いておきます。
長いけど読んでね。もう他で質問しないこと。
背景のスクロールしているところを探して以下のどのパターンか見分けてみる。
@ABCDDタイプ(5フィールド中1フィールドダブリがある) →24fps
AABXYCタイプ(5フィールド中2フィールドの縞コマがある) →24fps
BABCDEタイプ(5フィールドそれぞれが独立している) →30fps
ここで、
@のタイプは分かると思うが、
書き込みを見ているとAのタイプを30fps素材といっている人があまりにも多すぎ。
Aのタイプを60fpsで開いたときに、
5フィールド(10コマ)単位で注目してみると次のようになる。
(AtAb BtBb BtCb CtDb DtDb ) (AtAb・・・) ・・・
↑ ↑ #ここで、t、bはトップ、ボトムのこと
ここのフィールドに注目。
トップフィールドとボトムフィールドとで異なる絵になっている。
ここが、縞コマになって見えているタイプは24fps素材。
5フィールド中1フィールドのダブリのふぃーるどは一見したところないが、
60fpsで見てみたときに10コマのなかにABCDの4つの絵しかない。
この場合は元々24fpsで作ってテレシネ変換をかけた素材なので、
0.5×2=1コマ消去してきれいに24fps化できる。
東映のアニメのほぼ全部や、ゴンゾ等のCG部分などはこのAのタイプのテレシネ素材。
最近はこのてのテレシネが増加傾向・・・
テレビ鑑賞の際24fps素材でもやや滑らかにスクロールが見えるのが
よく使われるの理由であると考えられる。
また、Bの完全に30fpsの素材というのは、
30fpsでみたとき完全無欠に滑らかであること’のみ’が特徴であり、
主に、テロップ系のスクロールで使われていることが多い。
テレビ等で観賞していて’完全に’綺麗なスクロールであることが分かると思う。
24fpsで作る習慣のあるアニメ業界でわざわざ30fpsで作る理由はたった1つで、
30fpsでみたときに滑らかに見えるため'だけ'なので、
CGがあるとか、ナゾの縞コマがあるとか言う理由で30fps素材ということではない。
むしろそういう場合は、24fps素材であることを疑うべき・・・
(テロップでも、ヒカルの碁で本編中に出てくるゆかり先生の碁の教室お知らせは
そのガタついていることで、24fps素材であることが分かるはず。)
結局、Aのパターンがテレシネ素材であるということ見分けられれば、
アニメ本編にて本当の30fps素材というのは'ごくごく'一部でしかない。
最後に、
テレビで鑑賞しているときスクロールに注目して、
ガタついていたら@、
ガタついていないが斜めの主線の動きがジャギーの様にみえるときときはA、
完全に滑らかならB、
であるとにキャプチャーの前の段階で注目しているとよい。